お助けマンな弟〜IF·STORY·CiRCLE   作:シュステーマ・ソーラーレ

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今回は、『第23話〜はるにゃんパニック!?』の別バージョン的な話です。


第36話〜はるにゃんパニック再び!?

大ガールズバンド時代と呼ばれている世の中。数多くのガールズバンドが群雄割拠する中で、聖地となっているライブハウス『CiRCLE(サークル)』でアルバイトをしている主人公の松原陽斗。

 

最強のエンタメガールズバンド『ハロー、ハッピーワールド!』、通称『ハロハピ』のドラム担当である松原花音の弟である。

 

様々な危機的状況からCiRCLEを利用しているガールズバンドのメンバーを助けた事から好意を寄せられて猛烈なアプローチをほぼ毎日受けている。

 

今回の話は、かつて陽斗が猫になった話の別バージョン的な話である。

 

 

※CiRCLE近くの公園

 

ある夏休みの日。いつも通りに陽斗はバイトがあるのでCiRCLEに急いでいた。しかしその途中の公園で···

 

白猫「ニャ~···」

 

陽斗「木の上に猫が···よしっ!」

 

スルスル!

 

猫の鳴き声が聞こえたので行ってみると、3〜4メートルはある木のてっぺんに白猫がいた。どうやら、降りれなくなったようだ。

 

陽斗は当然、白猫を助ける為に木に登った。

 

陽斗「ほーら!もう大丈夫だよ!!」

 

白猫「ニャ~ン♪」

 

ギュッ!

 

そして、木の枝に捕まりながら白猫を抱き寄せた。そして降りようとした···その時!

 

バキバキバキッ!ヒュウウウウウ···

 

陽斗「うわぁーー!?」

 

白猫「ニャーー!?」

 

木の枝が文字通りバキッ!っと、折れてしまい白猫を抱えた陽斗はそのまま真っ逆さまに落ちていく。そして!

 

ドシーーーーン!!!!

 

勢いよく地面に落ちて気絶してしまった。

 

 

※数分後

 

陽斗(···あれ?何か変だぞ?周りの物が大きく見える···それに何か体に違和感が···って!?)

 

数分後、目を覚ました陽斗だったが、何やら違和感を感じた。気になって手を伸ばした時に、その違和感の正体に気づいた。それは···!

 

 

白猫陽斗「ニャーー!?(ボク、猫になってるーー!?)」

 

なんと!陽斗は先程助けた白猫の姿になっていた!どうやら落ちた際に白猫と自分の体が入れ替わってしまったらしい。おまけに、自分の姿になってしまった白猫の姿が見えない。

 

 

※CiRCLEの廊下

 

白猫陽斗「ニャ~···(うぅ···とりあえずCiRCLEに来たけど、ボクになった白猫がいない···どうしよう?)」

 

あれから、自分と入れ替わって姿を消した白猫を探したが見つからずに、助けを求めてCiRCLEまで入ってきた陽斗。するとそこに現れたのは···

 

モカ「およ?こんなところに白猫がいる〜」

 

白猫陽斗「ニャ~ン!?(モカさん!?)」

 

Afterglowの青葉モカだった。白猫の姿になった陽斗を見つけたモカは···

 

モカ「じ〜···」

 

白猫陽斗「ニャ···ニャ~ン?(モ、モカさん?もしかして、ボクだと分かるのかな?)」

 

白猫陽斗をじっと見つめている。そして!

 

ギュウ!

 

モカ「君、可愛いねぇ〜♪」

 

白猫陽斗「ニャ~ン!?(うわぁ!?)」

 

満面の笑顔で白猫陽斗を抱き上げた。どうやら気づいていない様子だ。更に···

 

モカ「おいで〜♪おねーちゃん達の所へ〜♪」

 

白猫陽斗「ニャーー!?(ちょっとーー!?)」

 

そのまま、スタジオまで連れて行ってしまった。

 

 

※CiRCLE第1スタジオ

 

ガチャ!

 

モカ「遅れてごめ~ん!」

 

蘭「モカ、遅い!···って何?その猫?」

 

ひまり「白猫だ!可愛い〜♪」

 

巴「どうしたんだよ?その白猫。」

 

つぐみ「何処で拾ってきたの?」

 

白猫陽斗「ニャ~ン···(Afterglowの皆さん···そういえば予約入ってたな···)」

 

白猫陽斗を抱いてCiRCLEの第1スタジオに入ってきたモカ。そこには、モカが所属するAfterglowのメンバーがいた。今日、バンド練習をする為に予約を入れたのだ。

 

蘭達は、モカが連れてきた白猫が気になる様子だ。

 

モカ「何か〜ここの廊下にいたから連れてきた〜」

 

蘭「廊下に?何で···?」

 

モカが、あっけらかんとした様子で話すと、蘭が疑問に感じた。

 

ひまり「もしかして迷子かな?」

 

巴「そうかもしれないな!」

 

つぐみ「じゃあ、ここにいさせてあげようか!」

 

3人は、迷子の白猫と思いスタジオにいさせてあげようとする。

 

蘭「はぁ?これから練習なんだけど···」

 

ただし蘭は、これからバンド練習をするというので、白猫陽斗をスタジオにいさせる事に難色を示す。

 

白猫陽斗「ニャ~ン···ニャ~ン···(すみません···練習の邪魔して···)」

 

それを見た白猫陽斗は、思わず申し訳なさげに鳴いた。

 

モカ「おぉ〜!よしよ〜し!怖くないよぅ〜!!」

 

それを見たモカは、白猫陽斗が蘭を怖がっていると勘違いして頭を撫でる。

 

ひまり「ちょっと、蘭!白猫ちゃんが怖がってるじゃん!!」

 

巴「いいじゃないか!別にここにいたって!!」

 

つぐみ「蘭ちゃん、お願い!」

 

3人も、蘭が白猫陽斗を怖がらせたと思っているのか白猫陽斗を擁護している。

 

蘭「わ、わかったよ!···ごめん//////////」

 

さすがの蘭も、白猫陽斗を怖がらせた事を反省している。本当は、怖がっているのではなく、自分がバンド練習の邪魔になっている事を気に病んでいただけだが···

 

※数分後

 

蘭「じゃあ、いくよ!」

 

モカ「おぉ〜」

 

ひまり「OK!」

 

巴「っしゃ!」

 

つぐみ「うん!」

 

 

バンド練習の準備が整ったAfterglow。ちなみに白猫陽斗はスタジオにある休憩用のソファーに座っている。そして、いよいよ演奏を開始しようとした···その時!

 

 

まりな『ちょっと、陽斗君!?何やってるのー!?』

 

Afterglow&白猫陽斗「!?」

 

廊下から突然、まりなの悲鳴が聞こえてきた。気になったAfterglowと白猫陽斗がスタジオを出て廊下にやって来た。そこで見たのは···

 

 

 

陽斗(白猫)「ニャ~ン♪」

 

ギュウ〜!ペロペロ!

 

香澄「ひゃあん!//////////ちょっとくすぐったいよ〜陽斗くーん♡//////////」

 

たえ「何···これ···?」

 

りみ「陽斗君···駄目〜!」

 

沙綾「陽斗···ナニヤッテルのかな?」

 

有咲「ちょっおまっ!?離れろって!!」

 

まりな「こらー!止めなさーい!!」

 

Afterglow「···は?」

 

白猫陽斗「ニャー!?(あぁー!?)」

 

中身が白猫の陽斗が、ポピパの戸山香澄に抱きついてほっぺたをペロペロと舐めている。それを止めようとするポピパメンバーとまりなだった。

 

その様子を見たAfterglowは意味不明な感じの目になり、白猫陽斗は盛大に驚いた。

 

巴「お、おい!何やって···」

 

巴が、慌てて陽斗(白猫)とポピパの間に入って止めようとする。しかし···

 

陽斗(白猫)「ニャー♪」

 

バッ!ギュッ!!

 

巴「ええっ!?/////////////////」

 

ポピパ·Afterglow·まりな「ええー!?」

 

白猫陽斗「ニャー!?(ちょっとー!?)」

 

今度は巴に抱きつく陽斗(白猫)。突然の事に驚き赤面する巴。当然それを見たポピパとAfterglowとまりな、何より1番驚いているのは白猫陽斗である。

 

巴「お、おい!?//////////一体、何なんだよ!?///////////」

 

ザッ···

 

巴が顔を赤らめながらも慌てて陽斗から離れようとするが···

 

陽斗(白猫)「ニャ~ン♪」

 

スリスリ!

 

巴「は?···はあああああ!?///////////////////」

 

陽斗(白猫)は、巴を逃さずに更に巴の胸元にスリスリと抱きついた。巴はもうトマトのように赤面しながら叫んだ。

 

香澄「こ、こらー!//////////////」

 

たえ「もう···我慢出来ない♡」

 

りみ「ええ加減にしてぇ〜♡」

 

沙綾「陽斗···ユルサナイヨ♡」

 

有咲「お、お前等ズルいぞ!//////////////」

 

 

蘭「巴に抱きつかないで!///////////////////」

 

モカ「モカちゃんにも抱きついて〜♡」

 

ひまり「胸なら負けないもん!//////////////////」

 

つぐみ「陽斗君はワタシノモノダヨ♡」

 

ギュウ〜!ムギュムギュムギュムギュ♡

 

まりな「あわわわ!////////////////」

 

それを見たポピパとAfterglowのメンバーは、もう我慢出来なくなり陽斗(白猫)に抱きついた。

 

白猫陽斗「ニャー···フシャーー!!(いい加減に···しろーー!!)」

 

ヒュゥッッ···ゴーーーン!!!!

 

陽斗(白猫)「ニャ!?」

 

モカの肩に乗っていた白猫陽斗は、そこから跳んで陽斗(白猫)の頭に向かって、強烈な頭突きをくらわせた!そして···

 

 

※1時間後の第1スタジオ

 

陽斗「うーん···あれ?ここは···」

 

りみ「あっ!目が覚めたよ!」

 

ひまり「よかった〜!」

 

陽斗「皆さん?何でここに···ボクは何を···?」

 

1時間後、第1スタジオのソファーで寝ていた陽斗が目を覚ました。どうやら元に戻ったようだが、白猫だった頃の事は覚えてないらしい。そして···

 

沙綾「HA·RU·TO♪香澄や巴に何ヤッテルノカナ?♪」

 

つぐみ「ゼッタイユルサナイヨ?♪」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!

 

陽斗「えっ!?えっ!?ボク、何か悪い事しましたか!?」

 

完全にダークネスヤンデレになった沙綾とつぐみが陽斗に迫りくる。記憶を失っている陽斗は訳が分からずに逃げようとするが···

 

ガシッッ!ガシッッ!

 

たえ「ニガサナイヨ♡」

 

モカ「罪作りなハールくーんには、お仕置きが必要ですなぁ〜♡」

 

りみ「そうだね♡」

 

蘭「強めに『ピー』するから!···カクゴしてね♡/////////////////」

 

同じくダークネスヤンデレになったたえ達に捕まり···

 

香澄「そうだよぅ〜♡////////////////」

 

巴「アタシ達を襲った責任はとってもらうぞ♡/////////////////」

 

ひまり「私達無しじゃあ生きていけない体にしてあげる♡//////////////////」

 

有咲「覚悟しろよな!♡///////////////////」

 

シュルシュルバサッ!

 

陽斗「ごめんなさーい!////////////許してくださーい!!///////////」

 

すっかりエロモードになった香澄達が、着ていた服を脱いで陽斗に迫った。

 

 

そして、そのままポピパとAfterglowと···後は書かなくても分かる事をした(笑)

 

まりな「あの子達···凄いわね。」

 

白猫「ニャ~ン♪」




陽斗が猫になって、ますますキャラが崩壊していくガールズバンドでした(笑)

投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。

それでは次回もよろしくお願いします。

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