お助けマンな弟〜IF·STORY·CiRCLE   作:シュステーマ・ソーラーレ

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今年最後の話はモーティスを助ける話となります!


第138話〜モーティスをお助け

大ガールズバンド時代と呼ばれている世の中。数多くのガールズバンドが群雄割拠する中で、聖地となっているライブハウス『CiRCLE(サークル)』でアルバイトをしている主人公の松原陽斗。

 

最強のエンタメガールズバンド『ハロー、ハッピーワールド!』、通称『ハロハピ』のドラム担当である松原花音の弟である。

 

様々な危機的状況からCiRCLEを利用しているガールズバンドのメンバーを助けた事から好意を寄せられて猛烈なアプローチを受けている。

 

それは陽斗がCiRCLEバイト2年目に突入しても変わらなかった。むしろ、より一層陽斗に対するスキンシップが激しくなっている。

 

そんな大変な状況になった陽斗だが、それなりに楽しくいつも通りな毎日を過ごしている。

 

今回はAve Mujicaの若葉睦の別人格であるモーティスをお助けしたら···という話である。

 

※CiRCLEの近くにある道

 

陽斗「さてと!バイトも終わったし···帰るか!」

 

ある日の事。陽斗はCiRCLEでのバイトが終わり、マンションまで帰ろうとしていた。すると···

 

?「やだやだ!おんぶ〜!だっこ!車乗る〜!!」

 

海鈴「後5分です。自分の足で頑張って下さい。」

 

?「い〜い〜!」

 

陽斗「な、何だろう?」

 

まるで子供が駄々をこねる声が聞こえてきた。陽斗が気になって声のした方まで行くとそこには···

 

睦?「え~ん!歩けないよ〜!」

 

海鈴「困りましたね。」

 

Ave Mujicaのギター担当であるモーティスこと若葉睦とベース担当であるティモリスこと八幡海鈴がいた。

 

睦がその場に座り駄々をこねて海鈴を困らせている。

 

陽斗「やぁ!どうしたの?」

 

陽斗が2人に声をかけた。

 

睦?「あっ!陽斗君だ♡陽斗くーん♡」

 

バッ!ギュウ〜♡

 

陽斗「ええ!?/////////////」

 

海鈴「おや···」

 

すると睦がいきなり陽斗に抱きついてきた。

 

睦?「陽斗君の体あったか~い♡えへへ~♡♡」

 

スリスリ♡ギュウ〜♡♡

 

陽斗「いきなりどうしたの睦ちゃん!?////////////////////」

 

更にほっぺたをスリスリと擦り寄せてくる。まるで甘えんぼうの子供のような睦に戸惑う陽斗。

 

海鈴「若葉さん。陽斗さんが困っていますよ。とりあえず離れて状況を説明させて下さい。」

 

睦?「え〜?···分かったよ。」

 

陽斗「ごめんね///////////////」

 

海鈴が睦に注意すると睦が渋々といった感じで陽斗から離れた。

 

海鈴「陽斗さん。申し訳ありません。若葉さんがファミレスに行きたいと言い出したので私が連れて行こうとしたのですが···」

 

睦?「海鈴ちゃんってば酷いんだよ〜!駅から15分くらいって言ったのにすごい歩かせるし!おんぶもだっこも車にも乗せてくれないんだから!もう〜〜!!」

 

バタバタ!

 

陽斗「はぁ···」

 

海鈴が言うには、睦がファミレスに行きたいと言うので連れて行こうとしたが、途中で睦が歩けないと駄々をこね始めたのだ。

 

陽斗「ならボクがおんぶでもしようか?」

 

事情を知った陽斗がおんぶをしようかと睦に提案した。

 

睦?「···だっこがいい!」

 

陽斗「だっこ?はいはい!」

 

バッッッ!

 

海鈴「おやおや。」

 

すると睦がだっこがいいとワガママを言った。それを聞いた陽斗は素直に従い、睦をお姫様だっこした。

 

睦?「わ~い♡わ~い♡♡陽斗君のお姫様だっこ〜♡♡♡」

 

睦はかなり喜んでいる。よっぽど陽斗のお姫様だっこが気に入ったようだ。

 

陽斗(喜んでるみたいでよかった。それにしても今日の睦ちゃんはテンション高いな···こんな子だったけ?)

 

陽斗は心の中で睦の様子がおかしい事が気になっていた。それもそのはず今の睦は···

 

モーティス(陽斗君は気づいてないだろうな···今の私は睦ちゃんであって睦ちゃんじゃないって事に♫フフフフフッ♡)

 

睦の別人格である『モーティス』だからだ。

 

※ファミレス

 

七深「いらっしゃいませ〜···えっ?」

 

陽斗「ど、どうも···」

 

モーティス「こんにちは〜♪」

 

海鈴「失礼します。」

 

そんなこんなで、なんとか海鈴と一緒にモーティスをファミレスまで連れてきた陽斗。しかしそこはモニカのベース担当である広町七深がバイトをしていたファミレスだった。

 

モーティス「何がいいかな〜?♪」

 

海鈴「では私はこれで···陽斗さんはいかが致しますか?」

 

陽斗「ボクはコーヒーでいいよ!」

 

席に座り、メニュー表を見ながら注文する物を決める3人。

 

七深(何でいっっつもハル君は女ったらしな事してるのかな〜?♪広町的に完全アウトだよ♫)

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!

 

それを見ている七深は体中から怒りのヤンデレオーラを出している。

 

友希那「···あれは何かしら?」

 

紗夜「陽斗君が他の女の人と一緒にいますね。」

 

リサ「まーた他の女にうつつを抜かしてるねぇ〜♪」

 

燐子「陽斗君···絶っっっっ対ユルサナイからね♫フフフフフフフッ♡」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!

 

あこ「あわわわ!?」

 

そして、ライブの打ち上げに来ていたRoseliaにも陽斗達の様子が見られていて、あこ以外のメンバーが怒り心頭のヤンデレオーラを出したのは言うまでもない事だった···

 

モーティス「このパフェ美味しい〜♪陽斗君も食べて♡はい♡あ~ん♡」

 

海鈴「それではこの焼きそばもどうぞ。あ~ん···」

 

陽斗「えーっと···/////////////////」

 

モーティス「···食べて?」

 

ウルウル···

 

海鈴「···食べてはくれませんか?」

 

陽斗「わ、分かったよ!////////////////」

 

パクッ!

 

モーティス「美味しい?」

 

陽斗「うん!とても美味しいよ!」

 

海鈴「それはよかったです。」

 

モーティス「よかった♡それじゃあもう1回♡はい♡あ~ん♡♡」

 

海鈴「あ~ん···」

 

陽斗「あ···あ~ん···」

 

パクッ!パクッ!

 

Roselia·七深「むむむっ···」

 

更にモーティスと海鈴は、『はい♡あ~ん♡』をして、陽斗に自分達が食べていた物を食べさせてRoseliaと七深を嫉妬させる。

 

※帰り道

 

モーティス「くぅ〜···くぅ〜····くぅ〜····♪」

 

陽斗「まさか寝ちゃうなんて···」

 

海鈴「申し訳ありません。余程満足したのでしょう。」

 

そして、帰り道に眠くなって寝てしまったモーティスを陽斗がおんぶして家まで送る事になった。

 

友希那「皆···陽斗を連れてオシオキよ!♪」

 

紗夜「はい♪」

 

リサ「OK〜♪」

 

あこ「了解です!」

 

燐子「分かりました···♪」

 

七深「広町も一緒にいいですか〜?♪」

 

その後、陽斗はヤンデレと化した(あこを除く)Roseliaと七深に捕まりたーっぷりとしぼられた事は言うまでもない···

 

モーティス「陽斗君、だ~いすき♡」

 

海鈴「フフフッ♡」




睦の別人格のモーティスまで虜にした陽斗でした!

今年もありがとうございました!よいお年を!

※投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。

※お気に入り登録と評価をありがとうございます!

※それでは次回もよろしくお願いします!
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