カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN- 作:D・MAKER
「お前等、何で東京に?」
「修学旅行やで。それにしても此処で再会出来るのは嬉しいで!」
「そうだよ!キー君が転校したって話を聞いた時は、ビックリしたんだから!」
「せや!連絡もせんとな」
「メールはしただろ…それに急だった」
「アキラの幼馴染…」
幼馴染であるヨウイチとリコと再会したアキラ。どうやら2人は修学旅行の自由時間と言う事で、偶然にもこの喫茶店に来たらしい。
「お、何か可愛い娘が沢山やん!俺は“三矢ヨウイチ”や!アキラとは幼馴染なんで宜しくなぁ!」
「うるさ…」
「別名、ギャグキャラ1号でもある」
「誰がギャグキャラじゃあ!!しかも1号って何や!?」
(((((あぁ…コイツが1号なのか)))))
アキラ曰く、ギャグキャラ1号こと…三矢ヨウイチ。関西弁でツッコミを入れる。
「安心しろ、今はコッチで2から6号まで居るから」
「何処に安心の要素があんねん!?」
「………6号?」
この6号と言う言葉にトコハは違和感を覚えた。そう、何時の間にか増えてるのだから………。
「えっと、2・3・4は漫才トリオでしょ。5号はクロノで…」
「「「だから漫才トリオって言うな!!!」」」
「俺も5号じゃねぇよ!!」
「まぁ、それはさて置いて…」
「「「「置くな!!!!」」」」
漫才トリオとクロノのツッコミを簡単にスルーで避けるアキラ。
「あ、もしかして6号は………」
「シオン、誰だか分かったの?」
「うん、僕の予想が当たって居れば………」
「………ん?」
「あぁ…」
「納得」
シオンの推理、そして彼の視線の先には………
カムイが居た。
「…………………俺かああああああああああああ!?」
当然、カムイ本人は自分がギャグキャラ6号で有る事に納得が行かず発狂した。
「待て待て待て!?何で俺までギャグキャラ入りしてんだよ!?」
「前回の1号店のショップ大会で、確信が持てました」
「あぁ、エミさんの時のね」
「確かに、アンタは昔からギャグキャラね…」
「と言うか…お前が原因だろうがあああああ!大体お前の所為で俺とエミさんが結ばれなく…」
「えぇ…」
それは断じて違うし、エミもカムイにはそんな感じでは無い事は周りの誰から見ても思うだろう。
「えぇ?でも、カムイ君ってヴァンガード以外だと、ギャグキャラってイメージだよね」
「グハッ!?」
「カムイさあああああん!?」
エミの言葉に血を吐いて倒れるカムイ。そんなカムイに律儀にツッコミを入れるツネトであった。
「まぁ、この辺にしておいて…もう1人のリコな」
「ウチは“桜リコ”!キー君の幼馴染なの!」
「そして1号のヨウイチの未来の嫁」
「勝手に捏造しないで!!」
「せやで、こんな奴とカップルにすんなや!」
「うっさい!!」
ボカッ!!
「ゴフッ!?」
「あ~あ…」
ヨウイチが余計な事を言って、リコに腹パンをされた。
「そ、それにしても可愛い娘やら美人な人が沢山やなぁ…。彼女は………お前の事だから居ないか」
「居るけど」
「そうだよね。キー君も彼女が出来………………え?」
この時、2人がアキラの言葉で固まった。
「俺、耳がおかしくなったんか…?彼女………?お前が?」
「隣のトコハが彼女」
「あ、アキラ…!?////」
「「………」」
「おい、何で黙ってる?」
「こ、ここここ“告白キラー”と呼ばれてるお前に彼女おおおおおお!?」
「ウチの告白は秒速でフッたのに………」
「まだそれ言ってるのか…」
「告白キラーって何?」
「確かに気になる」
告白キラーと言う呼び名にトコハを始め、次々と気になると騒ぎ始める。
「コイツ、今まで何回も女子に告白されてて“興味無い”の一言でバッサリと切った事から付いた名やで…。回数はもう………100回を超えてる筈」
「100回も告白されてアッサリ切ってるって…(汗)」
「100回行ってるかは知らんが、同じ相手が数回もって言うのもあるだろ」
「そりゃそうやがなぁ…」
「でも、納得出来ない…!」
告白キラーの真実を聞いた一行。そして反応しない者は居ない筈が無い。そう、例えば………
「「「「男の敵…男の敵…男の敵…男の敵…男の敵…男の敵…男の敵」」」」
「またカムイさん達が変になってる!?」
「ソイツは間違い無く男の敵だぞ…」
「えぇ…」
「カムイ君、うるさい」
バシーンッ!!
「ガハッ!?」
「アンタ達も…」
「「「すみませんでした!!」」」
エミが何処からともなくハリセンを取り出して、カムイが気絶。そしてミサキの威圧に漫才トリオが土下座する始末。
「でも~、どうしてトコハちゃんとは付き合おうって思ったの~?」
「あ、確かに気になる!」
「まぁ…その内に」
「あら、焦らすのね」
「え~!?アキ君、教えてよ~!」
クミの質問をまた今度と逸らすアキラ。
ガシッ!
「アム、どうしたの?アキラ君の手を取って?」
そう、アムがアキラの手を掴んだのだ。目は何故か輝いてたけど………。
「やっぱり、アキラ君には人を惹き付ける魅力があるわ!正に“魔性の怪盗”と言う言葉が相応しいわ!」
「はぁ………!?………まさか(汗)」
「ファイトよ!今度こそ勝ったら、一緒にラミラビに入って貰うからね!」
「「「「「またか!?」」」」」
「貴方を手に入れて見せるわ!」
「アキラ、今度こそ断tt………「分かった」アキラああああああ!?」
ルーナと同様にスカウトを掛けてファイトを申し込むアム。そして前回と同様に即答するアキラに、トコハはまたしても声を上げる。
「あぁ…アキラの即答癖は変わらずやな」
「うん………」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「じゃあ、始めましょ!」
「何時でも」
「アキラ、負けないでよ!」
「アキ君、頑張れ~!」
「アムも頑張って!」
「「「頑張れアムちゃーん!!!」」」
「そのキザゴーグルを制裁してくれぇ!」
「「「そうだそうだ!!!」」」
「漫才トリオだけでなく、カムイさんまで何を言ってんすか!?」
トコハ達やルーナの応援は兎も角、漫才トリオとカムイは何故か別の意味を含んだ応援だった。
「「「だから漫才トリオって言うな!!!」」」
「そして、俺達はあの告白キラーと言う名の男の敵を抹殺しなくてはならないんだ!」
「納得やな」
「えぇ…(汗)」
カムイ達の私欲に塗れた台詞にドン引きするクロノ。だがカムイ達はある事を忘れていた。
「カムイ君」
「え、エミさん?」
「アキラ君の悪口を言う人は私の敵だからね!」
「え、えええええええええ!?」
エミの言葉に絶叫するカムイ。今日で絶叫は何度目なのだろうか?
「私もだけどね?」
「ミサキさん…!?」
「そうねぇ、アキラ君をイジメるのなら折檻が必要ねぇ」
「うんうん」
「アキラの敵は、彼女である私の敵だから!」
「「「「「勿論、私達も!!!!!」」」」」
エミを筆頭に、ミサキやスイコ…彼女であるトコハ達がカムイと漫才トリオを囲んだ。
「ちょ!?皆揃って何を………?」
「や、ヤな予感が…(汗)」
「ま、待って下さい!?ボク達は…」
「無実…」
「「「「「問答無用!!!!!」」」」
「「「「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」」」」
「ちょ!?何で俺もなんや!?」
「「………………(震)」」
女性陣全員からのフルボッコを受けるカムイと漫才トリオ…巻き込まれたヨウイチ。クロノとシオンは無言で恐怖していた。
「やっぱりギャグキャラ…」
「アキラ君、よそ見はダメだよ?」
「あ、ゴメン」
そんな賑やかな場面は兎も角、アキラとアムのファイトが始まる。
TO BE NEXT
ご観覧ありがとうございました!
次回はアムとのファイトになります!またしても時間が掛かりますが、宜しくお願い致します!