カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN- 作:D・MAKER
「俺以外の2人かぁ……」
<誰にするのだ?>
「う~ん……」
U20に参加するため、メンバーを誰にするか考えるアキラ。
「誰でも良いって訳じゃないからなぁ……」
「お困りだねアキ君」
「レッカさん」
<いつの間に……>
いつの間にか立凪レッカがアキラの後ろに立っており、ニコニコしながら手を振る。
「聞いたよ、U20に出場するメンバーを探してるんでしょ?」
「ええ……そうです」
「だったら、レッカちゃんがメンバーに入っちゃうよ!」
<は……?>
レッカの発言にアルセーヌは口をあんぐりと開ける。
「レッカさん、アイドル活動の方は大丈夫ですか?」
「心配ないよ! アイドルが参戦となれば宣伝効果も大きいでしょ?」
<抜け目のない地球人の女だ……>
レッカの思惑を聞いたアルセーヌは呆れる。
「ありがとうございます、レッカさん。是非ともお願いします」
「任せて~! あと1人はどうするの?」
「う~ん……悩みますね」
2人目はレッカと決まり、アキラが最後の1人をどうするか考える。
<ところでアキラ、明日は確か……お前の欲しかったモデルガンを東京に取りに行くのだろ?>
「あ、そうだった! そろそろ出発しないと!」
「あ、私も行く~!」
アキラは東京へ行く支度をしに部屋に戻る。
――――
「キデさん、こんにちは」
「アキラ坊ちゃん、いらっしゃい」
「ここがアキ君の行き付けのお店かぁ」
アキラはレッカを連れ、都波キデの店をやって来た。
「坊ちゃんは今、海外でヴァンガードのプロだったんでしたっけ?」
「ええ。今度のU20に参加するために、メンバーを探してて」
「あぁ、確か20歳以下でしたねぇ。ウチに息子も最近、ヴァンガードを始めたんですよ」
「ミツヨシ君が?」
「ただいま~!」
「お、噂をすれば」
店の裏口から、キデの息子の『都波ミツヨシ』が学校から帰宅した
「お帰り。今は坊ちゃんがいらしてる」
「あ、アキラさん! お久しぶりです!」
「久しぶり、元気そうで」
「はい! 俺もアキラさんのファイトを見て、ヴァンガードを始めたんです!」
アキラに憧れて始めたと話し始めるミツヨシだった。
「へぇ、ならレッカちゃんとファイトしない?」
「え? あ! 『ウルトラレア』のレッカさん!? どうして家に!?」
「レッカさんはチームメイトなんだよ」
「さすがはアキラさんですね……! 是非、ファイトのお相手をお願いします!」
「宜しい! レッカちゃんが相手してあげる!」
ミツヨシはレッカとファイトが出来ると喜び、デッキを出す。
「行くよ~!」
「はい!」
「「スタンドアップ! ヴァンガード!!」」
――――
「ダメージチェック……俺の負けです」
「まだ粗削りだけど、素質あると思うよ~?」
「ほ、本当ですか……!?」
「……そうだ!」
「坊ちゃん?」
レッカに敗れたミツヨシを見て、アキラは決心する。
「ミツヨシ君、一緒にU20に出ない?」
「え……えええええええ!?」
「アキ君!?」
アキラはミツヨシを3人目にすると決めたのだ。
「ぼ、坊ちゃん……お言葉ですが、ミツヨシはまだ初心者です……」
「そ、そうですよ。俺は……」
「これから実力を上げれば良いのさ。本戦までファイトするぞ」
「アキラさん……ですが……」
アキラの言葉にミツヨシは迷うが、父であるキデが息子の肩を叩く。
「行って来な。坊ちゃんが誘ってるんだ、これから腕を上げて行け」
「父さん……分かった! 俺、アキラさん達と出場するよ!」
「決まり」
「決まったのは良いけど、どこで特訓するとか決めてるの?」
3人目のメンバーが決まり、レッカはアキラにどこで特訓するか尋ねる。
「明日、ドラエン支部へ行こうかと」
「なるほど、普及協会なら色んなファイターが居るもんね!」
「と言うわけでミツヨシ君、明日はドラエン支部に集合ね」
「はい!」
チームを結成したアキラ達、明日からドラエン支部での特訓が始まる。
――――
「人が多いですね」
「うん、U20の熱かな? レッカさんはまだ来てないか……」
ドラエン支部での特訓初日。
アキラとミツヨシは先に来てレッカを待っている。
「お待たせ!」
「あ、おはようございます」
「おはようございます」
騒ぎになることを避けるために変装して来たレッカと合流する。
<ではMy
「うわ!? アキラさん、この美人な方は……!?」
「ナナさん、俺の秘書」
<宜しくお願いします>
「あ、はい……」
いつの間にか隣に居たナナに驚くミツヨシだった。
「『グランギャロップ』でアタック!」
「お、俺の負けだ……」
「やった! やりましたよアキラさん!」
「おお、お疲れ様」
特訓を開始し、ミツヨシは勝利を喜ぶ。
「でもでも、もっとファイトしないと実力は身に付かないよ~?」
「はい!」
「
「ああ!!」
「?」
後ろから叫び声が聞こえ、振り向いた先には眼鏡を掛けた白い制服の人物がアキラに指を指してる。
「あ、あの! 君ってもしかして……海導アキラ君!?」
「そうですが……その制服は、福原の方ですね」
「あ、俺は福原ヴァンガード部の部長をしてる『早尾アンリ』です」
彼……早尾アンリはアキラに挨拶をする。
「そうでしたか。改めまして、海導アキラです。宜しくお願いします」
「シオン君と同じ『Q4 NEXT』の一員でジェネレーションマスターで、世界で1人だけの『セブントライブ』使いで、今はプロなんだよね!」
「はい」
「アキラさん、やっぱり凄いなぁ……」
「それで……良かったら、俺とファイトして貰えないかな?」
早尾はアキラにファイトを申し込んだ。
「俺も、アキラさんのファイトをみたいです!」
「アキ君、人気者だね~」
「良いですよ、受けましょう」
「……! ありがとう!」
「では、ファイトテーブルに」
アキラと喜んぶ早尾と共にファイトの準備をする。
「行きますよ」
「うん!」
「「スタンドアップ! ヴァンガード!!」」
TO BE NEXT
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
最後の一人はオリジナルキャラで、森山ヒロキと同様に『グランギャロップ』軸にしました。理由は、NEXT以降でグランギャロップを見なかったからです。
そして次回は久しぶりのファイト描写です!
パワーアップしたアルセーヌ達にもご期待ください!