お助けマンな弟〜IF·STORY·CiRCLE   作:シュステーマ・ソーラーレ

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前回に続いて、陽斗のガールズバンドお助け記録となります。


第18話〜陽斗のお助け記録→Episode·Two

大ガールズバンド時代と呼ばれている世の中。数多くのガールズバンドが群雄割拠する中で、新たなガールズバンドの聖地となっているライブハウス『CiRCLE(サークル)』でアルバイトをしている主人公の松原陽斗。

 

最強のエンタメガールズバンド『ハロー、ハッピーワールド!』、通称『ハロハピ』のドラム担当である松原花音の弟である。

 

昔から何かと世話が焼ける姉の花音を守る為に我流で格闘技の訓練を欠かさない、都内の地理を全て覚える等、姉想いの優しい性格をしている。

 

空手等の格闘技で鍛えている為、プロの軍人や傭兵を超える人間離れした戦闘力を誇る。

 

普段の性格は、とても優しくお人好しで困っている人を放っておけない。しかし、本気で怒ると一人称が『オレ』に変わり、ヤンキーみたいな口調になり上記の格闘技で敵を病院送りにしてしまう。

 

そして陽斗は、今日もガールズバンド達を助けている。

 

ケース1→黒きインセクタにビビるポピパをお助け

 

※ちなみに『Insecta(インセクタ)』とはラテン語で『昆虫』という意味である。

 

※市ヶ谷有咲の蔵

 

この日の事。陽斗はポピパのリーダーである戸山香澄から『新曲作りに付き合って〜!』···という頼みを受けてキーボード担当の市ヶ谷有咲の家にある蔵に来ていた。しかしそこで!

 

カサカサカサ!

 

 

香澄「きゃあー!ゴ○☓▲!?」

 

たえ「本当だ···」

 

りみ「ゴ○☓▲いやや〜!」

 

沙綾「ゴ○☓▲嫌い!」

 

有咲「ヤベエ!」

 

突然出現した黒きインセクタにビビるポピパ。しかし!

 

陽斗「よっと!」

 

パシッ!

 

ポピパ「えっ!?」

 

なんと陽斗は黒きインセクタを素手でキャッチした!

 

陽斗「コイツを外に逃してやりますから、待ってて下さい!」

 

カサカサ!

 

陽斗は、黒きインセクタを物ともせずに平然としている。

 

有咲「お···お前、ゴ○☓▲が怖くないのか!?」

 

有咲が黒きインセクタを素手でキャッチした陽斗に驚愕して問いかける。すると陽斗は···

 

 

陽斗「何言ってるんですか?虫が怖くて男は務まりませんよ!」

 

ポピパ「っ!!!!!////////////////////////」

 

ズッキューーーーーン!

 

男前な台詞をあっさりと言ってのけた。それに当然ポピパはハートを撃ち抜かれた!

 

そして、陽斗が黒きインセクタを外に逃している間に···

 

香澄「陽斗くーん////////キラキラドキドキする位にカッコいいよ〜/////////」

 

たえ「絶対に私のモノに···////////////フフフフフフ!////////////」

 

りみ「陽斗君···////////////めっちゃ大好き〜///////////」

 

沙綾「陽斗······//////////好き好き好き好き好き好き好き好き好き!////////////」

 

有咲「あの勇気···/////////ヤベエな!////////////」

 

ますます、陽斗にメロメロになるポピパだった!

 

※黒きインセクタを素手で触る事は衛生的によくないので陽斗の真似しないで下さい

 

※ケース1終了

 

ケース2→雷が苦手な女の子をお助け

 

ある日のCiRCLE。いつも通りに受付業務を行う陽斗。ただ1つだけ違う事といえば···

 

 

ゴロゴロ······!ザァーー!!

 

只今、ゲリラ豪雨の真っ最中という事だ。雨も凄い勢いで降っているが、雷も凄い勢いで轟音が辺りに響き渡る。

 

陽斗「凄いな···朝は晴れてたのに。ボクのバイトが終わる頃にやむかな?」

 

陽斗は、受付カウンターから外を見てゲリラ豪雨の凄さに感心している。すると···

 

巴「ハァーー!今日も楽しかったな!!」

 

ひまり「本当だね!」

 

蘭「2人共、リズム走り過ぎ···」

 

モカ「モカちゃん、疲れた〜パン食べたーい!」

 

つぐみ「ふふふ!モカちゃん、そればっかりだね!」

 

羽丘女子学園の王道ガールズバンドであるAfterglowがスタジオに通じる通路から出てきた。今までバンド練習をしていたのだ。そして、お会計を済ませる為に受付カウンターまで来た。

 

陽斗「あぁ!Afterglowの皆さん、お疲れ様です!今、外はゲリラ豪雨が降っていますよ!雨と雷が凄いです!」

 

陽斗が、Afterglowに外はゲリラ豪雨が凄い事を伝える。すると···

 

つぐみ「か···雷!?」

 

ガタガタ····!

 

Afterglowのキーボード担当の羽沢つぐみが、何かに怯えるように体を震えさせた。それと同時に!

 

ゴロゴロ!ドッカーーン!!

 

空が光ったと同時に轟音が響き渡る。それと同時に!

 

つぐみ「きゃああああーーー!」

 

バッ!

 

つぐみが伏せながら耳を両手で塞いた。

 

陽斗「つぐみさん!?」

 

その様子を見て戸惑う陽斗。しかし、他のメンバーは···

 

蘭「あぁ···ごめんね?陽斗。」

 

モカ「これが、つぐのいつも通りなのですよ〜」

 

ひまり「つぐは、雷が大の苦手なんだよ〜!」

 

巴「雷が鳴る度に、こうなるんだ···」

 

陽斗「そ、そうなんですね。」

 

全然動じてない。Afterglowのメンバーは幼なじみなので、つぐみが雷が苦手なのを知っているのだ。

 

つぐみ「雷いやーーー!」

 

雷に怯えるつぐみを見た陽斗は···

 

陽斗「大丈夫ですか?···今日だけ特別ですよ?///////////////////」

 

ギュウ〜/////////////////

 

そう言って、つぐみを抱き寄せた。つぐみの耳を自分の左胸···つまり心臓に押し付けるように···

 

蘭「···はっ!?」

 

モカ「···ほぅ〜···」

 

ひまり「ちょっと!?」

 

巴「おい!?」

 

それを見たつぐみ以外のメンバーは戸惑うが···

 

つぐみ「あっ···陽斗君////////////////////」

 

つぐみは、陽斗の大胆行動に嬉しそうだ。そのつぐみの耳には···

 

ドクン!ドクン!ドクン!

 

陽斗の心臓の鼓動が聞こえている。陽斗は、自分の心臓の鼓動を聞かせてつぐみを落ち着かせようとしたのだ。

 

陽斗「つぐみさん···落ち着きましたか?」

 

陽斗は、つぐみが落ち着いたか確認する。するとつぐみは···

 

つぐみ「すぅ········すぅ········」

 

陽斗「あれ!?寝てる!?」

 

安心して寝てしまった···好きな陽斗に抱き止められて、心臓の鼓動を聞いて、安心して寝てしまった。

 

陽斗「えーと····どうしましょう·····?」

 

陽斗が戸惑い、つぐみ以外のAfterglowのメンバーに聞くと···

 

蘭「···陽斗···何やってんの?」

 

モカ「いつからそんなオンナったらしになったのかなぁ〜?」

 

ひまり「つぐ〜!羨ましいよ〜!」  

 

巴「···そうだな。」

 

皆、つぐみを羨ましいと思っていた。

その数時間後、ゲリラ豪雨が止んだ後にAfterglowは帰る事になったが···

 

つぐみ「陽斗君···今日は私の家に泊まって?/////////陽斗君がいないと眠れないの////////////」

 

陽斗「はい!?////////////」

 

蘭「そんなの···//////ダメ!//////」

 

モカ「モカちゃんは許しませーん!/////////////////」

 

ひまり「それなら···///////////私達も泊まる〜//////////」 

 

巴「そうだな···//////////////」

 

陽斗「何で!?///////////////」

 

陽斗は、つぐみの家でAfterglowのメンバーと一緒にお泊り会をしたという···

 

※ケース2終了!

 

 

ケース3→紗夜から逃げる日菜をお助け

 

 

ある日のCiRCLE。いつものように受付業務をしている陽斗。

 

バンッ!

 

日菜「あっ!ハル君!」

 

陽斗「いらっしゃいませ!日菜さん!」

 

するとそこに、アイドルガールズバンドであるパスパレのギター担当の氷川日菜が慌てた様子で入って来た。そして···

 

日菜「ごめん!ハル君!ちょっと隠れさせて!」

 

バッ!

 

陽斗「えっ!?日菜さん?」

 

カウンターに入ってきて隠れる日菜。それに戸惑う陽斗。するとCiRCLEの入口が意気よいよく開いて現れたのは···

 

紗夜「日菜!何処にいるの!?出てきなさい!!」

 

陽斗「うわっ!?紗夜さん!?」

 

日菜「あちゃ~···」

 

日菜の双子の姉である紗夜だった。彼女は何故か怒り心頭で日菜を探していて、陽斗は驚きカウンターに隠れている日菜はマズいと言いたげな表情になった。

 

紗夜「陽斗君!ここに日菜が来ませんでしたか!?」

 

紗夜は受付まで来て陽斗に日菜がいないか詰め寄る。

 

陽斗「日菜さん···ですか?今日はパスパレの予約が入ってないので···少なくともボクは見かけてないですね。まりなさんに聞いたらどうですか?」

 

日菜(ハルくーん!助かるよ~!)

 

陽斗は、カウンターの下に隠れている日菜を庇い、今日は見かけていないとウソをついた。ただし、パスパレの予約が入っていないのは本当である。

 

紗夜「···そうですか。ありがとうございます。では、もし日菜を見かけたら捕まえて下さい。決して庇ったりしないように···」

 

陽斗のウソを信じた紗夜は、日菜を見かけたら捕まえるようにお願いした。

 

陽斗「紗夜さん···日菜さんと何かあったんですか?紗夜さんがここまで怒るなんて、余程の事があったんじゃ···」

 

紗夜「くっ···あの子ったら···私の···私の···!」

 

陽斗に日菜と何かあったのかと聞かれ、怒りのあまりワナワナと震えながら答えた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「私のポテトを勝手に食べたんです!!」

 

陽斗「······は?」

 

日菜(お腹空いてたら、家のテーブルの上に大量のポテトがあったから、少し貰おうと食べたら、るんっ♪ってする位に美味しかったから、気づいたら全部食べちゃったんだよね···)

 

そう···日菜は紗夜が楽しみにとっておいたポテトを全部食べてしまったのだ。

 

紗夜「バンド練習で疲れた体と心を癒そうと買ってきたのに···あの子ったら!」

 

ポテト大好きな紗夜にとってポテトを勝手に全部食べてしまった日菜に流石の紗夜も激怒している。

 

陽斗(この姉妹は子供なのかな?全く···もう···)

 

子供のように怒る紗夜と子供のようにポテトをつまみ食いする日菜に呆れる陽斗。

 

陽斗「まぁまぁ、紗夜さん。落ち着いて下さい。この後、時間があるならボクと一緒にポテト食べに行きましょう。」

 

紗夜「えっ!?/////////////」

 

日菜(!?)

 

陽斗は、紗夜を落ち着かせる為に、この後予定が無かったら自分と一緒にポテトを食べに行こうと誘う。つまり···デートのお誘いだ。もっとも陽斗にその自覚は無いが···

 

紗夜(陽斗君がポテト食べに行こうって誘っている···つまりこれはデートのお誘い!?/////////////////)

 

日菜(ハル君がおねーちゃんをデートに誘った···羨ましいよ〜!でも、あたしのせいでこうなったから文句言えないし···うぅーーー!)

 

陽斗からのデートの誘いに、紗夜は喜び日菜は羨ましがる。

 

陽斗「後1時間程でバイト終わるんで待っててもらって大丈夫ですか?」

 

紗夜「え、ええ!///////待ってますね!///////////」

 

こうして、紗夜は陽斗とデートをする事ですっかり上機嫌となり、日菜に対する怒りは消えていた。

 

ちなみに、この後日菜は紗夜に直接謝って許してもらった。その際、山盛りポテトをプレゼントして···

 

※ケース3終了

 

 

以上、陽斗のお助け記録である。そして···

 

※ある日のCiRCLE受付カウンター

 

紗夜「日菜!陽斗君から離れなさい!!」

 

日菜「ヤダ!悔しかったら、力ずくで離してみれば?」

 

紗夜「いい度胸ね日菜···陽斗君は絶対に渡さないわよ!!」

 

グギギギギ!!

 

陽斗「痛っ!?2人共止めて下さいよ!!」

 

 

リサ「紗夜!日菜!止めなって!」

 

千聖「いい加減にしなさい!」

 

 

沙綾「陽斗······モテモテだねぇ〜······どうしようかな?かな?」

 

つぐみ「陽斗君は私の陽斗君なのに······こうなったら既成事実作らなきゃ駄目なのかな?フフフフフ·········」

 

ケース3の出来事以降、陽斗は氷川姉妹の喧嘩···もとい自分の取り合いに巻き込まれる事が多くなった···

 

ついでに報告するなら、ガールズバンドの一部メンバーのヤンデレレベルが上がった(笑)




以上、陽斗のガールズバンドお助け記録でした。

次回以降の予定は未定です。

投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。

それでは次回もよろしくお願いします。

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