カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN- 作:D・MAKER
「この辺りにアキラ君の反応があったのだけれど……」
アキラを探して居るのは、アキラの父である海導トウマの助手の『赤夜ナナ』だ。するとナナは道の途中で何かが落ちている物を見つけた。
「これはファイカ……え!? アキラ君の『セブントライブ』!?」
拾ったファイカの中に入っていたデッキは、アルセーヌ達『セブントライブ』だった。
「じゃあアキラ君は……一体何処に!? 探さないと!!」
ナナは急いでアキラを探しに行った。
――――
「ん……どこだここ……? な、何で椅子に拘束されてるんだ……!?」
「おや、目覚めた様ですね」
「!!」
アキラが拘束されている椅子の位置から離れたガラス越しに、見覚えのある3人が居た。
「えっと、濁り水と元ディマイズの構ってちゃんに……江西
「若水です!!」
「構ってちゃん、ねぇ」
「江西
「それは置いといて、人質として捕まえたわけ?」
「置かないで下さい!! それはそうと、この若水のストライドフォース抽出装置で貴方からストライドフォースを頂きます」
「何で俺だ?」
「君のセブントライブも前から気になってたんだけど、君自身がファイト中で白紙だったカードから新たなGユニットを生み出してるだろう? もしかしたら君から凄いストライドフォースが手に入ると思ってさ」
「まさか……」
「では、開始しましょう!」
「ぐ、グアアアア!?」
若水が装置を起動させた瞬間、アキラの全身に電流が流れる。
「おお……コレは凄いイメージ力とストライドフォース! これは我々の……リューズ様の理想も!」
「いや待て……!?」
「ん? どうしました?」
「何だ、この異常な数値は……!?」
「何ですと!?」
江西が装置の数値を見て、アキラのストライドフォースとイメージ力が異常だと2人に言う。
「ん……? 彼の方も……」
「グアアアアア……グウウウウ!!」
「な、何ですかアレは!?」
一方で苦しんでいるアキラを見ると、アキラの背後から凶悪そうな
「こ、コレはマズいです! 即刻装置を止めなけれ……うおぉ!?」
「「!?!?」」
装置を止めようとした若水だったが、装置を止める事が出来ずに破壊してしまった。
「はぁ……はぁ……拘束具が壊れた……今だ」
動ける様になったアキラはこの隙に後ろ側のガラスを壊し、脱出した。
「おや、ガラスを割って逃げちゃいましたよ?」
「逃がしません! 警備ロボットで追跡します!」
――――
「兎に角、脱出しないと……」
『ターゲット確認、これより拘束する……』
「本当にしつこい……」
アキラは現在、リューズの所に出た大量の警備ロボに追われている。
「出口は何所なんだ……」
出口が見当たらず、ひたすらに部屋に出入りの繰り返し。
「クソ、此処も行き止まりか。万が一はファイトをするしか……!? デッキが無い!? ……まさか気絶した時に……!?」
「見つけたわ」
「誰だ……!?」
アキラはデッキが無い事に気付くが、とうとう見つかってしまう。相手は白い仮面で顔を覆った桃色の髪をした女性だった。
「私は
「ネズミねぇ……」
「おや、貴女も居らしたのですか」
「遅いわね、全く何をしてるのかしら?」
「ちょっとトラブルが有っただけさ」
「……」
「観念したまえ、このまま抵抗しないなら命だけは助ける」
「そうです、この若水の完璧な研究材料としてですが」
「くそ……」
アキラには成す術も無いまま、再び捕まってしまうのか……その時。
『ビーガガガガガ!!』
「なっ!?」
「な……!?」
突如、警備ロボの足元から紫の液体が噴き出した。液体を浴びた警備ロボは、形も残らずに溶けたのだ。
「この若水の完璧な警備ロボットが!?」
「一体何が……!?」
「これは、毒かしら?」
「毒……!?」
何故下から毒が噴出したのか。アキラが困惑をしてると……
「な、何だ……!?」
「何かが下から出て来た!?」
「むむ……!?」
「ど、ドラゴン……?」
アキラ達の前に現れたのは、右手に棘を持った紫のドラゴンだった。
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