お助けマンな弟〜IF·STORY·CiRCLE   作:シュステーマ・ソーラーレ

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前回、ついにMyGO!!!!!が陽斗ハーレムに加わりました!

なので今回は、陽斗の必殺技(?)に陥落するMyGO!!!!!の話です!


第86話〜MyGO!!!!!の理性が迷子になる話

第86話〜MyGO!!!!!の理性が迷子になる話

 

大ガールズバンド時代と呼ばれている世の中。数多くのガールズバンドが群雄割拠する中で、聖地となっているライブハウス『CiRCLE(サークル)』でアルバイトをしている主人公の松原陽斗。

 

最強のエンタメガールズバンド『ハロー、ハッピーワールド!』、通称『ハロハピ』のドラム担当である松原花音の弟である。

 

様々な危機的状況からCiRCLEを利用しているガールズバンドのメンバーを助けた事から好意を寄せられて猛烈なアプローチを受けている。

 

それは陽斗がCiRCLEバイト2年目に突入しても変わらなかった。むしろ、より一層陽斗に対するスキンシップが激しくなっている。

 

そんな大変な状況になった陽斗だが、それなりに楽しくいつも通り毎日を過ごしている。

 

最近では、『迷う事を迷わない』『迷子でも進め』というメンバーの決意の表れが曲に出ている新星ガールズバンド『MyGO!!!!!(マイゴ)』を危機的状況から救い惚れさせた。

 

今回は、そんなMyGO!!!!!が陽斗に理性を破壊される話である。

 

 

※CiRCLEの受付カウンター

 

まりな「えーっと···今日の予約は···MyGO!!!!!が来るのね···むむむ!」

 

ある日のCiRCLE。受付カウンターでは、まりながファイルホルダーの中に入っている予約用紙を確認している。

 

そして、今日は最近CiRCLEでバンド練習をしに来るようになったMyGO!!!!!の予約が入っている。

 

それを知ったまりなは、眉間にしわを寄せて明らかに機嫌が悪い様子だ。

 

何故なら、MyGO!!!!!は最近までCiRCLE2号店のライブハウスRiNGでバンド練習をしていてCiRCLEには来なかった。

 

しかし、危機的状況に陥っていたのを陽斗に助けられて惚れたのをきっかけにCiRCLEでもバンド練習するようになったのだ。

 

陽斗が大好きなまりなとしては、これ以上ライバルを増やしたくないので、MyGO!!!!!の予約を断りたいところだが、CiRCLEのスタッフとして当然そんな横暴は出来ない。

 

まりな(せめて、MyGO!!!!!の皆が陽斗君に近づかないよう守らなきゃ!)

 

こう心に決めているまりなだった。するとそこに···

 

バンッ!

 

愛音「こんにちは~!」

 

燈「こ、こんにちは!」

 

MyGO!!!!!の千早愛音が、元気よくCiRCLEに入ってきた。その後ろからは同じくMyGO!!!!!の高松燈が控えめに挨拶しながら入ってきた。

 

まりな「あっ!いらっしゃい!あら?他のメンバーは?」

 

それを見たまりなは、慌てて笑顔で愛音と燈を出迎える。そして、他のメンバーが来てない事に気づいて愛音に聞いた。

 

愛音「ああ〜···あはは、うちにはらーなちゃんていう猫みたいに気まぐれで自由気ままな子がいて···」

 

すると愛音は、苦笑いしながら事情を説明した。MyGO!!!!!には猫のように気まぐれで自由気ままな要楽奈という子がいる。

 

この楽奈が勝手に何処かにいなくなり、スマホに連絡が来ても既読すら付かずに無視する···そんな楽奈をいつも探して見つけてライブハウスに連れていくのが立希だ。そよは立希の付き添いで楽奈を探しているので遅れている。

 

まりな「そ、そうなのね。じゃあ先にスタジオの鍵渡しとくね!」

 

事情を知ったまりなが愛音にスタジオの鍵を渡す。

 

愛音「ありがとうございます!ともりん、行こ!」

 

燈「う、うん!」

 

愛音は鍵を受け取り、先にバンド練習をする為、燈と一緒にスタジオに行く。

その途中、ラウンジスペースに入った燈と愛音が見たもの···それは!

 

陽斗「むにゃ〜······おなかちゅいた〜···♡」

 

燈·愛音「っ!?♡//////////////////」

 

トゥンク♡♡

 

休憩中なので、ラウンジのソファーで昼寝をしている陽斗の姿だった。そして陽斗は、甘えん坊の子供のように、母性本能をくすぐられる可愛い寝顔+寝言攻撃で、燈と愛音の胸をトゥンクと鳴らしてときめかせる。

 

燈(陽斗先輩、可愛い♡///////////ドキドキしてきた♡♡////////////////)

 

愛音(何々!?この可愛い生き物は♡//////////はるるん先輩、めっちゃかわいいー♡♡////////////////)

 

寝ぼけ陽斗のダブル攻撃にやられた燈と愛音が、陽斗が寝ているソファーに左右からそれぞれ座り、陽斗が寝ている姿を堪能する。

 

※燈が右側、愛音が左側に座っている。

 

サラサラ〜···

 

愛音「はるるん先輩、髪の毛サラサラだ♡羨ましいなぁ〜♡♡」

 

燈「あ、あのちゃん!////////////陽斗さんが起きちゃうよ···!/////////////」

 

愛音が寝ている陽斗の髪の毛を触り出した。陽斗の髪の毛はとてもサラサラしていて愛音は羨ましがる。

 

燈は、そんな事したら陽斗が起きると愛音を注意する。しかし陽斗が!

 

 

陽斗「むにゃ〜·····♡くしゅぐったいよぅ~·····♡♡おねーちゃん·······♡♡♡」

 

燈·愛音「っ♡♡♡♡///////////////////////」

 

トゥンク♡♡♡♡

ズキュ〜ーーーーン♡♡♡♡

 

先程とは比べものにならない程、寝ぼけ甘えモード全開の寝言を言った。それを聞いた燈と愛音はハートを撃ち抜かれた。

 

燈(陽斗先輩、可愛い♡////////////ペンギンと同じ位可愛い♡♡///////////////)

 

愛音(何この犯罪級の可愛さは!?////////////保護動物決定だよ!!/////////////)

 

燈と愛音は、最強モードとも言える寝ぼけ陽斗にメロメロだ。

 

愛音『スマホで写真と動画撮ろう!♡シャッター音を消してっと!♡』

 

燈『あ、あのちゃん!////////////私にも写真送ってね!♡///////////////////』

 

愛音『もちろん♡』

 

愛音は我慢出来ず、スマホで陽斗の寝顔写真&動画を撮影する(盗撮)。燈も止めるどころか自分にも写真を送ってとお願いする。

 

立希「ったく!すぐどっかに行くんだから、この野良猫は···って!?♡////////////////」

 

楽奈「お腹すいた···あっ···♡」

 

そよ「どうしたの?2人共···えっ!?♡/////////////////」

 

燈·愛音「しぃー···!!」

 

するとそこへ楽奈を連れてきた立希とそよが入ってきた。燈と愛音は慌てて立希達に喋ったら駄目だと言わんばかりに人差し指を口元に立てしぃーと言う。

 

陽斗「むにゃ〜······おなかいっぱ〜い···♡」

 

楽奈·そよ·立希「っ♡♡♡」

 

トゥンク♡♡♡

ズキューーーン♡♡♡

 

楽奈(はると、かわいい♡一緒に寝たい♡♡)

 

そよ(何なの!?♡この母性本能を擽られる陽斗さんは···膝枕したい♡♡)

 

立希(陽斗さん、めちゃくちゃかわいい···♡///////////////なんていうか······♡////////////かわいい!♡//////////////)

 

母性本能の擽られる陽斗の寝ぼけ姿に、楽奈達はあっさりとK.O.されてしまった。

 

愛音『こんなはるるん先輩を放っておいたら危険だよ!♡私達で保護しなくちゃ!!♡』

 

そよ『そうね···♡何処かに監き···いえ、避難させないとね♡♡』

 

立希『お前らなー!/////////でも確かに、このままだと誰かに取られるし···♡///////////////』

 

燈『そんなの!···いやだよ···♡////////////』

 

楽奈『はるとと一緒···うれしい♡』

 

完全に理性と常識が迷子になったMyGO!!!!!は、陽斗を何処かに連れて行こうとする。しかし···

 

ピピピッ♪ピピピッ♪ピピピッ♫

 

陽斗「···んっ!もう休憩時間が終わりか···」

 

ピッ!

 

突然、陽斗のスマホからアラーム音が鳴った。それを聞いた陽斗が目を覚ましてズボンのポケットに入っていたスマホを取り出し目覚ましアラームを消した。

 

陽斗「うわぁ!?MyGO!!!!!の皆!?びっくりした、何時からいたの?」

 

MyGO!!!!!「あっ···」

 

それから陽斗は、いつの間にか自分の周りにいたMyGO!!!!!に驚き、何時からそこにいたのか聞くと、MyGO!!!!!のメンバーは気まずい顔になる。

 

まりな「こらーっ!陽斗君、休憩時間終了よ!受付カウンターに戻って!仕事仕事!よろしく〜♪♡」

 

するとまりながラウンジスペースに陽斗を呼び戻しにやって来た。

 

陽斗「あっ!はい!それじゃあ、ゆっくりしてってね!!」

 

まりな「そういう事だから!ごめんね~♪」

 

ダッダッダッ!

 

MyGO!!!!!「················」

 

陽斗は、MyGO!!!!!に一言言ってから、まりなと共に受付カウンター業務へと戻って行った。

 

燈「行っちゃった···」

 

そよ「···そうね。」

 

楽奈「帰る。」

 

立希「駄目!」

 

陽斗が行ってしまう様子を燈とそよが悲しそうな顔で見届け、楽奈は飽きたような表情で帰ろうとして立希に止められる。そんな中愛音が···

 

愛音「みんな~♪ちょっとこれをご視聴あれ♫」

 

立希「はあっ?」

 

そよ「何?」

 

楽奈「?」

 

燈「あっ···!////////////////」

 

嬉しそうに制服のポケットからスマホを取り出し、ある動画を立希達に見せた。それは勿論!

 

陽斗「す~ぴー····♡むにゃ〜·····♡すぅ~·····♡むにゃ〜······♡おなかちゅいた〜···♡」

 

MyGO!!!!!「っ♡♡♡♡♡」

 

トゥンク♡♡♡♡♡

ズキューーーーーン♡♡♡♡♡

 

陽斗が寝ている姿を撮った動画だった。

 

愛音「この動画送るから、これからあだ名で呼んでも文句言わないでね〜?♡りっきー♪そよりん♫」

 

立希「ちっ···//////////まぁしょうがないか···/////////////」

 

そよ「そうね···仕方ないけど♡」

 

愛音「らーなちゃんも!ちゃんとスマホで皆と連絡出来るなら送るね♪」

 

楽奈「わかった♡使い方教えて♡」

 

愛音「お安い御用だよ♡」

 

この日以降、立希とそよは愛音から独特なあだ名で呼ばれても特に文句を言わなくなった。更に、楽奈も愛音の指導の下でなら普通の人並みにスマホを使えるようになった。

 

そして、後日のCiRCLEラウンジスペースでは···

 

立希「陽斗先輩のおかげで野良猫が練習遅れずに来るようになりました!/////////////ありがとうございます!♡////////////////」

 

楽奈「抹茶パフェ、あ~んで食べさせてあげる♡」

 

燈「綺麗な石見つけたので、陽斗さんに差し上げます!!♡///////////////////////」

 

そよ「無理しないで頼ってくれてもいいんですよ〜♡何でも言って下さいね?♡」

 

愛音「MyGO!!!!!のライブ見に来て下さいね♡はるるん先輩♡♡」

 

わーわーきゃーきゃー♡♡♡♡♡

 

陽斗「ちょっと待って!///////////ボク、何かした!?/////////////」

 

陽斗を囲んでイチャイチャするMyGO!!!!!の姿があった。

 

沙綾「どうしていっっつも陽斗はああなのかな···?♪♡」

 

つぐみ「陽斗君♪ゼッッッッタイユルサナイカラネ♡」

 

日菜「るんっ♪ってこないからオシオキダヨ♡」

 

リサ「お姉さんの教育が足りないのかなぁ〜♪♡」

 

花音「お姉ちゃんはユルシマセンヨ♡お·と·う·と·君♪♡」

 

七深「聞き分けのない彼氏さんにはチョウキョウするのが普通だよねぇ〜♪♡」

 

パレオ「パレオが全身全霊を込めてチョウキョウ致しましょう♪♡」

 

MyGO!!!!!の快進撃に、7バンドはどう立ち向かうのか?




陽斗必殺の寝ぼけ攻撃に撃沈したMyGO!!!!!でした!

次回はバレンタインデーに投稿を予定しています!

投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。

それでは次回もよろしくお願いします。

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