お助けマンな弟〜IF·STORY·CiRCLE   作:シュステーマ・ソーラーレ

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肝試し大会のチェックポイントに関する話です!


第75話〜プライベートビーチで遊ぼう!·肝試し大会·後編PartⅠ

黒服の人が扮したゾンビの大群に対して、様々なリアクションを見せたガールズバンドのチーム。

 

紆余曲折の末、黒服ゾンビ達から逃れて、それぞれチェックポイントに到着する。

 

3つのチェックポイントには、それぞれ戸山明日香、月島まりな、そして松原陽斗が待っていた。

 

※明日香が待機するチェックポイント1

 

ガチャ!バタン!!

 

香澄「あぁー!怖かった〜!!」

 

モカ「もぉ~!香澄、1人で勝手に走り出したらダメだよ〜!危ないでしょ〜!全くもう〜!!」

 

千聖「麻弥ちゃん、つぐみちゃん。大丈夫?」

 

麻弥「はぁ···はぁ···はぁー···」

 

つぐみ「だ···大丈夫です···」

 

黒服ゾンビ達から逃げてきて、チェックポイントがある部屋に駆け込んだ『妖しく咲き誇る和ロックバンド』。

 

勝手に逃げ出した香澄を叱るモカ。運動が苦手なのに全力疾走した為に息を切らしている麻弥とつぐみを心配する千聖。するとそこに···

 

ガチャ!バタン!

 

蘭「はぁ···はぁ···やっと逃げられた···」

 

はぐみ「大丈夫?らんらん!」

 

たえ「ここは···あっ!香澄!」

 

巴「おお!つぐ!」

 

チュチュ「あなた達も来てたのね。」

 

『魂で叫ぶエレクトロニックHIPHOPバンド』の皆も部屋に入ってきた。

 

香澄「おたえ〜♪」

 

つぐみ「あっ!蘭ちゃん、巴ちゃん!」

 

同じバンドメンバーを見つけて香澄とつぐみが喜ぶ。するとそこに更に現れたのは···

 

 

明日香「···お姉ちゃん?」

 

香澄「えっ!?あ、あっちゃ〜ん!!」

 

ダッダッダッ!

 

香澄の妹である明日香だった。明日香の姿を見かけた香澄は喜び、無邪気に駆け寄って抱きつこうとした。しかし!

 

明日香「遅いよお姉ちゃん···私···!」

 

ニョロニョロ···

 

香澄「えっ!?」

 

明日香「首を長くして待ってたんだから!」

 

ニョロニョロニョロニョロ···!

 

香澄「うわぁー!?あっちゃんの首が伸びたー!!?」

 

なんと明日香の首が妖怪ろくろ首のように伸びた!

 

蘭·巴「うわぁーーー!?」

 

つぐみ「きゃあー!?」

 

チュチュ「What is that!?Unbelievable!」

 

千聖「これは···!?」

 

麻弥「ろくろ首!?」

 

ろくろ首のように首が伸びた明日香に蘭達は驚いた。

 

モカ「ほほぅ〜!よくできてるねぇ〜♪」

 

はぐみ「すごーい!」

 

たえ「それって、どれ位伸びるの?」

 

一方、モカにはぐみにたえは全くビビっておらず、ろくろ首になった明日香を興味津々な目で見ている。

 

香澄「あっちゃん、ごめーーん!待たせた事は謝るから元に戻ってーー!!」

 

香澄はもう泣きながら、ろくろ首明日香に謝っている。

 

明日香(お姉ちゃんったら···これ弦巻財閥の人達が作ったろくろ首ロボットなのに···)

 

本当は、弦巻財閥が肝試し用に製造したろくろ首ロボットに、明日香そっくりの首を取り付けた物である。

 

本物の明日香は、部屋にあるロッカーに隠れていて、黒服の人から渡されたリモコンで操作し、リモコンに設置されたマイクで喋っている。

 

麻弥「あれ?壁に何か書いてますよ!えーっと···『チェックポイント1の試練!ろくろ首明日香の攻撃を躱しながら本物の明日香を見つけてリモコンを奪って止めよ!』···です!」

 

千聖「なるほど···皆!明日香ちゃんを探しましょう!」

 

すると麻弥が壁に何か書かれているのを発見する。それには、チェックポイントの試練が書かれていた。

 

チェックポイント1の試練は、ろくろ首明日香の攻撃を躱しながら、本物の明日香を見つけて、持っているリモコンを奪って、ろくろ首ロボットの動きを止める事である。

 

それを知った千聖は皆に本物の明日香を探すよう指示を出した。

 

ろくろ首明日香「そうはさせませんよ〜···!」

 

ニョキニョキニョキニョキ!

ギュウーーー!!!

 

香澄·つぐみ·千聖「きゃあー!?」

 

蘭·巴·麻弥「うわぁー!?」

 

たえ·モカ「おお〜?」

 

そうはさせないと、ろくろ首明日香は、更に首を伸ばして香澄の体に巻き付いて動きを封じた。

 

はぐみ「よっと!」

 

チュチュ「It was dangerous···」

 

そんな中、はぐみは持ち前の運動神経のよさで、ろくろ首明日香の巻き付け攻撃を躱した。一方のチュチュは···身長が低くちょっとしゃがめば簡単に避けられた。

 

はぐみ「今の内にあっちゃんを探そう!」

 

チュチュ「OK!」

 

はぐみとチュチュが明日香を探した。そして!

 

ガチャ!

 

はぐみ「見つけた!」

 

チュチュ「Good!」

 

明日香「あ〜あ···」

 

ロッカーに隠れていた明日香を見つけた。

 

※数分後

 

香澄「ひどいよ~!あっちゃーん!」

 

明日香「しょうがないじゃん!肝試しの仕掛け人なんだから!はいこれ!チェックポイント1の試練をクリアした証のスタンプ!後、ここの試練の内容をまだ来てない他のチームの人達に教えない事!失格になるからね!」

 

蘭「分かった···」

 

数分後、落ち着いた香澄は明日香に文句を言うが明日香が言い返して、香澄や蘭達にチェックポイント1の試練をクリアした証のスタンプを渡した。そして、試練の内容をまだ来てない他のチームに話したら失格になると忠告した。

 

こうして、妖しく咲き誇る和ロックバンドと魂で叫ぶエレクトロニックHIPHOPバンドは、チェックポイント1の試練をクリアした。

 

※まりながいるチェックポイント2

 

あこ「りんりん達も来てたんだ!」

 

燐子「うん···あこちゃんや友希那さん達もチェックポイントの2に来てたんですね···」

 

友希那「ええ···ここが1番近かったからよ。」

 

彩「イヴちゃんがいてくれるなんて心強いよぅ〜!もし何か出てきたらお願いね!」

 

イヴ「お任せ下さい!もしまたゾンビが出てきたら私の刀で一刀両断してみせます!」

 

マスキング「それ木刀だろ···」

 

透子「切れたらヤバくね?」

 

りみ「今度は、どんなお化けが出るんだろうね?」

 

七深「うぅ~ん···このパターンだと···」

 

薫「フフフ···想像力豊かな子猫ちゃん達だね···は、儚い···」

 

一方で『少女たちの革命♡メタル系アイドルバンド』と『都会の喧騒に切なく響くピアノポップバンド』は、まりながいるチェックポイント2に来ていた。

 

まりな「み〜ん〜な〜···!」

 

皆「!?」

 

すると突然、まりなの声が辺りに響き渡った。皆が声のした方を振り向くとそこには!

 

メデューサまりな「チェックポイント2へようこそ〜!」

 

蛇型ロボット「シャァァー!!」

 

メデューサのコスプレをしているまりながいた。更に彼女の周りには、ハブやコブラといった蛇にそっくりのロボット達がいる。

 

彩「きゃあー!?」

 

イヴ「マリナさんがメデューサになってます!?」

 

薫「こ、これは···ななな、何ともははははは儚いね···」

 

マスキング「大丈夫っすか?」

 

燐子「こんなにたくさんの蛇···怖いです···!!」

 

友希那「燐子···私の後ろに隠れなさい!」

 

透子「蛇とかマジキモいんだけど!?」

 

あこ「地獄の底から来た悪しき魔物たちよ!今こそ大魔姫あこの闇の魔力で再び地獄へ!···えーっと···」

 

燐子「ふ···封印···!」

 

あこ「封印してみせようぞ!」

 

りみ「うわぁ~♪めっちゃリアル〜♫」

 

七深「そうですね〜♪本格的なメデューサの仮装ですよ〜♫」

 

メデューサまりなと蛇型ロボットに、皆それぞれ怯えたりはしゃいだりといったリアクションをとる。

 

メデューサまりな(うぅ~!皆ようやく来たよ〜!早く試練をクリアして〜!ロボットとはいえ、こんなたくさんの蛇に囲まれるの嫌なんだからー!!)

 

それを見たメデューサまりなは安堵した。本当は蛇が苦手なのでロボットとはいえ大量の蛇に囲まれるのは嫌なので、早く試練をクリアして解放されたいのだ。ちなみにチェックポイント2の試練は···

 

七深「あれ?壁に何か書いてある。えーっと···『チェックポイント2の試練!この部屋の何処かに隠されている笛と御札を見つけ、笛で蛇の動きを止めて御札でメデューサを封印せよ!』···だそうですよ〜!」

 

この部屋の何処かに隠されている笛と御札を見つけ、笛で蛇型ロボットの動きを止めて、御札でメデューサまりなを封印する事である。

 

友希那「分かったわ···皆、手分けして探すわよ!!」

 

彩「そ、そうだね!」

 

イヴ「蛇は私に任せて下さい!」

 

マスキング「手伝うぜ!」

 

それを知った皆は、手分けして笛と御札を探す。

 

イヴ「ブシドー!」

 

ブンッ!ガァァァン!!

 

マスキング「おらぁ!」

 

ドゴォ!ガァァァン!!

 

蛇型ロボット「シャァァー!」

 

一方で、腕っぷしの強いイヴとマスキングが蛇型ロボットと戦っている。

 

しかし、特殊超合金で作られた蛇型ロボットには傷1つ付けられない。さらに···

 

メデューサまりな「逃さないわよ〜···!」

 

ニョキニョキニョキニョキ!

 

薫「ヒッ!?」

 

透子「頭の蛇が伸びてるし!?」

 

メデューサまりなの頭の蛇が伸びて薫達に襲いかかる。勿論、弦巻財閥特製の蛇型ロボットだが···

 

燐子「こ···来ないで···ください···」

 

あこ「りんりん!危ない!」

 

友希那「くっ···!」

 

すっかり腰が抜けて動けなくなった燐子を守るあこと友希那。

 

蛇型ロボット「シャァァー!」

 

ガキィィィン!

 

イヴ「ああっ!?」

 

カラン!カラン!

 

彩「わわっ!?」

 

すると、蛇型ロボットの攻撃でイヴの木刀が彩の方まで吹っ飛んできた。

 

メデューサまりな「ふふふっ···」

 

蛇型ロボット「シャァァー!」

 

燐子「うぅ······」

 

マスキング「くそっ!キリがねぇ!!」

 

メデューサまりなと蛇型ロボットの攻撃に苦戦する皆を見た彩は···

 

彩「うぅ~···!こうなったら!えぇぇい!!」

 

ブンッ!ドガァァァァン!!

 

蛇型ロボット「シャァァー!?」

 

彩以外の皆「えっ!?」

 

イヴの木刀を手に取り、勢いよく振りかぶって蛇型ロボットをふっ飛ばした。それに驚く皆だったが···

 

彩「えいっ!えぇぇーい!!蛇なんて!あっちいけ!!」

 

ブンッ!ブンッ!!ブゥーーン!!!

 

メデューサまりな「きゃあー!?ちょっと彩ちゃん!?落ち着いて〜!!」

 

今度は、メデューサまりなに向かって勢いよく木刀を振りかざす。慌てたまりなが必死に彩を宥めようとするが···

 

彩「えいっ!えいっ!えぇぇーーい!!」

 

ブンッ!ブンッッ!!

ブゥーーーーンッ!!!

 

メデューサまりな「きゃあーー!!」

 

完全に我を忘れた彩には、まりなの声は届かず周りに向かって木刀を振り回す。もはや敵味方関係無い状態だ。

 

イヴ「アヤさん!!?」

 

りみ「お、落ち着いてくださーい!」

 

七深「うわぁ~···完全に我忘れてますねぇ〜」

 

透子「うわぁー!?これヤバくね!?」

 

薫「あ、彩!落ち着くんだ!」

 

周りの皆も暴走した彩を止めようとする。

 

マスキング「彩先輩!すみません!!どりゃー!!」

 

バッッッ!ガシッッ!!グギギギ!!

 

彩「うわぁー!!?」

 

その時、マスキングが一瞬の隙をついて、彩の体に飛びかかり羽交い締めにした。

 

マスキング「今の内に笛と御札を!」

 

イヴ「了解です!」

 

マスキングがバーサーカーモードの彩を止めてる内に皆が笛と御札を探そうとした···その時!

 

ピ〜♪ピィーッ♫

 

蛇型ロボット「シャァァ·····」

 

ピタッ···!

 

突然、笛の音色が聞こえたと同時に蛇型ロボットの動きが止まった。そして!

 

燐子「まりなさん···失礼します!」

 

ペタッ!

 

メデューサまりな「···あっ。」

 

いつの間にか、まりなの近くまで来ていた燐子が、御札をまりなのおでこに貼った。

 

友希那「ふぅ···これで試練はクリアね。」

 

あこ「よかった〜!」

 

実は、密かに友希那達が部屋の奥にあるロッカーの中にあった笛と御札を見つけていたのだ。ちなみに笛を吹いていたのは友希那である。

 

 

※数分後

 

メデューサまりな「あぁ~!怖かったよ〜!!もう!!」

 

イヴ「アヤさん!中々いい筋でしたよ!しかし、周りには十分気をつけましょう!」

 

透子「もう途中から彩さんがホラーでしたし!」

 

マスキング「はぁー···まだチェックポイント2つも残ってんのに···疲れた···」

 

彩「皆〜!ごめんなさーい!!」

 

数分後、暴走した彩を注意しつつも、落ち着きを取り戻した一同だった。

 

なんだかんだありつつもチェックポイント2の試練をクリアした。『少女たちの革命♡メタル系アイドルバンド』と『都会の喧騒に切なく響くピアノポップバンド』。残りのチームとチェックポイント3にいる陽斗はどうしているのか?

 

 

陽斗「今回···全く出番無かったな···ボク······」

 

たまにはこういう話もあっていいでしょう!




主人公の陽斗が全く出番無しの話でした!

次回は、陽斗の出番を増やします!

投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。

それでは次回もよろしくお願いします。

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