エターナル美少女になりたい!~ついでにママを泣かす魔物共は滅ぼす~ 作:岩神龍
クロエラはブータにぶっ飛ばされながら考える
(くくく…成功だ…)
そう、クロエラが考える刹那の間にも、ブータはクロエラを追い越し、
読者諸君はここで、あれ?ブータ暴走してんのに成功なん?等と考えると思うが成功している
どうして成功なのか…それを説明するためにも、まずはクロエラがブータへと行ったことについて説明しよう
クロエラが行ったこと…それは実に
クロエラはブータの魂を複製し、それをブータのオリジナルの魂と融合させ、ブータの魂の総保有エネルギー量を上位クラスの入り口程度まで増やしたのだ
前回のように、無限に伸びるがちぎれやすい紐で例えると
ブータの魂の紐の長さが1cmの時、目標が紐を10cmまで伸ばす(上位クラスの入り口)こととし、普通はゆっくり伸ばすところを、クロエラは1cmの同じ紐を9本用意して繋げ、擬似的に目標達成をしたのだ
つまり裏技である
ただ、ここでブータの暴走の原因とも言える問題が1つある
今回、クロエラが用意した複製の魂に、ブータの記憶を詰め込んでいなかったのである
これがどうなるかというと、今のブータの10個分の魂に1個分の記憶しか入っていないので、自我がかなり薄くなっているのだ
例えるなら、いい感じの濃度のカルピスに大量の水をぶち込んでくっそ薄いカルピスにした感じである
そして、肝心の正気に戻す方法だが…こちらも
というものになっている
詳しく書くと、強い衝撃を与え、魂の記憶の出力を正常化するということなのだが…昔のテレビみたいなもんと思ってくれればいい
ただ、ここで賢い我が小説の読者は考えただろう
「え?記憶も複製したら無限に強くなれるんじゃね?」
と
残念だったな!魂はカルピスと違って原液(記憶)も増やしても暴走する仕様になっているのだ!
具体的には記憶が急に多くなり過ぎて、上手く出力されなくなるのだ!…2倍ぐらいなら分からないが、おすすめはしない技となっている
そして、正気に戻す為に必要な衝撃の威力だが…暴走している者の約10倍である
これもあり、上位存在が二人いても無限に強くなり続けられないのだ…というか、自分と同等のエネルギーを保有できる魂を瞬時に作ることが、まず上位存在でも難しいので、この方法は更に強いやつがいないと無理なのだ
ここで、またまた賢い我が小説の読者諸君は思っただろう
「え?クロエラは大丈夫だったの?」
と
クロエラは43万年分しか記憶がないので、更にある裏技を使い、暴走せずに済んでいたとだけ書いとく…後々大事になってくるかもしれない設定だけど、覚えてなくてもいいで
上位存在が強くなろうと思っても強くなれないトラップがかなり多いんやな
クロエラが蹴っ飛ばされた後へと戻ろう
クロエラは今、
が、やはり地力が違く、エネルギーの量も違うため、一瞬でボロ雑巾の様にされる
『やっぱこのままじゃキツいかな?』
クロエラが何故、そのまま闘っているかというと、クロエラもブータと同じく、上位クラスに中位クラスのまま勝てるかどうか、という実験を行っているからだ
というのは建前で、本当は
それでも破格の強さなのだが、ブータを正気に戻すのに必要なエネルギーが「全エネルギー解放」使用時に全エネルギーを一点に集中した魔道砲(この瞬間命名)という隙の多い技でギリギリなので、勝率はかなり低いのである
そんなギリギリの闘いを(
『グ オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛』
『ん?キミ器用なことするn』
それにより、一瞬気を取られたクロエラは、再度ぶっ飛ばされて行った
◇◇◇
その少女は、苦虫を噛み潰したような顔をしながら画面を見ている
その画面には、クロエラの乗っている
その美少女…ヘルメスは椅子から立ち上がり、’’周囲の者’’へ、ある事を伝える
「皆さん…私、行ってこようと思います」
その言葉に、同じく隣で動画を視聴していたミネルが立ち上がりながら、待ったを賭ける
「ま、待ってくださいヘルメスさん!今行くのは危険です!」
だが、ヘルメスはその言葉に冷静に返す
「フフ…大丈夫よ、ミネルちゃん…私達神や上位存在はそう簡単には死なないわ」
ミネルは、ヘルメスの言葉を理解している。だが、画面の向こうの闘いがヘルメスでも着いていけないレベルの闘いだとミネルは気付いているため、ミネルは涙目でヘルメスを止めようとする
「で、でも…」
しかし、ここで、周りが「百合の波動を感じる」や「尊い」、「宗教鞍替えします」等と言う中、マリエがヘルメスへと質問する
「ヘルメスちゃん、何か策があるのね?」
「はい…マm…マリエさん」
ヘルメスのその言葉を聞くと、マリエは笑顔でヘルメスを送り出す
「ならいいわ…ヘルメスちゃん、精一杯やって来なさい」
その言葉にヘルメスは元気に返事し、時空を移動して行った
「はい!」
◇◇◇
クロエラは、ブータの攻撃を全て捌きながら考える
(うーん…やっぱ打点が無いのが辛いな…)
クロエラは今、昔にデュークと邂逅した時と同様に技を使いブータの攻撃を避けている
もちろん、
ブータは現在、ただの力押ししかできないため、技はとても効くのだ
ブータは捌かれながらも攻撃を続ける
そして、クロエラがブータの体制を崩すことに成功し、
(これなら!…ッ!ダメか)
が、ブータは同等の…それ以上のエネルギーの塊を投げつけ、爆発させ、攻撃を回避する
そして、逆に爆発の余波で
ノ▽チャット欄ノノノノノノノノノノノノノノノ︙ ネット民3:¥50000 バトルオタク:¥3500 ──────────────────────── ぬ:アルビス君壊れスギィ! 梅干し:壊れかけのロボットっていいよね トッポ:わかる コップ:ただ、一瞬で修復される模様 はんぺん大使:今いい感じに入っと思ったんだけどなぁ… 黒塗りのヤベェやつ:ブータ強え… サンドイッチ:…あれ?そういや、あれから1個も宇宙壊れてないな ドアノブ:あ!ホンマや! 解説役:ブータの攻撃の射線上に宇宙が来ないようにしてんのか… ホンピョレナカロ:上位クラスエッグ ┊︎ の (・▽・)名前ノノノノノノノ0/10000ノ➤ ノノ¥ノ |
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クロエラは
ここで、クロエラは一瞬、そろそろ
が、その瞬間、ソイツは
「お姉様!」
ノ▽チャット欄ノノノノノノノノノノノノノノノ︙ ネット民3:¥50000 バトルオタク:¥3500 ──────────────────────── 海パン:誰? テレビ電話男:ん? サービス男:姉? 解説役:この感じ神? パッパラパ:なんだコイツ、どっから現れた!? 苺1円:普通に次元移動やろ カゴイダー:ネタやろ サラダバー:ほーん…可愛いやん ハンム:クロエラちゃんは4歳だから…妹分的やつ? ぬ:あ!この子新人の子やん ┊︎ の (・▽・)名前ノノノノノノノ0/10000ノ➤ ノノ¥ノ |
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『ヘルメス!?』
To Be Continued
はーい!ここで終了!
ごめんな、すげぇ途中で終わったった☆
これもあの探索が楽し過ぎるゲームのせいだ!()
ちな、作者は一周目で現在Lv200ちょいの筋力99の超脳筋だけど、かめはめ波習得するか悩んでる
まあ、そんなことは置いといて補足行こう!(現在19:54)
補足
1.Qなんでクロエラアルビス君で闘ってるの?
Aクロエラは、今回の闘いでアルビス君の性能チェックをやりたかったんや
それと、上位存在にどれくらい通用するかもチェックしたんや…半分浪漫を求めての行動やな
2.Q巨大化したらアルビス君もっと強くなるん?
Aなる…けど、その分隙が大きくなってなぎ倒されるのでやらない
3.Qヘルメスを今回登場させる意味は?
A次回に期待してくれ!
4.Q1秒後の未来を見てるんだったらクロエラはヘルメスの登場がわかったんじゃないの?
Aクロエラはブータの動きだけを見ていたので気付いてなかったんやで
5.Q裏技って?
A今度書く
6.Qヘルメスが居たところ何処?
A王宮
クロエラが喧嘩売られたから買ってくる(約)そうなので会員たちが見守っていた
セッティングはヘルメスが行った
7.Qクロエラがアルビス君使わなかったら秒で終わる?
A刹那の時とかが可愛そうになってくる速度で終わる
8.Qブータの強さを表すと?
Aクロエラの現在の最大の肉体能力を100とした場合、約9程の強さ