カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN- 作:D・MAKER
『駅前』
「此処で待ち合わせだったな…」
駅前に居るアキラ。トコハとのデートの待ち合わせなのか駅前に居る。
「今日は試験だからな…気を引き締めないと」
そう、デートでは無く試験。それも以前に先導アイチから貰った『立凪財閥のプロファイター試験』だ。試験への応募をして本日、駅前まで迎えが来ると言う事で現在待って居る所だ。
連絡で服装は自由で構わないと言う知らせであるので、気が楽な方だった。
「アイチさんからの紹介だからなぁ…簡単には行かないのは承知の上だ」
キキィ…!
「?」
そう考えながら待って居ると…シオンの家にも負けない程のリムジンが眼の前で止まった。そして眼鏡を掛けた女性が降りて来た。
「海導アキラ様ですね」
「あ、はい!」
「私、牛丸と申します。貴方様をお迎えに上がりました。どうぞ」
「ありがとうございます」
そう言ってリムジンに乗り込むアキラ。そして立凪財閥のお屋敷に向かう事になる。
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『立凪邸』
「失礼します…」
「あら、いらっしゃい。海導アキラ君ね?」
「貴女は…“ウルトラレア”の………」
「初めまして、“立凪スイコ”よ」
「初めまして、海導アキラです」
アキラを出迎えたのは、ラミラビよりも前からヴァンガード界のアイドルとして有名な『ウルトラレア』の1人である“立凪スイコ”だった。
「あら、とても礼儀正しい子ね♪」
「いえ、此方こそお出迎えして頂き、ありがとうございます」
「うふふ♪さ、此方にどうぞ」
「ありがとうございます」
そう言われてスイコに待合室まで案内された。
「あ、スイコ!もしかしてその子が先導アイチの弟子の子なの?」
「えぇ、そうよ。とても礼儀正しくて可愛い子よ♪」
「そうなんだ!君、名前は?」
「あ、申し遅れました。海導アキラです」
「アキラかぁ…じゃあ“アキ君”って呼ぶね!」
「あ、はい…」
待合室に居たのは『ウルトラレア』の1人で元気印とも言われてる、“立凪レッカ”だ。
「噂は聞いてるよ!あの櫂トシキに勝ったり、先導アイチの弟子だって!」
「いえ、そんな大層な事は…」
「謙遜しちゃって~!今日は宜しくね!もう直ぐタクトも来ると思うから、座って!」
「あ、はい。失礼します」
レッカに言われ、椅子へ座るアキラ。高級そうな椅子なのか本人は落ち着かないかもしれない。
「お待たせ致しました。海導アキラ君ですね!」
「あ、はい!」
「ようこそ!立凪タクトです、先導アイチ君から話は聞いて居ます!今日はプロファイター試験と言う事で、君には3回のファイトを全て勝ち抜けば合格です!」
「はい!宜しくお願いします!」
「先ずはレッカからです!」
「は~い!じゃあアキ君、ファイトフィールドに行こう!」
「あ、はい!」
こうして、アキラのプロファイター試験が始まる。
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『立凪邸:ファイトフィールド』
「アルセーヌドラゴン・セイヴァーでヴァンガードにアタック!」
「完全ガード!!」
1回目はレッカとのファイト。レッカは『守護天使』を中心にしてる『エンジェルフェザー』を使用。そんな終盤、アルセーヌドラゴン・セイヴァーでアタックした所を、レッカが完全ガードした所だ。
「リアガードのルーンマジックで、ヴァンガードにアタック!更に追加効果で最初の攻撃の為、ドライブチェック可能!」
「えぇ~!?Gユニットがリアガードに居るだけでも驚きなのに~!?」
「ドライブチェック、☆トリガー!行け、ルーンマジック!」
「そんな~!?」
リアガードとして登場してた、ルーンマジックで先ずはレッカに勝利。
「次は私ね」
「宜しくお願い致します」
「えぇ、楽しみだわ」
続く2回目の相手はスイコ。スイコもレッカと同じく『エンジェルフェザー』、使うのは名称問わず『シャムシャエル』だ。
「ウィッチのスキルで、ミリオンレイをトライブゾーンに!更にスター・スティーラーをトライブゾーンからスペリオルコール!追加効果でシャムシャエルの☆-1!」
「あら、随分とトリッキーなのね。それにゴーグル付けてる時はイケイケね♪」
「グラビティのスキルで、このターンの間はシャムシャエルのパワーを同じ種族のリアガード1枚に付き、-1000!」
「3体で-3000ね…」
「アタックだグラビティ!!」
「ダメージチェック、私の負けね…。最後のタクトは強いけど、アキラ君なら大丈夫そうね…」
「頑張ります!」
スイコにも勝利し、最後は立凪タクトとなった。
「最後は僕が相手です!全力で来て下さい!」
「はい!」
「アキラ君、頑張って!」
「アキ君、タクト何か倒しちゃえ!」
スイコとレッカは、タクト側で有る筈だが何故かアキラを応援している。
「グランドビースト・ドラゴンでヴァンガードにアタック!」
「くっ…此処はノーガードです!」
「トリプルドライブ!ゲット、☆トリガー…トリプル!!」
「スゴ!?」
「流石ね」
「此処で治トリガーを出しても、負けですね…」
アキラがトリプルで☆トリガーを出し、グランドビースト・ドラゴンの牙がタクトの『ゴールドパラディン』を打ち破った。
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「おめでとうアキラ君、コレで試験は合格です!」
「あ、ありがとうございます!」
タクトから祝いの言葉を言われ、頭を下げて礼をするアキラ。
「セブントライブ…遂に動きだしたのですね」
「???」
タクトの言葉に、アキラは何か引っ掛かった。
「それはそうと、中学を卒業した後は我が財閥に所属して貰いプロファイターとして進めます。高校も通信講座等で待遇も約束します」
「あ、はい!」
「それでは今日はお祝いと言う事で、僕の行き付けの喫茶店で食事をして下さい!本当は僕も同行すべき事なのですが、まだ業務が残ってて。スイコ、レッカ。アキラ君と一緒に案内して上げて下さい」
「そ、そこまでして頂いて…何だか申し訳無いのですが(汗)」
アキラが申し訳無さそうに言うが、その際に両腕に別の腕がそれぞれ絡んだ。
「遠慮しなくて良いのよ、アキラ君。私達と一緒にお茶しましょう?」
「スイコさん…」
「そうだよアキ君!しかも貸し切りにして貰うから、遠慮しないで!」
「レッカさん…」
「と言う訳で、行きましょう」
「レッツゴー!」
「おっと…失礼致します!」
スイコとレッカに引っ張られながらも、アキラは丁寧に礼を言って場を後にする。そして3人の姿が見えなくなった所でタクトは………
「彼が―――となる時も、近付いてると言う事ですか…」
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