お助けマンな弟〜IF·STORY·CiRCLE   作:シュステーマ・ソーラーレ

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今回は何故Roseliaのメンバーが松原陽斗に惚れたのか?···という話です。


第4話〜Roseliaをお助け

Roselia···読み方は『ロゼリア』で、プロも注目する超技巧派実力ガールズバンドだ。プロでも選考で落選する事が当たり前とされる音楽フェス『FUTURE WORLD FES.』の出場を目指している。

 

 

そんな彼女達には好きな人がいる。それは松原陽斗だ。

 

最強のエンタメガールズバンド『ハロー、ハッピーワールド!』、通称『ハロハピ』のドラム担当である松原花音の弟である。

 

昔から何かと世話が焼ける姉の花音を守る為に我流で格闘技の訓練を欠かさない、都内の地理を全て覚える等、姉想いの優しい性格をしている。

 

空手等の格闘技で鍛えている為、プロの軍人や傭兵を超える人間離れした戦闘力を誇る。

 

普段の性格は、とても優しくお人好しで困っている人を放っておけない。しかし、本気で怒ると一人称が『オレ』に変わり、ヤンキーみたいな口調になり上記の格闘技で敵を病院送りにしてしまう。

 

現在高校1年生で、ライブハウスCiRCLEでアルバイトスタッフとして働いている。

 

そんな陽斗にRoseliaのメンバー全員が何故惚れたのか?今回はその理由を話そう···

 

ケース1→湊友希那の場合

 

 

ある日の事。陽斗がCiRCLEに向かう途中の公園で···

 

 

三毛猫「ニャ~ン!」

 

友希那「大変···降りられないのね。」

 

3〜4メートルはある木のてっぺんに三毛猫がいた。どうやら、降りれなくなったようだ。

 

偶然近くにいたRoseliaのリーダーでボーカル担当の湊友希那が三毛猫を心配している。

 

助けに行きたいが、友希那の運動神経では3〜4メートルある木を登る事は出来ない。

 

陽斗(デジャヴか···何か前にもこんな事があったような···)

 

陽斗は前にもこんな事があったような気がした。ポピパの山吹沙綾の弟である純も木から降りれなくなった時に陽斗が助けたのだ。

 

友希那「どうしたらいいの?」

 

友希那が途方に暮れていた···その時!

 

陽斗「よっと!」

 

スルスルスル!バッッッッ!

 

友希那「···えっ?」

 

三毛猫「ニャニャニャ?」

 

陽斗は、山吹純を助けた時と全く同じように、サルよりも速く木を登って三毛猫をしっかりと担いでそこから飛び降りて着地した。

 

陽斗「よいしょっと!もう大丈夫だよ!」

 

三毛猫「ニャ~♪ニャ~ン♪」

 

ペロペロ!

 

三毛猫はたすけてくれた陽斗をすっかり気に入り、陽斗の頬をペロペロ舐める。

 

陽斗「ははは!くすぐったいよ〜!」

 

三毛猫に頬を舐められてくすぐったい陽斗だが、嬉しそうに笑った。それを見た友希那は···

 

友希那(トゥンク!/////////なんて可愛いの!?///////////)

 

その無邪気な笑顔に一目惚れしてしまったのであった···

 

その後、友希那に三毛猫を預けて陽斗はCiRCLEへと去っていった。

 

※友希那が陽斗に惚れた理由→木から降りれなくなった三毛猫を助けてくれたのと、その後に見せた無邪気な笑顔に一目惚れしたから。

 

 

ケース2→氷川紗夜の場合(プラスα)

 

ある日のCiRCLE。いつものように陽斗がアルバイトしていた時に事件が起こった···

 

※CiRCLEの受付

 

ガチャ!

 

陽斗「いらっしゃいませ!···あれ?紗夜さん?今日は1人ですか?」

 

紗夜「え···ええ···今日は皆さんそれぞれ予定があって···でも私は少しでも練習したくて···///////////」

 

CiRCLEの受付をしていた陽斗。するとそこにRoseliaでギター担当の氷川紗夜が入ってきた。どうやら他のメンバーはそれぞれ予定があったが、紗夜だけは1人で自主練をしたくてCiRCLEに来たのだ。しかし···

 

陽斗「紗夜さん···何か顔が赤いですよ?熱でもあるんじゃ···」

 

紗夜「だ、大丈夫です!それじゃあ失礼します!//////////////」

 

フラッ···フラッ···

 

陽斗「大丈夫かな···?」

 

紗夜の様子がおかしい···顔が赤くフラフラっとおぼつかなく歩いている。それでも、大丈夫だと言ってスタジオに行ってしまった。

 

※1時間後

 

まりな「陽斗君!受付は私がするから、第2スタジオの掃除をお願いできる?」

 

陽斗「わかりました!」

 

紗夜が来て1時間が経った頃。陽斗はCiRCLEスタッフの月島まりなに頼まれて第2スタジオの掃除に向かった。しかし、その途中の廊下で···

 

紗夜「はぁ···はぁ·····はぁ······////////////////」

 

紗夜が先程よりも顔を赤くして、壁伝いに歩いていた。呼吸を荒れている。そして!

 

紗夜「あっ······/////////////」

 

フラッ··········

 

ついに紗夜は倒れそうになる。

 

陽斗「ああっ!?ハッッッ!!」

 

ヒュッッッ·······ガシッッッッ!!

 

紗夜「·······え?///////////」

 

陽斗は、地面自体を縮めることで距離を接近させ、瞬時に相手との間合いを詰めたり、相手の死角に入り込む体捌き、『縮地』と呼ばれる技で、瞬時に紗夜の方まで移動して、紗夜を抱きとめた。

 

陽斗「大丈夫ですか!?···酷い熱だ···今すぐ病院に行きましょう!」

 

紗夜「···あっ/////////////」

 

ギュウッ!ダッダッダッ!

 

陽斗はそう言って紗夜をおんぶして、急いで病院まで連れて行く事にした。

 

ちなみに···陽斗は何で救急車を呼ばないかというと···理由は3つある。

 

1→陽斗は方向音痴な姉の松原花音の為に都内全域の地理を覚えているので、CiRCLEで1番近くて、ベッドもすぐに確保できる病院が分かる。

 

2→救急車を待っている暇が無いと判断して、直接病院に連れて行った方が早いと判断した。

 

3→それ以前に陽斗の選択肢に救急車を呼ぶというものが無かった。

 

そんな事で、陽斗はまりなに事情を説明してから、紗夜を病院へと連れて行った。勿論、連れて行く病院に連絡してからである。陽斗に抜かりはない。

 

※CiRCLE近くの総合病院の病室

 

氷川日菜「おねーちゃん···大丈夫?」

 

紗夜「日菜···ええ···何とか大丈夫よ·······」

 

CiRCLEの近くにある総合病院の病室のベッドで横になっている紗夜を心配しているのは、紗夜の双子の妹である氷川日菜だ。

 

紗夜は、練習のし過ぎによる過労が原因で高熱を出して倒れたのだ。幸い、2〜3日は安静にしていれば治るようだ。

 

日菜「よかった〜!あっ!Roseliaの皆、明日お見舞いに来るって!それと···」

 

紗夜「何?」

 

日菜が明日Roseliaのメンバーがお見舞いに来ると紗夜に告げる。そして、続けて日菜の口から衝撃的な事が告げられた。

 

日菜「陽斗クンにお礼しないといけないよね!おねーちゃんをおんぶして病院に連れてくれただけじゃなくて、治療費とか全部払ってくれたし!」

 

紗夜「ええっ!?」

 

なんと陽斗は、紗夜を病院に連れて行っただけでなく、CiRCLEで稼いだアルバイト代で治療費諸々全額払ってくれたのだ。

 

紗夜(どうして私の為にそんな事まで···うぅ···会わせる顔が無いわ////////////////)

 

日菜(おねーちゃんを助けてくれただけじゃなくて、治療費まで···陽斗クン男前だなぁ〜るんってきた!♪///////////////////////)

 

こうして···氷川姉妹は陽斗の男前っぷりに惚れてしまった。

 

※紗夜が陽斗に惚れた理由→練習のし過ぎで倒れそうになった所を助けられただけでなく治療費等を払ってくれたから

 

※紗夜の妹の日菜も姉を助けてくれただけでなく治療費等を払ってくれた男気ある陽斗に惚れた

 

ケース3→今井リサの場合

 

ある休日の昼間。アルバイトが休みだった陽斗は、昼飯用に自宅近くのコンビニで大好物の肉まんを買おうとした。ところが······

 

コンビニ強盗「おい!いいから早く金出せ!」

 

今井リサ「イヤ···誰か助けて···」

 

陽斗がコンビニに入ったら、奥のレジでナイフを持って、店員であるRoseliaのベース担当である今井リサを脅してレジの金を奪おうとしていた。

 

陽斗(白昼堂々コンビニ強盗か···やれやれ···でも助けない訳にはいかないし!)

 

陽斗は当然リサを助ける決意を固めた。そして!

 

ヒュッ···バキーーン!!

 

強盗「何!?」

 

リサ「へっ!?」

 

陽斗は、地面自体を縮めることで距離を接近させ、瞬時に相手との間合いを詰めたり、相手の死角に入り込む体捌き、『縮地』と呼ばれる技で自分と強盗との距離を縮めて接近して、強盗が持っていたナイフの刃を手刀打ちで叩き折った。そして!

 

陽斗「これ以上やるなら、このナイフのように、お前の骨をへし折るぞ?」

 

ゴゴゴゴッ!!!!

 

陽斗は折れたナイフを拾って、黒い闇のオーラを出して強盗に凄む。

 

強盗「ヒィィィィ!?すみませーん!」

 

強盗は、陽斗の般若のようなオーラにビビって降参した。

 

 

その後、通報を受けた警察が強盗は逮捕された。そして、陽斗はリサと一緒に警察署に行き、事情聴取を受けた。

 

 

リサ「助けてくれてありがとね?////////お礼にクッキー焼いてきてあげるから////////」

 

 

事情聴取が終わった後、陽斗に惚れてしまったリサは、後でお礼がしたいので連絡先を交換してそれぞれ家に帰っていった。

 

※リサが陽斗に惚れた理由→コンビニバイトしている時に強盗に襲われた所を陽斗に助けられたから

 

ケース4→宇田川あこ&白金燐子の場合

 

これは去年の冬···陽斗が中学3年生の時だった頃の話である。

 

この日は休日だったが、陽斗は高校受験の為に試験会場に向かっていた。しかしその途中···

 

宇田川あこ「ちょっと止めてよ!」

 

DQN野郎1「いいじゃないの~俺達がいい所に連れてってあげるからさぁ〜!」

 

白金燐子「いやです···止めて····下さい····」

 

DQN野郎2「いいから来いよ!···痛い目に遭う事になっちゃうかもよ?」

 

チャキ!

 

あこ·燐子「ひっ!?」

 

人気の少ない路地裏から誰かが言い争う声が聞こえてきた。気になって陽斗が路地裏まで行くと、そこにはRoseliaのドラム担当である宇田川あこと白金燐子がナイフを手にしたDQN野郎2人組に襲われていた。

 

あこ「やだー!誰か助け···むぐっ!?」

 

燐子「あ···あこちゃ····むぐっ···」

 

DQN野郎1「おっと!騒ぐんじゃねぇぞ!」

 

DQN野郎2「さ~て···まずは服を裂いて···」

 

あこが助けを呼ぼうと大声を出そうとしたが、その前にDQN野郎1によって口を塞がれた。燐子もDQN野郎2によって口を塞がれた。そして、2人を強姦しようとナイフで服を切り裂こうとする。

 

あこ(やだ···助けて、おねーちゃん···)

 

燐子(だ···誰か···助けて·······!)

 

恐怖のあまり目を閉じて助けを求めるあこと燐子。それに応えたのは勿論···!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽斗「はあっっっっ!!」

 

ヒュッ········

ブンッッ!!ドガァッッッッ!!

 

DQN野郎1·2「ぎぃえええええ!?」

 

ドサァッッッッッ!!

 

あこ·燐子「······えっ?えっ!?」

 

陽斗だった!陽斗は、地面自体を縮めることで距離を接近させ、瞬時に相手との間合いを詰めたり、相手の死角に入り込む体捌き、『縮地』と呼ばれる技であこと燐子、DQN野郎2人組の所まで瞬時に移動した。

 

そして、DQN野郎2人組の腹に強烈な回し蹴りを加えて、5m先までぶっ飛ばして気絶させたのだ。

 

あこと燐子が、目を開けるとさっきまで自分達に迫ってきていたDQN野郎2人組が居らず、5m先で倒れて気絶していた事に驚く。

 

陽斗「大丈夫ですか?何処かお怪我は···」

 

あこ「え~と···キミが助けてくれたの?スゴーイ!ありがとう!!」

 

燐子「あ···ありがとう·····ございます······」

 

陽斗はあこと燐子の無事を確認する。どうやら何処も怪我してないようだ。

 

陽斗「ど···どういたしまして···とりあえず警察呼びましょう。」

 

 

その後、陽斗が呼んだ警察官達によってDQN野郎2人組は逮捕された。そして、陽斗達は警察署で事情聴取を受けた後に帰された。その後···

 

※警察署前

 

松原母「陽斗〜!心配したわよ〜!」

 

ギュウッ〜!

 

松原花音「ふぇぇぇぇ〜!陽斗くーん!よかったよ〜!!」

 

ギュウッ〜!

 

陽斗「母さん!姉さん!苦しいって!!」

 

松原父「こら!警察署前で抱きつくのは止めなさい!!」

 

あこ·燐子「むぅ········」

 

事情聴取を終えた陽斗を待っていたのは陽斗の家族だ。陽斗の母親と姉である松原花音が彼を心配して抱きつく。陽斗は苦しそうにして、陽斗の父親が2人を剥がした。

 

あこと燐子は·····陽斗に抱きつく母親と花音に嫉妬の眼差しを向けている。どうやら高校受験を蹴ってまで自分達を助けた陽斗に惚れてしまったらしい。

 

 

この後、陽斗は普通の公立高校を受験する事になった。それを知った燐子が陽斗の家に押しかけて勉強を教えてあげて陽斗は公立高校に合格する事が出来た。

 

※あこと燐子が陽斗に惚れた理由→DQN野郎達に襲われた自分達を高校受験を蹴ってまで助けてくれたから

 

以上が陽斗のRoseliaお助け記録である。そして······

 

※CiRCLEの第1スタジオ

 

友希那「今日も練習するわよ!······この子と一緒に////////////////」

 

三毛猫「ニャ~ン!♪」

 

陽斗「また猫連れて来たんですね···」

 

紗夜「ごめんなさい····お詫びにクッキー焼いてきました·····//////////////////」

 

リサ「クッキーで満足できないなら···アタシの事も食べていいんだぞ?/////////////////」

 

陽斗「だからクッキーだけで満足ですから!///////////」

 

あこ「陽斗クン···あこの事も可愛がってくれなきゃダメ/////////////////」

 

ギュウッ〜!

 

燐子「陽斗君なら···私の身体も···心も···全て捧げてもいいよ····//////////////////////」

 

ムギュー!ムニュムニュ/////////

 

陽斗「お願いですから離して下さーい!/////////////////」

 

今日も陽斗は、Roseliaに可愛がられていた。




以上、陽斗のRoseliaお助け記録でした。

なお、今井リサに関してはリメイク前の時と同じ理由で陽斗に惚れました。

次回はAfterglowかパスパレを予定しています。

投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。

それでは次回もよろしくお願いします。

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