カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN- 作:D・MAKER
「此処だ! 俺達がデッキを置いた場所は!」
「うん、間違い無いね」
クロノ達はデッキを置いた、『ヴァンガードを捧げると、願い事が叶う』と呼ばれる場所へ来ていた。
「デッキを置いた台座が無ぇな……ん?」
カムイは台座があった場所を目を凝らすと、何やら薄っすらと塔の様な物が見えた。
「何だ、塔の様なのが見えるぞ……」
「まさか、アキラはあの先に……!?」
「行くぞ!」
カムイが塔の見える方へ足を踏み入れようとした。
「ぐわ!?」
「カムイさん!?」
「大丈夫ですか!?」
「イテテ……入れねぇ」
「アミーゴ達がリューズと戦ってる時と同じだね……」
「あの時と……」
「一体どうすれば……え?」
「どうしたタイヨウ?」
「皆さん……空が……!?」
「「「「「「!?!?!?」」」」」」
塔に入ることが出来ないクロノ達だが、タイヨウが空を指差すと……赤黒い空へと変わって行った。
「な、何だよコレ……!?」
「まるで、世界の終わり……」
「アム、私……怖いよ」
「ルーナ……」
「
赤黒い空は、見る者を絶望させる様な色だ。ルーナが震えるのも無理は無い……。
「今日は絶好のデート日和ね!」
「え?」
そんな近くを2人の男女カップルが歩いているのを見たクロノ達。
「え? 空がおかしいのに、何で……?」
「まさか、俺達以外は誰も気付いて無いのか!?」
「それって、僕達がヴァンガードを思い出した事と関係が……?」
「そうだとしたら、アキラ……」
――――
アキラ『ダメージ3/6[表3] ・ソウル0・手札7・GB3・バインド3(裏3)・トライブゾーン6(セブンクラブ1、セブンインセクト2、セブンロイド1、セブンゴースト1、セブンプラント1)』
< > <アルセ> <>
<アイス> < > <>
シェキナー『ダメージ5/6[表4] ・ソウル0・手札7・バインド1(裏1)・トライブゾーン5(セブンフェアリー2、セブンドラゴン1、セブンゴーレム1、セブンビースト1)・除外されてるGカード2』
<> <シェキナー> <>
<> < > <>
――――
『9ターン目』
「コレが、絶望を司る悪神……シェキナー」
<コイツを倒さねば、本当にクレイも地球も終わるぞ……>
『気を付けろ兄貴……』
見ているアキラ達の心も簡単に絶望しそうな程に、悍ましく恐ろしい威圧感……恐怖である。
『我のパワーは、お互いに除外されている表のGユニットかGガーディアン1枚に付き、パワー+10000。貴様のターンも効果は持続』
「何だって……!?」
【V】シェキナー:20000
『我自身でアタック……』
「完全ガード!」
『トリプルドライブ……1枚目」
ドライブチェック(1回目):宝石甲虫 エメラルドレイク
『2枚目……』
ドライブチェック(2回目):悪魔植物 アマリリー
『3枚目、治トリガー。ダメージを1回復……パワーは我自身に』
ドライブチェック(3回目):塩岩兵 ソルソルト(治) 『シェキナー:ダメージ4/6[表4](-1) ・手札10枚(+3)』
【V】シェキナー:20000
【V】アルセーヌ:11000 (完全ガード) 『アキラ:手札5枚(-2)』
『貴様が前のターンに超越してる際に、Cブラスト①、手札を2枚捨てることで……我自身をドライブ-2で【スタンド】、更に相手のGゾーン裏のカードをランダムに1枚を表で除外……』
「何……!? 『極甲殻 シェルターシェル』が……!?」
<しかも、除外されたGユニットやGガーディアンで……・奴の力が増した……!?>
【V】シェキナー:30000
『シェキナー:ダメージ4/6[表3](Cブラスト①) ・手札7枚(-2)』
『アキラ:除外されているGカード1』
『再度アタック……』
「くそ……ノーガード」
『ドライブチェック……☆トリガー、全て我に』
「グアアアアアアッ!?」
<グオオオオオオオッ!?>
【V】シェキナー:35000(30000+5000) ☆2(1+1) 『シェキナー:手札8枚(+1)』
「だ、ダメージチェック……」
ダメージチェック(1回目):義賊呪女 アルセーヌ・マージ 『アキラ:ダメージ4/6[表4]』
「セカンドチェック……引トリガー、1枚ドロー……パワーは【V】に」
ダメージチェック(2回目):偵察甲虫 スパイワイヤー(引) 『アキラ:ダメージ5/6[表5]・手札6枚(+1)』
『ターンエンド……これ以上、抵抗しないなら楽になるぞ……』
「ふ、ふざけるな……」
『ならば、コレを見るが良い……』
「……!?」
<ヘリワード、ウィリアム、ディエゴ……>
悪神が見せたのは、傷を負ったヘリワード達。だがヘリワード達だけでは無く、他のユニット達も傷付き倒れていた。
『貴様達が抵抗するだけ、他の者達もこうして傷付くのだ……』
「そんな……」
<アキラ殿……>
「ヘリワード……!?」
傷付いてるヘリワードがアキラを呼ぶ。
<私達なら、大丈夫です……>
<そうだぜ、あんな顔面野郎の攻撃なんざ……>
<ワガハイ達……平気>
「ウィリアム、ディエゴ……分かった」
アキラはヘリワード達を信じ、ファイトを続行する。
――――
アキラ『ダメージ5/6[表5] ・ソウル0・手札6・GB3・バインド3(裏3)・トライブゾーン6(セブンクラブ1、セブンインセクト2、セブンロイド1、セブンゴースト1、セブンプラント1)・除外されてるGカード1』
< > <アルセ> <>
<アイス> < > <>
シェキナー『ダメージ5/6[表4] ・ソウル0・手札8・バインド1(裏1)・トライブゾーン5(セブンフェアリー2、セブンドラゴン1、セブンゴーレム1、セブンビースト1)・除外されてるGカード2』
<> <シェキナー> <>
<> < > <>
――――
『10ターン目』
「スタンド&ドロー、ストライド・ジェネレーション!」
『【コスト】:魔竜 マスカレードラゴン(グレード3)』
「全ての属性が集う元素よ、今こそ1つとなりて天地開闢の賊となれ!! 『極源竜 アルセーヌドラゴン・オリジン』!!」
【V】アルセーヌドラゴン・オリジン:26000 『アキラ:GB4』
『此処で我の力を見せよう…』
「何……!?」
シェキナーの瞳が怪しく光った瞬間、オリジンの頭上に黒い魔力が降り注ぐ。
<グアアアアッ!?>
「こ、コレは……!?」
『我の力で、貴様達がグレード4に超越した時……手札2枚を捨て、Gゾーン裏のカードを1枚を表で除外し……そのGユニットは能力を失い、ハーツカードのパワーも受けれず、☆とドライブも-1だ』
<それはつまり……>
<超越キラーじゃねぇか!?>
<しかもまた力が増す、卑怯……>
【V】アルセーヌドラゴン・オリジン:15000(効果無効) ☆0(1-1)・ドライブ-1
『アキラ:除外されてるGカード2』
【V】シェキナー:40000 『シェキナー:手札7枚(-2)』
「オリジンで【V】にアタック!」
『ノーガード』
「ツインドライブ……」
ドライブチェック(1回目):義賊魔竜 アルセーヌ
「セカンドチェック」
ドライブチェック(2回目):宝石甲虫 ハニー・ルビー 『アキラ:手札8枚(+2)』
【V】アルセーヌドラゴン・オリジン:15000 ☆0(1-1)
【V】シェキナー:40000
「クソ……ターンエンド」
<マズいな、このままでは……>
――――
アキラ『ダメージ5/6[表5] ・ソウル0・手札8・GB4・バインド3(裏3)・トライブゾーン6(セブンクラブ1、セブンインセクト2、セブンロイド1、セブンゴースト1、セブンプラント1)・除外されてるGカード2』
< > <アルセ> <>
<アイス> < > <>
シェキナー『ダメージ5/6[表4] ・ソウル0・手札7・バインド1(裏1)・トライブゾーン5(セブンフェアリー2、セブンドラゴン1、セブンゴーレム1、セブンビースト1)・除外されてるGカード2』
<> <シェキナー> <>
<> < > <>
――――
『11ターン目』
『我のターン、スタンド&ドロー』
『シェキナー:手札8枚(+1)』
『アタックだ……』
「完全ガード!』
『トリプルドライブ……』
ドライブチェック(1回目):禁忌の女神 ウルスラ
「セカンドチェック、☆トリガー。全て我に……」
ドライブチェック(2回目):機獣 ダガージャガー(☆)
「サードチェック……」
ドライブチェック(3回目):地霊 クエピク 『シェキナー:手札11枚(+3)』
【V】シェキナー:40000
【V】アルセーヌ(完全ガード) 『アキラ:手札6枚(-2)』
「はぁ……はぁ……」
『兄貴、また攻撃が来るぞ……』
『うん……貴様もまだ中に居たか』
「まだ……? どう言う意味だ……?」
『貴様の弟は、我が絶望で……死産へと運命を変えた』
「『なっ!?』」
<何……!?>
シェキナーから発せられた言葉。弟のアキトの死産は、シェキナーによるものだった。
「お前の……お前の所為で!!」
『兄貴! 今は抑えろ!』
「許さない……許さない……!!」
<アキラ、落ち着け!>
「絶対に……許さない!!」
『それを待っていた……』
『あ?』
アキラが憎しみや怒りの感情を表し、シェキナーが待ってたと言ったその時だった。
「ぐ……グアアアアア!?」
『兄貴!?……グギャアアアア!?』
<こ、コレは一体……!?>
<ま、まさかコレは……!?>
『そう、生まれたばかりのソイツに……死産させた弟の魂と負の感情を混ぜ、ソイツの最も恐れてる物が反応した時に、暴走させる様に4年前に仕向けたのだ……』
<4年前……はっ!? それってまさか……交通事故と記憶を失った時と……!?>
『そう、この器の運命力を操作して奴を絶望させる為だ。その際に奪ったPSYクリエイトの半分を器に与えた。そして今……この暴走で、奴も哀れな弟も完全に我の一部となるのだ……』
<全部テメェの仕業だったのか……あの
<このままでは、アキラ殿が……>
「グアアアアアアアッ!?」
<あ、アキラ……>
『……ん? 何だ……肉体が……変だ』
その時、シェキナーは自身の体に違和感を感じた。
『ぐっ……まさか、器共か……!?』
<アレは……?>
シェキナーから光の球体が飛び出し、アキラの体の中に入った。
――――
「……何だ、この暖かい光?」
『あぁ……優しい光だぜ……』
「アキラ君、アキト君……」
「ユカ先生……!? ウルスラも……」
<ええ……>
アキラの中に入ったのは、ユカとウルスラだった。どうやら僅かな力を使って、アキラに呼びかけた様だ。
「私達、取返しのつかないことをしてしまったわね」
<結局、悪神に良い様に利用されてただけでした……>
「俺も、もうダメなのかも知れない」
『あ? 何言ってんだ兄貴? まさか怖いとか言わねぇよな?』
「そうだよ……」
『んだと?』
アキラの弱気な発言に、アキトは苛立って聞き返した。
「怖いんだよ……! 誰かとの繋がりが無くなって空しい想いをするのは……!」
『はぁ……やっと自分の恐れてる物を見たんだな……。そう、兄貴の弱点でもあり、
「!?」
アキトはアキラの胸倉を掴み、持ち上げる。
『まだ全てを失ったわけじゃねぇだろうが! 奴から奪われた全てを取り戻すんだろうが!』
「!!」
<そう、まだ終わってません……それに貴方を待ってるのは地球に居る人達だけではありません……>
「そう、貴方と共に戦って来た……貴方のイメージで生まれ、信じて待つ者達が……」
「……」
『でも、やっと兄貴は自分の弱さ……恐れている物を自覚出来たんだ。俺もようやく……』
「……アキト!? お前、消えかかって……」
『そう、俺は確かに実の弟だけどよ……殆どは兄貴の負だ。兄貴がこうして自覚した以上……俺は……』
「待ってくれアキト! お前まで消えたら……!!」
『消える? 違えなぁ……俺は兄貴の中に帰るだけだ……』
「そして私達も、もう意識が途絶えるわ……」
「先生……ウルスラまで……!?」
<ですから……>
ウルスラとユカがアキラの手を握る。
「この力……貴方に返すわ」
<お願いします、あの悪神からクレイと地球を……>
「<救って……>」
「コレは……PSYクリエイト!?」
手を握られたアキラに、何やら力が入る。そう……失われていたPSYクリエイトの残り半分だと分かった。
「もう……そろそろね、コレで本当の自分を取り戻したのね。アキラ君……ありがとう」
<後は……頼みましたよ>
「ユカ先生……ウルスラ……!!」
2人はそう言って消えてしまう。そしてアキトも、消えかかっている。
『じゃあな、兄貴……僅かな時間でも……一緒に居れて嬉しかったぜ……』
「アキト……!!」
アキトもそう言って消えてしまう、最後に初めて感謝と笑顔を込めて……。
『アキト……先生……ウルスラ……。そうだ……まだ終われないんだ……戻るんだ! そして奴から奪われた全てを奪い返す!!」
――――
『器共め……まぁ良い、貴様達が超越を行った以上……に、Cブラスト①、手札を2枚捨て我自身を【スタンド】……そして相手のGゾーン裏をランダムに1枚を表で除外……』
【V】シェキナー:50000
『シェキナー:ダメージ5/6[表3](Cブラスト①)・手札9枚(-2)』
『アキラ:除外されてるGカード3』
『コレで終わりだ……』
<アキラ……!!>
「……ジェネレーションガード、『
『何……!?』
「登場時に、ドロップ。バインド、
『アキラ:バインド1(裏1)・トライブゾーン9(セブンクラブ1、セブンインセクト2、セブンロイド2、セブンゴースト1、セブンプラント1。セブンビースト1、セブンドラゴン1)・GB5』
『く……ドライブチェック……』
ドライブチェック:禁忌の女神 ウルスラ 『シェキナー:手札10枚(+1)』
【V】シェキナー:50000
【V】アルセーヌ:51000(11000+40000) 『アキラ:手札4枚(-2)』
『おれの
<アキラ……>
「待たせた……」
<って、おい!? その目の色は……!?>
アキラの目の色が、
「大丈夫だ……さっき、ユカ先生やウルスラ……そしてアキトのお陰で、本当の自分を取り戻した」
<本当の……? もしや、PSYクリエイトが……!?>
<真の
『あの器共め……』
「みんな、この悪神から全てを奪い尽くして、俺達の未来を取り戻す……! その力を貸してくれ!」
<勿論だ……!>
<私の力をお貸ししましょう>
<言われるまでも無ぇぜ!>
<アイツ倒して、食事する……>
――――
アキラ『ダメージ5/6[表5] ・ソウル0・手札4枚・GB5・バインド1(裏1)・トライブゾーン9(セブンクラブ1、セブンインセクト2、セブンロイド2、セブンゴースト1、セブンプラント1・セブンビースト1、セブンドラゴン1)・除外されてるGカード3』
< > <アルセ> <>
<アイス> < > <>
シェキナー『ダメージ5/6[表3] ・ソウル0・手札10枚・バインド3(裏3)・トライブゾーン5(セブンフェアリー2、セブンドラゴン1、セブンゴーレム1、セブンビースト1)・除外されてるGカード2』
<> <シェキナー> <>
<> < > <>
――――
『12ターン目』
「スタンド&ドロー!」
『アキラ:手札5枚(+1)』
<しかし、問題は超越したら……奴の脅威が増すことですね……>
<Gユニットってのはグレードが4のみだったよな……? このまま行くしかねぇ!>
<だけど、パワー……足りない>
「だったら……」
<アキラ……!?>
アキラはそう言って、ボロボロになってしまってるゴーグルを外し、後ろへ投げる。
<おいおいおい!? それってカラミティじゃねぇか!!>
<まさか……アキラ殿……!?>
「えぇい!」
<<<<!?!?>>>>
その瞬間、Gゾーン裏にあった『極邪竜 アルセーヌドラゴン・カラミティ』を強く握り潰し、散り散りとなった。
<My
『血迷ったか……所詮、
「どうだろうな? ……うおおおおおお!!」
<これは……!?>
「皆、今こそ力を……!」
<成程、そう言うことですか……!>
<良いぜ! おい部下共! テメェ等も根性見せろ!>
<任せろ……皆の力、合わせる……>
<ええ、お任せください!>
セブントライブのユニット達も、腕を掲げたアキラに力を与える。すると散り散りになったカードは光の粒子となり、再びアキラの手に集い始める。
「ぐ……」
<大丈夫だ、我らが付いてる!>
<私達と共に……>
<新しい可能性を……!>
<作る……!>
「う……うおおおおおおお!!」
そして集った粒子が、新たなカードとなった。
『まさか……我の絶望の一部、
「絶望の反対は希望、そしてこの1枚は……俺達の可能性……!!」
<行くぞ、我らが
「あぁ! 真・ジェネレーションゾーン、解放!!」
【コスト】[『極炎竜 アルセーヌドラゴン・マグナフラム』『義賊魔竜 アルセーヌ 』『義賊魔導 アルセーヌ・ウォーロック』]
アキラ:『手札3枚(-2)・GB6』
「更なる未来を掴み取り、全てを手にする為、今を跳躍する!
『な、何……!?』
「義賊を心を持つ魔竜よ、内に眠る悪魔の力を解き放ち、神をも殺す真の賊となれ! 『
【V】アルセーヌ・Sin・サタナエル:31000 『アキラ:GB7』
TO BE NEXT
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
アキトと永遠の別れとなり、ユカとウルスラも器になりながらも、アキラを助けました。
そして、アルセーヌ達との絆によって本来のPSYクリエイトを手にしたアキラが完全に覚醒、そして誕生した新たなる可能性、
今回はデッキレシピ&ユニット紹介⑭と共に更新しました、次回もお楽しみに!
感想と高評価も、宜しくお願いいたします!
セブントライブにGB8は必要か?
-
必要!
-
グレード5があるから不必要!