お助けマンな弟〜IF·STORY·CiRCLE   作:シュステーマ・ソーラーレ

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久しぶりの陽斗お助け編です!

タイトル通りに商店街で起こったハプニングから陽斗が皆を助ける話です!

ケース1は、とあるユーザーの方から頂いたリクエストを元にした話です!

そしてケース2では、陽斗がとある女の子を助けて惚れさせます(笑)


第67話〜商店街でお助け

大ガールズバンド時代と呼ばれている世の中。数多くのガールズバンドが群雄割拠する中で、聖地となっているライブハウス『CiRCLE(サークル)』でアルバイトをしている主人公の松原陽斗。

 

最強のエンタメガールズバンド『ハロー、ハッピーワールド!』、通称『ハロハピ』のドラム担当である松原花音の弟である。

 

様々な危機的状況からCiRCLEを利用しているガールズバンドのメンバーを助けた事から好意を寄せられて猛烈なアプローチを受けている。

 

それは陽斗がCiRCLEバイト2年目に突入しても変わらなかった。むしろ、より一層陽斗に対するスキンシップが激しくなっている。

 

そんな大変な状況になった陽斗だが、それなりに楽しく毎日を過ごしている。

 

そんな中でも、陽斗は変わらず困っている人を助けている。例えば商店街で···

 

ケース1→和楽器でお助け

 

ある日の商店街。この日は商店街の大事なお祭りで、最後の演目は最大の目玉であるソーラン節だった···ところが···

 

※商店街ステージの裏側

 

ゲンさん「ごめんな···肝心な時に腕を怪我して···」

 

つぐみ「気にしないで下さい!」

 

巴「謝らないでくださいよ···しょうがない事なんですから···」

 

はぐみ「そうだよ!ゲンさんは一生懸命頑張ったから!」

 

沙綾「階段から踏み外しそうになった長老さん達を庇って捻挫したんだから···」

 

あこ「そうだよ!」

 

ヨネ、ウメ、トメ「ごめんね〜···」

 

ゲンさん「皆···」

 

商店街ステージの裏側では深刻な雰囲気が流れた。

 

どうやら今回のイベントのメインイベントであるソーラン節で演奏する三味線を演奏するゲンさんが、階段を踏み外しそうになった長老さん達を庇った結果、利き腕である右手を怪我してしまったのだ。

 

幸い怪我は大した事は無いが、イベントの本番まで後1時間も無い···

 

巴「おい!誰か代わりに三味線を弾ける人いないのか!?」

 

他の皆「······」

 

ゲンさん「無理だ···皆、それぞれの役割に専念しているから他の人の役割を覚える余裕なんて無い。」

 

巴の問いかけにこの場にいる皆は何も言えない。何故なら、元々このイベントは人数ギリギリでやっているので、それぞれの役割を徹底してしているので、他の人の役割を覚える余裕が無い。

 

ゲンさんの説明に他の皆は、何も言う事が無い。皆それぞれ役割があるので、代わる事が出来ない。

 

どうしようと皆が悩んでた···その時!

 

陽斗「皆さん!音響の準備が終わりました!···あれ?どうしました?」

 

六花「何かトラブルがありました?」

 

ステージの音響設備の担当である陽斗に六花が準備が終わったと皆に伝える為にステージ裏にやって来た。

 

つぐみ「あっ!陽斗君!ロックちゃん!」

 

巴「あぁ···実は···」

 

つぐみ達は陽斗と六花に事情を説明した。

 

六花「それは大変です!」

 

はぐみ「どうしよう〜!?」

 

六花達が緊急事態に慌てふためく。すると陽斗が···

 

陽斗「三味線ならボク弾けますよ?」

 

皆「えっ!?」

 

三味線を弾けると言った。それに驚く商店街一同。

 

ゲンさん「君···本当に三味線が弾けるのかい?」

 

ゲンさんが驚きつつも陽斗に三味線が弾けるのかと聞いた。

 

陽斗「はい!小学生の頃に和楽器クラブに入ってて。その中で1番得意なのが三味線なんです。今でもちょくちょく弾いてます!」

 

陽斗が三味線を弾ける理由を説明した。

 

実は陽斗は、小学生時代に和楽器クラブに入っていて、三味線や琴、尺八といった和楽器を演奏していた。

 

その中でも三味線が1番得意で、高校2年生になった今でも偶に弾いている。

 

ゲンさん「そうなのかい?なら私のを貸してあげるから試しに弾いてみてくれるかい?」

 

陽斗「いいですよ!」

 

それを聞いたゲンさんが陽斗に自分の三味線を貸して試しに弾いてみてくれとお願いして、陽斗が承諾して三味線を受け取った···そして!

 

陽斗「はっ···!」

 

チャーン♪チャン♪チャン♪チャチャン♪チャーン♫

 

一呼吸して陽斗は三味線を弾いた。その技術は、素人レベルを完全に超えている。

 

ゲンさん「す···凄い!」

 

ヨネ、ウメ、トメ「はるちゃん、すごいねぇ〜♪」

 

ゲンさんや長老さん達も、陽斗の三味線演奏を聴いて感心している。当然ガールズバンドの皆も···

 

沙綾「陽斗···凄い♡カッコイイね♡♡」

 

つぐみ「陽斗君、カッコイイ♡あぁ~大好き♡♡」

 

はぐみ「すごーい♡はる君、かっこいい〜♡♡」

 

巴「すげぇな···陽斗の奴♡」

 

あこ「古から伝わりし和楽器を操る陽斗クン···カッコイイ〜♡♡」

 

六花「陽斗くん、でらかっこえぇ〜♡」

 

全員恋する乙女の目になって三味線を弾いている陽斗に釘付けになる。

 

チャーーン♪♫

 

陽斗「ふぅ~···こんな感じなんですけど···どうですか?」

 

一通り演奏して商店街一同にどうだったか聞いた。皆は···当然!

 

沙綾「陽斗~♡凄かったよ〜♡♡」

 

はぐみ「うんうん♡はぐみ感動しちゃったよ〜♡♡」

 

つぐみ「陽斗君、カッコイイ♡一生見ていられる位かっこよかった♡♡」

 

巴「すげぇよかったぞ!♡」

 

あこ「スゴーイ♡さすが陽斗クンだよー♡♡」

 

ゲンさん「よかったよ!是非私の代わりに三味線を弾いてほしい!」

 

ヨネ、ウメ、トメ「お願いねぇ〜♪」

 

陽斗の三味線演奏を大絶賛した。こうして陽斗は···

 

※商店街の特設ステージ

 

陽斗「はっ!」

 

チャーン♪チャン♪チャン♪チャチャン♪チャーン♫

 

巴「ソイソイソイ!ソイヤーーー!!」

 

ドンドンドン!ドンドコドーン!!

 

はぐみ·あこ「ソーラン!ソーラン♪」

 

六花「あわわ!私も頑張らないと!」

 

和太鼓を叩く巴、ソーラン節を踊るはぐみとあこに合わせて三味線を弾いた。六花は音響機器の調整を頑張っている。

 

※客席

 

香澄「陽斗君が三味線弾いてる!?かっこいい〜♡」

 

たえ「本当だね♡すごいねぇ♡♡」

 

りみ「めっちゃかっこえぇ〜♡♡」

 

沙綾「陽斗、大好き♡いつか陽斗と絶対に···フフフフフフフフ♡♡」

 

有咲「あいつすげぇな···♡」

 

 

蘭「陽斗が三味線弾いてる···悪くないね···♡♡」

 

モカ「おぉ~♡ハルくん、はるってるねぇ〜♡♡」

 

ひまり「うわぁ~♡陽斗スゴーイ♡写真撮って皆に送ろう♡」

 

つぐみ「陽斗君、大好き大好き大好き大好き大好き大好き♡ア♡イ♡シ♡テ♡ル♡♡」

 

 

こころ「陽斗すごいわ!♡あたしも一緒に弾きたいわね!♡」

 

薫「この音色···癒やされるね···♡あぁ!儚い···♡♡」

 

花音「陽斗君、かっこいいよぅ〜♡小学生の頃からずっと聴いてるけど、やっぱりすてきだよぅ〜♡♡」

 

美咲「陽斗、すごいね···♡もう、出来ない事なんて無いね♡♡」

 

客席にいるガールズバンド達も、陽斗の三味線演奏を聴いて、目がハートマークになっている。こうして、陽斗の活躍もありイベントは大成功した。

 

※旭湯

 

沙綾「陽斗お疲れ様♡頑張ったご褒美に···♡♡」

 

はぐみ「はぐみ達が身体洗ってあげるね♡」

 

つぐみ「すみからすみまでた~っぷりとキレイにしてアゲルネ♡」

 

巴「に、逃げるなよ!♡//////////////////」

 

あこ「我が大魔姫あこの手によって陽斗クンに憑きし漆黒の汚れを···え~と···ピカーッってキレイにしてあげる♡」

 

六花「私、一生懸命頑張るから···カクゴシテネ♡♡」

 

ポピパ·Afterglow·ハロハピ「行くよ♡」

 

陽斗「やっぱり最後はこうなるんですかー!?//////////////////////」

 

イベント終了後、陽斗はガールズバンド達に商店街の銭湯『旭湯』に連れてかれ、お礼と言わんばかりに身体をすみからすみまでた~っぷりと洗われた···

 

ケース1終了!

 

 

ケース2→熊に襲われた女の子をお助け

 

ある休日の商店街。ここでとんでもない事件が発生していた。それは···

 

熊「ガァァァァ!」

 

ドシン!ドシン!

 

商店街の人達「うわぁー!!?」「何あれ熊!?」「何でこんな所に!?」「逃げろー!」

 

なんと本物の熊(ツキノワグマ)が商店街で暴れているのだ。突然現れた熊に商店街の人達はパニックになり逃げ惑う。

 

はぐみ「うわぁ~♪くまさんだぁ〜♪ミッシェルの仲間かな?」

 

つぐみ「はぐみちゃん!危ないから逃げないと!」

 

巴「そうだぞ!あれは、ミッシェルの仲間じゃない!!」

 

ガシッッ!グイッ!グイッ!

 

そんな中、はぐみは能天気に熊に近づこうとした。それをつぐみが危ないからと腕を掴んで引っ張る。

 

ミッシェルを本物の熊だと思っているはぐみにとって、商店街に現れた本物の熊など怖くない。むしろミッシェルの仲間だと思っている。

 

しかし何故、都会の商店街に本物の熊が現れたのか?それは···

 

密猟者1「ヤバいっすよ兄貴!」

 

密猟者2「くそー!まさかこんなに麻酔の効果が切れるのが早いなんてな!」

 

密猟者が何処かの山から熊を捕獲して、アジトまでトラックで運ぶ途中、商店街に来た所で麻酔の効果が切れてトラックの中で暴れて、それに驚いた密猟者が事故を起こしてしまい、トラックから飛び出し商店街に現れた。

 

薫「シェイクスピア曰く、クマったクマった···つまり···そういう事さ···」

 

美咲「···何言ってんですか?」

 

薫の発言はさて置き、密猟者が捕獲した熊のせいで商店街がパニックになっている。警察も密猟者が起こした事故の影響で、道路が渋滞して到着が遅れている。すると熊が!

 

熊「グォォォ!」

 

ガンッ!ガターーン!!

 

沙南「きゃあー!?」

 

道路標識を叩き壊して倒す。その道路標識が倒れた先には、ポピパの山吹沙綾の妹である沙南がいた。幸い直撃は免れたが···

 

熊「グルルルル······」

 

ザッザッザッ!

 

沙南「あっ···うぅ〜···」

 

沙南に気づいた熊が獲物と認識して、沙南の方へとゆっくり歩み寄る。沙南は恐怖のあまり動く事が出来ない。

 

沙綾·純「沙南!」

 

亘史「沙綾!純!危ないぞ!」

 

千紘「あぁ···沙南···」

 

沙南のキョウダイである沙綾と純が助けようとするが、父親の亘史に危ないからと止められる。母親の千紘が沙南を心配するあまりに涙を流す。

 

熊「ガァァァァ!!」

 

グワァー!

 

沙南「助けてー!」

 

そして熊が沙南に襲いかかる!そんな沙南のピンチを救うのはもちろん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガキィィィン!

 

陽斗「はぁぁ!」

 

熊「ガァァ!?」

 

沙南「あっ!はるとおにーちゃん!♡」

 

陽斗だった!丁度、買い物しようと商店街に来ていたのだ。そして沙南のピンチに駆けつけたのだ。ちなみに熊の攻撃をどうやって防いだかというと···

 

陽斗「くっ!やぁっ!」

 

ブンッ!ガキィィィン!

 

熊「グッ!グルルル···!」

 

商店街の人達「おい!あの少年は前に商店街を襲った半○レをやっつけた···」「すげぇぞ!道路標識を使って熊の攻撃を防いでいる!?」「なんという少年だ!」

 

なんと、熊がへし折った道路標識を槍のように扱って、熊の攻撃を防いだのだ。そして、道路標識で熊を払い除けた。

 

それを見た商店街の人達は、陽斗が前に商店街のピンチを救った少年と分かった(第41話を参照ください)。

 

そして、重い道路標識を使って熊の攻撃を防いだ陽斗に驚く。

 

沙綾「あっ♡陽斗♡♡」

 

亘史「陽斗君!」

 

千紘「あら!陽斗君!よかった···」

 

純「はるとにーちゃんだ!」

 

沙南を助けに来た陽斗に、沙綾は目がハートマークになっている。

 

はぐみ「ハルくん、すごーい♡」

 

巴「あんなに重そうな道路標識を持って熊の攻撃を防ぐなんて···すげぇな♡」

 

つぐみ「陽斗君、やっぱりかっこいい♡」

 

はぐみ達も恋する乙女の目になって陽斗を見ている。

 

陽斗「これ以上、商店街の人達に危害を加える気なら···許さないよ。」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ!

 

熊「グルッ!?グゥーン·····」

 

ズサッ···!

 

陽斗の鬼のような凄まじい怒りのオーラにビビった熊は、戦意喪失してその場に座り込んだ。

 

商店街の人達「す···凄過ぎる!」

 

熊を降参させた陽斗の強さにぼう然とする商店街の人達。

 

密猟者1「···自首しますか?兄貴。」

 

密猟者2「···そうだな。」

 

密猟者達も陽斗の強さに恐怖を覚えたのか、警察に自首する事を決めた。

 

この後、駆けつけた警察によって熊は保護されて、元いた山に帰される事になった。

 

そして、陽斗は商店街を救ったヒーローとして、ますます人気者となった。

 

※後日のやまぶきベーカリー

 

沙南「さーなと結婚して♡ダーリン♡♡」

 

陽斗「えっ···!?/////////////ダーリンって、え~と···//////////////」

 

沙綾「駄目!陽斗は私と結婚するの♡♡」

 

陽斗「はい!?////////////////」

 

千紘「あらあら♡私の娘達をこんなにした責任はとってもらうわよ♡♡」

 

陽斗「えぇー!?///////////////」

 

亘史「すまない···妻も娘達も本気だ···」

 

純「これからは兄貴と呼んでいい?」

 

陽斗「ちょっとー!?」

 

後日のやまぶきベーカリーでは、陽斗を取り合う沙綾と沙南の姿があった。

 

それを見ている千紘は、いたずらっぽい笑みで陽斗に娘達を虜にした責任をとってもらおうと迫る。

 

亘史は陽斗に謝りつつも、皆が本気である事を告げ、純はこれから陽斗の事を『兄貴』と呼ぶ事を決めた。こうして陽斗は、山吹家公認の男となった。

 

香澄「さーやもさーなんもズルいよ〜!私も陽斗君と結婚したーい♡」

 

たえ「陽斗〜♡ハナゾノランドの住人になってよ♡」

 

りみ「陽斗君···チョココロネと一緒に食べたいなぁ~♡」

 

有咲「陽斗···私の胸を好きにしてもいいぞ♡/////////////////」

 

更には、ポピパのメンバーからも襲われたという···




今回の話で、陽斗は三味線を弾ける事が分かりました!

そして、相変わらず人間離れした強さと、女を惚れさせる罪作りな男っぷりです(笑)

次回の話は、とあるハプニングで記憶喪失になった陽斗を巡るガールズバンド達の争いです!

投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。

それでは次回もよろしくお願いします。

※お気に入り登録と評価をありがとうございます!
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