お助けマンな弟〜IF·STORY·CiRCLE 作:シュステーマ・ソーラーレ
大ガールズバンド時代と呼ばれている世の中。数多くのガールズバンドが群雄割拠する中で、聖地となっているライブハウス『CiRCLE(サークル)』でアルバイトをしている主人公の松原陽斗。
最強のエンタメガールズバンド『ハロー、ハッピーワールド!』、通称『ハロハピ』のドラム担当である松原花音の弟である。
様々な危機的状況からCiRCLEを利用しているガールズバンドのメンバーを助けた事から好意を寄せられて猛烈なアプローチを受けている。
それは陽斗がCiRCLEバイト2年目に突入しても変わらなかった。むしろ、より一層陽斗に対するスキンシップが激しくなっている。
そんな大変な状況になった陽斗だが、それなりに楽しくいつも通り毎日を過ごしている。
今回は、連載100話を記念して陽斗が見た夢の話となります···
ある夜の事。陽斗は夢を見ていた。その内容とは···
昔むかしの話。この世界は白魔法と黒魔法に満ち溢れていた。
正しき心を持つ魔法使いが使う『白魔法』。壊れた物を直す修繕魔法や、怪我に病気を治す治癒魔法等、人々を幸せにする魔法だ。
それに対して『黒魔法』は、町や村の建物を破壊したり、人々を怪我させたり病気、そして呪いをかけて苦しませる闇の魔法だ。
この物語は、そんな白魔法と黒魔法の壮絶な戦いの物語である···
※魔法の国モーニカ
ドッカーン!バーーーン!!
国民1「うわぁー!」
国民2「逃げろ!魔王軍の敵襲だ!!」
魔法使い達が仲良く平和に暮らしている魔法の国『モーニカ』。今ここに『魔王軍』と呼ばれる悪しき者達からの敵襲を受けている。
モーニカで白魔法を得意とする魔法使いや、剣術等の戦闘を得意とする勇者達が魔王軍に対抗する。しかし···
パーンヤ·ヤマブキ「この程度なの?つまらないね!喰らいな!!必殺黒魔法···ジャイアント·ショークパーン!!」
ボンッッッ!ヒューー···
ドーーーーン!!!!
魔法使い&勇者達「うわぁー!?」
魔法軍四天王の1人『パーンヤ·ヤマブキ(ポピパの山吹沙綾)』が放った必殺黒魔法『ジャイアント·ショークパーン』で生み出された巨大な食パン型の岩の下敷きになった。
参謀ルーイ「黒魔法、ツキノモリ·ミュージック···受けてみなさい。」
〜♪〜♪♪〜〜♪♪♫〜〜〜♫〜♪♫
魔法使い&勇者達「うぅ···ダメだ!この音楽を聞くと涙が止まらなくなって戦えない···」
『参謀ルーイ(モニカの八潮瑠唯)』がバイオリンを使った黒魔法『ツキノモリ·ミュージック』の音楽の前に魔法使い&勇者達は感動して戦意を失った。
ドールマスター·ミシェール「ハーハッハッハー!私の黒魔法、ワチャモチャ·オーケストラで、皆あたしの傀儡となれー!!」
キキーン♪
魔法使い&勇者達(傀儡)「あああー···!」
魔法使い&勇者達「止めろ!私は味方···ぎゃあああー!!」
『ドールマスター·ミシェール(ハロハピのミッシェル)』は、黒魔法『ワチャモチャ·オーケストラ』で魔法使い&勇者達を操って傀儡として、仲間と同士討ちをさせた。
ガキィィィィン!!!!
剣士アーネ·ヒーカワ「ふんっ!この程度の剣術では、我が魔剣ギータの相手にならぬ!」
魔法使い&勇者達「ぐわぁー!!」
そして魔王軍最強の剣士『アーネ·ヒーカワ(Roseliaの氷川紗夜)』の『魔剣ギータ』の威力に魔法使い&勇者達は次々に斬り捨てられた。そして!
魔王レイヤ「ハハハハ!モーニカの姫マシーロは頂くぞ!さらばだ!」
マシーロ姫「いやぁー!助けてー!!」
モーニカ女王「マシーロちゃーん!」
魔王軍のボス『魔王レイヤ(RASのレイヤ)』によってモニカの姫である『マシーロ(モニカの倉田ましろ)』がさらわれてしまった。
ちなみにモーニカ女王のモデルは『ましろママ』である。
※翌日·モーニカ城
モーニカ女王「あぁっ···なんてこと···マシーロちゃんが魔王軍にさらわれるなんて···」
勇者ロック「も、申し訳ございません!私達がついていながら···でら情けないです···!」
翌日のモーニカ城では、モーニカ女王が泣きながら娘でモーニカの姫であるマシーロを心配している。
そんなモーニカ女王の側にいるのは、昨日の戦いで唯一無事だった『勇者ロック(RASのロック)』だ。モーニカの若手勇者ではNo.1の実力者である。
ロックは魔王軍に負けて、マシーロ姫を魔王に誘拐されてしまった事を自分の責任と言わんばかりに責める。
モーニカ女王「自分を責めないでロックちゃん。それよりマシーロちゃんを助け出す方法を考えましょう。」
ロック「そうですね。でも、モーニカには私以外戦える者がもう残っていません。」
そんなロックを責める事をせずマシーロ姫を助け出す方法を考えようと提案するモーニカ女王。
しかし、モーニカの魔法使い&勇者達は昨日の戦いで魔王四天王に倒されてしまい、今のモーニカにはロック以外に戦える者がいない。
ロック1人ではとても魔王軍には敵わない。どうすればいいか悩んでいた···その時!
?「ハロハッピー村に行きなさい···」
モーニカ女王「えっ!?」
ロック「だ、誰や!?」
突然、周りに響き渡った声に驚いて警戒するモーニカ女王とロック。声の主は誰かというと···
妖精マリーナ「私は妖精マリーナ!正しき心を持つ者の味方よ♪」
綺麗な蝶々の羽を持つ『妖精マリーナ』だった!モデルは言わずもがなCiRCLEの『月島まりな』である。
モーニカ女王「妖精マリーナ···」
ロック「でら小さい···!」
突然現れた妖精マリーナに驚きを隠せないモーニカ女王とロック。
マリーナ「マシーロ姫を救う方法は1つだけ!ここから南に8里離れたハロハッピー村に住んでいる魔法探偵達を味方にして魔王軍を倒すのです!」
マリーナが言うマシーロ姫を救う方法とは、モーニカから南に8里(約32km)離れた所にある『ハロハッピー村』に住んでいる魔法探偵達と共に魔王軍を倒す事だった。
モーニカ女王「それが···マシーロちゃんを助け出す方法なのね!」
ロック「魔法···探偵···」
モーニカ女王とロックは、妖精マリーナの助言を真剣に聞く。
マリーナ「詳しい場所は私が知ってますが···どうしますか?」
マリーナは魔法探偵達が住んでいるハロハッピー村の場所を知っているので案内出来る。2人にどうするかと聞く。するとロックが···
ロック「私···行きます!」
モーニカ女王「ロックちゃん!」
マリーナ「そうこなくっちゃ♪」
ハロハッピー村に行って魔法探偵達を味方にして魔王軍を倒す決意を固めた。
※ハロハッピー村
村人1「らっしゃい!らっしゃい!野菜はいかがかな?無農薬の魔法をかけた新鮮な野菜だよー!」
村人2「こちらの鍋はどうだい?爆弾の爆発にも耐えられる頑丈な鍋だよ!!」
ワイワイガヤガヤ!
所かわってここは『ハロハッピー村』。人口は888人程の小さな村だ。ここに住んでいる村人の殆どが白魔法の使い手だ。
そんなハロハッピー村には、魔法探偵事務所『ハピネール』がある。このハピネールにマリーナが言っていた魔法探偵達がいる。
※魔法探偵事務所ハピネール
マルマウンテン·アヤ「うーん···暇だよー!」
ニコリーナ·カノン「ふぇぇぇぇ〜···そ、そうだね。もう今週は依頼人0だね···」
事務所内では、所長の『マルマウンテン·アヤ(パスパレの丸山彩)』が仕事が来なくて暇である事を嘆いていた。
職業→女武闘家···とてもそうは見えないが。
所員の1人である『ニコリーナ·カノン(ハロハピの松原花音)』も、アヤに同情し依頼人が来ない事に落ち込む。
職業→女僧侶
ハラペコ·モカ「暇だぁ〜!はらへったー!もぐもぐ···♪もぐもぐ♫」
バリスタ·ツグミ「モカちゃん!パン食べながら喋らないの!お行儀悪いよ!」
そんな中、のんきにパンを食べながら喋っているのは、所員の1人である『ハラペコ·モカ(Afterglowの青葉モカ)』。
職業→女賢者
パンを食べながら喋るモカを行儀が悪いと注意するのは、『バリスタ·ツグミ(Afterglowの羽沢つぐみ)』、通称『ツグ』だ。
職業→女僧侶
クッキー·リサ「アハハ!愚痴言わないの♪そんなふてくされてたら依頼人なんて来ないよ!」
そんな愚痴ばっかり言ってるアヤ達を優しく諭すのは『クッキー·リサ(Roseliaの今井リサ)』だ。ハピネールで1番のしっかり者お姉さんである。
職業→女僧侶
そんな女僧侶が多めな魔法探偵事務所にはもう1人所員がいる。それが···
※ハロハッピー村にある闘技場
ニコリーナ·ハルト「でやぁー!」
ドガァァァ!
男格闘家達「ぎゃあああー!?」
ドサァァァ!!
村人達「おおおお〜!!」
カノンの弟で、ハロハッピー村で1番強い男格闘家の『ニコリーナ·ハルト』だ。
ハルトの強さを聞きつけた者達が毎日のように挑戦してくるが···
村人1「流石ハルト君だねぇ〜!」
村人2「100匹の魔物をたった1人で、しかも1分足らずで倒した···まさに最強の魔法格闘家だ!」
100匹の魔物をたった1人で1分という短い時間で討伐した最強クラスの魔法格闘家であるハルトには誰も敵わずやられてしまった。
闘技場責任者「勝者ニコリーナ·ハルト!おめでとうございます!賞金の1000ハロハピだよ!!」
ハルト「ありがとうございます!」
闘技場の責任者がハルトに賞金として1000ハロハピを与える。
ちなみに『ハロハピ』とはこの世界の通貨であり、日本円で1ハロハピが88円なので、ハルトは88000円貰った。
ハルト「さてと!これだけあれば今月も皆で楽しく暮らせるな!早く帰ろ···」
ハルトが闘技場を出てハピネールへ帰ろうとした···その時!
ロック「ま、待ってくださーい!」
ハルト「はい?」
マリーナ「こんにちは~♪」
ハルト「うわぁ!?妖精!?」
勇者ロックと妖精マリーナが現れてハルトに声をかけた。
※再び魔法探偵事務所ハピネール
ハルト「···という訳なんだ。」
ロック「お願いします!」
マリーナ「魔王軍を倒せるのはあなた達しかいないの!」
ロックとマリーナをハピネールへと連れて来たハルト。そこで2人は皆に事情を説明した。
カノン「ふぇぇぇ〜!それは大変だね!!」
ツグ「皆を傷つけてお姫様をさらうなんて···!」
モカ「それはそれは許せませんなぁ〜」
リサ「それでアタシ達に助けを?どうする?」
アヤ「どうするもこうするも!魔王軍を倒してマシーロ姫を助けよう!」
ハルト「っ!」
皆、やる気に満ち溢れて魔王軍を倒してマシーロ姫を助け出す事を決めた。
ハルト「よーしっ!皆!行こう!!」
皆「おおおおおお!!」
こうして、ハピネールは魔王軍を倒しマシーロ姫を助け出す旅に出たのだった!
※CiRCLEのスタジオ
陽斗「···っていう夢を見ただけなのに···何でボクがこんな目に!?」
沙綾「はーるーと〜♪夢の中とはいえ、私を魔王軍の四天王の1人にするなんてねぇ〜♫」
瑠唯「有罪確定ね···♪」
美咲「私達の事、そういう目で見てたって事だよねー···♪」
紗夜「今日は特にキツめの指導をしないといけませんね♫」
レイヤ「カ·ク·ゴ·シテね♫」
その後、うっかり見た夢を話した陽斗はお怒りモードのレイヤ達にたー〜っぷりとお仕置きをされた。
ましろ「まーくん!私はどうなったの!?」
彩「この夢の続きはー!?」
ついに100話達成出来ました!
ここまで来れたのはたくさんのユーザーの方々のおかげです!本当にありがとうございました!
この100話をもって第2章は終了となります!
次回以降はどうするかまだ決めていません!ゆっくり考えて投稿しようと思います!
投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。
それでは次回もよろしくお願いします。
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