お助けマンな弟〜IF·STORY·CiRCLE   作:シュステーマ・ソーラーレ

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今回は陽斗と、アイドルガールズバンドであるパスパレとの交流話です。


パスパレ編
第7話〜陽斗とガールズバンド·パスパレ編


大ガールズバンド時代と呼ばれている世の中。数多くのガールズバンドが群雄割拠する中で、聖地となっているライブハウス『CiRCLE(サークル)』でアルバイトをしている主人公の松原陽斗。

 

そして、今日も陽斗はCiRCLEでアルバイトに励んでいる。

 

※CiRCLEの第1スタジオ

 

丸山彩「今日も練習頑張るぞー!」

 

氷川日菜「アハハ!彩ちゃん、気合い入ってるね〜!」

 

白鷺千聖「元気なのはいいけど、張り切りすぎて怪我とかしないようにね?」

 

大和麻弥「まぁいいじゃないですか。」

 

若宮イヴ「もうすぐライブですからね!私もブシドーがみなぎってきます!」

 

今、CiRCLEの第1スタジオで練習しているのは、アイドルガールズバンドである『Pastel*Palettes(パステルパレット)』、通称『パスパレ』だ

 

パスパレとは、同じ芸能事務所所属のアイドルで結成されたアイドルガールズバンドだ。

 

メンバーは次の通りだ。

 

丸山彩···パスパレのボーカル担当。花咲川女子学園の3年生。

 

元々はアイドル研修生で、次のチャンスがなければ卒業という時にバンドの企画を持ちかけられ、パスパレのボーカルとなる。

 

あがり症で本番やアドリブに弱いが、努力家でアイドル活動を一生懸命頑張っている。

 

また、何かとセンスを疑う部分が多く練習着がいわゆるダサTであったり彼女が考える決めポーズは悉くヘンテコであるのだが自覚は無いらしく、パスパレのメンバーにダメ出しされたり、からかわれたりしている(特に氷川日菜)。

 

趣味の一種にエゴサーチ、いわゆるエゴサを日課としており、とにかく事あるごとにエゴサをしていて、時には2時間もエゴサをしていることがあるらしい。時にはパスパレの皆でエゴサをする事もある。

 

芸能人として街中で顔を指されることに憧れを抱いているが、自身より芸歴の長い白鷺千聖や芸能人でないハロハピの瀬田薫の方が先に気付かれるなど、上手くいかないことの方が多い。

 

誕生日がクリスマスに近いこともあり、誕生日会とクリスマスパーティーが一緒にされることも多い(誕生日は12月27日)。

 

ちなみに、アイドルになった理由は『人に勇気を与えられる存在になりたい」』『どんな人でも、努力すれば夢は叶うという事を伝えたい』からである。

 

ファーストフード(ハンバーガー)店でアルバイトをしていて、陽斗の姉の松原花音とはバイト仲間である。

 

氷川日菜···パスパレのギター担当。羽丘女子学園の3年生で生徒会長。

 

一度見たものはすぐ覚えて出来る天才少女で、学校の成績も常にトップである。担当楽器のギターについても非常に高い演奏力を持っており、難易度の高いソロパートを任されている。

Pastel*Palettesのメンバーでは、唯一オーディションによって選ばれた。

 

物事を面白いかどうかで判断する、非常に気分屋かつマイペース、歯に衣着せぬタイプで、良くも悪くも場の空気を読まないトラブルメーカーである。

 

また、天才であるが故に他人の心情の機微に鈍く、『出来ない人の気持ちが解らない』と率直に言う事がある。ただし、勘は鋭いので相手の内心を察する能力は高く相手が何かを思案している事を敏感に察知できるが、その内容を共感したりすることは苦手である。

 

頭脳明晰で理解力も高いので、抽象的な議論や込み入った話も出来る方なのだが、普段の会話では『るんっ♪』等の擬音による感覚的でいまいち解りにくい表現を多用する。

 

そんな自分でもパスパレのメンバーが受け入れ、理解しようとしてくれている事に対しては純粋に嬉しいと感じている。

 

Roseliaのギター担当である氷川紗夜は双子の姉であり、日菜は彼女のことを幼少の頃からとても慕っているが日菜が持ち前の才覚によって紗夜が興味を持って始めた物事を後からことごとく追い越していったため、紗夜は日菜に対して強烈なコンプレックスを抱いていた。

 

バンド活動前の関係としては、紗夜は日菜との関りを極力避けて、日菜は紗夜にどこか遠慮がちに接するという非常にぎこちないものだった。今は、日菜がPastelPalettesでの、紗夜がRoseliaでの対人関係を通じてお互いに変化し、互いに相手に向き合おうとし始めた事で関係性は大きく改善している。

 

白鷺千聖···パスパレのベース担当。花咲川女子学園の3年生。

 

幼い頃から子役として活躍している若手女優でもある。長年芸能界に身を置いているせいか、物事をドライに捉える良くも悪くもリアリストな少女。常に失敗しない道を選ぶようにしている。

 

最初はパスパレのメンバーを仕事仲間として捉え、本心を語っていないことにより誤解されていた時期があった。現在はメンバーとのコミュニケーションを大事にするようにした。

 

ファンを大切にする性格で、送られてきたメッセージには必ず返事を返すことをポリシーにしている。

 

何事も事前準備を欠かさずそつなくこなすが。絵を描くことと電車の乗り換えは苦手。

家族は妹がいて、自宅では『レオン』というゴールデンレトリバーを飼っている。

 

『微笑みの鉄仮面』という二つ名があり、自分の逆鱗に触れたり、腹黒い事をする時、非常に圧が強く黒い笑顔をうかべる。

 

松原花音とは、パスパレ結成前の中学時代からの親友。リアリストで芸能人という立場上、他人にあまり心を開かない千聖が唯一最初の段階から心を開いていた相手。プライベートでは一緒にカフェに行くことが多い。

 

大和麻弥···パスパレのドラム担当。羽丘女子学園の3年生。

機材オタクであり、元スタジオミュージシャンの眼鏡っ娘。

 

パスパレにはドラム担当のメンバーが決まるまでの代理として参加していたが、白鷺千聖に眼鏡を外した素顔のビジュアルの高さを見込まれ、正式にメンバーとして加入する事になった。

 

機材オタクで元スタジオミュージシャンという側面から音楽関係の広く深い知識を有しており、バンド経験の無いメンバーで構成されたパスパレにおける重要なアドバイザー的存在である。

 

また、メカニックも兼任していて千聖のベースや氷川日菜のギターを始めとするバンドの枠を超えて楽器のメンテナンスやアドバイスを行っている。

 

ただし、音楽関係の話になるとつい熱く語り過ぎてしまうのが玉に瑕で、語尾に『っス』と付ける喋り方をする他『フヘヘ』という特徴的な笑いをする事がある。

 

更に、元々表舞台に出るタイプでは無い事から美容関係には無頓着であり、この事で千聖からは厳しいお叱りを受ける事もある。

 

羽丘女子学園中等部の頃から、ハロハピの瀬田薫と同じ演劇部に所属しており裏方を担当している。

 

また、日菜や薫の感覚的な言い回しを理解し通訳できる数少ない登場人物である。

 

パスパレの中では比較的常識人な彼女だが、実は『魅力的な隙間を見つけると思わず挟まりたくなってしまう隙間フェチ』という性癖の持ち主であり、ソファーの隙間がフィットし過ぎて出られなくなってしまったなんて事もある。

 

周りに気を遣える優しい性格だが、自分のこととなると非常に理想が高く、理想と現実との差に思い悩む等身大の女の子としての面も併せ持つ。

 

若宮イヴ···パスパレのキーボード担当。花咲川女子学園の2年生。

 

日本人の父とフィンランド人の母を持つハーフの帰国子女。

 

数年前に日本に来た当初は友達ができず、モデルの仕事においても活動はいつも1人だった。そんな中、パスパレのキーボード担当として指名され所属する事になった。

 

そして、パスパレのメンバーという仲間や、バンド活動を通じた友人に、自分達を応援してくれる多くのファンが出来た。

 

その為、パスパレの事を人一倍大事に思っており、彼女のアイドルとしての活動に対する直向さにもそれが表れている。

 

純粋で人懐っこく心優しい性格で、パスパレの中でも一際芯が強く前向きである。また、パスパレでは最年少であり、メンバー内での妹的存在でもある。

 

よく日本の諺を使うが、会話の内容に合っている様な合っていない様な絶妙なチョイスである事が多い。

 

あまりに純粋で邪気が無い為、厳しい物言いの多い白鷺千聖も彼女への接し方は常に柔らかい。

 

日本の文化に興味があり、特に『ブシドー』には並々ならぬ憧れを持っている。これは元々『自分の意思を貫く強さ』、『仲間を思う心』を大切にしており、その信条と武士道の精神が一致していた為憧れを抱くようになった。

只その憧れの強さ故に、時折素っ頓狂な発言や行動をする事もある。

 

全ての人物に『さん』付けかつ敬語で接する。

花咲川では茶道部、華道部、剣道部に所属している他、Afterglowの羽沢つぐみの実家である『羽沢珈琲店』でバイトをしている等、放課後は非常に忙しい。

 

以上がパスパレのメンバーだ。

 

もうすぐライブがあるパスパレは、CiRCLEで練習をする為に集まっていた。そして···

 

 

※1時間後

 

〜〜♪♪〜〜♫♫〜〜♬♬

 

 

彩「ふぅ···中々いい感じだね!」

 

日菜「うんうん!るんっ♪ってきた!」

 

千聖「そうね。皆、良かったわよ。」

 

麻弥「ジブンも上手く出来ました!」

 

イヴ「はい!以心伝心です!」

 

1時間程練習したパスパレのメンバーは、上手く演奏出来た事を喜んでいる。

 

彩「疲れた〜ねぇ!ラウンジで休憩しない?」

 

日菜「賛成!」

 

イヴ「行きましょう!」

 

練習して疲れた彩は、ラウンジで休憩しようと提案する。それに日菜とイヴは賛成するが···

 

千聖「私は、もう少し確認したい所があるから後で行くわ。」

 

麻弥「ジブンも機材の調節をしてから行きます!」

 

千聖と麻弥はそれぞれやる事があるので、それを終わらせてから行くと伝える。

 

彩「分かった!待ってるね!」

 

日菜「なるべく早くしてね〜」

 

イヴ「それでは行きましょう!」

 

ガチャ!バタン!

 

彩達は先にラウンジに行く為、第1スタジオを出た。

 

※CiRCLEのラウンジ

 

陽斗「ふわぁ〜···眠い。仕事の時間まで後30分あるし···寝よう。···くぅ~···」

 

CiRCLEのラウンジでは、陽斗がソファーに座って休憩していた。仕事の時間まで後30分ある陽斗は、それまで昼寝をする事にした。テーブルにうつ伏せになり、両腕を枕代わりにして寝てしまった。この間1分足らずである。

 

彩「あれ?陽斗君?」

 

日菜「本当だ〜···寝てるね。」

 

イヴ「オヤスミのご様子ですね!邪魔したらいけませんから、別の場所に行きましょう!」

 

彩「そうだね!」

 

そこに彩達が入ってきたが、寝ている陽斗を見て起こしたら悪いと思い、ラウンジを出ようとした···その時!

 

 

陽斗「むにゃ〜······おなかしゅいた〜···」

 

彩·日菜·イヴ「っ!?////////////////////」

 

陽斗が寝言で猫のような声を出したと思ったら、その次にまるで5歳の子供のように甘えるような声を出した。それを聞いた彩達3人は···

 

彩(陽斗君可愛い!////////////////////)

 

日菜(るるるるるんっ♪ってきたーーーっ!!////////////////////)

 

イヴ(新手の忍法ですか!?////////////////////)

 

陽斗の可愛さにKOされた。そして···

 

日菜「隣に座ろう!お先!」

 

彩「あっ!ずるいよ日菜ちゃん!」

 

イヴ「そうです!私もハルトさんのお隣に!」

 

彩「イヴちゃんまで!?早い!」

 

日菜とイヴは、持ち前の運動神経で素早く陽斗が寝ているソファーの両隣に座った。彩は完全に出遅れて陽斗の隣に座れなかった。

 

※陽斗の右隣に日菜、左隣にイヴが座っている。彩はイヴの隣に座っている。

 

日菜「可愛いなぁ〜!陽斗クン///////////////」

 

ナデッ!サラッ······

 

陽斗「くぅ~······すぅ~·····」

 

日菜は、うっとりとした目になりながら、陽斗の髪を撫でた。陽斗は熟睡している為に気づいてない。

 

イヴ「ヒナさんだけズルイです!」

 

ナデッ!サラッ······

 

イヴも日菜に負けじと陽斗の髪を撫でる。

 

彩「2人共ずるいよ〜私だって陽斗君の髪撫でたいのに!せめて、陽斗君の寝ている所をスマホで撮ろう!」

 

彩は羨ましがって、スマホを取り出して陽斗の寝ている所を撮っている。するとその時、陽斗が寝言でこんな事を呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽斗「むにゃ·····くしゅぐったいよ·····おねーちゃん·······」

 

彩·日菜·イヴ「っ!!?/////////////////////」

 

先程の寝言よりも更に甘ったるい声で寝言を言った。それも、『おねーちゃん』という普段の陽斗なら絶対言わない台詞を言ったのだ。

 

日菜(陽斗クンが『おねーちゃん』って言った!?////////////可愛すぎ!!//////////////)

 

イヴ(『目に入れても痛くない』くらいにカワイイです〜///////////////////////)

 

彩(スマホにバッチリ撮れたよ!//////////これでどんなに辛い仕事でもやり遂げられる!!/////////////)

 

あまりに可愛い陽斗の寝顔+寝言に完全に惚れた3人。しかし·····

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千聖「···貴女達。何をしているのかしら?」

 

麻弥「これは···流石にジブンも許せませんね。」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ············!!!!

 

彩·日菜·イヴ「!?」

 

ラウンジの入口から低い声が聞こえてきた。彩達が驚いて入口の方を振り向くと禍々しい闇に塗れた怒涛と嫉妬のオーラを出しながら仁王立ちしている千聖と麻弥がいた。

 

千聖「···3人共?」

 

麻弥「···第1スタジオに戻りましょうか?お話があるので。」

 

彩·日菜·イヴ「···はい。」

 

 

この後、彩·日菜·イヴの3人は千聖と麻弥によって第1スタジオに強制連行されたが、彩が撮った陽斗の昼寝動画を送った事により、何とかお説教されるのを免れた。

 

陽斗『むにゃ·····くしゅぐったいよ·····おねーちゃん·······』

 

千聖「陽斗·····//////////なんて可愛いのかしら?//////////////」

 

麻弥「最高ッスね!///////////フヘヘヘヘ////////////」




以上、陽斗の寝顔&寝言にパスパレがメロメロになる話でした(笑)

次回は、陽斗のパスパレお助け記録を投稿します。

投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。

それでは次回もよろしくお願いします。

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