カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN-   作:D・MAKER

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弥富サヤこと、サーヤ登場です!


イメージ33:お茶目な人魚姫

『ドラエン支部』

 

 

 

 

「とうとう当日になったなぁ」

 

「また上からパラシュートで降って来たりしてね」

 

「パラシュートで?」

 

「うん、しかもその場での思い付きだって言う…」

 

「へぇ…」

 

 

ドラエン支部でのヴァンガードアイドルのイベント当日。遂に当日を迎え、アキラ達もスタンバイ状態で待機している。

 

 

「「「ヴァンガードアイドルのイベント、サイコー!!」」」

 

「コイツ等…」

 

「漫才トリオ」

 

「「「漫才トリオって言うな!!!」」」

 

「ま~た、そんなの着てから…」

 

「本当だね…」

 

 

アイドルの応援の為にハッピを着ている漫才トリオ。団扇や鉢巻きと、既に準備万端な様子を見て呆れるアキラ達一行。

 

 

「みゅ~~~!!」

 

「「「「「!!!!!」」」」」

 

 

突如、空から女の子の声が聞こえた。

 

 

「この『みゅ~』って…」

 

「ま、まさか………」

 

「そのまさかだったり…」

 

「???」

 

 

クロノ達は何やら心当たりのある台詞を言う。そして上を向くと………

 

 

「皆~!今日は来てくれて、ありがとうだみゅ~!」

 

「「「「「サーヤ~!!!!」」」」」

 

「やっぱり!!」

 

「本当に空から来た…」

 

「だろ?」

 

 

上空から“”本人が本当にパラシュートを背負ってやって来たからだ。

 

 

「今日は一緒に盛り上がるみゅ~!」

 

「「「「「おおおおおおおおお!!!」」」」」

 

 

上空から降って来るサーヤの挨拶に、ファン達は大熱狂。しかし………

 

 

「みゅ…?みゅみゅみゅ!?」

 

「え?」

 

「ぱ、パラシュートが開かないみゅ~!?」

 

「「「「「ええええぇ!?」」」」」

 

 

此処でパラシュートが開かずに、そのまま落下するアクシデントが発生。このままではサーヤは大怪我をする。

 

 

「くっ!」

 

「あ、アキラ!」

 

「おい!」

 

「待つんだ!」

 

 

アキラは高い所に登り始める。そしてサーヤが近くまで来るタイミングで………

 

 

バシュッ!

 

 

「よっと!」

 

「みゅっ!?」

 

「「「「「おぉ!!」」」」」

 

 

アキラがワイヤーを使い、サーヤを受け止めて見事に着地した。

 

 

「っと、大丈夫………か?」

 

「………」

 

 

救出したサーヤに無事を確認するアキラが、サーヤは目をキラキラさせながらアキラを見ていた。

 

 

「えっと…もしも~し」

 

「もしかして、噂の“怪盗の王子様”みゅ!?」

 

「お、王子様…!?」

 

「凄いみゅ!サーヤをカッコ良く助けてくれるなんて、本当に王子様だみゅ~!」

 

「ぐえっ!?」

 

 

感激の余り、力強くアキラを抱き締めるサーヤ。アキラは首を強く絞められてるのか、若干息苦しい模様。

 

 

「すみません!ほら、アレほど2回目はダメだと言っただろう?」

 

「みゅ~…、でも無事に着いたみゅ~!」

 

「本当にすみません!このご恩は必ず…!」

 

「いえ、お気になさらずに…。流石に注目も凄い様なので…先ずは楽屋の方へ移動しましょう」

 

「そ、そうですね…」

 

「サーヤさん、コッチへ!」

 

 

駆け付けてくれたマモルの指示で、サーヤを連れて楽屋へと移動。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

『ドラエン支部:楽屋』

 

 

 

 

 

「みゅ~、王子様のお陰で助かったみゅ~!」

 

「本当に、何とお礼を申せば………」

 

「いえいえ、お気になさらずに…」

 

「全く、アキラが助けなかったらどうなってか…」

 

「みゅ~…ごめんなさいみゅ~」

 

「まぁ、イベントまではね…」

 

「みゅ~!本番は何時も以上に頑張るみゅ~!」

 

「それなら私達も!」

 

「あ、アム!ルーナ!」

 

 

楽屋にてサーヤと話していると、『ラミラビ』の2人がやって来た。

 

 

「サーヤちゃん、アキラ君のお姫様抱っこされたって本当?」

 

「羨ましいなぁ…」

 

「羨ましいんだね(汗)」

 

 

アキラに助けられたサーヤの情報は既に2人の元にも届いていた。

 

 

「アキく~ん!レッカちゃんが来たよ~!会えなくて寂しかった?」

 

「レッカさん、スイコさん」

 

「んふふ、今日も可愛い♡」

 

「えと…///」

 

 

そこに『ウルトラレア』のレッカとスイコもやって来て、早速アキラにくっ付く。

 

 

「「「「「アキラ(君)!!!!!」」」」」

 

「って、スタッフでもアイドルでも無いのが来た!?」

 

「まぁ、ミサキさん達は良いと思うけど(汗)」

 

「あぁ、彼女達は今日は手伝いに来てくれたんだよ…」

 

「くぅ~!コレは良いねぇ!」

 

 

そして手伝い(?)と言う名目でやって来た残りの略奪組。ドラエン支部長はテンション大上がりでウハウハしている。

 

 

「………」

 

「と、トコハ?」

 

 

チュッ♡

 

 

「!?」

 

「「「「「!?!?!?」」」」」

 

 

そこで嫉妬したトコハが、何も言わずにアキラの唇を奪う。しかも、アキラの顔を両手で固定して長く深いキスだった。

 

 

「おいおい…これじゃあトコハも略奪組じゃ無ぇか…」

 

「ばか、クロノ!?」

 

「………アンタはいちいち煩い!!」

 

 

ボコッ!!

 

 

「いっでぇ!!だからって俺を殴るなよ!!」

 

「アンタは一言多いのよ!!」

 

「何で僕まで………」

 

 

クロノが余計な事を言った為、トコハから腹パンを喰らってしまう。しかも隣に居たシオンも巻き込まれて災難だった。

 

 

「だああああ!?やっぱりこうなりやがったあああああ!!」

 

「しかも、僕のレッカちゃんに抱き着かれてるのです!!」

 

「「「ズルいぞ男の敵め!!」」」

 

「うっせぇ!!」

 

「関係無い雑魚共は引っ込みな!」

 

「「「「「ぐはぁっ!?」」」」」

 

 

そこに来たのが手伝いと言う名でやって来たカムイとシンゴ、漫才トリオの3人。毎度の如く騒がしくしてはミサキとリンに蹴り飛ばされた。

 

 

「みんな凄いみゅ~」

 

「サーヤ、そこは怖いって言う所じゃあ(汗)」

 

 

そんなやり取りをするサーヤとマネージャーであった。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「皆~!今日は来てくれてありがとみゅ~!」

 

「今日は『ウルトラレア』と」

 

「『ラミーラビリンス』も一緒に」

 

「イベントを盛り上げるみゅ~!」

 

「「「「「みゅ~!!!!!!!」」」」」

 

 

イベント開始して早々、初めからテンションMAX状態で盛り上がる。アキラ達も裏で色々とやったりと大忙し。

 

 

「イベントの裏方は、何時も大変だなぁ…」

 

「うん、でも達成した時って凄く良いでしょ?」

 

「まぁね」

 

 

それから終えた後なのだが………

 

 

「アキラく~ん、コッチを手伝って欲しいぞい」

 

「ちょっと、私を手伝うわよね?」

 

「えっと、順番に待って貰える?(汗)」

 

 

片付けの最中、クミとリンが手伝ってとアキラにくっ付く。

 

 

「邪魔しないで貰えますか~?」

 

「はぁ?ソレはアンタでしょ?」

 

「ちょ…」

 

 

2人の間に火花が散る。アキラは止めようと口を開くが………

 

 

「アキラ、疲れて無い?」

 

「え?大丈夫ですけど?」

 

「無理はダメだよ?私がアキラ君をマッサージしてあげるね!」

 

「あら?私のマッサージの方が蕩けるわよ?」

 

「あ、アサカさんまで………」

 

「ちょっと、アンタは雀ヶ森レンが居るでしょ?」

 

「あら?そう言って抜け駆けする気かしら?」

 

「えぇ~、私がアキラ君の本命になるんですよ?」

 

(マッサージは何処に行ったのやら…)

 

 

今度は年上のミサキとエミ、アサカがアキラをマッサージしようとやって来たが、またしても火花を散らす。

 

 

「おっと」

 

「アキラ、コッチ」

 

「アム?」

 

 

困っているアキラの腕を引っ張ったのはアムだった。ミサキ達から遠ざける様に、アキラを引っ張って行った。

 

 

「ありがと、助かった」

 

「じゃあ、この用紙を見て欲しいな」

 

「どうぞ!」

 

「えっと、『アイドル事務所、契約書』………!?」

 

「「ふふふ~♪」」

 

 

待っていたルーナが取り出したのは、契約書だった。助けたのでは無く、アキラをスカウトする為に契約書にサインさせようとしたのだった。

 

 

「あ、アキく~ん!」

 

「この用紙を見て貰えるかしら?」

 

「ま、まさか…(汗)」

 

 

レッカとスイコも現れて、アキラに用紙を出した。当然ながら…またしても『契約書』だった。

 

 

(や、やっぱり………)

 

「ちょっと後輩達、アキ君はコッチ側なんだから邪魔しないでよね!」

 

「そんなの関係ありません!」

 

「もしも~し…」

 

 

アイドル達の争いに、アキラの声はまたしても届かなかった。

 

 

(んもう、私のアキラを皆勝手に………)

 

(凄いみゅ~!サーヤも遅れる訳には行かないみゅ~!勝負は明日だみゅ~!)

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

『打ち上げ会場:ホテル』

 

 

 

 

翌日、イベントが無事に終えたと言う事でホテルで立食パーティと言う形になった。マモルや支部長は現在は支部での連絡等が入り、今はまだ立食していない。

 

 

「さて、次は何を食べようか………」

 

 

アキラが次の料理を食べようとした時だった。

 

 

<お~い!>

 

「!?!?!?」

 

 

何やら脳内にウィリアムに似た声が響いた気がする。周りを見渡すも、クレイのユニットが出て来る訳が無いから気のせいだと思った。

 

 

<気のせいじゃ無ぇぞ!>

 

(何で脳内に…?)

 

<まぁ四大義賊が3体も増えたから、こうしてテレパシーって奴が使える様になったんじゃね?>

 

(それで、どうしたんだ?)

 

<お前の持ってる装置を何処かで翳せ!そろそろ来ると思うんだぜ!>

 

(分かったから、少しは落ち着け)

 

 

そんな訳でアキラは、その場から一時的に離脱した。そしてこの時に、恐れていた事が起ころうとしていた。

 

 

「サーヤ、王子様とアイドルデュエットしたいみゅ~!」

 

 

そう、サーヤが突然の爆弾発言をしたからだ。

 

 

「ちょっと!何度も言うけど、アキ君は私達が居るんだから他のアイドルはお呼びじゃ無いわよ!」

 

「そうね、アキラ君は立凪財閥のプロファイターになるのだから」

 

「ソレを言うなら、私達が最初にスカウトを始めたんですから!」

 

「そうですよ!デビューは私達とです!」

 

「ねぇ、さらに言うなら私が元々略奪を始めたのよ?私を差し置いて勝手な事を言わないでくれる?」

 

「アキラ君は、そう言うの興味無いって言うよ~?」

 

「そうね、アキラ君は『AL4』の新メンバーになるのだから諦めなさい!」

 

「違います!アキラ君は将来、私と結婚するんだもん!」

 

「違うわ。将来はキャピタルで私の補佐をして貰うんだから」

 

 

他の略奪組が我こそはと口論を始める。そして本命のトコハはと言うと………

 

 

「って言うか、私のアキラを勝手に略奪するな!!」

 

 

トコハも我慢の限界で爆発し、口論の中に入る。

 

 

「ちょちょちょ!?」

 

「コレはマズいですよ!?」

 

「危険…」

 

「え、エミさん…(泣)」

 

「そんな、レッカちゃんまで…」

 

「と言うか、流石にマズい気がする」

 

「おいアキラ、止め………」

 

 

男達はアキラに止めて貰おうとするが………

 

 

「って、あのバカ居ねぇ!」

 

「こんな時に何処へ行ったのですか!?」

 

 

本人は現在、離脱中だった。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

一方のアキラはと言うと………

 

 

 

 

『認証完了。新規カードの使用が可能となりました』

 

(コレがもしかして…)

 

<おう!ようやく俺様の部下達も来てくれたぜ!>

 

<やれやれ、大袈裟に煩いですねぇ>

 

<お前もあぁだったがな>

 

<何ですと!?>

 

 

現在、新しく出て来たカードを入れてのデッキ調整をしながらアルセーヌ達と脳内会話をしているアキラ。今度のユニットも個性的であり、頼もしいウィリアム達の仲間である。

 

 

<ウィリアムを送る様にしたのは、恐らくはお前の父だろう。他の者達には伝えたのか?>

 

(いや、騒ぎになるのは避けたい)

 

<それもそうか…>

 

<はっ!確かに親父殿がこうして俺様を送ったんだ!下手したら親父殿のやる事が筒抜けになるだろうよ!>

 

<言葉に品は無いのですが、私も同意見ですねぇ。所で………誰か2人程来ましたよ?>

 

(え?)

 

 

ヘリワードの言葉通り、誰か2人がアキラの元に走って来た。その2人はボロボロになったシオンとシンゴだった。

 

 

「し、シオン…どうしたんだ?シンゴさんに至っては凄くボロボロで…(汗)」

 

「誰の所為だと思ってるのですか!?」

 

「?」

 

「あ、アキラ…戻って来てくれ」

 

「何が有ったんだ?」

 

 

クワッと叫ぶシンゴを置き、シオンから事情を聞くアキラ。

 

 

「トコハとミサキさん達が口論から…暴走が起きたんだ。僕等も止めようとしたけど…」

 

「この有様ですよ…!どうにかして下さい………!」

 

「でも、俺よりシオンの方がモテやすいのに、何でだろう?」

 

 

そんな事を言う物だから、シオンも流石にアキラを睨みつけた。

 

 

「本当に君は!僕をソッチの世界に巻き込まないでくれ!!巻き込むならクロノや漫才トリオと言った、ギャグキャラだけにしてくれ!!」

 

「あ、うん…」

 

「ど、どうしたのですか?(汗)」

 

「あ………」

 

「シオン!?」

 

「今叫んだら、もう限界が………後は頼むよ………ガクッ」

 

「シオーン!!!!!」

 

 

その後、シオンとシンゴを何処かで寝かせてアキラはトコハ達の元へ向かった。

 

 

 

 

 

 

TO BE NEXT

 

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!次回は以前よりカオスな展開予定です…!
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