お助けマンな弟〜IF·STORY·CiRCLE 作:シュステーマ・ソーラーレ
はるにゃんパニックに次ぐ新たなパニックシリーズです!
第110話〜ベビーはるちゃん!?
大ガールズバンド時代と呼ばれている世の中。数多くのガールズバンドが群雄割拠する中で、聖地となっているライブハウス『CiRCLE(サークル)』でアルバイトをしている主人公の松原陽斗。
最強のエンタメガールズバンド『ハロー、ハッピーワールド!』、通称『ハロハピ』のドラム担当である松原花音の弟である。
様々な危機的状況からCiRCLEを利用しているガールズバンドのメンバーを助けた事から好意を寄せられて猛烈なアプローチを受けている。
それは陽斗がCiRCLEバイト2年目に突入しても変わらなかった。むしろ、より一層陽斗に対するスキンシップが激しくなっている。
そんな大変な状況になった陽斗だが、それなりに楽しくいつも通り毎日を過ごしている。
今回は、そんな陽斗がとあるハプニングから赤ちゃんになってしまう話である。
※CiRCLEのスタッフルーム
まりな「陽斗くーん♡お疲れ様♡♡」
陽斗「お疲れ様です、まりなさん!」
ある日のCiRCLE。スタッフルームで休憩していた陽斗の所に、上司の月島まりながやって来た。
まりな「これ、オーナーからの差し入れだって!よかったらどうぞ!」
陽斗「わぁー!ありがとうございます!☆」
ニコッ☆
まりなはCiRCLEのオーナーからの差し入れが入った紙袋を陽斗に渡した。陽斗は毎度おなじみのキラキラドキドキスマイルになって、まりなにお礼を言った。
まりな「っ♡それじゃあごゆっくり〜♡♡」
トゥンク♡トゥンク♡トゥンク♡
まりな(陽斗君可愛い♡陽斗君大好き♡♡ア・イ・シ・テ・ル♡♡♡)
それを見届けながら陽斗に心ときめいてスタッフルームを後にしたまりなであった。
陽斗「さてと!中身は···クッキーだ!いただきます!!」
パクッ!モグッ!モグッ!!
陽斗が紙袋の中身を開けた。中にはクッキーが入っていて、その1枚を摘んで食べる陽斗。これが騒動の始まりになるとも知らずに···
※CiRCLE受付カウンター
友希那「こんにちは。Roseliaです。」
紗夜「こんにちは。」
リサ「こんにちは〜♪」
あこ「こんにちはー!」
燐子「こんにちは···」
まりな「いらっしゃーい♪」
その頃、まりなはカウンターで受付業務の仕事をしていた。そこにRoseliaがやって来た。
まりな「第1スタジオに◯時から◯時まででよかったわよね?はい鍵!!」
友希那「ありがとうございます。」
まりながRoseliaの受付手続きをしていた···その時!
?『うぇーん!うぇーん!』
Roselia·まりな「!!?」
突然、スタッフルームの方から赤ちゃんの泣き声が聞こえてきた。
友希那「何かしら?」
紗夜「今の声は?」
リサ「赤ちゃんの泣き声に聞こえたような···」
あこ「えぇー!?」
燐子「向こうから聞こえてきました···」
まりな「行ってみよ!」
ダッダッダッ!
Roseliaとまりな達が声のしたスタッフルームの方へと向かった。
※スタッフルーム
まりな「陽斗君!どうしたの!?今の声は···」
スタッフルームにやって来たRoseliaとまりな達がそこで見たモノとは···
赤ちゃん「うぇーん!うぇーん!」
友希那「これは···赤ちゃん!?」
紗夜「何故ここに赤ちゃんが!?」
リサ「まさか···まりなさんの!?」
あこ「えぇー!?まりなさん、いつ産んだんですか!?」
燐子「·······」
まりな「ち、違うよー!何でこんな所に赤ちゃんがいるの〜!?そして陽斗君はどこに行ったのよー!!?」
泣いている赤ちゃんだった!
※CiRCLEの第1スタジオ
赤ちゃん「だぁ~!だぁ~!あぁ~!」
リサ「おぉー!よしよし♪いい子だねぇ〜♪」
あこ「いないいないばあ〜♪」
赤ちゃん「だぁ~♪」
友希那「可愛いわね···♡」
燐子「本当ですね···♡」
CiRCLEの第1スタジオに移動したRoseliaとまりな達。
そこで赤ちゃんをあやしているのは、Roseliaで1番母性本能が強いリサと子供っぽい(失礼)あこだった。
笑っている赤ちゃんに友希那と燐子がときめいている中···
まりな「あぁ···まさか、差し入れのクッキーに幼児退行薬が混ざっていたなんて···」
紗夜「つまり、あの赤ちゃんは幼児退行薬が混ざったクッキーを食べた陽斗君って事ですか!?」
まりながオーナーに電話で聞いて分かった事だが、実は差し入れのクッキーの中には、幼児退行薬が混ざっていたのだ。
実はオーナーが悪戯で何処から手に入れた幼児退行薬をクッキーに混ぜたのだ。
それを食べてしまった陽斗は、赤ちゃんまで退行してしまったのだ。
まりな「もう〜!オーナーったら何て物を···」
紗夜「全くです!」
まりなと紗夜は憤慨するが···
ベビーはるちゃん「あばぁ~♪」
まりな·紗夜「っ♡♡」
トゥンク♡トゥンク♡♡
赤ちゃんになった陽斗···『ベビーはるちゃん』の可愛さに心がトゥンクと鳴り···
紗夜「大体!ここに赤ちゃんがいたら練習にならないじゃないですか!ダメです!!」
ナデナデ♪
はると「うんばぁ~♪」
燐子「氷川さん···言動と行動が一致してませんよ♪気持ちは分かりますが···♫」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!
まりな「とりあえず、ミルクとおむつを買わないとね♡」
あこ「人心を誑かす魔性の赤ちゃん···恐るべし···あこも可愛がりたいですよ~♡」
友希那「当然よ♡」
リサ「お姉さんがたー〜っぷりと可愛がるぞ〜♡♡」
もはや全員がベビーはるちゃんを可愛がる気満々だった。
ベビーはるちゃん「ちゃーい♫ちゃーい♫ちゃーい♫」
リサ「よしよし♪はるちゃ〜ん♫いい子でちゅねぇ〜♡」
Roseliaで1番母性本能が強いリサが楽しそうに鼻歌を歌うベビーはるちゃんをたー〜っぷりと甘やかせば···
あこ「あこおねーちゃんでちゅよぉ〜♡」
ベビーはるちゃん「あーばぁ~♪」
普段は妹キャラのあこも、ベビーはるちゃんのおねーちゃんとして振る舞いながらも、ベビーはるちゃんをしっかり可愛がる。
友希那「よしよしいい子でちゅねぇ~♡」
紗夜「お···おねーちゃんと一緒に遊びましょうねぇ〜〜♡♡」
ベビーはるちゃん「きゃ~い♪」
クールビューティーが何処か遠い彼方に消え去った友希那と紗夜もベビーはるちゃんを思いっきり可愛がり···
燐子「は···陽斗君♡おっ☆い飲む···?♡フフフッ···♡♡」
まりな「お姉さんのが美味しいよ♡」
燐子とまりなに至っては、まだ出ないのにおっ☆いを飲ませようとする。
こうして、Roseliaとまりな達はベビーはるちゃんを思いっきり可愛がった。しかしそこへ···
※CiRCLE受付カウンター
蘭「あれ?誰もいない?」
モカ「ホントだ〜」
ひまり「おーい!陽斗〜!まりなさーん!」
巴「誰かいませんかー?」
つぐみ「おかしいね。予約入れておいたはずなのに···」
Afterglowがやって来た。彼女達も今日バンド練習の予約を入れていたのだ。
※場所は戻ってスタジオ
ベビーはるちゃん「うんばぁ~♪」
友希那「あぁ···♡なんて可愛いのかしら♡♡」
紗夜「本当ですね♡」
リサ「見てるだけで癒される〜♡」
あこ「まさにこの世に舞い降りた!···えーーっと···」
燐子「天使♡」
あこ「天使だね!♡」
まりな「早く子供欲し〜♡」
ベビーはるちゃんの可愛さにメロメロになっているRoseliaとまりな達。するとそこへ···
ガチャ!
蘭「失礼します。···はぁ!?」
モカ「あぁ〜!こんな所にいたぁ〜♪···およ?」
ひまり「もぅ〜!まりなさん!探しましたよ!···えっ!?」
巴「あっ!Roseliaまで···どうもすみません!受付カウンターが空になってたんで···!?」
つぐみ「陽斗君もいなくて···って!?」
Afterglowが様子を見にスタジオに入ってきた。そこで見たのは勿論···
ベビーはるちゃん「あばぁ~♪」
友希那「···くっ。」
赤ちゃんとなった陽斗だった。
蘭「···湊さん?その赤ちゃんはドウシタンデスカ?」
モカ「まさかハルくんとの間に出来た子供じゃないデスよねぇ〜?」
つぐみ「そうだったら···ゼッタイニユルシマセンヨ♪」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
ベビーはるちゃんを抱いてるRoseliaの姿を見たAfterglowのヤンデレトリオが怒りのオーラ全開になる。
ひまり「ちょっと落ち着いて〜!」
巴「そうだぞ!あこ!その赤ちゃんはなんなんだ!?」
ひまりと巴の比較的常識人コンビが慌てて宥める。
あこ「違うよ〜!この子がはると君なんだよ〜!!···あっ。」
あこがうっかり口を滑らせた。
※数分後
巴「なーんだ!そういう事だったのか!」
ひまり「びっくりした〜!」
蘭「まさか赤ちゃんになった陽斗だったなんて···」
数分後、Roseliaから説明を受けてようやく誤解が解けた。
モカ「ハルくん、かわい〜ねぇ~♡」
つぐみ「陽斗君可愛い♡可愛い♡可愛い♡可愛い♡可愛い♡」
ベビーはるちゃん「うんばぁ~♪」
モカ·つぐみ「っ♡♡」
トゥンク♡トゥンク♡♡
モカとつぐみがベビーはるちゃんを早速可愛がる。
リサ「可愛いよねぇ〜はーるちゃ〜ん♡」
プニプニ♡
あこ「プニプニ〜♡♡」
プニプニ♡♡
ベビーはるちゃん「きゃはははは♡☆」
リサとあこがベビーはるちゃんのプニプニほっぺをつついて遊んでいる。それにベビーはるちゃんはとても喜んでいる。
トゥンク♡♡♡♡♡
友希那「全く···☆す気かしらね?♡♡」
紗夜「これ以上は命の危険がありますね···」
リサ「もうダメかも♡」
燐子「そ···そうですね······♡♡」
蘭「何この可愛さ···悪くないんだけど♡」
モカ「モカちゃんメロメロ〜♡」
つぐみ「陽斗君···可愛過ぎるよ♡」
まりな「この可愛さは反則よ!♡」
ドバァー······!
友希那や蘭達ヤンデレ組は、ベビーはるちゃんの可愛さに鼻血が大量に吹き出している。
※数時間後
陽斗「あ···あれ?ボクは一体何を···って!?うわぁ!?」
紗夜「フフフッ···♡」
つぐみ「はるとくーん···♡」
まりな「大好き···♡」
ひまり「ちょっと皆ー!?」
あこ「しっかりしてー!!」
数時間後、薬の効果が切れて元に戻った陽斗が見たモノは···鼻血を出しながら気絶しているRoseliaとAfterglowにまりなの姿だった。
陽斗「一体何があったんですか!?」
巴「陽斗···お前が可愛い過ぎるせいだぞ♡///////////////////」
ナデナデ♪
陽斗「えぇー!!?」
ひまり「そうだよ〜♡責任とってね♡♡」
ギュウ〜♡ムニュムニュ♡♡
あこ「あこおねーちゃんにいつでも甘えていいよ♡」
陽斗「何がどうなってるの本当にー!!?」
この後、母性本能に目覚めた宇田川姉妹とひまりにたー〜っぷりと可愛がられた陽斗であった。
新たなるパニックシリーズでした!
名付けるなら『ベビーはるちゃんパニック』といった所でしょうか?
次回もこのパニックシリーズの話となります!
投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。
それでは次回もよろしくお願いします。
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