カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN-   作:D・MAKER

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前回のファイト後です!今回でユナサン編は完結となります!


イメージ18:略奪愛

『カードキャピタル2号店』

 

 

 

 

「やったー!アキラ~!!」

 

「おっと…」

 

 

羽島リンに勝利したアキラ。トコハはその嬉しさに抱き着いた。

 

 

プルルル…♪

 

 

「はい、え?また支部長が!?分かった、直ぐに戻るよ」

 

「兄さん?」

 

「支部長がまた居なくなって、僕はコレで失礼するよ」

 

「はい」

 

 

そう言ってマモルは2号店を後にした。

 

 

「あれ、アイツは…!?」

 

「伊吹の奴も、何時の間にか居なくなってやがる…」

 

 

伊吹も何時の間にか居なくなっていた。何しに来たのか全く分からなかったアキラ達。

 

 

「アキラ!」

 

 

チュッ♡

 

 

「んむ!?」

 

「と、トコハちゃん!?」

 

「堂々と!?」

 

「キス………!?」

 

「おおおおい!お前等堂々とし過ぎだろ!?」

 

 

トコハの大胆な行動に、ツネト達漫才トリオが驚きの声を上げる。クロノに至っては堂々としてる2人にツッコミを入れている。

 

 

「海導アキラ…」

 

「ん?」

 

 

そんな時に、羽島リンがアキラに声を掛けて来た。

 

 

「アンタとのファイト、楽しめたわよ………礼は言って置くから」

 

「そ、そう………」

 

「それにアンタ、良く見たら私のタイプじゃない」

 

「へ?」

 

「た、タイプ!?」

 

 

チュッ♡

 

 

「んむっ!?」

 

「「「「「な、何いいいいいい!?!?!?」」」」」

 

 

羽島リンは、アキラの唇を奪ったのだ。この事に周りも、まさかの事態に驚きを隠せなかった。

 

 

「この私が、安城トコハから彼女の座を奪って見せるから」

 

「は、はああああああああ!?」

 

 

トコハは羽島リンの言葉に、怒りを含んだ叫びを上げる。だが…これだけでは済まなかった。

 

 

「そうなんだ~、それじゃあ~」

 

「ん?」

 

 

チュッ♡

 

 

「………え?」

 

「く、クミちゃあああああああん!!何してるのおおおおおお!?」

 

「だって~、実は私もアキラ君の事が好きなんだもん。それで略奪愛って言うのかな?だったら堂々としようかなって~」

 

「えぇ!?」

 

「岡崎まで狙ってたのかよ…」

 

「何と言うか、修羅場と言うのかな………」

 

 

まさかの友達である岡崎クミまで、アキラを狙って居たのだから再びトコハは叫ぶ羽目になる。クロノとシオンも冷や汗が出ていた。

 

 

「略奪愛………ねぇ」

 

「ミサキさん?」

 

「どうしました?」

 

「何でも無いわよ」

 

「「???」」

 

 

ミサキも何かを考えてた様だけど、シンとカムイに呼びかけられて何でも無いと言う。

 

 

「ちょっと待て!何でアキラばっかりモテるんだよ!!」

 

「そうですよ!不公平です!」

 

「ズルイ…」

 

「知らないって…」

 

「その余裕がムカつくーーー!!」

 

「あ~…」

 

 

嫉妬なのか、ツネト達漫才トリオがアキラの肩を掴んで前後に振る。しかし………

 

 

「ソコの虫けら、煩いっての」

 

「引っ込んでなさいよ、漫才トリオ!!」

 

「そうだよ~」

 

 

ドンッ!!

 

 

「「「ギャアアアアア!?」」」

 

「あれま…」

 

「アイツ等、アホだろ…」

 

 

漫才トリオはトコハ達3人に蹴られて、2号店の自販機まで吹っ飛んだ。目を回して気絶してる3人を見たクロノは呆れていたのは言うまでも無かった。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

『自室』

 

 

 

 

どうにかトコハ達を落ち着かせたアキラ達。その夜は母、モモカが作った手巻き寿司を堪能している。その後に、トコハに連れられて自室に居るのだった。

 

 

「アキラ?」

 

「ん?」

 

 

しかし、トコハは眉間に皴を寄せて若干怒っている。

 

 

「浮気したら許さないから」

 

「すると思う?」

 

「そう、なら良いけど」

 

「ご機嫌斜めな様で…」

 

 

昼のファイトの後、リンとクミから略奪宣言をされてからトコハは機嫌が悪いのだった。

 

 

「………あ~っ!!もう!!ムカつくからこうしてやる!!」

 

「おっと!?」

 

 

そんなトコハがアキラをベッドに押し倒した。そのアキラの上にトコハが覆い被さる。

 

 

「大胆だな…」

 

「バカね、これからお仕置きだから」

 

 

チュッ♡チュッ♡

 

 

「ちょ…キス魔になってるって…」

 

「彼女のキスなんだから、有難く受け取りなさい!」

 

 

チュッ♡チュッ♡チュッ♡チュッ♡

 

 

「トコハ…」

 

「んもう、絶対に誰にも渡さないんだからね!」

 

「分かってる」

 

「お~い、アキラ………あ」

 

「「あ………」」

 

 

トコハからキス責めを受けてる時に、クロノが部屋の扉を開ける。

 

 

「ファイトしようと思ったら、こんな所で2人で………って言うか、そうじゃねぇよ!そう言うイチャラブは所構わずするなって!!」

 

「何で自室で言われるんだろう………?」

 

「煩いわよ!私がアキラとイチャイチャするのに、アンタは関係無いでしょ!このギャグキャラ5号!!」

 

「ギャグキャラ5号!?俺を漫才トリオと一緒にするなよ!!」

 

「まぁ…確かに、ギャグキャラかも知れん」

 

「お前まで納得すんなよ!?」

 

 

トコハによって“ギャグキャラ5号”と言う呼び方を付けられたクロノ。本人は漫才トリオと同じギャグキャラと同じに思われるのは、不服で仕方無いだろう。

 

 

「あ~、トコハちゃん抜け駆け~!」

 

「やっぱり、油断も隙も無いわね」

 

「はぁ!?自分の彼氏と一緒に居るのに、抜け駆けも無いでしょ!!」

 

 

再び始まったトコハ達の口論会。アキラは自室やるなよと心で思って居るが、口で言ってしまえば命は無いと思い黙ってた。

 

 

「アキラ、取り合えずファイトしないか?」

 

「あぁ良いけど」

 

「おっしゃ!じゃあ早速…」

 

「「「邪魔すんな!!!」」」

 

「ゴフッ!?」

 

 

チュドーンッ!!

 

 

「クロノ!?」

 

 

トコハ達3人に蹴りで吹き飛ばされたクロノは、ファイトする前に気絶してしまった。こうして、夜が終わりアキラも寝付いた。

 

 

「………」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

『亜空間の天空』

 

 

 

 

「ん………」

 

 

目を覚ますと、また霊体のままで何時もの場所に来ていた。

 

 

<いやぁ、やっとお会い出来ましたね~>

 

「ん?」

 

 

振り向くと弓を持った黒い竜が居た。そうこのユニットは…

 

 

<お初にお目に掛かります。私こそが『七色団』を率いる4大義賊1の策士、ヘリワードと申します!以後お見知り置きを…!>

 

「うん、宜しく…」

 

 

新たに手にしたユニット、義賊魔竜 ヘリワードが現れては挨拶をした。

 

 

<おや?もしや私の姿を見て見惚れたのですか?>

 

「………え?」

 

<いえ、隠さなくても大丈夫ですよ!無理もございません、何より知的で狙撃なら誰にも負けませんので!あぁ…そんな私自身に惚れ惚れします…!>

 

「………(汗)」

 

 

何やら自慢話を始めたヘリワードを見るアキラ、苦笑いしか出来なかった。

 

 

<また始まったか…>

 

「アルセーヌ」

 

<ちょっと、良いでは無いですか?>

 

<お前は話が無駄に長い…>

 

「………」

 

 

ヘリワードはどうも、ナルシストな性格の様だ。口調は丁寧なのだが、主にこんな感じのユニットだと、アキラも直ぐに納得した。

 

 

<4大義賊って残りの2体もこんな感じかな?>

 

「アーシャ…」

 

<アルセーヌはアキラに似てキザな所が有るから…>

 

「<誰がキザだ!?>」

 

 

遊びに来ていたアーシャにキザと言われ、アキラとアルセーヌは声を揃えてツッコミを入れる。

 

 

<それはそうと、この先も恐らくは手強い相手も出て来るぞ>

 

「うん、もっと俺も強くならないと…」

 

<流石はアキラ殿!その向上心、何と美しいのでしょう!私と私の部下達の次に惚れ惚れしますよ!>

 

<お前は喧しい…>

 

<この美しい私の褒めを、喧しいとはどう言う事ですか!?>

 

「また始まった…」

 

<はぁ…>

 

 

暫くは漫才をする義賊魔竜2体を、呆れながら見守るアキラとアーシャだった。

 

 

 

 

 

TO BE NEXT

 

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
次回からはギアースクライシス編に突入します!そして一番したかったシチュも少しずつ増やして行きます故に、宜しくお願い致します!
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