ラクサスが俺に向かって突っ込んできたが俺はそれに対して、ラクサスの目の前に結界を張った。
「自滅しやがれ」
俺はそういうとギルダーツが俺の結界に向かって魔法を繰り出した。
「クラッシュ」
その魔法が結界に当たると俺の結界が砕けラクサスが俺の懐に入ってきた。
「今度はお前が吹き飛びやがれ」
ラクサスはそういうと俺に向かって拳を繰り出した。
がんっ
「!」
「残念だったな俺は自分にも結界を施してんだよ。その程度の攻撃なら俺の結界が砕けることはねえよ」
俺はそういうとラクサスに向かって、
「野苺」
飛び膝蹴りを繰り出した。
それを喰らいラクサスはギルダーツのほうへ吹っ飛んでいった。
「思っていたよりかなり強いなお前、まさか俺が押されるとは思っていなかったよ」
ギルダーツはそういいラクサスに近づいた。
「おい、ラクサス手を組むぞ、あいつを二人で倒す」
そうラクサスに言い手を出した
「ふざけるな、あいつは俺が倒す」
ラクサスはその手を払い俺に向かって雷を落としてきた。
その雷は俺の結界に当たりあたりに散らばった
「ラクサス、お前の攻撃は俺にはきかねえよ」
おれはそういい、二人に向かって息を吸い
「雷炎竜の咆哮」
二人にブレスをおみまいした。
「なに!」
「雷と炎の滅竜魔法の応用編ってね・・ま、パクリだけど」
俺は手ごたえを感じたが二人はまだ立っていた。
「まじかよ、まだ立てんのかよ」
俺はそういうと、ギルダーツとラクサスは向かい合い頷き合った
「おい紅葉、お前合格だ」
はっ?
「聞こえなかったのか、お前合格だって言ったんだよ、一応マスターに聞いてみないといけないがおそらく大丈夫だろう」
「いやちょっと待てお前らに勝てなきゃ合格じゃなかったのか?」
俺はそういうと二人はなんか気まずそうな顔になり
「いや実はな本来の試験では、どちらか一方が勝負し相手に降参を認めさせ、負けを認めることの大事さっていうのを教えるのが本来の試験内容なんだよ。なのにお前は俺たち二人相手にして、傷一つ負わせられないとかどういうことだよ、こっちの予定崩しやがって」
そういってギルダーツは座り込んだ。
「おいラクサスどういうことだ」
そうラクサスに聞くと
「いま言ったろ、てめえこの短期間でどんだけ強くなってんだよ、クソ・・・俺はもっと強くなる、そん時はまたお前に挑ませてもらうからな」
そういってラクサスも座り込んでしまった。
「じゃエルザは一体どうしたんだ?」
少し疑問に思っていたことを聞いてみた
「普通に俺らに降参して合格したよ、ったくとりあえずこれでS級魔導士の試験は終わりだ」
俺たちはしばらく休んで3人でてっぺんにいるマスターとエルザに合流した。
「おう帰ってきたか、試験の結果はどうだったギルダーツ」
マスターはギルダーツに聞くとギルダーツはマスターを手招きで呼んだ
「二人はいったい何を話し合っているのだ?」
とエルザがきいてきたので
「俺の試験結果じゃない?」
と答えておいたら、エルザはこちらを向いて
「今年がだめでも来年がある、落ち込むんじゃないぞ」
と言ってきた。どうやら俺が落ちたと思っているらしい。
二人が俺のもとに来て、マスターが俺に一言
「合格じゃ」
と言ってきた。
「いいんですか?本来の内容と違うみたいですけど」
というとマスターは
「まあ、それほどの実力があるなら大丈夫じゃろう、これからもフェアリーテイルを頼むぞ」
といい俺に背を向けた。
「はい」
俺はその背中に返事をした。
「それじゃ帰るとするかの」
マスターがそういい、他の皆が帰り支度を始めた
俺はマスターに
「すいません、少し森に用があるので、待ってくれませんか」
と言った
「なるべく早く帰ってくるんじゃぞ」
とマスターはいい俺は森に歩き出した。
しばらく歩きおれは
「メイビスいるか?」
と森に声をかけた
すると島に来た時みたいに木の陰から顔をのぞかせた。
「無事S級魔導士になれたみたいですね。見ていましたよ、とても強くなっていたじゃないですか」
メイビスはおれにそういい、近づいてきた。
「まあ、でも最初に魔法を教えてくれたメイビスのおかげだよありがとな」
というとメイビスは
「当たり前です。私にかかればこのぐらいどうってことありません」
となんか自慢げに胸を張った。
「それじゃ俺はもう行くよ、また次合うときを楽しみにしてるよ」
俺はそういうとメイビスも
「少し悲しいですがしばらく辛抱です。また逢う日まで」
俺たち二人は別れを告げまた歩き始めた。
「マスターすいません終わりました。それじゃ帰りましょう」
俺はマスターにそう言い、船に乗り込んだ。
「こら勝手に乗るんじゃない、ったく、それじゃ帰るぞお前ら船に乗り込め」
そういい他のやつらも船に乗り込んだ。
俺たちのギルドに帰ってきたら他のメンバーが結果を聞いてきたので二人とも受かったというと、みんなが喜び宴が始まった。
「ったく、なんでおまえらが喜んでるんだよ、受かったのは俺たちだぞ?」
疑問に思っていたことを聞くと、
カナが酒から口をはなし
「私たちは仲間だよ、仲間がS級になったんだ盛り上がるのは当然だろう。」
といい酒をまた飲み始めた。
俺もなんか考えるのがどうでもよくなってきた
「おい、カナ。飲み比べすんぞ、俺も飲みたくなってきた。」
俺はそういうと周りにいたやつらが驚き俺にやめとけと声をかけてきた。
「私に挑もうってかい、いいねえ気に入ったよ」
そういい俺と飲み比べが始まった。俺とカナはそれから数時間飲み続けた。
「あんた、やるね。あたしとここまで張り合えるとは思ってなかったよ。」
そういい、カナは次の酒に手を伸ばした。
俺は既に限界だった。次の酒を口につけたら目の前が白くなった。
「・・知らない天井だ」
やっと言えて俺は内心かなり嬉しかった。
それはおいといて目を覚ますと俺はベットの上で寝ていた。
しばらくベットの上で呆けていたら、ミラが部屋に入ってきた。
「起きたか?ったく、倒れるまで飲むんじゃねえよ。ちっとは考えろや」
そういいミラが俺に水を差しだした。
「ありがとうミラ。助かるよ」
俺はそういうと、ミラはギルド内に戻っていった。
「こういうのも悪くないかもな・・・」
俺はそう思いもう一眠りすることにした。