港町 ~ハルジオン~
この街に1人の精霊魔導士がいた。
「あらら、またフェアリーテイルが問題起こしてる。やっぱりすごいなフェアリーテイルって」
彼女はそんなことを言いながらベンチで雑誌を読んでいた。
「どうやったらフェアリーテイルに入れるのかな。やっぱり厳しいんだろうな~」
そこに二人の魔導士が現れた
「おい、あんたフェアリーテイルに入りたいのか」
「誰よ、あんたたち。悪いの?フェアリーテイルっていうのはね、ものすごいギルドなのよ普通の魔導士じゃなかなか入ることができないって言われているの」
彼女は二人の魔導士に馬鹿にされていると思われたのかものすごい噛みついていた
「別に悪いとは言ってないさ。そんなに入りたいのなら頑張んな、待ってるぜ」
「えっ・・いったいどういう」
青年はそれだけ言うと背を向けて人ごみの中へ入っていった。
「ねえ、いいのあんなこと言って」
一人の少女が青年に向かって問いかけていた
「別にかまわないだろ。あのぐらいさてこれからが楽しみだ」
そう二人は言って目的地まで歩いて行った。
「さっきの二人は何だったんだろう」
この女、名はルーシィという。
彼女は船の上で、さっき会った二人組のことを考えていた。
「本物の竜を探してるっていうやつもいるし、この街はおかしな人ばかりがいるわね。でもこれで私もフェアリーテイルに入ることができる。このパーティーさえ終われば」
彼女の頭の中はすでにパーティーが終わった後のことを考えていた。
「どうしたんだい、ルーシィちゃん。ぼーっとして」
この男名はサラマンダーと言う
「すいません・・少し興奮しちゃってて」
そう、この男についていけば私はフェアリーテイルに入ることができる
「どうだい一杯」
サラマンダーがそういって私に飲み物を進めてきた
その時ルーシーはこの飲み物に魔法が組まれていることにきづいた。
「どういうこと?これは睡眠の魔法よ」
「気づいたのなら仕方がない」
男が指を鳴らすと部屋の向こうから男たちが入ってきた。その手には他の婦人たちが担がれていた。
「なにこれ!」
ルーシィが驚いていると男が
「お前には俺たちのボスコに来てもらうぞ」
「ボスコってどういうこと?フェアリーテイルはどうしたの」
そう言うと男は急に笑い出した。
「そんなのウソに決まっているだろう諦めな」
彼女は逃げようと思いあたりを警戒したが男たちがルーシィを取り押さえてしまった
「しまった鍵が」
男はルーシィから鍵を奪いそれを海に捨ててしまった。
「それでもあなたたちは魔導士なの!」
「悪いがこれでも魔導士だよ。取り押さえろ」
そう言った瞬間船に何者かが乗り込んできた。
「ナツ!」
乗り込んできた青年はナツ・ドラグニル。魔導士だった
「逃げるよルーシィ」
ナツをここまで運んできた猫ハッピーがルーシィをつかみ船から逃げ出した。
ここでサラマンダーが気づきハッピーを撃ち落そうと魔法を繰り出した。
しかしハッピーは巧妙な動きで魔法をかわし陸へ向けて飛び続けた。
「ルーシィ聞いて」
急にハッピーがルーシィに向けて問いかけてきた。
「何、猫ちゃん」
「変身解けた」
そういって二人は海のほうへ落ちていった。
二人は海に落ちるかと思われたその時二人の男女が現れた
「ぎりぎりセーフってね」
「うらやましいです、後で私にもしてくださいね」
男はルーシィを抱き上げ、女はハッピーを捕まえた
「さっきの二人、助けてくれてありがとうございます。でも今は、あの船に、たくさんの人たちがいるんです。」
そうルーシィは青年に言うと
「ナツがいるなら大丈夫だろう。それよりほら鍵」
そう言って青年はルーシィの鍵を渡した
「私の鍵さっき海に落とされたのに、どうして」
「そんなことは今いいだろ、それよりすることがあるんじゃないか?」
青年がそんなことを言ってきた。
ルーシィはそれを聞き鍵を使用した。
「開け、宝瓶宮の扉・・アクエリアス」
そう彼女が言うとその鍵から一人の人魚が飛び出してきた。
「あの船を港まで押し戻して」
ルーシィはそういいアクエリアスに近づいた。
アクエリアスは力を使い船を港まで押し戻した。ルーシィも巻き添えに
ちなみに二人の男女は空に逃げていた。
「いてて、いったい何が」
サラマンダーがそういうと
船の上でナツが起き上がった。
「ナツー」
ルーシィはそう声をかけたがその時のナツはいつもと雰囲気が違いルーシーは驚いた。
「お前がフェアリーテイルの魔導士だと・・よく、面みせろや」
そういうとサラマンダーの部下が襲い掛かってきた。
その部下を一撃で倒すとナツは
「俺はフェアリーテイルのナツだ。お前なんか見たことねえぞ」
ナツはそういうとルーシィの隣に先ほどの男女が現れた
「俺も見たことねえなあんたのことは」
「私もないです」
二人の男女はサラマンダーを見たことないといいナツに声をかけた
「おい、ナツさっさと決めな。あのやろう少し不愉快だ」
男がそういうとナツはこちらを向き
「なっ、紅葉に静香じゃねえか。いろいろ話したいことがあるがちょっと待ってろ今こいつをぶんなぐる」
そう言ってサラマンダーに向かっていった。
「ガキが、これでもくらえ」
そう言ってサラマンダーはナツに向かい炎の魔法で攻撃した。
「ナツ」
ルーシィはナツが直撃したと思い慌てた
「大丈夫だよあのくらい、ナツはそこらいの魔導士とは違う」
ルーシィはなぜこの男が落ち着いているのか不思議だった。
突然炎が何かに吸い込まれるように消えていった
「食ったら力がわいてきた」
「えっなにあの魔法、みたことない」
ルーシィはそう驚きナツを見た
ナツは息を吸い込み魔法を繰り出した。
「火竜の咆哮」
ナツの口から炎が出てサラマンダーを襲った
「へえ、以前より威力が上がってるな、大分強くなったじゃねえか」
青年はその魔法を見て何か感想を言っていた
そのとき一人の部下が
「俺はこいつを見たことあるぞ、こいつ本物のサラマンダーだ」
そういうとナツは両手に炎をともし
「よく覚えとけよ、これがフェアリーテイルの魔導士だ」
そういいナツはサラマンダーに襲い掛かった
「火を食べたり、火で殴ったりってこれ本当に魔法なの」
そうルーシィが言うとハッピーは
「竜の肺は炎を吹き竜の鱗は炎をとかし竜の爪は炎を纏う。これは太古の魔法」
「なにそれ」
ルーシィが聞くと
「もともとは竜迎撃用の魔法なんだよその名も滅竜魔法」
そう説明しているうちに青年が
「そろそろ終わりそうだな」
というとナツは手に炎をともした。
「火竜の鉄拳」
ナツはサラマンダーを吹き飛ばした。
「やりすぎだあのバカ」
二人の男女はそういうといつの間にかいなくなってしまった
そのすぐあと後ろから複数の足音が聞こえた
「軍隊!」
たくさんの軍隊が迫ってきて驚いているとナツがルーシィの手をつかんだ
「逃げるぞ」
「なんで私まで」
そう聞くとナツはルーシィに振り向き
「フェアリーテイルに入るんだろう」
そういって前を向いた
ルーシィは嬉しくなり
「うん」
といい、一緒に走り出した。