カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN- 作:D・MAKER
長らくお待たせしました、NEXT編へ突入します!
イメージ62:U20へ
香港で開催されているヴァンガードのJr.プロリーグの1つ、『香港トーナメント』。
プロファイターとなるべく海外留学した海導アキラも、その1人。
「アルセーヌ・Xでアタック!」
「ダメージチェック、風が止んだか……」
『ここで決着! 海導アキラが、蒼龍レオンを倒して香港トーナメント優勝だぁ!』
トーナメントのエキシビションマッチで、蒼龍レオンとのファイト。
アキラは苦戦を強いられたが、最後のアタックで見事に勝利した。
「やるな、さすがは悪神を倒した
「レオンさん、対戦ありがとうございました」
「お前の風から、もっと厳しい嵐の前兆を感じる。心して進め」
意味深な言葉を告げたレオンは去った。
「厳しい嵐の前兆……」
アキラもレオンの言葉が気になり、彼の背中が遠くなるのを見ていた。
――――
「……」
<どうした?>
「アルセーヌ」
立凪財閥で借りているコテージで考え事をしているアキラの元に、トカゲ姿のアルセーヌが声を掛ける。
<大方、香港トーナメントの件だろう>
「うん」
<確かに、以前よりクレイと地球は近付いている。それにお前も
「まぁね、お見通しか」
<繋がってるんだ、察しないわけないだろう?>
「はは……」
分身であるアルセーヌに見抜かれ、アキラは苦笑いする。
<どうしたの~?>
「あ、ラウ」
アルセーヌの背中で寝ていた、小さなトカゲが起きる。
名前は『ラウール』。アーシャとの間に生まれた、アルセーヌの息子である。
<起こしてしまったか……>
<おとーさん寝ないの~?>
<もう寝るから、お前も寝るんだ>
<うん、おやすみなさ~い>
ラウールは挨拶をして、再びアルセーヌの背中で寝る。
「しかし……息子が生まれるの早くない?」
<クレイは地球と違うからな>
「そ、そっか。ところで卵から?」
<秘密だ>
「おい……」
ラウールの誕生の秘密を聞くも、アルセーヌはだんまりを決める。
<さて、我々も寝るぞ……明日は立凪タクトの元へ行くのだからな>
「そうだな……」
アキラも明日に備えて寝ることにした。
――――
「失礼します」
「お待ちしてましたよ」
立凪タクトの屋敷の一室、当主であるタクトが座って待っていた。
「どうぞ、お掛けください」
「はい、失礼します」
「行き成り呼んでしまって、すみません。大事なお話がありまして」
「大事なお話ですか?」
タクトは意味深なことを口にすると、1枚の封筒を出す。
「20歳以下の大会、U20の招待状が届きました! 我が立凪財閥は特別推薦枠として予選を通過して、本選からスタートとなります」
「成程、U20ですか」
「ええ、アキラ君にも是非とも。アキラ君はU20の優勝チームはご存じですか?」
「はい、チーム『ディフライダー』ですね。そのリーダーの名は……『鬼丸カズミ』」
「覚えてるとは流石ですね。その映像がありますので、見て貰えますか?」
「はい」
タクトはリモコンで大きなスクリーンを出し、前回のU20の決勝戦が映し出される。
「凄い……圧倒的だ。……!!」
「その目、やはりですか……」
鬼丸カズミのファイトを見て少し経った頃、アキラの目が黒くなる。
(何でPSYクリエイトが……まさか……ユニット!?)
映像と言えども、鬼丸カズミからは僅かにユニットの気配を感じたアキラ。
「気づきましたか?」
「はい、僅かながらユニットの気配を……大事な話と言うのは、単に優勝が目的では無さそうですね」
「ええ、アキラ君に鬼丸カズミのことを調べて貰いたいのです」
「分かりました、後はチームメイトを2人ですね……」
U20に出場するには、3人1組のチームでなくてはならない。
果たして、アキラは残り2人を見つけされるのか……。
TO BE NEXT
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今回、アルセーヌの息子であるラウールについてです。
実はラウールも連載前から設定を作っており、出したいと思っておりました。
『行き成り過ぎないか?』と思われますが、ご了承をいただければと思います。
長くなりましたが、次回も宜しくお願いします!