お助けマンな弟〜IF·STORY·CiRCLE   作:シュステーマ・ソーラーレ

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この話から新章に突入します。久しぶりのお助け記録話です。

タイトル通り、モニカことMorfonicaのメンバーを助ける話です。


陽斗のお助け記録
第40話〜陽斗のお助け記録→Morfonica


大ガールズバンド時代と呼ばれている世の中。数多くのガールズバンドが群雄割拠する中で、新たなガールズバンドの聖地となっているライブハウス『CiRCLE(サークル)』でアルバイトをしている主人公の松原陽斗。

 

最強のエンタメガールズバンド『ハロー、ハッピーワールド!』、通称『ハロハピ』のドラム担当である松原花音の弟である。

 

昔から何かと世話が焼ける姉の花音を守る為に我流で格闘技の訓練を欠かさない、都内の地理を全て覚える等、姉想いの優しい性格をしている。

 

空手等の格闘技で鍛えている為、プロの軍人や傭兵を超える人間離れした戦闘力を誇る。

 

普段の性格は、とても優しくお人好しで困っている人を放っておけない。しかし、本気で怒ると一人称が『オレ』に変わり、ヤンキーみたいな口調になり上記の格闘技で敵を病院送りにしてしまう。

 

そして、陽斗は今日もガールズバンド達を助けている。

 

ケース1→桐ヶ谷透子をお助け

 

※ショッピングモールの服屋

 

ある休日。CiRCLEのバイトが休みなので、ショッピングモールまで服を買いに来ていた。そして、お目当ての服が見つかったのでお会計を済ます為にレジに向かった。するとそこには···

 

女性店員「あの〜お客様?500円足りませんが···」

 

透子「うわぁ!やばっ!ICカードにお金入ってないじゃ~ん!!財布の中身は···無いか〜あたし、ICカードに全部入れてるし···どうしよう〜?」

 

名門のお嬢様学校である月ノ森女子学園の高校1年生で結成されたガールズバンド、『Morfonica(モルフォニカ)』、通称『モニカ』のギター担当である桐ヶ谷透子が困っていた。

 

どうやら、彼女も服を買いにショッピングモールまで来ていたようだ。しかし、お会計の時にICカードの残額が0という事に気づいたのだ。

 

彼女は基本的にお金をICカードにチャージしている為に現金が財布の中に無いのだ。このままでは服が買えない。透子が困っている姿を見た陽斗は、財布の中から500円玉を取り出して透子の所まで歩み寄り···

 

陽斗「あの!これ落としましたよ!!」

 

透子「へっ?」

 

店員「あっ···」

 

自分の500円玉を透子に差し出した。

 

透子「いやいや!?あたしは···」

 

透子は慌てた様子で落としてないと言おうとしたが···

 

陽斗「はい!どうぞ!!」

 

ポンッ!

 

透子「はっ!?」

 

それに構わずに透子の手のひらに500円玉をポンッと乗せた。

 

女性店員「あの〜?そろそろお支払いをお願いします!」

 

それを見た女性店員が申し訳なさそうに言った。透子と陽斗の後ろには他のお客が並んでいた。皆、早くしろと言わんばかりに迷惑そうな目線を透子に向けている。

 

透子「うぅ···///////////////」

 

結局、透子は陽斗から500円玉を貰ってお会計を済ませた。その後···

 

透子「あ···あの!さっきはサンキュ!この借りは必ず返すから!!/////////」

 

透子が陽斗にお礼を言った。それに対して陽斗は···

 

陽斗「いいですよ!これ位借りの内に入らないですし!これからもCiRCLEをよろしくお願いします!!」

 

透子「っ!//////////////////」

 

キュンっ♡

 

屈託ない満面の笑みでそう言った。それを見た透子は胸がキュンっ♡と鳴った。

 

透子(な、何だよ!?/////////コイツの笑顔!/////////全然ミクロンじゃないし!//////////)

 

こうして透子は、陽斗に惚れてしまったのであった···

 

※桐ヶ谷透子の陽斗に対する好感度→♡

 

ケース2→広町七深をお助け

 

※CiRCLEのラウンジスペース

 

ある日の事。CiRCLEでバイトをしていた陽斗は、その休憩中にラウンジスペースであるお菓子の袋を開けていた。

 

陽斗「おおっ!やった!滅多に出ないプレミアフィギュアが入ってた!!」

 

陽斗は今、流行りのアニメキャラのソフビフィギュアのおまけ付きのお菓子を食べていた。そして、袋には滅多に出ないプレミアフィギュアが入っていた。喜ぶ陽斗。するとそこに···

 

七深「はぁ〜···ハズレばっかりだよぅ〜···」

 

ズゥーーン·····

 

如何にもがっかりしてますと言いたげなオーラを出しながらラウンジスペースに入ってきたのは、モニカのベース担当である広町七深だった。

 

彼女の手には、陽斗が買ったのと同じ種類のお菓子のおまけがあった。しかし、どのおまけもハズレのフィギュアだった。落ち込んでいる七深に陽斗は···

 

陽斗「あの!広町さん!よかったら、ボクのフィギュアと交換しませんか?」

 

七深「えっ?ああ〜!プレミアフィギュアだ〜♪···いいの?私の持ってるの皆ハズレだけど···」

 

自分の持っているプレミアフィギュアを差し出して、七深が持っているハズレフィギュアと交換してくれるように頼んだ。

 

七深は、プレミアフィギュアを見て目を輝かせるが、すぐに申し訳無さそうな顔になる。それでも···

 

陽斗「構いません!お菓子が食べたかっただけで、フィギュアに興味ありませんし!それに···広町さんが喜んでくれるなら、ボクはそれで満足ですよ!!」

 

七深「っ!/////////ありがとう〜♡//////////」

 

漢気ある事を言ってのけて、自分のプレミアフィギュアを七深にあげる陽斗だった。七深は、恋する乙女の目になりながらもフィギュアを受け取る。

 

七深(ハルくんって、優しいなぁ〜♡///////////シロちゃんが夢中になるのも分かるよぅ〜♡//////////シロちゃんには悪いけど、ハルくんを広町のモノにしようっと♡♡////////////)

 

こうして、七深は陽斗の事をヤンデレクラスに愛してしまったのであった···

 

※広町七深の陽斗に対する好感度→●●

 

ケース3→二葉つくしをお助け

 

ある日の事。陽斗はバイトの為に、CiRCLEに向かっていた。そして、公園前を横切った···その時!

 

DQN酔っぱらい男「おい〜!ヒック!何か文句あるのかよぅ〜!?ヒック!」

 

つくし「だから!この公園で酒を飲むのは禁止されています!それに空き缶や空き瓶をその場に捨てないで下さい!それで、妹達が転んで怪我したんです!!」

 

つくしの妹達「うわぁーん!!」

 

突然、誰かの言い争う声が聞こえたので、陽斗が気になって声のした方に向かった。

 

そこには、モニカのリーダーでドラム担当である二葉つくしが泣いてる妹達と手を繋ぎながら、DQN酔っぱらい男に抗議している。

 

どうやら、この酔っぱらい男は酒を飲む事を禁止されている公園でお酒を飲んで酔っぱらった挙げ句、空になった缶や瓶をその辺に投げ捨てて、それが原因でつくしの妹達が転んで怪我をしたのだ。

 

DQN酔っぱらい男「うっせーな!ヒック!会社をクビになって、女房にも逃げられたんだ!ヒック!飲まねえとやってられるか!!」

 

グワッ······ブンッッッ!!

 

つくし「あっ!?」

 

つくしの妹達「キャアーー!!」

 

つくしに注意されて、怒り心頭になったDQN酔っぱらい男は、公園で酒を飲んだ原因を叫んだ。そして、持っていたビール瓶を振りかざしてつくしに殴りかかってきた。

 

つくし(せめて、妹達を守らないと···!)

 

つくしは恐怖に怯えながらも、妹達を守ろうと前に出た···その時!

 

ヒュッ······!バッッッッ!

パシッッッ!!

 

陽斗「よっと!」

 

つくし「···えっ!?」

 

つくしの妹達「わぁーー!!」

 

DQN酔っぱらい男「何ー!?」

 

 

陽斗が、地面自体を縮めることで距離を接近させ、瞬時に相手との間合いを詰めたり、相手の死角に入り込む体捌き、『縮地』と呼ばれる技で、瞬時につくし達とDQN酔っぱらい男の間に入る形で移動して、DQN酔っぱらい男のビール瓶を右手で止めた。

 

DQN酔っぱらい男「だ、誰だー!?テメェはー!?くっ!動かねぇー!?」

 

ググググッ·······!

 

DQN酔っぱらい男は、突然現れた陽斗に驚きつつも、必死にビール瓶を握っている陽斗の手を離そうとするが、陽斗の握力が強過ぎるのもあって全く外れない。

 

つくし(この人、確かCiRCLEのアルバイトで、ましろちゃんの幼なじみの···)

 

つくしは驚きながらも、陽斗の事に気づいた。CiRCLEでアルバイトをしていて、同じモニカのメンバーである倉田ましろの幼なじみである事を···!

 

陽斗「···アンタなぁ···!」

 

ググッ···ガシャアーーン!!

 

DQN酔っぱらい男「んなぁ!?」

 

つくし「ええっ!?」

 

つくしの妹達「おお〜!!」

 

陽斗が、その強力な握力でビール瓶をかち割る。それに皆が驚いている。そして!

 

 

陽斗「こんな可愛い女の子達に、ビール瓶で殴りかかるなんて···鬼畜の所業してんじゃねぇー!!」

 

ガキンッッッッ!!!♪

 

DQN酔っぱらい男「ギィエエエー!?」

 

ドサァッ!!!!

 

つくし「ええっ!?///////////////」

 

つくしの妹達「うわぁーー♪/////////つよーい♪//////////」

 

陽斗は、DQN酔っぱらい男にドギツい金的蹴りをお見舞いした。そのあまりの痛さにDQN酔っぱらい男は泡を吹きながら気絶した。

 

そして、つくしは金的蹴りでDQN酔っぱらい男を倒した陽斗に驚きつつも、可愛いと言われた事で顔を赤くした。

 

陽斗「ったく···あっ!無事···ですよね?よかった!」

 

つくし「あっ!///////////はい!//////////ありがとうございました!♡/////////」

 

つくしの妹達「ありがとう!!//////////おにーちゃん♡♡//////////」

 

この後、陽斗はつくし達の無事を確認して警察を呼んでからCiRCLEに向かった。

 

 

つくし(陽斗君···かっこよかった···♡////////////もう、どうしよう〜♡////////////)

 

そして、つくしは陽斗にすっかり惚れてしまったのであった···

 

※二葉つくしの陽斗に対する好感度→♡

 

ケース4→八潮瑠唯をお助け

 

ある日の事。陽斗が買い物をしようと商店街まで歩いていた。すると···

 

瑠唯「待ちなさい···!」

 

DQNひったくり犯「どけどけー!」

 

ダッダッダッ!

 

前から、モニカのバイオリン担当である八潮瑠唯が、自分のバイオリンケースを盗ったDQNひったくり犯を追いかけていた。

 

陽斗(何か···前にもこんな事あったな···よしっ!)

 

それを見た陽斗は、前にもAfterglowの美竹蘭の父親がひったくり犯に財布を盗まれた時に助けた事を思い出した。

 

※詳しくは第29話を参照下さい!

 

陽斗「待った!」

 

ザッ!

 

瑠唯「あ···貴方は···」

 

DQNひったくり犯「何だ!テメェ!?邪魔だ!!」

 

チャキ!

 

そして、その時と同じようにDQNひったくり犯の前に立ち塞がる。それを見た瑠唯は驚き、DQNひったくり犯は懐からナイフを取り出し、陽斗を刺そうと襲いかかるが···

 

陽斗「はあっ!!」

 

ビュンッ!バキッッッッ!!

カランッ!

 

DQNひったくり犯「何っ!?」

 

瑠唯「っ!?」

 

陽斗は、手刀でナイフの刃をへし折った。それに驚くDQNひったくり犯。それは瑠唯も同じだ。

 

陽斗「それ···返して自首してくれますよね···?」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!

 

陽斗は、凄まじい殺気を体から出してDQNひったくり犯に迫った。それを見たDQNひったくり犯は当然···

 

DQNひったくり犯「ひぃぃぃ〜!?すみませんでしたー!!」

 

瑠唯「あっ···」

 

降参して瑠唯にバイオリンケースを返した。この後、陽斗と瑠唯に連れられて近くの警察署に自首した。そして、事情聴取が終わり警察署を出た時に···

 

瑠唯「どうして···助けてくれたの?危ないわ。相手は凶器を持っていたし···万が一の事があったら大変だったわよ?」

 

瑠唯が陽斗に、何故自分を助けてバイオリンを取り戻してくれたのかと聞いた。それに対して陽斗は···

 

陽斗「すみません···あの時はもうバイオリンケースを取り戻す事しか考えていなかったんですよね···それに···ボクは人を助けるのに理由は考えないんです···!」

 

瑠唯「っ!///////////////////」

 

漢気溢れる事を言ってのけた。それを聞いた瑠唯は···

 

瑠唯(何なの···?/////////この人は、人を助けるのに理由は考えない···////////理屈じゃなくて本能で人助けをした···///////////尋常じゃないわ···////////////でも···素敵な人···♡//////////////)

 

すっかり陽斗にヤンデレレベルに惚れてしまった···

 

※八潮瑠唯の陽斗に対する好感度→●●

 

※後日のCiRCLE受付カウンター

 

透子「ハル〜!あたしと一緒に今バズってる喫茶店行こう!♡」

 

ギュウ〜♡グイグイ!

 

七深「ダメだよぅ〜ハルくんは広町と一緒にホラー映画鑑賞するんだからぁ〜♡」

 

ギュウ〜♡グイグイ!

 

つくし「違うでしょう!陽斗君は、これから私の妹達と遊びに行くんだから!♡」

 

ギュウ〜♡グイグイ!

 

瑠唯「違うわ···陽斗君は私と勉強会しに図書館に行くのよ···♡」

 

ギュウ〜♡グイグイ!

 

ましろ「皆、ダメ!まーくんは私のまーくんなんだから♡」

 

ギュウ〜♡グイグイ!

 

陽斗「ちょっと!?//////////今、仕事中だから離してー!!//////////」

 

後日のCiRCLEでは、モニカのメンバーが陽斗を取りあう姿があった。

 

りみ「七深ちゃん達まで···陽斗君は悪い子だね···♪♡」

 

燐子「陽斗君······ユルサナイヨ♪♡」

 

つぐみ「陽斗君は絶対にワタサナイヨ♪♡」

 

千聖「お仕置きが必要かしらね···♪♡」

 

花音「陽斗は私だけの弟クンだよ♪♡」

 

六花「むむむっ···絶対に負けへん!♡」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!

 

まりな「ひぃぃぃぃ!?」

 

当然、それを見た他のガールズバンド達が嫉妬して、ダークネスヤンデレオーラを出して、CiRCLEの女性スタッフである月島まりなをビビらせたのは言うまでもない···




この話で、モニカのメンバーが全員陽斗に惚れてました。

ヒロインが増えて陽斗のメンタルが心配になりますが···まぁ、陽斗なら大丈夫でしょう(笑)

新たな目標としては、全ガールズバンド35人+月島まりなをヒロインにする事です···出来るかな?
投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。

それでは次回もよろしくお願いします。

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