カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN-   作:D・MAKER

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 タイトル通り、アキラが囚われます!


イメージ39:囚われ

「この辺りにアキラ君の反応があったのだけれど……」

 

 アキラを探して居るのは、アキラの父である海導トウマの助手の『赤夜ナナ』だ。するとナナは道の途中で何かが落ちている物を見つけた。

 

「これはファイカ……え!? アキラ君の『セブントライブ』!?」

 

 拾ったファイカの中に入っていたデッキは、アルセーヌ達『セブントライブ』だった。

 

「じゃあアキラ君は……一体何処に!? 探さないと!!」

 

 ナナは急いでアキラを探しに行った。

 

 

――――

 

 

「ん……どこだここ……? な、何で椅子に拘束されてるんだ……!?」

「おや、目覚めた様ですね」

「!!」

 

 アキラが拘束されている椅子の位置から離れたガラス越しに、見覚えのある3人が居た。

 

「えっと、濁り水と元ディマイズの構ってちゃんに……江西サトシ(・・・)

「若水です!!」

「構ってちゃん、ねぇ」

「江西サトル(・・・)だ……」

「それは置いといて、人質として捕まえたわけ?」

「置かないで下さい!! それはそうと、この若水のストライドフォース抽出装置で貴方からストライドフォースを頂きます」

「何で俺だ?」

「君のセブントライブも前から気になってたんだけど、君自身がファイト中で白紙だったカードから新たなGユニットを生み出してるだろう? もしかしたら君から凄いストライドフォースが手に入ると思ってさ」

「まさか……」

「では、開始しましょう!」

「ぐ、グアアアア!?」

 

 若水が装置を起動させた瞬間、アキラの全身に電流が流れる。

 

「おお……コレは凄いイメージ力とストライドフォース! これは我々の……リューズ様の理想も!」

「いや待て……!?」

「ん? どうしました?」

「何だ、この異常な数値は……!?」

「何ですと!?」

 

 江西が装置の数値を見て、アキラのストライドフォースとイメージ力が異常だと2人に言う。

 

「ん……? 彼の方も……」

「グアアアアア……グウウウウ!!」

「な、何ですかアレは!?」

 

 一方で苦しんでいるアキラを見ると、アキラの背後から凶悪そうな黒い影(・・・)が見えている。

 

「こ、コレはマズいです! 即刻装置を止めなけれ……うおぉ!?」

「「!?!?」」

 

 装置を止めようとした若水だったが、装置を止める事が出来ずに破壊してしまった。

 

「はぁ……はぁ……拘束具が壊れた……今だ」

 

 動ける様になったアキラはこの隙に後ろ側のガラスを壊し、脱出した。

 

「おや、ガラスを割って逃げちゃいましたよ?」

「逃がしません! 警備ロボットで追跡します!」

 

 

――――

 

 

「兎に角、脱出しないと……」

『ターゲット確認、これより拘束する……』

「本当にしつこい……」

 

 アキラは現在、リューズの所に出た大量の警備ロボに追われている。

 

「出口は何所なんだ……」

 

 出口が見当たらず、ひたすらに部屋に出入りの繰り返し。

 

「クソ、此処も行き止まりか。万が一はファイトをするしか……!? デッキが無い!? ……まさか気絶した時に……!?」

「見つけたわ」

「誰だ……!?」

 

アキラはデッキが無い事に気付くが、とうとう見つかってしまう。相手は白い仮面で顔を覆った桃色の髪をした女性だった。

 

「私は美神(ヴィーナス)とでも言って置こうかしら。もはや貴方は袋のネズミよ」

「ネズミねぇ……」

「おや、貴女も居らしたのですか」

「遅いわね、全く何をしてるのかしら?」

「ちょっとトラブルが有っただけさ」

「……」

 

 美神(ヴィーナス)と名乗る仮面の女の後ろに、若水達3人と大量の警備ロボがアキラを追い詰める。

 

「観念したまえ、このまま抵抗しないなら命だけは助ける」

「そうです、この若水の完璧な研究材料としてですが」

「くそ……」

 

 アキラには成す術も無いまま、再び捕まってしまうのか……その時。

 

『ビーガガガガガ!!』

「なっ!?」

「な……!?」

 

 突如、警備ロボの足元から紫の液体が噴き出した。液体を浴びた警備ロボは、形も残らずに溶けたのだ。

 

「この若水の完璧な警備ロボットが!?」

「一体何が……!?」

「これは、毒かしら?」

「毒……!?」

 

 何故下から毒が噴出したのか。アキラが困惑をしてると……

 

「な、何だ……!?」

「何かが下から出て来た!?」

「むむ……!?」

「ど、ドラゴン……?」

 

 アキラ達の前に現れたのは、右手に棘を持った紫のドラゴンだった。

 

 

TO BE NEXT

 




最後まで読んでいただき、ありがとうございました!次回もよろしくお願いいたします!
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