お助けマンな弟〜IF·STORY·CiRCLE 作:シュステーマ・ソーラーレ
陽斗が色々な意味でキャラ崩壊します。
大ガールズバンド時代と呼ばれている世の中。数多くのガールズバンドが群雄割拠する中で、新たなガールズバンドの聖地となっているライブハウス『CiRCLE(サークル)』でアルバイトをしている主人公の松原陽斗。
今日も陽斗は一生懸命にバイトをしていた···はずだったが···
※CiRCLEの第1スタジオ
あこ「儀式の準備が出来たね!りんりん!」
燐子「そうだね···あこちゃん。」
CiRCLEの第1スタジオでは、Roseliaの宇田川あこと白金燐子の仲良しコンビが、スタジオの1角に魔法陣が書かれたシーツを敷いている。燐子は魔術書のような本を見ている。
あこ「りんりんが探してくれたこの黒魔術で!大魔姫あこは更に闇の力を増大させるのだ!」
あこは、燐子が持っている魔術書に書かれた黒魔術で、更に力を得ようとしているらしい。
あこ「くっくっくっ···我が名は大魔姫のあこ!我の命に応じ···え~と···」
燐子「降臨···」
あこ「降臨せよ!そして···あこに闇の力を·······なんか······いい感じのパワーを······」
燐子「漆黒の鳴動」
あこ「漆黒の鳴動を与えよ!」
あこは燐子の手助けのもとに、闇の魔術(?)の儀式を進めていた。するとそこに···
ガチャ!
陽斗「失礼します!頼まれていた機材持ってきました!」
あこ·燐子「あっ!?」
陽斗が、Roseliaの誰かに持ってきてと頼まれて音楽機材を持ってスタジオに入ってきた。そして、例の魔法陣の上に立った。その時!
カッ!!!!
陽斗「うわぁ!?」
あこ「陽斗クン!?」
燐子「あっ···!?」
シュウウウウ·······
魔法陣の眩い光が陽斗を包み込んだ。そして、しばらくして光が消えると···
陽斗「·················」
いつの間にか持ってきた機材を置いて、魔法陣の上に立っている陽斗がいた。見た目はどこにも異常は見られない。
あこ「陽斗クン!大丈夫?」
燐子「陽斗君?」
あこと燐子が、陽斗を心配して駆け寄ろうとした時!
友希那「何してるの?あなた達···」
リサ「何やってるの〜?」
Roseliaの湊友希那、今井リサ、氷川紗夜がスタジオに入ってきた。
紗夜「あら?陽斗君、一体どうし···」
そして、紗夜が何も喋らないままじっと立っている陽斗を見つけ、どうしたのかと歩み寄った···その時!
陽斗「ニャー♪」
バッ!ギュッ!!
紗夜「ええっ!?/////////////////」
突然、陽斗が猫のような鳴き声を上げて紗夜に抱きついてきた。いきなりの事に紗夜は盛大に驚いた。
友希那「なっ!?」
リサ「ちょっと!?」
あこ「陽斗クン!?」
燐子「っ!?」
Roseliaのメンバーもびっくりしている。
紗夜「えっ!?//////////////ちょっ!?/////////////何なの!?///////////////」
紗夜が顔をトマトのように真っ赤にしながらも、陽斗から離れようとするが···
陽斗「ニャーーーー♪」
スリスリ!
紗夜「えっ?·····ええええええ!?////////////////////////」
陽斗は猫の鳴き声を上げながら、更に紗夜に迫り、ほっぺたをスリスリ押し付けて逃さない。
あこ「陽斗クーーン!?」
リサ「どうしちゃったのーー!?」
友希那「ちょっとーー!?」
それを見たあことリサと友希那は更に驚愕した。
燐子「っ!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!
そして燐子に至っては、ドス黒い怒りのダークオーラを出している。
紗夜(何なの!?//////////陽斗君が猫みたいに甘えてくるなんて···こんな幸せな事は無いわ♡/////////////////)
紗夜は、猫のように自分に甘えてくる陽斗にメロメロになっていた。もはや、クールビューティーな風紀委員で、サッドネスメトロノームの面影が無い。
彩「ちょっと陽斗君!?紗夜ちゃんに何してるの!?」
千聖「隣のスタジオが騒がしいから来てみたら···何をしてるのかしら?は·る·と?」
麻弥「陽斗君が猫みたいに···可愛いです!////////フヘ/////////フヘヘヘヘ//////////」
イヴ「ハルトさんの不届き者〜!」
日菜「おねーちゃんとすりすりしないで〜!!」
偶然、隣の第2スタジオでバンド練習していたパスパレが、騒ぎを聞きつけて第1スタジオに入ってきた。そして、猫みたいになって紗夜にすりすり甘えている陽斗を引き離そうとした。
※数10分後
千聖「なるほど···事情は分かったわ。とにかく元に戻す方法を探しましょう。」
あこ·燐子「はい···」
紗夜「はぁ···////////はぁ···//////////はぁ···//////////」
日菜「おねーちゃん···大丈夫?」
紗夜「危うく理性が崩壊する所だったわ······/////////////////」
数10分後。ようやく紗夜から陽斗を引き離せた。そして、あこ達から事情を聞いたパスパレの白鷺千聖は陽斗を元に戻す方法を考えようと提案する。
猫化した陽斗に抱きつかれて理性が崩壊しそうになった紗夜は、ソファーで休んでいる。それを心配そうに見つめる双子の妹の日菜。
友希那「ほら♪ニャ~ン♪」
陽斗「ニャ~ン♪」
友希那「トゥンク!////////////////」
麻弥「湊さんばかりずるいですよ!ほらこちらも!!」
陽斗「ニャ~ン♪」
麻弥「フヘヘへへへへ////////////」
その一方で、猫大好き派な友希那と麻弥は、猫になった陽斗をマタタビを使って遊んでいる。
彩「可愛い〜!////////////////」
イヴ「この可愛さは反則です〜!!////////////」
リサ「ア、アタシ、猫用のクッキー作ってくる!!」
千聖「皆、落ち着きなさい!」
猫化した陽斗の可愛さに彩とイヴはメロメロになり、リサに至っては猫用のクッキーを作ろうとする。すると···
陽斗「うっ······」
燐子「どうしたの陽斗君!?」
突然、陽斗が腹を抑えて苦しがり、燐子が心配する。そして!
カッ!
あこ「陽斗クン!?」
先程と同じ陽斗の体から眩い光が出た。そして光が消えると···
バァァァン!
千聖「これは···!?」
あこ「陽斗クンにしっぽが···!?」
彩「猫耳まで付いてる!?」
陽斗の姿が本格的に猫化していた。頭には猫耳、臀部には尻尾が生えていた。
友希那·リサ「はるにゃん!!//////////////////////」
トゥンク!!
千聖「落ち着いて、2人共!!」
その姿を見た友希那とリサは、胸が『トゥンク』と鳴って、はるにゃんの虜になってしまった。
麻弥「なんて美しい姿···//////////////ああ···/////////フヘ···/////////////フヘヘ···♡/////////////」
ドキドキドキ!じゅるり···
千聖「ああっ麻弥ちゃんっ!顔がダメよっ!!アイドルとしてダメッ!!」
麻弥に至っては、口からよだれを出して目もイッている。とてもアイドルとは思えない顔になっている。
イヴ「徐々にネコに近づいていますよ!?」
燐子「も···もしかして···いつか完全なネコに······?」
イヴと燐子は、徐々に本格的な猫に変化していく陽斗を見て、このままいけば完全な猫になるのではないかと危機感を感じた。
紗夜「それは問題ですね······名残惜しいですが、戻す方法を探しましょう。」
日菜「ようやくおねーちゃんが全快した!」
すっかり冷静さを取り戻した紗夜が、陽斗を元の姿に戻す方法を探す事を提案する。
千聖「戻す方法はないの!?燐子ちゃん!急いで!!」
燐子「は、はい!えーと···えーと······い、今探しています!」
千聖は大慌てで、魔術書を読んで元に戻す方法を探している燐子を急かす。そして···
燐子「解呪の方法が書いてありました!解呪用の儀式をすればいいらしいです!」
紗夜「早速準備して!」
燐子が解呪の方法を見つけた。解呪の儀式をすれば元に戻るらしい。
彩「待って!その前に······!」
パシャ!
リサ「アタシも!!」
パシャ!
千聖「2人共、急いで!」
イヴ「アヤさん!後で、
その写真を送ってください!!」
友希那「リサ···その写真を頂戴!」
彩とリサがその前にスマホで写真を撮る。
あこ「できましたー!!」
ジャーン!
千聖「早いわね!」
その間にあこが解呪用の魔法陣を用意した。
紗夜「陽斗君!魔法陣の中に入ってください!······陽斗君?」
紗夜が陽斗に魔法陣の中に入るように促すが陽斗は···
陽斗「にゃーん?」
あこ「言葉が通じてない!」
燐子「魔法陣に誘導しないと·······」
言葉が通じず動こうとしない。
日菜「ハルくーん!こっちこっちー!この模様の中にー!」
日菜が魔法陣の所まで行って、陽斗を誘導する。
陽斗「!」
それに反応した陽斗が日菜の元に駆け寄った。そして!
陽斗「うみゃあ♡」
スリスリ!
日菜「っ!////////////////////」
ズキューン!!!!
先程、紗夜にしたのと同じく日菜に抱きついて、ほっぺたをすりすりとさせている。日菜は完全に心を撃ち抜かれて!
日菜「責任取って飼う!!///////////////」
陽斗「?」
千聖「落ち着きなさい!日菜ちゃん!!」
猫化した陽斗を飼いたいと涙ながらに訴える日菜。
紗夜(私もあんな感じにされてたのね······////////////////)
日菜が陽斗に抱きつかれてほっぺたをすりすりされている様子を見た紗夜は、今更ながら自分がされていた事を思い出して赤面する。
その後、なんとかして陽斗を魔法陣に誘導する事に成功した。そして、あこと燐子による解呪の儀式が行われたが···
あこ「ふっふっふ······闇より生まれし·······えっと········」
燐子「魅惑の魔獣」
あこ「魅惑の魔獣よ·····!我の······」
燐子「詠唱に応え」
あこ「詠唱に応え!」
燐子「汝の闇を········」
あこ「汝の闇を!」
燐子「滅却···········」
あこ「滅却!」
紗夜「白金さんが読んだ方が速いのでは!?」
千聖「あこちゃんが読まないとダメなの!?」
殆ど燐子だよりの解呪の呪文にツッコミを入れる紗夜と千聖。そんなこんなで儀式が進んでいった。そして!
カッ!
陽斗の体が三度輝き出した!その光が消えると···
陽斗「うっ········ここは········?」
バァァァァン!!
あこ「やったー!成功だよ、りんりん!」
陽斗は無事に元の人間に戻った。儀式は大成功だ。
燐子「大丈夫···?陽斗君。」
燐子が元に戻った陽斗に歩み寄り無事を確認する。
陽斗「燐子さん?あの···ボクは今まで何を?···なんかやたら恥ずかしい事をしていたような······」
陽斗は猫だった頃の記憶を失っていた。ただ、恥ずかしい事をしていたような···という認識しかない。
紗夜「うっ···////////////////」
日菜「あっ···////////////////」
陽斗の言葉に、氷川姉妹は今までの事を思い出して赤面する。
陽斗「紗夜さん?日菜さん?2人共、顔が赤いですよ···?もしかしてボク何か悪い事しました!?」
それを見た陽斗は慌てだす。
千聖「陽斗······世の中知らなくていい事があるのよ。」
燐子「······そうですね。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
陽斗「ええっ!?」
ダークオーラを出しながら知らなくていいと言う千聖と燐子だった···
後日···戻し方が分かったのでもう一度陽斗を猫にしてほしいと頼む友希那と、それを当然却下する紗夜。
更に、リサから事情を聞いたポピパの花園たえから『私をウサギにすることはできる?』っと質問されたあこと燐子の姿があったという···
この事があり、例の黒魔術は封印される事になった···
燐子「もし陽斗君が他の人と付き合ったら···黒魔術で猫にして···フフフフ♡///////////////」
陽斗が猫になってしまった事で、氷川姉妹を中心にドタバタコメディになった話でした。
そして、燐子のヤンデレレベルがますます上がっていきます(笑)
投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。
それでは次回もよろしくお願いします。
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