カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN- 作:D・MAKER
「い、今の……何だ?」
「まるで、ガラスでも割れたかの様な……」
「空気が一瞬で変わった気もする……」
7人がアキラを探しに行こうとした瞬間、ガラスが割れた様な違和感を感じた。しかし、辺りを見回しても特に変化は無かった。
「何だったんだ一体……?」
「兎に角、アキラを探しに行くんでしょ!」
「トコハがヴァンガードで、俺達はリアガードかよ……ん?」
「ヴァン……ガード……?」
「「「「「「「……ヴァンガード!?」」」」」」」
ヴァンガードと言う言葉に全員が我に返った。
「そうだよ! ヴァンガードだよ! 何で俺達、ヴァンガードを忘れてたんだよ!?」
「そうだ、ヴァンガードが俺のハートに来る物だったんだ!」
「なのに、僕は自分で掴んだヴァンガードを……アルトマイルを忘れるなんて……! そう言えばデッキは!?」
「……無い!?」
「俺もだ……!」
シオンの言葉に全員は自分のデッキを探すが、手元に無かった。
「デッキまで無くなってるなんて……」
「確か、俺はデッキをリューズと戦った場所で……そう! 『ヴァンガードを捧げると、願い事が叶う』って言うのを皆で試して、それから忘れたんだ!」
「もしかして、アキラさんが伝えたかったのは……この事じゃあ……」
「だとすると、今頃アキラは……1人で戦ってる!?」
アムがそう言うと、全員がアキラが危ないと感じた。
「行きましょう! アキラを助けないと!」
「あぁ、デッキも取り返すぞ!!」
――――
アキラ『ダメージ3/6[表3] ・ソウル1・手札5・バインド1(裏1)・トライブゾーン0』
< > <バンデ> <>
<ゾーン> < > <>
ユカ『ダメージ2/6[表2] ・ソウル2・手札6・バインド0・トライブゾーン1(セブンフェアリー)』
<ムシュ> <ウルス> <>
<エスパ> <ティン> <>
――――
『6ターン目』
「スタンド&ドロー。冒涜をも省みない強き意思、義賊の心を持ち今宵、イメージと言う名のお宝を頂く! ライド! 『義賊魔竜 アルセーヌ』!」
【V】義賊魔竜 アルセーヌ:11000 『アキラ:ソウル2(+1)』
<行くぞ、アキラ!>
「ああ! ジェネレーションゾーン、解放! ストライド・ジェネレーション! 深き悪魔の力、竜の体に宿りて滅せよ! 『極滅竜 ディープデモンズ・ドラゴン』!!」
【V】ディープデモンズ・ドラゴン:26000 『アキラ:手札4枚(-1)・コスト:魔竜 マスカレードラゴン(グレード3)・GB1』
「超越スキル! Cブラスト①と手札のドクブクをトライブゾーンに置いて1枚ドロー! ムシュフーをトライブゾーンへ!」
『アキラ:ダメージ3/6[表2](Cブラスト①)・トライブゾーン1(セブンクラブ1)』
『ユカ:トライブゾーン2(セブンフェアリー1、セブンドラゴン1)』
「そして『義賊魔剣士 アルセーヌ・マジカライザー』と『義賊魔呪 アルセーヌ・ソーサレス』をコール!」
『アキラ:手札2枚(-2)』
「ディープデモンズのスキル! Cブラスト①とSブラスト①、Gゾーンのディープデモンズを1枚表にして、Gゾーン表のディープデモンズ1枚に付き、ドロップゾーンのスパイワイヤーをトライブゾーンに置いて、置いた種族が1種類で1枚ドロー! そしてエスパーナをトライブゾーンへ!」
「くっ……」
『アキラ:ダメージ3/6[表1](Cブラスト①)・ソウル1(Sブラスト①)・手札3枚(+1)・GB2・トライブゾーン2(セブンクラブ1、セブンインセクト1)』
『ユカ:トライブゾーン3(セブンフェアリー2、セブンドラゴン1)』
「バトル! マジカライザーで【V】にアタック!」
「ノーガード」
【R】マジカライザー:11000
「ダメージチェック、引トリガー。効果は全て【V】に」
ダメージチェック:水棲悪魔 クロコタイガ(引)『ユカ:ダメージ3/6[表3]・手札7枚(+1)』
【V】ウルスラ:16000(11000+5000)
「ゾーンのブースト、ディープデモンズで【V】にアタック!」
「治トリガーをコストに、ジェネレーションガード。『極魔女 ベアートリー』、Cブラスト①とGゾーン裏の『極女神 ウルスラ・セトラ』2枚を表にして、シールド+10000!」
「Cブラストは兎も角、Gゾーン裏のカードを2枚表にしても、シールド+10000だけ……?」
「まだ効果はあるわよ。相手のアタックが終了した時、バトルフェイズ自体を強制終了させる効果もあるわ」
「な、何だって!?」
「さぁ、どうするの?」
「トリプルドライブ! 1枚目」
ドライブチェック(1回目):宝石甲虫 ハニー・ルビー
「セカンドチェック、治トリガー! ダメージを1回復! パワーはソーサレスに!」
「バイソン・パイソンを……パワーダウンを狙う気ね」
ドライブチェック(2回目):毒草 バジルスク(治) 『アキラ:ダメージ2/6[表1] 』
「サードチェック」
ドライブチェック(3回目):氷岩兵 アイスタル 『アキラ:手札6枚』
【V】ディープデモンズ:26000
【R】ソーサレス:14000(9000+5000)
【V】ウルスラ:41000(11000+15000+5000) 『ユカ:手札6枚(-1)・GB3』
「効果でバトルフェイズ自体が終了……ターンエンド」
――――
アキラ『ダメージ2/6[表1] ・ソウル1・手札6・GB2・バインド1(裏1)・トライブゾーン2(セブンクラブ1、セブンインセクト1)』
<ソーサ> <アルセ> <マジカ>
<ゾーン> < > < >
ユカ『ダメージ3/6[表3] ・ソウル2・手札6・GB3・バインド0・トライブゾーン3(セブンフェアリー2、セブンドラゴン1)』
<> <ウルス> <>
<> <ティン> <>
――――
『7ターン目』
「スタンド&ドロー、ウルスラのGB2で超越のコストをドロップゾーンの『塩岩兵 ソルソルト』手札の『機獣 ダガージャガー』をトライブゾーンに置くことでも超越できる」
「コストの変更……」
『ユカ:トライブゾーン5(セブンフェアリー2、セブンドラゴン1、セブンゴーレム1、セブンビースト1)
「未来の救済、更なる禁忌で顕現せよ! ストライドジェネレーション! 『極女神 ウルスラ・タブー』!!」
【V】ウルスラ・タブー:26000 『ユカ:GB4』
<ウルスラの新たなる可能性か……>
「『地霊 クエピク』をコールしてスキルを発動、手札のウルスラを見せて、デッキから新たなウルスラを手札に加えてシャッフル。そして再びウルスラを捨てるわ」
「デッキ圧縮か……」
「ティンカーのCブラスト①、自身をソウルに置いて効果を発動。ゾーン・ドラコキッドを退却させ、さっきのウルスラと共に
「確実に
『アキラ:バインド2(裏2)』
『ユカ:ダメージ3/6[表2](Cブラスト①) ・ソウル3(+1)・手札5枚(-1)・バインド1(裏1)』
「そして『爆走岩兵 トロッゴーレム』をコール。ウルスラ・タブーのGB3、Sブラスト①、裏のウルスラ・セトラを選んで表にしてスキルを獲得」
『ユカ:ソウル2(Sブラスト①)・手札4枚(-1)GB5』
「バトル、トロッゴーレムで【V】にアタック」
「アイスタルでガード!」
【R】トロッゴーレム:11000
【V】アルセーヌ:16000(11000+5000) 『アキラ:手札5枚(-1)』
「【V】にアタックしたバトル終了時に、トロッゴーレムをソウルに置いてウルスラ・タブーのパワー+3000して1枚ドロー」
【V】ウルスラ・タブー:29000(26000+3000) 『ユカ:ソウル3(+1)・手札5枚(+1)』
「ウルスラ・タブーで【V】にアタック。タブーの獲得したスキル、アタック時にお互いの
「よりによって……」
【V】ウルスラ・タブー:31000(26000+3000+2000)
【R】ムシュフー:11000(9000+2000)
『アキラ:バインド3(裏3)』
「そしてGゾーン表の『極女神 ウルスラ・セトラ』が3枚以上なら、☆+1とドライブ+1!」
「クワトラブル……!? ハニー・ルビーで完全ガード!」
【V】ウルスラ・タブー:29000(26000+3000) ☆2(1+1)
☆2にドライブが4回と聞いたアキラは危険を感じ、完全ガードである『宝石甲虫 ハニー・ルビー』を出さざるを得なかった。
「クワトラブルドライブ、ファーストチェック」
ドライブチェック(1回目):銀邪竜 ムシュフー
「セカンドチェック、☆トリガー。効果は全てムシュフーに」
ドライブチェック(2回目):饅頭甲殻 スライドライス(☆)
「サードチェック」
ドライブチェック(3回目):宝石甲虫 エメラルドレイク
「フォースチェック」
ドライブチェック(4回目):催眠妖精 ヒュプナー 『ユカ:手札9枚(+4)』
【V】ウルスラ・タブー:29000(26000+3000)
【R】ムシュフー:16000(9000+2000+5000) ☆2(1+1)
【V】アルセーヌ:11000(完全ガード) 『アキラ:手札3枚(-2)』
「クエピクのブースト、ムシュフーで【V】にアタック」
「ノーガード……ぐああ!?」
【R】ムシュフー:23000(9000+2000+7000+5000) ☆2(1+1)
「だ、ダメージチェック……」
ダメージチェック(1回目):水棲悪魔 ハンマンター 『アキラ:ダメージ3/6[表2]』
「2枚目、治トリガー……パワーは【V】に、ダメージを1回復」
ダメージチェック(2回目):毒草 バジルスク(治) 『アキラ:ダメージ3/6[表3]』(±0)
「ターンエンド」
――――
アキラ『ダメージ3/6[表3] ・ソウル1・手札3・GB2・バインド3(裏3)・トライブゾーン2(セブンクラブ1、セブンインセクト1)』
<ソーサ> <アルセ> <マジカ>
< > < > < >
ユカ『ダメージ3/6[表2] ・ソウル2・手札9・GB5・バインド1(裏1)・トライブゾーン5(セブンフェアリー2、セブンドラゴン1、セブンゴーレム1、セブンビースト1)』
<ムシュ> <ウルス> <>
<クエピ> < > <>
――――
『8ターン目』
「スタンド&ドロー、ライドフェイズ開始時、マジカライザーのGB1を発動……! 「アルセーヌ」を含むグレード3以上がヴァンガードなら、自身を手札に戻す」
『アキラ;手札5枚(+2)』
「マジカライザーをコストに、ストライド・ジェネレーション! 英知と自然から織りなす、自然の装甲と深緑の雷! 『極雷竜 アルセーヌドラゴン・トネール』!!」
【V】アルセーヌドラゴン・トネール:26000 『アキラ:GB3・【コスト】義賊魔剣士 アルセーヌ・マジカライザー(グレード3)』
「超越のコストとなったマジカライザーのスキルで、自身をトライブゾーンに置いて1、枚ドロー……! トネールにパワー+5000。アルセーヌの超越スキルで、Cブラスト①と手札の『水棲霊 ディムソード』をトライブゾーンに置いて1枚ドローし、クエピクをトライブゾーンに!」
「ムシュフーでは無く、種族を増やす気ね……」
【V】アルセーヌドラゴン・トネール:31000(26000+5000)
『アキラ:ダメージ3/6[表2](Cブラスト①)・手札5枚・GB3・トライブゾーン4(セブンクラブ1、セブンインセクト1、セブンロイド1、セブンゴースト1)』
『ユカ:6(セブンフェアリー2、セブンドラゴン1、セブンゴーレム1、セブンビースト1、セブンゴーレム1)』
「そして再びアイスタルをコール! Sブラスト①、ドロップのハニー・ルビーとバードヘルムをトライブゾーンに置いて、トネールのスキル! 相手のムシュフーを選択し、ウルスラとその同じ種族のユニット全てに、セブンドラゴンを与える! 更にウィズもコール」
「トライブゾーンのセブンフェアリーにも、セブンドラゴンが……追加効果狙いね」
『アキラ:ソウル0(Sブラスト①)・手札3枚(-2)・トライブゾーン6(セブンクラブ1、セブンインセクト2、セブンロイド1、セブンゴースト1、セブンプラント1)』
『ユカ:6(セブンフェアリー2、セブンドラゴン1、セブンゴーレム1、セブンビースト1、セブンゴーレム1)』
「バトル! トネールで【V】にアタック! トネールのGB2で、ウィズをトライブゾーンに置いて、同じ種族のソーサれるのパワー+5000し、スキルを与える! そして追加効果で、相手は相手のヴァンガードと同じ種族でアタックとブーストは出来ない!」
「ノーガード」
「トリプルドライブ、ファーストチェック」
ドライブチェック(1回目):義賊魔竜 ヘリワード
「セカンドチェック」
ドライブチェック(2回目):宝石甲虫 サファイアント
「サードチェック、☆トリガー! パワーはソーサレスに、☆は【V】へ!」
ドライブチェック(3回目):水棲悪魔 ターボル(☆) 『アキラ:手札6枚(+3)』
【V】アルセーヌドラゴン・トネール:31000(26000+5000) ☆2(1+1)
【R】ソーサレス:19000(9000+5000+5000)
「キャア!? だ、ダメージチェック……」 『ユカ:ダメージ4/6[表3]』
ダメージチェック(1回目):悪魔植物 アマリリー
「セカンドチェック、引トリガー……パワーは【V】に、そして1枚ドロー……」
ダメージチェック(2回目):水棲悪魔 クロコタイガ(引) 『ユカ:ダメージ5/6[表4]・手札9枚』
【V】ウルスラ:16000(11000+5000)
「アイスタルのブースト、ソーサレスで【V】にアタック!」
「させない……私達の理想を……救済の邪魔はさせない! アマリリーとスライドライスでガード!」
【R】ソーサレス:26000(9000+5000+5000+7000)
【V】ウルスラ:31000(11000+5000+15000) 『ユカ:手札7枚(-2)』
「くそ、あと少しなのに。ターンエンド……ソーサレスが得た効果で自身を退却させて、1枚ドロー」
「もうすぐなの……絶対に邪魔はさせない。例え悪神を復活させようと……私達の理想を、救済の邪魔は絶対に……」
『アキラ:手札7枚(+1)』
――――
アキラ『ダメージ3/6[表3] ・ソウル0・手札7・GB3・バインド3(裏3)・トライブゾーン6(セブンクラブ1、セブンインセクト2、セブンロイド1、セブンゴースト1、セブンプラント1)』
< > <アルセ> <>
<アイス> < > <>
ユカ『ダメージ5/6[表4] ・ソウル2・手札7・GB5・バインド1(裏1)・トライブゾーン5(セブンフェアリー2、セブンドラゴン1、セブンゴーレム1、セブンビースト1)』
<ムシュ> <ウルス> <>
< > < > <>
――――
『9ターン目』
「スタンド&ドロー」
『ユカ:手札8枚(+1)』
『時は満ちた……』
「……え!?」
<何だ、今の声は……?>
<その声は……まさか!?>
「私達を導いた声……!?」
アキラ達4人に低い声が響く。ユカとウルスラは知っている声の様だ。
『我こそは、絶望を司る者……悪神 シェキナー……』
<何!?>
「悪神……シェキナー……!?」
声の正体は、最も恐れていた悪神 シェキナーだった。
「まさか、もう……」
「そう、私達が2つの惑星……それぞれの住人を幸せを作る救済がもう成就する時……」
『そうだ……我が生み出そう……。
退化と言う絶望を……』
「え?」
<今、何て……!?>
「退化……!?」
シェキナーの発した言葉に、ユカとウルスラは信じられないと言わんばかりに顔が青ざめる。
「何を言ってるの……!? 話が違うじゃないの……!?」
<その通りです……! 私達は救済に協力をすると言うから、復活を考えてたのですよ……!?>
『何を言う……? 退化し、何も考えることなく……絶望し、生きる事への箒……それこそが万物の願い……救済であろう』
「……そんな」
『お前達は、我の復活の為に願いやイメージを捧げ……あと1歩の所まで進めた。そして最後に必要なのは……お前達と言う器だ……』
<う、器!?>
「まさか……!?」
シェキナーがユカとウルスラの2人を器と言ったその時だった。
「ぐっ……あああああああぁぁぁ!?」
<あああああああぁぁぁ!?>
「ゆ、ユカ先生!?」
<ウルスラ!?>
ユカとウルスラが悲鳴を上げ、段々と黒く染まって行く。そして……2人が融合した様な姿となっていた。
『フフフフフ……』
「せ、先生……?」
<いや、ソイツはもうユカでもウルスラでも無い……>
『そうだ……この器が馴染むのに時間が掛かるが……貴様達を倒せば良いだけのこと……』
ユカ(?)はそう言って盤面のGゾーン表のカードを指す。
『Gゾーン表に3枚のカードがある時、手札からヴァンガードと同じ名前のカードと、Gゾーン裏のカードを2枚を表で除外、そしてGゾーン表と他のサークルとソウルのカードを全て裏で除外し……』
「何だ……このコスト……!?」
今までに無いコストの支払い方に、アキラは若干ながら震えていた。
『絶望を掲げ、我は負と退化を示す絶望そのものとなる……
「くっ!?」
<何て威圧だ……!?>
黒い負の柱が伸び、そこから破れて現れたのは……大きな黒い頭に翼、顔面に大量の目玉が付いている悍ましい姿をしている、絶望そのものだった。
『絶望の悪神 シェキナー……』
「あ、アレが……」
<遂に……復活したのか……>
TO BE NEXT
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
遂に現れました、『絶望の悪神 シェキナー』! その恐るべき能力は如何に……?
次回もよろしくお願いいたします! 感想と高評価もお待ちしております!