お助けマンな弟〜IF·STORY·CiRCLE   作:シュステーマ・ソーラーレ

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今回の話は、主人公の松原陽斗を巡ってRoseliaとAfterglowが争う···という話の前編です。


第14話〜RoseliaVSAfterglowに巻き込まれる陽斗·前編

大ガールズバンド時代と呼ばれている世の中。数多くのガールズバンドが群雄割拠する中で、新たなガールズバンドの聖地となっているライブハウス『CiRCLE(サークル)』でアルバイトをしている主人公の松原陽斗。

 

最強のエンタメガールズバンド『ハロー、ハッピーワールド!』、通称『ハロハピ』のドラム担当である松原花音の弟である。

 

昔から何かと世話が焼ける姉の花音を守る為に我流で格闘技の訓練を欠かさない、都内の地理を全て覚える等、姉想いの優しい性格をしている。

 

空手等の格闘技で鍛えている為、プロの軍人や傭兵を超える人間離れした戦闘力を誇る。

 

普段の性格は、とても優しくお人好しで困っている人を放っておけない。しかし、本気で怒ると一人称が『オレ』に変わり、ヤンキーみたいな口調になり上記の格闘技で敵を病院送りにしてしまう。

 

この話では···陽斗が、とあるガールズバンドとの日常を描いた話となっている。早速ご覧いただこう···

 

 

※CiRCLEの受付

 

陽斗「後5分で今日の仕事は終わりか···この後どうしよう?」

 

 

ある日のCiRCLE。いつも通り受付業務の仕事をしていた陽斗。それも後5分足らずで終わる。この後の予定は無いのでどうしようかと迷っている。するとそこに···

 

あこ「はーっ!今日もやりきった〜!」

 

リサ「お疲れー!」

 

燐子「お疲れ様···です···」

 

紗夜「忘れ物はないですね?」

 

友希那「早く帰って体を休めましょう。」

 

プロも注目する超技巧派実力ガールズバンドであるRoseliaが地下の第1スタジオから出てきた。今日は、CiRCLEにバンド練習をしに来て、今終わって帰る所だ。

 

陽斗「あっ···Roseliaの皆さん!バンド練習お疲れ様です!」

 

そのRoseliaに陽斗は労いの言葉を満面の笑みと一緒に送った。

 

友希那「え、ええ//////////////////」

 

紗夜「ど、どうも///////////////////」

 

リサ「あ、ありがとうね!//////////////////////」

 

あこ「う、うん!//////////////////////」

 

燐子「////////////////////」

 

陽斗の笑顔にメロメロになるRoseliaだった。

 

友希那「······陽斗はまだ仕事なの?」

 

Roseliaのリーダーである湊友希那が何とか冷静さを保ち、陽斗にまだ仕事があるのかと尋ねる。

 

陽斗「いえ、もうすぐで終わります!ただ、この後何の予定は無いのでどうしようかと···」

 

Roselia「!?」

 

それに対して、陽斗がもうすぐ終わるが、その後の予定が何も無い事を告げた。それを聞いた瞬間、Roseliaに激震が走った。そして!

 

あこ「じゃあ、これからあこ達と遊びに行こ?」

 

陽斗「えっ?」

 

リサ「アタシ達もこの後、ファミレス行こうかなぁって思っててさ!」

 

あことリサが陽斗を遊びに誘う。

 

友希那(こういう時、リサとあこの積極性は助かるわ。)

 

紗夜(私からは誘えませんから···ありがたいです。)

 

燐子(あこちゃん···今井さん···ありがとう·····!)

 

他の3人は、積極的に陽斗を遊びに誘えるあことリサに感謝した。

 

陽斗「ああ······」

 

陽斗は、Roseliaの誘いを承諾しようと『いいですよ』っと、言いかけた···するとそこに!

 

 

蘭「湊さん達···陽斗に何してるんですか?」

 

モカ「これは〜···流石のモカちゃんも見過ごせませんな〜···」

 

ひまり「陽斗を連れ出そうなんて!そうはいきませんよ!」

 

巴「そうだな···」

 

つぐみ「陽斗君···駄目だよ?」

 

ゴゴゴゴゴ!

 

羽丘女子学園の幼なじみ同士で結成された王道ガールズロックバンドであるAfterglowが怒りのオーラを出しながら現れた。

 

彼女達もCiRCLEでバンド練習をしていて、今終わった所だった。そこへ、Roseliaが陽斗を誘っている場面に遭遇した。

 

ただでさえ、Roseliaとはライバル関係にあるのに、恋心を寄せている陽斗を誘っているRoseliaに怒りを抱くのは無理もない。

 

友希那「···あら?美竹さん達も来てたのね。全く気づかなかったわ。」

 

蘭「···あたし達の事なんて眼中に無いって事ですか?」

 

バチバチバチバチ!

 

友希那がクールな表情を、蘭がガンを飛ばしながら、お互いサンダーファイヤーをバチバチ言わせて相対する。

 

陽斗「ちょっと2人共落ち着いて下さい!」

 

陽斗が慌てて止めに入った。

 

あこ「陽斗クンは、これからあこ達と遊びに行くの!おねーちゃん達は邪魔しないでよ!」

 

巴「···あこ。アタシ達を差し置いて陽斗を連れて遊びに行くだと?」

 

リサ「皆!本当にごめんね?でも早いもの勝ちだから!」

 

ひまり「そんなのずるいですよー!」

 

モカ「そうだそうだ〜!」

 

一方、他のメンバーも陽斗を巡って言い争う。

 

紗夜「···そこまで言うなら分かりました。では陽斗君に決めていただきましょう。」

 

燐子「···そうですね···」

 

つぐみ「···それがいいと思います。」

 

陽斗「はい!?」

 

そして紗夜と燐子につぐみは、陽斗にRoseliaとAfterglowのどちらと遊びに行くかを決めてもらおうとする。

 

友希那「全てを吸収し、成長するのがRoseliaよ。Roseliaが更に成長するには陽斗が必要なの。だからお願い···私達と一緒に来て。」

 

蘭「あたし達Afterglowは、これからもいつも通りの毎日を送りたい。そのいつも通りを守る為には陽斗···あんたについてきて欲しい。」

 

じーーーー!!!!!

 

友希那と蘭が、それぞれ熱い主張を述べる。そして、両バンドで陽斗にこれまた熱い視線を送る。

 

陽斗(ど···どうしよう···皆で遊びに行けばいいと思うけど···なんかどっちか選ばないといけない空気になってるし·····)

 

陽斗は大いに悩む。陽斗的には皆で遊びに行けばという考えだが、RoseliaとAfterglowにそのような選択肢は無く、どっちかを選んでほしいと思っている為、陽斗はどっちのガールズバンドと行くか悩んでいた。するとそこに···

 

まりな「陽斗くーん!そろそろあがっていい···って、皆どうしたの?」

 

陽斗「ま、まりなさん!助けて下さい!」

 

まりな「えっ?」

 

陽斗の上司で、CiRCLEのスタッフである月島まりながやって来た。陽斗はまりなに事情を説明して助けてもらおうとする。

 

まりな「なるほど···なら、今日は天気もいいし···あっ!スポーツで勝負するとかは?」

 

Roselia&Afterglow「はっ?」

 

すると···まりなはスポーツで勝負をつけろと言ってのけた。RoseliaとAfterglowは意味が分からないという様子だ。更に···

 

香澄「スポーツ!?楽しそう!」

 

たえ「そうだね!」

 

はぐみ「やるやる〜!」

 

日菜「るんっ♪ってきた!」

 

麻弥「何かよく分かりませんが···RoseliaとAfterglowの皆さんがケンカしているようですね。」

 

花音「それでスポーツ勝負?スポーツと言っても色々あるけど···」

 

 

紗夜「日菜!?いつの間に···」

 

陽斗「姉さんまで···」

 

 

いつの間にか、ポピパの戸山香澄と花園たえ、パスパレの氷川日菜と大和麻弥、ハロハピの北沢はぐみと松原花音が来ていた。そして事情を知らぬまま、スポーツ勝負にノリノリである。

 

 

まりな「こんな事もあろうかと···ちゃんと用意しておいたわよ!」

 

バーン!

 

皆「ええ!?」

 

そう言って、まりながある箱を取り出した。それは『スポーツくじBOX』と書かれたモノだった!この中には、あらゆるスポーツの種目が書かれたくじが入っている。

 

まりな「さあ引いて!」

 

香澄「はーい!じゃあ〜···」

 

ガサゴソ···!

 

蘭「ちょっと香澄!勝手に引かないで!」

 

香澄「これ!」

 

香澄がまりなの用意したスポーツくじBOXからくじを引く。そして、香澄が引き当てたくじには『ドッチボール』っと書いてあった···




次の話も、陽斗を巡るRoselia対Afterglowのスポーツ勝負になります!

※ちなみに、RoseliaとAfterglow以外のガールズバンドメンバーがいたのは、暇だったのでCiRCLEに来た(笑)

投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。

それでは次回もよろしくお願いします。

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