お助けマンな弟〜IF·STORY·CiRCLE 作:シュステーマ・ソーラーレ
第3話〜陽斗とガールズバンド·Roselia編
大ガールズバンド時代と呼ばれている世の中。数多くのガールズバンドが群雄割拠する中で、聖地となっているライブハウス『CiRCLE(サークル)』でアルバイトをしている主人公の松原陽斗。
この日も陽斗はCiRCLEでアルバイトをしていた。
※CiRCLEの受付
陽斗「今日はRoseliaが第1スタジオを使うのか···さっきリサさん達が来たから、残るは友希那さんだけだね。」
CiRCLEの受付で、今日のスタジオ予約を確認する陽斗。ちなみに、彼の教育係である月島まりなはカフェテリアで仕事をしている。
今日のCiRCLEでバンド練習を行うのはRoseliaである。
『Roselia(ロゼリア)』とは、プロも注目する超技巧派実力ガールズバンドだ。プロでも選考で落選する事が当たり前とされる音楽フェス『FUTURE WORLD FES.』の出場を目指している。
Roseliaのメンバーは次の通りだ。
湊友希那···Roseliaのボーカル担当。羽丘女子学園の3年生。
芯が強く、自分の信じたものを決して疑わない純粋な性格。信じるものに対して盲目的になってしまい、周りが見えなくなる事もある。
また、自分にとって無関心である事には目が行かない為に、それが原因で人と衝突する事がある。ちなみに友希那本人に悪気は無いが、第三者からすれば実力主義にしか見えなかった。
また、言っていることは的を射ていたり正論であることが多いのだが上記の性格が災いし、相手に誤解を招いたり、萎縮させてしまうことも多い。相手にアドバイスや指摘する時も非常に分かりにくく、威圧している様にしか見えないなど、相手に気持ちを上手く伝えられない事も多い。良くも悪くも純粋な性格である。
また、物怖じしない性格でもあり、上手くいかなくても、初めてのことや出来ないことでも堂々とやってのけようとする。
しかし、家事能力や身体能力は低く、パソコンも不慣れと音楽に無関係な所はとことんポンコツと言える。
実はかなりの猫好きという意外な一面がありラニーニャ現象と聞いて猫を想像したり、画像検索の際に『かわいい ネコ 待受画像』で検索をする程である。
氷川紗夜···Roseliaのギター担当。花咲川女子学園の3年生。生徒副会長で風紀委員。
とにかく妥協を許さず、掲げた目標の為に地道な努力を重ねるタイプで、自分にも他人にも厳しい性格。
規律や風紀に人一倍厳しく、風紀委員として校則違反をした生徒を徹底的に取り締まる。
ギター演奏でも、客観的な評価の指標である演奏技術と正確さを追い求めている。
一方で根は心優しく、思いやりのある一面も持ち合わせている。
最近では、お菓子作りやオンラインゲームにハマっている。
今井リサ···Roseliaのベース担当。
羽丘女子学園の3年生でダンス部所属。
見た目はギャルだが、社交的で情に厚く明るい性格で、面倒見がいい。おしゃれに詳しく、友達も多い。『料理上手』『趣味が編み物』『恋愛小説が好き』『お化け等のホラー全体が苦手』『虫も苦手』『ぬいぐるみが好き』等、女子力の塊である。
しっかり者で責任感が強い一面を持っている。また、常にメンバーに気を配るような優しさを持っており、Roseliaの精神的な支柱になっている。
Afterglowの青葉モカとはコンビニバイト仲間。
宇田川あこ···羽丘女子学園の1年生でダンス部所属。Roseliaのドラム担当。
元気で明るく好奇心旺盛で、一部を除いて相手が年上であってもあだ名か呼び捨てで敬語を使ったりもしないフレンドリーな性格。
Afterglowのドラム担当である宇田川巴の妹であり、彼女に憧れてドラムを始めた。
姉を世界一のドラマーと慕っており自身を世界で二番目に上手いドラマーと称している。
ドラム技術は巴に『既に自分よりも技術は勝っているのでは』と言われる位に超一流。
カッコイイ事全般に興味がありその一環として度々中二病的な台詞を言おうとするが、勉強が苦手で語彙力が足りておらず『ドーン!』や『バーン!』等の擬音語に頼りがちになる。
基本的には年相応の振る舞いをしているが、しっかりとした一面もあり普段の言動からは想像出来ない程に周りをよく見ている。
白金燐子···Roseliaのキーボード担当。花咲川女子学園の3年生で生徒会長。図書委員。
極度の人見知りであり他人とコミュニケーションをとるのが苦手。
大人しく臆病な性格であるが芯はしっかりとしており『これ』と決めたモノは徹底的に極める。
小さい頃からピアノを嗜んでおり有名なコンクールでの入賞経験もある程の腕前である。
また、服飾デザイン等の才能にも長けておりRoseliaの衣装製作を任されている。
オンラインゲームが趣味であり、
タイピング速度が凄まじく早く、ゲーム上では口数もいつもとは比べ物にならないほど増え、顔文字を多様する。宇田川あことはオンラインゲーム仲間で1番の仲良し。あこが台詞に詰まると助言している。
本来、人混みが苦手で超インドア派なのだが、オンラインゲームとのコラボキャンペーンの為なら自ら人混みへ赴く事も辞さないというまさにゲーマーの鑑である。
以上がRoseliaのメンバーだ。
Roseliaは今日、第1スタジオでバンド練習だが、まだリーダーでボーカル担当の湊友希那が来ていない。するとそこに···
バンッ!
友希那「こんにちは。」
噂をすれば影とやら···CiRCLEの入口から友希那が入ってきた。
陽斗「あっ!いらっしゃいま···せ!?」
陽斗は入ってきた友希那を出迎えようとした。しかし、陽斗は友希那の姿を見て驚いた。何故なら···
猫達「ニャ〜!」「ニャ~ン!」「ニャニャニャ!」「フシャー!。」
友希那が4匹の猫を連れてCiRCLEに入ってきたからだ。
陽斗「ゆ、友希那さん?何で猫を連れて来たんですか?」
陽斗は戸惑いながらも、友希那に何故猫を連れてCiRCLEに来たのかを尋ねる。
友希那「あら?ここに来る途中からついて来たのだから、てっきりメンバーの皆だと思ったわ//////うっかりしていたわ///////」
陽斗(何か訳わからない事言ってる···)
それに対して友希那は、訳の分からない事を言ってのけた。真相は、かなりの猫好きである彼女がCiRCLEに来る途中に猫に遭遇し、その可愛さに思わず連れてきてしまったのだ。
友希那「···っという訳だから失礼するわ。」
猫達「ニャ~ン♪」
そして、友希那は4匹の猫を連れて第1スタジオに行こうとする。
陽斗「ちょっと!?その猫達を連れて行くんですか!?」
そんな友希那を陽斗は慌てて止めようとするが···
友希那「駄目なのかしら?こないだのポピパのライブでは、ウサギがステージに出ていたのだけれども?」
陽斗「うっ···分かりました。」
友希那が、第1話で行われたポピパの主催ライブで花園たえが連れてきたウサギがステージに立った事を指摘すると、陽斗は観念して友希那と猫達を第1スタジオに案内する事になった。
※CiRCLE第1スタジオ
ガチャ···!
友希那「遅れてごめんなさい。」
陽斗「失礼します。」
猫達「ニャ~ン!♪」
友希那以外のメンバー「ええええ!?」
CiRCLE第1スタジオに猫達を連れて入ってきた友希那と陽斗。それに驚くRoseliaのメンバー達。
※4匹の猫は友希那と陽斗でそれぞれ2匹ずつ両肩に乗っている。
友希那「陽斗、ありがとう。」
陽斗「は、はい。どういたしまして。」
猫達「ニャ~ン!」
友希那と陽斗は抱えた猫達を床に置いた。友希那は一緒に猫達を連れて来てくれた陽斗にお礼を言う。
友希那「さぁ、練習を始めるわよ。」
猫達「ニャ~ン♪」
そして、荷物を置いて練習を始めるようにメンバー達に言うが···
今井リサ「あ、あのさ···友希那に陽斗。その猫達はどうしたのかな?」
Roseliaのベース担当で友希那の幼なじみでもある今井リサが、何故猫達を連れてスタジオに来たのか問いかける。
陽斗「何か友希那さんがここに来る途中について来たそうです。」
陽斗がリサの質問に苦笑いしながら答えた。
友希那「そうよ。ついて来てしまったものはしょうがないじゃない···」
猫達「ニャ~♪」
友希那(トゥンク!/////////////////)
宇田川あこ「可愛い〜!」
白金燐子「そ、そうだね···」
友希那は冷静な表情で言い訳をするが、猫達の可愛い鳴き声に顔を赤らめた。ドラム担当の宇田川あこやキーボード担当の白金燐子も猫達の可愛さに魅了されている。
紗夜「何を開き直っているのですか!?大体、猫がいたら練習にならないじゃないですか!駄目です!返してきなさい!!」
そんな中、ギター担当の氷川紗夜が、怒鳴りながら友希那に猫達を元いた場所に帰してくるように詰め寄る。しかし···
子猫「ニャ~!♪」
紗夜「あっ···//////////////////」
友希那の肩に乗ってる子猫が紗夜の方を向いて愛らしく鳴いた。それにときめいた紗夜は···
紗夜「とにかく駄目です!」
ナデナデ···
子猫「ニャ~♪」
子猫を抱き上げて、その場に正座して膝に子猫を乗せて体を優しく撫でた。
燐子「氷川さん···言動と行動が一致してません···」
あこ「人心を誑かす魔性の獣···恐るべし···」
紗夜の言動と行動に驚く燐子とあこ。
友希那「とにかく練習を始めるわよ。」
友希那がマイクスタンドの前に立ちながら皆に言う。
リサ「猫達がいるのに?」
友希那「ええ。」
リサが戸惑いながら友希那に聞くが友希那はクールに言い放った。
陽斗「それじゃあ、ボクは受付の仕事があるので···」
猫達「ニャ~ン!!」
陽斗は、両肩に乗っていた猫を床に置くと仕事をする為にCiRCLEの受付に戻ろうとした。しかし···
ガシッ!ガシッ!
陽斗「えっ?あこちゃん!?燐子さん!?」
あこ「ダメ!陽斗クン!」
燐子「せっかくだから···私達の曲を聞いて·····!」
いつの間にか陽斗の両腕にしがみついているあこと燐子。陽斗にRoseliaの曲を聞いてほしいようだ。
陽斗「いやいや!ボクはこれから受付の仕事がありますから無理ですよ!」
陽斗は仕事があるから無理だと断るが···
燐子「···私達と一緒にいるのは····イヤ?////////////////」
ウルウル···········/////////////
陽斗「うぅ···//////////···分かりました。1曲だけですよ。」
燐子の涙ウルウル攻撃に敢え無く屈してしまった陽斗であった。
燐子[ありがとう···///////////···後でお礼に胸触らせてあげるね·····///////////////]
陽斗[いえ、気持ちだけで結構です/////////////]
そして、小声でお礼に胸を触らせてあげると言う燐子と、それを丁重に断る陽斗であった。
※[]内では、誰にも聞こえない小声で話してる。
その後、Roseliaがバンド練習をしようとしたが、あこのドラムスティックを猫じゃらしと勘違いした猫があこに飛びついたり、燐子のキーボードに乗ってRoseliaの曲を弾いて、友希那に『あなた達、Roseliaに全てを賭ける覚悟はある?』っと、真剣に問いかける等のハプニングが発生してしまった。
陽斗はそれ等を解決すべく奔走してた為に、受付の仕事をサボってしまい、まりなにこっぴどく叱られた。
※数日後のCiRCLE
リサ「こないだは友希那が迷惑かけてごめんね?お詫びに紗夜と一緒にクッキー焼いてきたんだ!/////////」
紗夜「食べていただけませんか?///////////////」
友希那「それで満足出来ないなら······私達を好きにしていいのよ?///////////」
あこ「あこの事···可愛がって/////////////////////」
燐子「私の胸···好きにして·····///////////////////////」
ムギュー/////////ムニュムニュ//////////////
陽斗「クッキーだけで大丈夫ですから!/////////抱きつかないで下さーい!!///////////」
数日後のCiRCLEでは、Roseliaに迫られて誘惑されている陽斗の姿があった。
Roseliaと陽斗の関わり話でした。
次回は、何故Roseliaが陽斗に惚れたのかを投稿します。
投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。
それでは次回もよろしくお願いします。
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