カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN- 作:D・MAKER
『カードキャピタル2号店』
「海導アキラ!!」
「えっと………誰だっけ?」
ズコォッ!!!!!
アキラ以外の全員が盛大にズッコケた。
「この…羽島リン様を忘れるなんていい度胸じゃない…」
「あぁ…そうだった。で………何の用?」
「何の用だって………?」
羽島リンはアキラの言葉に、苛立ちながら体を震わせていた。
「アンタに復讐する為に決まってるだろ!!あの時のアンタとのファイトで、全てを失ったんだよ!!その為にこの狭い店に来たんだよ!!」
「復讐って、貴女…アキラと何の関係が?」
「あぁ…アレはそう言う事だったのか…」
「お、お前!?」
「伊吹!?」
何時から居たのか、普及協会の本部のファイターでありクロノにギアクロニクルを送っていた張本人、伊吹コウジが居た。
「羽島リンが、プライベートファイトを挑んで敗北。更にはその敗北が山札0になると言う敗北だったそうだ」
「え…?」
「それで神崎元支部長が、ユナサン支部の名に泥を塗ったと激怒して、ユナサン支部から永久追放されたんです。その原因がまさか…」
伊吹とタイヨウの言葉に、アキラに視線が集まる。
「アキラ、一体何が有ったの?」
「えっと…」
「答えて!」
「それが………エキシビションマッチの2日前にさ、急に現れてファイトしろと言われて更には『負けたらトコハと別れろ』って条件付きで挑まれて。と言う訳で俺が勝ったらトコハに謝罪しろと賭けファイトしたんだ。で、相手の山札が0になってから俺の勝ちと言う事になったんだけど…他のユナサンメンバーに引き摺られて行ったんで…」
「何それ!?私はそんな話は聞いて無いけど!?」
「アキラ、俺も聞いて無いぞ…?」
「全く、僕等に隠し事は感心しないな…」
「すまん、言い忘れてた(汗)」
そう、数日前に起こった出来事で羽島リンが除名されたのだった。そしてそんな羽島リンは今日、アキラに復讐と言う形で2号店へとやって来た。
「ヴァンガードは楽しい物と言って置きながら、アンタは私から全てを奪いやがった!何が義賊だ!何が怪盗だ!アンタは私から全てを奪った盗賊だ!!」
「アキラの所為にしてるけど、どう考えても逆恨みじゃねぇか………(汗)」
クロノがそうボソリと言う。そしてトコハがアキラとリンの前に出た。
「何?妹ちゃんに用は無いんだけど?」
「アキラに復讐するって言うなら、私もあの時のリベンジよ!」
「はぁ?アンタに用は無いって言ってるんだけど?そう言うのウザいんだけだから。今は海導アキラへの復讐の方が先だから」
「おいおい…」
2人のやり取りを見てるカムイは思った。先程のセブントライブの壮大な話の後に、こうも女の喧嘩とか急な展開に付いて行けれないと思って居た。
止めるのは簡単かも知れないが、此処に居る全員が命が幾つ有っても足りないと思う状況なのだろう。
「何か、大事になって来たな…」
「アキラ君…」
「あれ、マモルさん?」
「マモルさん、何時の間に…」
アキラに声を掛けたのはトコハの兄、マモルで有った。伊吹と同様に何時から居たのだろうか?
「リン君があぁなってしまったのは、僕の所為でも有るんだ…」
「え?」
マモルから羽島リンとの過去について聞くアキラ。
「そ、そんな事が………」
「アキラ君に押し付けるのは良くない事は分かってるんだけど。トコハの為にも、彼女をファイトで救ってくれないかな?」
「マモルさん…」
安城マモルからの頼み、アキラは元より………。
「良いから海導アキラ!私とファイトしろ!!」
「良いだろう」
「アキラ!?」
「じゃあ審判は俺がやるぜ!」
カムイが審判を買って出て、アキラとリンのファイトとなった。
「「スタンドアップ!ヴァンガード!!」
TO BE NEXT
ご観覧ありがとうございました!
次回はファイトになります、お楽しみに!