お助けマンな弟〜IF·STORY·CiRCLE   作:シュステーマ・ソーラーレ

115 / 166
今回は、野良猫と呼ばれる少女が陽斗を困らせる話です!


第96話〜迷子の野良猫に困る陽斗

大ガールズバンド時代と呼ばれている世の中。数多くのガールズバンドが群雄割拠する中で、聖地となっているライブハウス『CiRCLE(サークル)』でアルバイトをしている主人公の松原陽斗。

 

最強のエンタメガールズバンド『ハロー、ハッピーワールド!』、通称『ハロハピ』のドラム担当である松原花音の弟である。

 

様々な危機的状況からCiRCLEを利用しているガールズバンドのメンバーを助けた事から好意を寄せられて猛烈なアプローチを受けている。

 

それは陽斗がCiRCLEバイト2年目に突入しても変わらなかった。むしろ、より一層陽斗に対するスキンシップが激しくなっている。

 

そんな大変な状況になった陽斗だが、それなりに楽しくいつも通り毎日を過ごしている。

 

今回は、そんな陽斗が迷子のバンドにいる野良猫の対応に困る話である。

 

※CiRCLEのラウンジスペース

 

陽斗「んぐっ!んぐっ!ふぅ〜···」

 

ある日の事。陽斗は、CiRCLEでバイトをしていた。今はラウンジスペースで休憩中なので、ソファーに座って缶コーヒーを飲みながらくつろいでいた。するとそこへ···

 

楽奈「はると♡いた♡」

 

陽斗「あっ!楽奈ちゃん、いらっしゃい!!」

 

MyGO!!!!!のギター担当で、『野良猫』と呼ばれる程の自由人である要楽奈がやって来た。

 

彼女は、陽斗を見かけると嬉しそうな顔になり隣りに座った。

 

楽奈「はると、聞きたい事ある。」

 

陽斗「ん?何かな?」

 

そして、楽奈は聞きたい事があると言った。陽斗が何かと聞き返した。すると楽奈はとんでもない事を陽斗に聞いた!

 

 

楽奈「セ○♡☆って何?」

 

陽斗「はい!?」

 

セ○♡☆とは何かと!

 

 

楽奈「?どうしたの?」

 

陽斗「い、いや!//////////ちょっと楽奈ちゃん!?////////どこでそんな事聞いたの!?//////////」

 

突然の爆弾発言に陽斗は顔を赤くしながら慌てる。そして、楽奈にどこで『セ○♡☆』という言葉を聞いたのかと問いかける。

 

楽奈「クラスの女の子が言ってた。『好きな人を作ってセ○♡☆したい』とか『早く♡女捨てたいよね』とか言ってた。」

 

陽斗「なっ···!?//////////////」

 

楽奈「でも、クラスの女の子に私がセ○♡☆って何?って聞いても教えてくれなかった。『楽奈ちゃんにはまだ早いかな〜?』って。」

 

陽斗(そりゃそうだろうな···だって楽奈ちゃんってまだ中学生だし。でも中学生でセ○♡☆の意味を知らないのも問題だし···)

 

楽奈が言うには、彼女が通う花咲川女子学園で、同じクラスの女子達がセ○♡☆の事について話していたのを聞いた楽奈。

 

しかし、クラスメイトにセ○♡☆って何か聞いても『楽奈ちゃんにはまだ早い』と言われて教えてくれなかった。

 

それを聞いた陽斗は納得した。楽奈はまだ中学3年生。セ○♡☆をするには早い時期だ。だからといって、中学3年生でセ○♡☆の意味を知らないのも問題ありだ。

 

何処かの悪い大人に騙される可能性大だからである。

 

楽奈「はるとは知ってるの?セ○♡☆」

 

陽斗「えーっと···知ってるけど···/////////////////」

 

楽奈「教えて」

 

陽斗「うーん···////////////////」

 

楽奈「教えて」

 

楽奈は陽斗にセ○♡☆とは何か迫る。陽斗は楽奈に教えるべきか悩む。するとそこへ···

 

燈「楽奈ちゃん、いた。」

 

愛音「もぅ〜!何してるの?」

 

立希「見つけた!野良猫!!」

 

そよ「陽斗先輩、お休みのところ申し訳ございません。」

 

楽奈を探していたMyGO!!!!!のメンバーがやって来た。

 

楽奈「?どうしたの?」

 

立希「どうしたの?···じゃない!もうすぐバンド練習が始まるのに、また勝手に何処かに行って!!」

 

そよ「楽奈ちゃんいないと練習にならないから探してたんだよ?」

 

愛音「そしたらラウンジではるるん先輩といるし!」

 

燈「ら、楽奈ちゃん!早くスタジオ行こう?」

 

どうやら、今日はCiRCLEでバンド練習するはずが、自由過ぎてすぐ何処かに行ってしまう楽奈を皆で探していたようだ。

 

楽奈「ふ~ん。ご苦労さま。」

 

立希「っ!お前なー!!」

 

愛音「まぁまぁ!りっきー!どうどう!!」

 

燈「た、立希ちゃん、落ち着いて!」

 

そんな事などお構いなく、無責任にご苦労さまと言ってのける楽奈に、立希がブチギレて愛音と燈が必死に宥める。

 

そよ「ほら!もう行くよ!陽斗先輩。楽奈ちゃんは連れて行きますね?」

 

陽斗「あっ。うんっ!」

 

楽奈「むぅ···」

 

そんな中、そよだけは冷静に楽奈を引き取って連れて行った。

 

こうして陽斗は、なんとか楽奈から逃れる事は出来た。···この日だけは。

 

 

※後日·RiNGのスタジオ

 

楽奈「楽奈「はると、セ○♡☆って何?セ○♡☆教えて♡」

 

立希「はぁ!?何言ってんだバカ猫!!」

 

愛音「こんな風に楽奈ちゃんが『セ○♡☆って何?』って、しつこく聞いてくるんです!助けて下さい!!」

 

そよ「燈ちゃんも『セ○♡☆ってコウノトリが赤ちゃん運んで来る事だよね?』って言うし···もうどうしたら···」

 

燈「えっ?違うんですか?陽斗さん!」

 

 

 

凛々子「陽斗君!これは、どういう事なのー!?」

 

香澄「さ~や〜!どうしよ〜!?」

 

沙綾「は〜る〜と〜?」

 

陽斗「もう、いい加減にして···」

 

後日、楽奈はメンバーにもセ○♡☆の意味を聞いてきたらしく、RiNGでMyGO!!!!!のメンバーや店長の凛々子達にも尋問されたのであった···

 

楽奈「皆、おもしれーやつら♡」

 

陽斗「あのね···」




楽奈ならセ····の意味知らなくて皆に聞きそうですね!

危ないから保護しないといけません(笑)

投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。

それでは次回もよろしくお願いします。

※お気に入り登録と評価をありがとうございます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。