カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN- 作:D・MAKER
『灼熱の太陽すら灰にする、紅蓮の獄炎で全てを死滅させろ!獄炎のフラムブレイク・バスター!!』
それは櫂トシキとのファイトの映像だった。それをある少女2人が釘付けになってた。
「あの櫂トシキさんに、勝った………!?」
「わぁ………!!」
青い髪の少女は驚愕しており、もう1人は目を輝かせていた。
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「トコハ、もう少しかな?」
現在、トコハと待ち合わせしているアキラ。今日はカードキャピタル1号店で、ショップ大会へ参加する為だ。その1号店近くで今も待ち続けていた。
「うわ…!?」
「おっと…」
待ち合わせをしていた所、女の子とぶつかり倒れそうになる彼女の手を取る。
「大丈夫?」
「あ、はい…ありがとうございます。………あ、もしかして………!!」
「?」
「ルーナ!」
「アム!」
アムと呼ばれた青髪の少女は、ルーナと呼ばれているピンク髪の少女の元へ走って来た。
「んもう、急に居なくなって…」
「ゴメンねアム、転びそうになった所をこの人に助けて貰ったの」
「そうなんだ………あ!もしかして、『Q4 NEXT』の海導アキラさんですか?」
「え、そうだけど?」
「初めまして、蝶野アムです!」
「私は弓月ルーナです!」
「もしかして、『ラミーラビリンス』の?」
アキラはようやく思い出した様だ。ドラエン支部のGクエストで説明をしてた、ヴァンガード公式のアイドル2人の『ラミーラビリンス』の2人であった。
「はい、こうしてお会いするのは初めてですね!ずっと待ってました!」
「待ってた?」
「はい、世界でただ1人『セブントライブ』を使うファイターで、櫂トシキさんに勝ったって、今凄く噂になってますから!」
「クロノさん達とはお会いしたのですけど、アキラさんにやっとお会い出来て嬉しいです!」
「そうなんだ…。それにしても“さん”か…。もっと気さくに呼んで良いよ?後…敬語も取って貰っても」
「良いのですか?じゃあアキラ君って呼ぶね!」
やたら目を輝かせているラミラビの2人。どうやら櫂トシキとのファイトの話は、あっと言う間に広がって居る様だ。
「アキラ~!」
「トコハ!」
「あれ、アムちゃんとルーナちゃんも一緒?」
「トコハさんも一緒なの?」
「あれ、トコハは既に知り合ってるとか?」
トコハは2人と既に親しくなっている模様だ。アキラは何時からだろうと疑問に思ってた。
「そっか、アキラはあの時は機械の整備側に引っ張られてたから会った事が無かったんだっけ?」
「あぁ、ドラエン支部のGクエストの準備ね」
「ルーナちゃんは、クロノのティーチングファイトで大人げなくね…」
「あぁ…クロノなら納得」
そう、ドラエン支部のGクエストでアキラは機械やプログラム側に居たので、クロノ達と違って2人に会った事が無かったのだ。
「私達も1号店の方へ申し込んだので、宜しくお願いしますね!」
「あ、うん。宜しくね」
「アキラ君とファイト出来たら良いな~!」
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『カードキャピタル1号店』
「いらっしゃい、アキラの周りは賑やかね」
「あはは、賑やかですか…」
「あ、そうだ。紹介して置くね」
出迎えてくれたミサキが、数人の男を紹介し始めた。
「1号店の店長、“三和タイシ”。それから宮地学園の時にカードファイト部で一緒だった”石田ナオキ”に“小茂井シンゴ”」
「どうも~!俺は三和タイシ、やっと会えたね!」
「初めまして、海導アキラです」
「君の事は櫂から聞いてるよ!アイツを倒すなんてやるじゃん!」
「俺は石田ナオキだ、宜しくな!」
「小茂井シンゴなのです!」
此方の3人はドラエン支部でチェイサー(三和はガーディアン)として活躍していた3人だ。
「お、やっと来たな!」
「カムイさん!クロノ、シオンも!」
「僕等は既に会っては居るんだけどね」
「石田さん達もスゲェ強いぜ。何せミサキさんや三和さんと言ったスタッフも今回参加だからな」
クロノとシオンの説明も有り、流石はヴァンガードの先輩と言うだけ有って強いと言うのは理解出来たアキラ。
「フフフ、そして俺様こそが世界最強の男!森川カツミ様だ!!」
「マケミだ、マケミ」
「俺はマケミじゃ無ぇ!!」
「何時までも続くやり取りだなぁ。あ、俺は井崎ユウタね」
「井崎はこの店のバイトよ」
「えぇ!?もう少し何か説明を!?」
そして1号店の常連である自称最強の男、森川カツミと店員の井崎ユウタも登場。
「わぁ、今日は沢山人だ居る~!」
「!!この声は………!!」
「いらっしゃい、エミちゃん」
「あ、ミサキさん。おはようございます!」
「えええええええ、エミさん!!」
「あ!」
(おぉ!!エミさんがコッチに近付いて来てる!!)
カムイにとっての女神、先導エミもやって来てエミが走ってカムイの元へ向かって居る………かと思われた。
「アキラ君!!」
ギュッ♡
「「「「「………え?」」」」」
「………は?」
そう、エミが抱き着いたのはアキラであった。
「エミさん、おはようございます」
「おはよう!アキラ君も参加するんだ!嬉しいなぁ!」
「エミさんもご参加されるのですね」
「うん!またアキラ君とファイト出来たら良いなぁ!」
エミはアキラに抱き着きながらも、楽しそうにアキラに話掛けている。
(な、何でエミさんがアキラを知ってるんだ………!?て言うか、何であんなに親し気なんだ………!?そもそも、何で抱き着かれてるんだ………!?)
アキラに抱き着いてるエミを見て、カムイの頭には沢山の疑問と焦りがよぎって居た。
「何でなんだ…?何でなんだ………?」
「お~い、頭から煙が出てるぞ~?」
カムイの頭から煙が出てるのを、三和がツッコミを入れてる。そして…
「アキラ…?」
「………え?」
「アキラ君、私達の知らない所でまた~…?」
「っち、私が居るってのに…」
「何でそんなに怒ってる………?」
「僕、あの場所が怖いです………」
「俺もだぜ…」
嫉妬で不機嫌になってるトコハと、何時の間にか来てたクミとリン。その不機嫌オーラが発生してる場所を見て、同じく来ていたタイヨウとクロノが若干遠くから見ていた。
「さて、そろそろ大会の説明をするよ」
オーナーのミサキの説明を聞く為に、全員が集まる。
「今回は私やスタッフ参加の勝ち抜きトーナメントよ。優勝目指して頑張ってね」
「アキラ、頑張ろう!」
「うん!」
「俺も負けねえよ!」
「僕も!」
アキラ達も優勝を目指して、気合は十分。
「アム、“あの計画”は何時するの?」
「兎に角、この様子だと私かルーナがアキラ君に当たる事が大事ね」
「うん」
小声で作戦会議しているアムとルーナの“ある計画”とは?
TO BE NEXT
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