お助けマンな弟〜IF·STORY·CiRCLE   作:シュステーマ・ソーラーレ

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この話では、何故ポピパのメンバーが主人公の松原陽斗に惚れたのか?

それを説明します!



第2話〜ポピパをお助け

Poppin'Party···読み方は『ポッピンパーティー』で、通称は『ポピパ』だ。

リーダーの戸山香澄の『キラキラドキドキ』を探すというコンセプトの元に音楽活動をしている。メンバー全員が花咲川女子学園の2年生である。

 

そんな彼女達には好きな人がいる。それは松原陽斗だ。

 

最強のエンタメガールズバンド『ハロー、ハッピーワールド!』、通称『ハロハピ』のドラム担当である松原花音の弟である。

 

昔から何かと世話が焼ける姉の花音を守る為に我流で格闘技の訓練を欠かさない、都内の地理を全て覚える等、姉想いの優しい性格をしている。

 

空手等の格闘技で鍛えている為、プロの軍人や傭兵を超える人間離れした戦闘力を誇る。

 

普段の性格は、とても優しくお人好しで困っている人を放っておけない。しかし、本気で怒ると一人称が『オレ』に変わり、ヤンキーみたいな口調になり上記の格闘技で敵を病院送りにしてしまう。

 

現在高校1年生で、ライブハウスCiRCLEでアルバイトスタッフとして働いている。

 

そんな陽斗にポピパのメンバー全員が何故惚れたのか?今回はその理由を話そう···

 

 

ケース1→戸山香澄の場合

 

※CiRCLE第1スタジオ

 

香澄「うーん···いい歌詞が思い浮かばないなぁ···」

 

CiRCLEの第1スタジオでは、ポピパのリーダーでギター&ボーカル担当である戸山香澄が新曲の歌詞作りに苦戦中だ。

 

陽斗「···それで?何でボクに相談しているんですか?仕事中なんですけど···」

 

陽斗は、仕事中にも関わらずに香澄に捕まり、新曲作りの手伝いをさせられている。

 

香澄「だって〜!まりなさんが『困った事があったら遠慮無く陽斗君を使ってね♪』って言ってたんだもーん!」

 

陽斗(まりなさん···勝手にそんな事言って!ボクはガールズバンドのパシリじゃないのに!!)

 

香澄の発言に陽斗は、心の中で自分をパシリ扱いしたCiRCLEスタッフの月島まりなに怒る。

 

陽斗「ポピパの他の人達は?新曲作りなら寧ろメンバー同士で相談した方が···」

 

陽斗はポピパのメンバー同士で新曲作りをした方がいいと香澄に提案した。

 

香澄「それが···おたえは銅像になってギター弾いてるし···りみりんはチョココロネ取り出して『このチョココロネ喋るの!···ワン』って言うし、さーやは私の顔の金太郎パン焼いてくれたけど切った後の断面がすごく怖かったし、有咲は体育館裏に呼び出して決闘を申し込みしてくるし···有咲は『違ぇーよ!!!番長かよ!!!』って怒ってたけど···」

 

それに対して香澄は、ポピパメンバーによる奇想天外なキッカケ作りを陽斗に説明した。

 

陽斗「それは···思いつきませんね···新曲···分かりました。ボクでよければ手伝います。」

 

それを聞いた陽斗は深刻な顔をした。そして、新曲作りの手伝いをする決心をした。

 

香澄「本当!?ありがとうー!」

 

ギュウッ〜!ムニュムニュ///////////

 

陽斗「ちょっと!?/////////急に抱きついて来ないで下さーい!!////////」

 

陽斗が手伝ってくれる事に感激した香澄は陽斗に抱きついてきた。そして、陽斗の胸板に豊かな2つの立派な果実を押し付ける。それに驚く陽斗だった。

 

その後、陽斗は香澄とプラネタリウムに行ったり花火をしたりして、香澄の歌詞作りを手伝って、無事に歌詞を作る事が出来た。

 

※香澄が陽斗に惚れた理由→新曲の歌詞作りを手伝ってくれたから

 

 

ケース2→花園たえの場合

 

ある日の事。陽斗がCiRCLEに行こうと歩いていた。その時!

 

たえ「ダメだよ!オッちゃん!」

 

陽斗「えっ?あっ!?」

 

ピョコ!ピョコ!

 

陽斗が歩いていた反対側の横断歩道には、ポピパのギター担当である花園たえの飼っているウサギ、『オッちゃん』がピョコピョコ歩いていた。しかも信号が赤だ。そこに···

 

 

ブオーーン!

 

1台の車が猛スピードでオッちゃんがいる横断歩道を通過しようとしていた。どうやら車のドライバーはオッちゃんに気づいていないようだ。

 

たえ「駄目!止まって!!」

 

たえは涙目になりながらオッちゃんを助けようと横断歩道に向かうが、たえの走力ではとても間に合わない。

 

ピョコピョコ!ブオーーン!

 

そして、オッちゃんと車との距離が5mになった。

 

たえ「駄目ーーー!」

 

たえが叫んだ······その時!

 

 

陽斗「ふっ···!」

 

ヒュン···バッ!

 

たえ「···えっ?」

 

陽斗は、地面自体を縮めることで距離を接近させ、瞬時に相手との間合いを詰めたり、相手の死角に入り込む体捌き、『縮地』と呼ばれる技で、瞬時に横断歩道まで移動してオッちゃんを抱きかかえ、反対側の道にいた。引かれる前にオッちゃんを助けたのだ。

 

車のドライバー「···あれ?何か横切ったような···気のせいか!」

 

ブオーーン!

 

ドライバーは何も気づかずに通り過ぎた。

 

たえ「オッちゃん!······あれ?」

 

陽斗「よ~しよし!大丈夫だよ!!」

 

陽斗は、オッちゃんに懐かれて笑顔になる。それを見たポピパのたえは···

 

たえ「君が助けてくれたの?ありがとう!」

 

横断歩道から少し離れた離れた場所で、話を聞いた帰り道で、そう質問した。

 

陽斗「気にしないで下さい!ボクは···助けたいから···助けただけですよ!」

 

陽斗は、何処かの仮○ライ○ーみたいな事を言ってのけた。

 

たえ「っ!////////////チュッ!////////////」

 

陽斗「うっ!?/////////うむんっ/////////」

 

その男気溢れる言葉に、たえはすっかり心奪われて···!陽斗の唇を奪った!

 

たえ「ありがとう!今のはお礼だよ♪」

 

陽斗「ええっ!?//////////////////」

 

こうして、たえは陽斗に惚れたのであった。

 

※たえが陽斗に惚れた理由→たえのウサギであるオッちゃんを助けてくれたから

 

ケース3→牛込りみの場合

 

ある日の事。ポピパのベース担当である牛込りみは、大好物のチョココロネを買ってご機嫌のまま歩いていた。しかし···

 

ドンッ!ビチャ!

 

りみ「ひゃあ!?」

 

DQN男「ああっ!?」

 

りみの向かい側から歩いていた男がぶつかってきて、その拍子にりみが持っていた紙袋に入っているチョココロネのチョコがDQN男の着ていた服に飛び散ってしまった。

 

DQN男「おいっ!テメェどこ見て歩いてんだ!?」

 

りみ「ご、ごめんなさい!」

 

当然DQN男は怒り、りみは頭を下げて謝る。

 

DQN男「この服3万もするんだぞ!弁償しろや!」

 

りみ「ええっ!?そ···そんなに!?どないしよ···3万なんて持ってへん···」

 

DQN男は、3万円する服を弁償しろとりみに詰め寄る。しかし、今のりみに3万もお金は持っていない。困ってしまったりみ。そこに現れたのは勿論···

 

 

陽斗「あの〜もしよかったらボクがその服を弁償しましょうか?」

 

りみ「へっ?」

 

DQN男「ああっ?誰だお前···って!?」

 

陽斗だった。偶然にもりみが困っていた所を目撃して助けに来たのだ。そして、陽斗の手には3万円が握られていて、DQN男に差出している。

 

DQN男「え···えーと···」

 

陽斗「どうしたんです?」

 

3万円を差し出す陽斗に戸惑うDQN男。するとその周りで···

 

 

通行人1「おい、あの男···高校生からお金貰おうとしてるぞ!」

 

通行人2「うわぁ〜最低···」

 

通行人3「別に洗えば落ちるのにね~」

 

通行人達がその様子を見て、DQN男を非難して軽蔑の眼差しを向けている。

 

DQN男「あ···ああ!やっぱりいいや!よくよく見たら洗濯すれば済むし!悪かったな!それじゃあ!」

 

ダァーーーーー!

 

それに耐えられなくなったDQN男は、その場から猛ダッシュで逃げていった。

 

陽斗「あれ?要らなかったのかな?」

 

陽斗がその様子を見てポカンとしていた。

 

りみ「あ···あの!」

 

陽斗「ああ!大丈夫でしたか?牛込さん。」

 

りみが陽斗に話しかけてきた。陽斗はりみの方を振り向き、りみの無事を確認する。どうやら無事のようだ。

 

りみ「助けてくれてどうもありがとう!お礼にチョココロネを···ああ!?」

 

りみは、助けてくれたお礼にチョココロネをあげようとしたが、DQN男とぶつかった衝撃で紙袋に入っているチョココロネは潰れて形が悪くなっている。

 

りみ「うぅ···私のチョココロネがぁ···」

 

それに気づいたりみが思わず涙を流す。それを見た陽斗は背負っていたリュックから···

 

陽斗「あの〜これをどうぞ!」

 

りみが持っているものと同じ紙袋を差出した。その中には、チョココロネが2つ入っていた。

 

りみ「ええっ!?でも···」

 

りみは当然戸惑うが陽斗は···

 

陽斗「構いませんよ!どうせ休憩時間に食べようと買っただけですから!それに···」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽斗「牛込さんが喜んでくれるなら、チョココロネの1つや2つ安いもんですよ!」

 

りみ「っ!///////////////////////」

 

陽斗「それじゃあ!ボクこれからCiRCLEでバイトなんで!」

 

ダッダッダッ!

 

かっこいい台詞を言って、持っていたチョココロネをりみにあげて立ち去った陽斗。それにりみは···

 

りみ(めっちゃかっこええ〜!/////////////////////////)

 

完全に惚れてしまった(笑)

 

※りみが陽斗に惚れた理由→DQN男に絡まれた時に助けられた+チョココロネをくれたから

 

ケース4→山吹沙綾の場合

 

ある日。陽斗は、CiRCLEのアルバイトに行く為に急いでいた。その途中···

 

山吹純「うわぁーん!怖いよ〜!」

 

陽斗「ん?あれは···」

 

CiRCLEに行く途中の公園にある高さ3〜4mの木のてっぺんに幼稚園児位の男の子がいた。山吹純である。どうやら木登りをして降りられなくなったみたいだ。

 

山吹沙綾「あぁ!?いけない!?」

 

姉である沙綾は今すぐ純を助けたい···しかし木登りだけなら出来るが、純を担いで木を降りる事が出来ない。そんな困った状況を放っておく訳なく···

 

陽斗「よっと!」

 

スルスルスル!バッッッッ!

 

純「···えっ?」

 

沙綾「あ···!?」

 

陽斗は、サルよりも速く木を登って純をしっかりと担いでそこから飛び降りて着地した。

 

陽斗「よいしょっと!もう大丈夫だよ!」

 

純「えっ?あっ···ありがとう!」

 

沙綾「純!よかった!!」

 

ギュウッ〜!

 

純を降ろす陽斗。そこに沙綾が駆け寄り純を抱きしめた。

 

陽斗「もう危険な事したら駄目だよ!それじゃあバイバイ!」

 

純「うん!バイバーイ!」

 

沙綾「あっ!ちょっと!!」

 

ダッダッダッ!

 

純が無事なのを確認した陽斗はCiRCLEに向かう為に公園から走り去っていった。

 

純「あの兄ちゃんかっこいいなぁ!···ん?おねーちゃん?」

 

沙綾(あの人CiRCLEの新人スタッフで花音さんの弟だよね?今度お礼にパンあげよう////////////////////////)

 

こうして沙綾は、弟の純を助けてくれた陽斗に惚れたのであった。

 

※沙綾が陽斗に惚れた理由→木から降りれなくなった弟を助けてくれたから

 

ケース5→市ヶ谷有咲の場合

 

ある日のCiRCLE。陽斗がいつも通り仕事をしていた時に···

 

市ヶ谷有咲「はぁ~~······」

 

CiRCLEの受付近くにある休憩用のソファーから、ポピパのキーボード担当である市ヶ谷有咲の盛大なため息が聞こえてきた。

 

陽斗「ど、どうしたんですか?」

 

受付で仕事していた陽斗が、有咲を心配して声をかけた。

 

有咲「···ん?あぁ、今日も香澄やおたえ達のフォローやらツッコミやらで疲れたんだよ···ったく。」

 

どうやら、同じポピパのメンバーである香澄とたえの天然ボケコンビのフォローやツッコミ等をしてかなり疲れているようだ。

 

ただでさえ、有咲が通っている花咲川女子学園は問題行動をする生徒が多く、生徒会に所属している有咲の負担が大きい。その為に、有咲はここ最近あまり休めていないのだ。

 

陽斗「あまり無理はしないで下さいね?もし倒れてしまったらポピパの皆さんが悲しみますから。」

 

陽斗が有咲の事情を知って更に心配する。

 

有咲「あぁ···サンキュ。しかし、肩がこるんだよな···」

 

自分を心配してくれる陽斗に感謝しつつも、疲れたように肩を触る有咲。

 

陽斗「だったら···マッサージしてさしあげますよ!」

 

有咲「マッサージ?あぁ、そういえばまりなさんが『陽斗君のマッサージ、結構効くのよ!』って言ってたな···せっかくだから頼む。」

 

有咲は陽斗のマッサージを受ける事になった。陽斗は有咲の後ろに立って有咲の肩に手を置く。そして!

 

陽斗「それじゃあ行きますよ···えいっ!」

 

グイッッ!!

 

有咲「はぅ!?////////////////」

 

陽斗がマッサージを開始した途端、有咲が思わず喘ぎ声をあげた。

 

陽斗「ご、ごめんなさい!痛かったですか?」

 

陽斗が有咲の喘ぎ声に思わず肩から手を離す。

 

有咲「だ···大丈夫だ/////////続けてくれ//////////////」

 

陽斗「そうですか。じゃあ行きます!」

 

グイグイッッッッ!!!

 

有咲(何だよこれ!?//////////気持ち良すぎだろ!?////////声出ちゃうし!/////////)

 

あまりの気持ちよさに、有咲は声を出さないように両手で口を塞ぐ。

 

陽斗の超絶効くマッサージに有咲はすっかり虜になり···

 

※約10分後

 

有咲「肩がすっかり楽になった······ありがとな/////////////////////」

 

陽斗「ど、どういたしまして。」

 

マッサージを受けた有咲は、顔がトマトみたいに赤くしながらも、陽斗にお礼を言う。

 

 

その後も、有咲は陽斗のマッサージ目当てにCiRCLEを訪れるようになった。

 

 

※有咲が陽斗に惚れた理由→疲れて肩がこってる自分をマッサージで癒やしてくれたから

 

 

以上が陽斗のポピパお助け記録である。そして······

 

 

※ある日のCiRCLE第1スタジオ

 

香澄「ねぇねぇ!新曲出来たから聞いてよぉ〜♪/////////////」

 

ギュウッ〜!

 

陽斗「今は仕事中ですから!/////////////////」

 

たえ「ふふふ!陽斗やっぱりウサギみたいで可愛い♪///////////」

 

ギュウッ〜!

 

りみ「一緒にチョココロネ食べよ〜////////////」

 

ギュウッ〜!

 

沙綾「お姉さんのパンを召し上がれ////////////////」

 

ギュウッ〜!

 

有咲「お前らズルいぞ!////////////////////」

 

ギュウッ〜!

 

陽斗「止めて下さーい!!//////////////////////」

 

今日も陽斗はポピパに可愛がられていた(笑)




以上、ポピパが主人公の松原陽斗に惚れた理由でした。

各バンドは、ポピパのように個人別に陽斗に助けられたから惚れたのもいれば、全員共通の事で惚れた事があります。

少なくとも、ポピパは全員個別に助けられたから陽斗に惚れたんです!

次回は、Roseliaの番にしようと思います。

投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。

それでは次回もよろしくお願いします。

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