お助けマンな弟〜IF·STORY·CiRCLE   作:シュステーマ・ソーラーレ

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次はAfterglowです!リメイク前の作品で陽斗の恋人になったヒロインがいるガールズバンドです!


Afterglow編
第5話〜陽斗とガールズバンド·Afterglow編


大ガールズバンド時代と呼ばれている世の中。数多くのガールズバンドが群雄割拠する中で、聖地となっているライブハウス『CiRCLE(サークル)』でアルバイトをしている主人公の松原陽斗。

 

そして今日も陽斗はCiRCLEでバイトをしていた···

 

 

※CiRCLEの第1スタジオ

 

ジャーン♪

 

今、CiRCLEの第1スタジオで練習しているのは『Afterglow(アフターグロウ)』だ。

 

Afterglow···読み方はアフターグロウ。羽丘女子学園の2年生同士で結成された王道ガールズロックバンド。メンバーが全員幼なじみで、皆『いつも通り』に過ごせる為に音楽活動をしている。

 

メンバーは次の通りだ。

 

美竹蘭···Afterglowのギター&ボーカル担当で、バンドの楽曲制作も担当している。

 

黒髪のショートヘアに前髪の赤メッシュと、見た目こそパンクな少女だが家は華道の家元で幼少期から厳しく礼儀などを躾けられていたため、目上の人には基本的に礼儀正しいが、意見や不満がある時は年上でも物怖じせず抗議する。

 

少し人見知り気味で口数が少なく、ぶっきらぼうな話し方のため、クラスメイトなどには誤解を招いてしまう事がある。その為、気心の知れた青葉モカ等がからかい混じりでフォローしている。

 

口癖は『いつも通り』と『悪くない』。

実は視力が悪く、学校の授業中は眼鏡をかけている。

 

沸点が低めで気が強く負けず嫌いなところがある一方、暗い所やお化けが苦手だったり、寂しがりやな一面も。幼なじみや身内を誰よりも大切にしている優しさに満ちている。

 

歴史ある華道の家元の一人娘だけあって、旅先の海岸で華道に使う流木を拾ったり作詞に花の要素を取り入れてみたりする事がある。ライブ衣装でも和服をイメージした衣装が存在する。

 

バンド結成のきっかけも、蘭が中学の頃にクラス替えで蘭だけクラスが離れて5人でいる時間が少なくなった。そんな時に幼なじみの1人である羽沢つぐみの提案によりAfterglowを結成した。

 

バンド名の由来は、当時の練習場所が夕焼けの見える放課後の屋上だった事と、いつでもバンドを結成した日の事を思い出せるようにする為である。

 

青葉モカ···Afterglowのギター担当。

 

美竹蘭とは一番付き合いが長く、フォローをすることも多い。

 

とことんマイペースな性格で興味のある事はとことんやる気だが、興味の無いことにはとことんやる気が無い。

 

のんびりかつふわふわしていて、喋り方も特にその様子が伺われるが、周りをよく見ており周りの心境を考えた発言や行動をしている。

 

漫画や物語が好きでシナリオを自ら書く一面もあるが、内容は定番の展開までの過程が大雑把になりやすい等、本人の性格がそのまま反映されている所があり、メンバーからたびたび指摘されている。

 

コンビニでバイトをしており、Roseliaの今井リサはバイト先の同僚兼先輩であり、お互いに自分の幼なじみについての相談する事もある。

 

また、かなりの大食いでファストフード店のハンバーガーを10個余裕で食べる程だが、全く体重が増えない事から太りにくい体質のようだ。またやまぶきベーカリーの常連でもある。

 

更にAfterglowの中で唯一のホラー好きであり、怪談話や都市伝説を話してメンバーを怖がらせてしまう事も多々ある。

 

飄々とした性格とは裏腹にメンバー内で最も学業の成績が良く、特に国語が得意である。

 

上原ひまり···Afterglowのリーダーで、ベース担当である。

 

明るく気立てが良い性格で、バンドの調整役。空気がイマイチ読めないタイプで、ついつい空回ってしまう事があり、涙もろく感動系エピソードに弱い所がある。

 

ライブ前や気合を入れるときに『えい、えい、おー!』と掛け声を発するが、Afterglowのメンバーからはスルーされているのがお約束。

 

普段はリーダーらしく皆をまとめたり引っ張っていくというタイプではないが、大事な所ではしっかりとした発言をする事から、信頼されている事が分かる。

 

お菓子作りが得意で、よくメンバーにクッキーなどを振る舞っているが、太りやすい体質でダイエットしているが中々上手くいかず、逆に全く太る様子のない青葉モカに少し嫉妬している。

 

ファーストフード(ハンバーガー)店でアルバイトをしている。

 

宇田川巴···Afterglowのドラム担当。

 

頼まれたら断れない性格で、よく人の手伝いをしている、他人を悪く言うこともなく、恨んだりすることもないなどさっぱりしている。

 

地元の商店街では、青年部太鼓リーダーであり、商店街の大人達と仲が良く、お祭りがあると和太鼓を叩きに出る。

 

考えるよりも行動するタイプで、小説や漫画も友情モノを好むといった男勝りな部分を持つ。また、負けず嫌い故に美竹蘭と衝突する事もしばしばである。

 

自分のことよりも人を気遣う性格の為、夏風邪をひいて倒れてしまった時も風邪を感染させたくないとメンバーからのお見舞いを断った。

 

見た目や中身が女子好みなタイプな為、バレンタインではチョコを貰う側であり、ホワイトデーのお返しに悩む事が多々ある。

実はお化けが苦手という女の子らしい一面もある。

 

上原ひまりと同じファーストフード(ハンバーガー)店でアルバイトをしている。

 

羽沢つぐみ···Afterglowのキーボード担当。

 

羽丘女子学園高等部の生徒会副会長。商店街にある喫茶店『羽沢珈琲店』の一人娘にして看板娘。また、商店街では青年部の部長をしている。

 

常識的で心優しい、今時の『普通』な面が強い性格。見た目、声、髪型、喋り方や口調、目の色なども現実味のあるシンプルな雰囲気を持つ。

 

他のメンバーと違って突出した個性がない事に少しコンプレックスを抱いているが、それ故にバンドの為に努力を重ねる頑張り屋な性格。頑張っている時の様子をAfterglowのメンバーからは『ツグってる(頑張っている)』等と言われる。

 

中学2年の頃に美竹蘭だけ違うクラスになり、5人で一緒にいる時間が減った時に『バンドをやろう』と言い、Afterglow結成のきっかけを作ったのはつぐみだ。

 

これを始め、自覚はないが何かのきっかけを作る事が多く、メンバーの心の支えにもなっている。

 

以上がAfterglowのメンバーだ。Afterglowは来週のライブに向けて練習をしていた。しかし······

 

上原ひまり「はぁ······」

 

リーダーでベース担当の上原ひまりが疲れたようにため息をついた。

 

美竹蘭「ひまり···どうしたの?全然合ってなかったよ?」

 

それに気づいたボーカル&ギター担当の美竹蘭がひまりを心配して声をかける。

 

ひまり「えっ!?ああっ、ごめん!もう1回やらせて!」

 

それに対してひまりが慌てた様子で返事をした。

 

宇田川巴「何か元気ないなぁ···ちょっと休憩入れるか?」

 

ドラム担当の宇田川巴が休憩を入れようと提案する。

 

羽沢つぐみ「あっ、そうだ!ちょっと待って···私、ケーキ持ってきてるよ!」

 

キーボード担当の羽沢つぐみが、実家の羽沢珈琲店から持ってきたショートケーキが入った箱を取り出した。

 

ひまり「へっ······!?」

 

それを見た瞬間に絶望の表情をうかべるひまり。それにひきかえ···

 

青葉モカ「イエーイ♪おやつタ〜イム♪」

 

ギター担当の青葉モカは大喜びである。

 

※CiRCLEのラウンジ

 

つぐみ「よいしょ···よいしょ···」

 

モカ「おお〜!」

 

ひまり「あっ····ああっ······」

 

Afterglowはラウンジに移動してケーキを食べる事になった。つぐみがケーキを切り分けている。それを、モカとひまりがよだれを垂らして見ている。するとそこに···

 

陽斗「皆さん練習お疲れ様です!お茶とジュース持ってきました。」

 

蘭「あ···陽斗。ありがとう。」

 

モカ「おお〜!気が利くねぇ〜!!」

 

巴「サンキュー!」

 

陽斗が、Afterglowへの差し入れとしてお茶とジュースを持ってきてくれた。メンバー達が陽斗にお礼を言う。

 

つぐみ「ありがとう!陽斗君!よかったらケーキ食べない?」

 

つぐみもお礼を言って、切り分けた一切れのケーキが乗ったお皿を陽斗に差し出す。

 

陽斗「えっ?いや、ボクは今仕事中ですし···」

 

陽斗は仕事中だからと丁重に断ろうとしたが···

 

モカ「まぁまぁ、固いこと言わずに〜!あ~ん!」

 

モカがケーキが刺さったフォークを陽斗に向けてあ~んして食べさせようとする。

 

つぐみ「そうだよ!それとも······私のケーキ食べるの嫌?////////////////」

 

つぐみも、子犬のような目で上目遣いに陽斗を見つめる。

 

陽斗「······いただきます/////////////////」

 

それに負けた陽斗はケーキを受け取る。

 

つぐみ「よかった!ひまりちゃんも!大きめサイズにしたからね!」

 

それに喜ぶつぐみは、続けてひまりに大きめサイズのケーキが乗ったお皿を差し出す。しかし······

 

ひまり「私···いい!皆で分けて!」

 

そう言ってケーキを断った。その瞬間!

 

蘭·巴·つぐみ「えええっ!?」

 

蘭、巴、つぐみの3人が第一発見者のようなリアクションをとる。

 

モカ「およ?」

 

陽斗「うわっ!?」

 

一方、それに動じないモカと、蘭達のリアクションに驚く陽斗。

 

巴「どうしたんだ、ひまり!本当に大丈夫か!?」

 

蘭「ひまりらしくない!」

 

つぐみ「もしもし!救急車ですか!?」

 

巴と蘭がひまりを心配して詰め寄る。つぐみに至っては救急車を呼ぼうとしている。

 

陽斗「いやいや!何でひまりさんがケーキ食べないだけで、救急車呼ぼうとしてるんですか!?」

 

モカ「もぐもぐ······」

 

陽斗「モカさんは逆に落ち着き過ぎです!」

 

陽斗は、オーバーな蘭達とマイペース過ぎるモカにつっこむ。

 

ひまり「平気だって!今お腹空いてない···」

 

ぐぅぅぅぅぅぅぅ··········!

 

ひまりの腹の虫が鳴った。かなり大きめに·····

 

 

※数分後

 

皆が冷静になってひまりから話を聞いた。どうやら、体重が増えてしまいダイエットとの為に食事制限をしていたようだ。

 

陽斗「それで、CiRCLE来た時から何か元気無かったんですね。」

 

受付の仕事をしていた陽斗は納得した。

 

巴「でも、無理なダイエットは体に毒だぞ!」

 

巴が無理なダイエットをしているひまりに注意する。

 

ひまり「分かってるけど、1番痩せられる方法っていったら食事制限かなって···」

 

ひまりが落ち込みながら答えた。

 

モカ「ひーちゃんは、運動する方がいいと思うよ〜継続は力なりって言うしねぇ〜」

 

モカがケーキを食べながらひまりにアドバイスをする。

 

陽斗「そうですね。ボクでよければジョギング位付き合いますよ。」

 

陽斗がそう言うと···

 

ひまり「本当!?ありがとう〜!!」

 

ギュウッ〜!ムニュムニュ////////

 

陽斗「ひまりさん!?///////////////」

 

つぐみ「むっ!」

 

ひまりが感激のあまり、陽斗の右腕に抱きついて、2つの豊満な果実を押し付けた。それを見たつぐみはヤキモチしてほっぺをふくらませる。

 

モカ「モカちゃんも〜♪」

 

ギュウッ〜!ムニュムニュ////////

 

陽斗「モカさんまで!?////////////////」

 

蘭·巴「はっ?」

 

そして、モカも陽斗の左腕に抱きついた。そして、ひまり程ではないが立派な2つの豊満な果実を押し付ける。それを見た蘭と巴が青筋を立てて怒りの表情になる。

 

ひまり「どうかな〜?モカにカロリー送ってもらって大きくなった私の胸の感触は?////////////////」

 

モカ「モカちゃんの豊満ボディーの感触をとくと味わうがいい〜/////////////////」

 

ギュウッ〜!ムニュムニュ///////////

ギュウッ〜!ムニュムニュ///////////

 

陽斗「や、止めて下さーい!!////////////」

 

更に強く陽斗の体に豊満果実を押し付けるひまりとモカ。しかし···

 

ゴチンッ!ゴチンッ!

 

ひまり「痛っ!?」

 

モカ「あう〜」

 

 

巴「お前等···いい加減にしろよ?」

 

 

見かねた巴がひまりとモカの頭に強烈な拳骨をお見舞いした。

 

ひまり「と〜も〜え〜!痛いよ〜!」

 

モカ「暴力はんたーい!」

 

ひまりとモカが頭を押さえながら巴に文句を言うが···

 

蘭「モカ···ひまり···次、陽斗に抱きついたりしたら···強めに殴る···」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ··········!!

 

ひまり「ひぃっ!?」

 

モカ「···もうしません(ハル君と2人っきりの時にするか···)」

 

蘭が禍々しい怒りと黒い闇のオーラを出しながらひまりとモカに詰め寄る。ひまりはビビり、モカは今度抱きつく時は2人っきりの時にしようと決めた。

 

つぐみ「陽斗君も···何でそんなデレデレしてるのかな?···かな?」

 

チャキ!

ゴゴゴゴゴゴゴゴ··········!!

 

陽斗「い···いや!////////別にデレデレしてませんよ!///////」

 

つぐみも蘭と同様のオーラを出しながら、カットナイフを手に陽斗に迫る。

 

蘭(あたしだって陽斗に抱きついてみたいのに·······!/////////////////)

 

巴(抱きつくなんて恥ずかしい事、堂々と出来るか!/////////////////)

 

つぐみ(私だって···ひまりちゃん位胸が大きかったら···陽斗君を誘惑出来るのに!///////////////////)

 

本当は自分も陽斗に抱きついてみたいが、恥ずかしくて出来ないのだ。するとそこに···

 

まりな「こらー!陽斗君!受付業務の時間なのに、ラウンジで何してるの!?」

 

陽斗の上司である月島まりなが怒りながら現れた。仕事の時間なのにいつまで経っても来ない陽斗を迎えに来たのだ。

 

陽斗「あっ!すみません!すぐに行きます!!」

 

ダッッッッ!

 

つぐみ「あっ···」

 

まりな「まったくも〜!ごめんね皆!仕事終わったらいくらでも話していいからね?じゃあ!」

 

陽斗はダッシュで走り、つぐみをかわしてCiRCLEの受付へと急いだ。それを見届けたまりなは、Afterglowのメンバーにそう告げると自分も仕事しにラウンジを出た。

 

 

ひまり「あ〜あ···陽斗くん行っちゃった。」

 

モカ「ざんね~ん!」

 

ひまりとモカは、陽斗が行ってしまって残念そうだ。

 

 

蘭「元はと言えば、ひまりとモカが陽斗に抱きつくからでしょ?」

 

巴「そうだな···2人共、少し調子にのり過ぎだな···」

 

つぐみ「···後で羽沢珈琲店でたっっっぷりとお話しようか?」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ··········!!!!

 

この後、仕事を終えた陽斗は蘭、巴、つぐみに捕まり、ひまりとモカと一緒に羽沢珈琲店で2時間以上説教された。

 

そして、ひまりはダイエットの為に蘭達の厳しい監視···とという名の指導の元、ジョギングや水泳等の運動をほぼ毎日行う事になり、なんとか痩せる事が出来たという······

 

 

ひまり「スィーツ食べたいよ〜!」




陽斗とAfterglowの話でした。

次回はAfterglowのメンバーが陽斗に惚れた理由を投稿します!

投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。

それでは次回もよろしくお願いします。

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