エターナル美少女になりたい!~ついでにママを泣かす魔物共は滅ぼす~ 作:岩神龍
いやー、作者結構筆遅くなったなぁって感じたね、うん
――結果を聞かせてくれないか?
クロエラは到着と同時に、そう魔族たちへと告げた。
……だが、魔族たちからは一向に返事が返ってこず、全員なぜか這いつくばっている。
その様子をクロエラのちょっと後ろの方で見ていた神――
ヘルメス・マーキュリーが不審に思い、辺りの状況を確認する。
(…………ッ!?)
そうしてヘルメスが周囲の魔力量を計った時、クッソ濃度の濃い魔力が周囲を満たしていることを認識し、おそらく原因のクロエラへと突っ込みを入れる。
「ちょ、お姉さま!魔力!魔力濃いです!魔族の方たちダウンしてますから抑えてあげてください!」
「え?……あ、ごめん……ちょっと考え事してた……」
そのヘルメスの言葉で考え事をやめたクロエラは、魔力の放出を辞め、ついでに辺りの魔力を吸い取り平均レベルの濃度まで下げる。
この時、魔族たちはヘルメスのことを本気で崇め称えそうになっていた。
(…………ん? …………んん!?)
だが、ヘルメスはそれ以上にやばい驚愕の事実に気付く。
――そう、あのクロエラが考え事をしていたのだ。
それも、辺りがやばくなっていることに気付かないぐらい真剣に……。
……読者諸君の中にはこの表現を聞いて一瞬、クロエラのことを「能天気なやつ」、と思う者もいるかもしれないから言っとくが、それは間違いだ。
クロエラは、基本的に物事において最善の手段を常に取り、ふざける時も絶対にどう転んでも天秤が相手側に傾かない時にしかふざけない……まあ、クロエラが強すぎて上位クラスの奴ら連れてこなきゃ話にもならないのは置いといてくれ。
……クロエラが多少物事を考える時、会話しながらとか、ブータレベルの強者と戦闘しながらでもできる……しかし、今回は周りが見えていないくらい深く、並みの上位存在では理解できないくらいの物事について思考しているのだ……。
……ここまで読んだ読者諸君は考えるだろう。なら、クロエラが真剣に、周りの様子に気付かない程集中して考えることとは何なのか、と。
そして、それを考えているのは君たちだけではない。
神、下位クラスのヘルメスもまた、クロエラの考えていたことについて考えていた。
ヘルメスは、目の前でクロエラが魔族達と話をしている傍ら考える。
(え?……。お姉さま本当に何考えてたんです?)
そしてまず、ヘルメスはクロエラが好きな闘い関連のことが頭に過る
(もしかして、どこか遠くで上位クラスかなんかと闘っていました?)
(いや、でも今は魔族の方たちとお話……? していますし、それはない……ですかね?)
(……いえ! もしかして……)
ここで、ヘルメスはある考えに行き着き、それと同時に後悔する。
(わ、私は……お姉さまの楽しみを奪ってしまったかもしれないの?)
……ヘルメスの行き着いた考えとはずばり、クロエラが下位~中位クラスの奴と能力を制限して闘っていた、だ。
彼女がこう考える理由は、クロエラが戦闘狂で、しかも本日の生放送でもやってたように能力を制限してギリギリの闘いを楽しむ癖……のようなもの、がクロエラにあることを知っていたからだ。
そして、生放送を見て面白がった上位存在がこの宇宙に来る、という可能性も十分あり、ヘルメスの考えに拍車をかけた。
結果――
(うわーん๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐ どうしましょう!)
ちょっと幼児退行していた。
(うぅぅ……お姉さまに嫌われてしまいます……)
だが、ヘルメスもクッソ弱体化しているが神。
冷静になって他の可能性を探ろうとする。
(……あれ? でも闘ってない方のお姉さまは弱体化する必要ない? ……もしかして違う?)
この間、ヘルメスが突っ込み終わってから約1分。
他の可能性を考え始めたヘルメスへ、魔族達への圧かけを終えたクロエラが呼びかける。
「――というわけで、ボクからは以上だ……ヘルメス!」
そのクロエラの呼びかけに、ヘルメスはワンテンポ遅れて返事する
「……! は、はい! お姉さま!」
そして、クロエラはヘルメスへと話しかけると同時に、ヘルメスの脳内へと直接語り掛ける
「ここからは君の番だよ」
(大丈夫だよヘルメス、ボクが付いているからさ)
「は、はい!」
(!? ……お姉さま? また直接脳内ですか?)
そう言い、ヘルメスがクロエラの前と出ようとした時、クロエラは脳内で一瞬それを止める
(ああ、そうそうヘルメス。キミ、さっきボクがなに考えていたかって考えてたでしょ)
そのクロエラの言葉を聞き、ドキッと胸が鳴る。
(!? な、ななな何でそれを?)
(いやー、すごい分かりやすかったからさ? で、何だと思った?)
ヘルメスはその質問に、先程考えたことを伝える
(え、えと……この宇宙に来た上位存在と能力制限して闘っていた……とかですか?)
(あぁ、うーん……それは生放送中にやってたから違うかな……)
(あ、やっぱやってたんですね……え? じゃあ何なんですか?)
クロエラはヘルメスのその質問を受けた瞬間、僅かに微笑む
(言ったろう? ボクが付いているって)
(それってどういう……)
その瞬間である。
「?」
その瞬間、ヘルメスは何者かに衣服の袖を下の方に引っ張られたのだ。
ヘルメスは反射的に振り返り、振り返った先にいた者を見て心の底から驚愕する。
「!?!?!?!?!(ry」
驚愕のあまり手が震えだし、幻術の類かなにかと疑い、自分の体の状況その他諸々を一瞬のうちにスキャンし、問題が無かったので目の前の存在が本物であると認識する。
ヘルメスは驚愕のあまりぐるぐる目になりながら変な声が出る
「あ、あわわわわわわわ」
そこに居たのは――
「ど、どうかな? /////」
クロエラ(幼女)だった。
ここで!クロエラ(幼女)について説明しよう!!!
クロエラ(幼女)
特徴:可愛い
容姿は上位存在になる前のクロエラ(4歳)そのままのものとなっている。
強さはクロエラと変わらず、また、中身もクロエラなため戦闘狂。
クローンとかホムンクルスとかではなく、ガチのクロエラと同一人物で本人。
中身は同じだが、幼女ムーブをしてくるため、周りから見たらほとんど別人のような感じに見える。
今回、ヘルメスが神として魔族と話すことになって、ヘルメスが魔族達と口論になった時に泣かされるのではと危惧したクロエラ(←考え事コレ)がヘルメスを守るため、ヘルメスの膝上で一緒に話し合いをするために生まれた形態。
ヘルメスにワンチャン嫌われるかもしれないと考えてすっごく真剣に悩んでいた。
クロエラが究極の幼女ムーブをするため、ドギツイ内容は親しい者には見えない角度でプラカードを相手にめっちゃいい笑顔で見せつける。
作者が「は!そういやコイツ幼女じゃん!なんかいい感じにぶっ飛んだ奴にならねぇかな?」と考えた末1分でできた形態というか分身的な奴。
世界最強の幼女の称号を欲しいがままににする。
親しいやつが撫でたり、甘えさせると一瞬で堕ちて甘えてくる。(いつもの)
表記は「クロエラ(幼女)」で、15歳モードのクロエラ(いつもの)はこのまま「クロエラ」で行きます!
クロエラ(幼女)が登場した後へと戻ろう
「!? グフッ」
ヘルメスは今、クロエラ(幼女)の上目遣い+頬ちょい赤らめ攻撃でダウンしかけていた。
「ワプッ」
しかし、ギリギリ耐えたヘルメスは母性が爆発し、クロエラ(幼女)へと抱きつき、持ち上げながらクロエラへと質問した。
「ハァハァ……お、お姉様? この娘はいったい?」
そう質問されたクロエラだが、こちらも苦しそうに返答する。
「その娘はボク自身さ……グハッ……撫でるの上手いね」
「そ、そうですか? あ、いい匂いする……」
クロエラ(幼女)は撫でられて気持ちの良さそうな顔をしている。
そして、ヘルメスのなでなでが終わると、クロエラ(幼女)はヘルメスの顔へと頬擦りをした。
(!? カハッ)
ヘルメスは声に出そうになった言葉を何とか心中に留める。
そうして、クロエラ(幼女)が頬擦りを数秒続け、頬擦りを終えるとヘルメスは悲しそうに言葉を漏らす。
「あ……」
「なでなでありがとう! ヘルメス''お姉ちゃん''!」
「あ……」
しかし、クロエラ(幼女)の「ありがとう」×「お姉ちゃん」コンボを貰い、今度は別の意味で言葉を漏らしていた。
この瞬間、ヘルメスはある種の悟りを開きそうになっていたらしいが、置いといてくれ。
※この後めちゃくちゃお菓子あげた
◇◇◇
そして、ヘルメスはしばらく(数分ぐらい)クロエラ(幼女)を堪能した後、不意に魔族達の事を思い出す。
「……は!そう言えば魔族の方達は?」
その言葉を聞き、今まで黙っていたクロエラが口を開ける。
「……あ、やっと思い出した?」
そして、反射的にヘルメスは魔族の方へ謝ろうとする。
「ご、ごめんなさ……い?」
が、ヘルメスはそれを途中で止める。
なぜなら、魔族達がピクリとも動かないからだ。
それを見て、察しの結構いいヘルメスは理解する。
「お、お姉様方?……もしかしなくても……止めました?」
その返事に、クロエラ達は元気に答える
「「うん!」」
そして、クロエラはヘルメスに対し補足を行う。
「まぁ、止めたのはあくまで彼らの時間だね」
そう、ここまで読んできた読者諸君は思ったのではないか。
「魔族達どこいった?」と。
……百合に男(?)を混ぜるなんて言語道断だからね……魔族8人衆達にはクロエラ(幼女)が出た段階で時を止められてもらったよ。
ちなみに時止めの形式は、今回は世界全体(宇宙)の方ではなく、個人の時間が止まり、思考とか細胞の動きとかが無くなるver.です。
世界の時間(1部地域規模)を止めるぐらいはクロエラ(4歳)でもギリいけますが、単純にその時クロエラより自力の強かった魔族達には効かない。
クロエラ達の会話へと戻ろう。
あの後、クロエラは魔族達にかけた時止めを解き、ヘルメスは魔族達と話し合いを開始した。
クロエラ(幼女)はヘルメスの膝上で気持ちよさそうにしている。
たまに<<
ヘルメスが魔族達と一体どんな内容の話をしたのか……全ては次回!
楽しみにしていろよな☆
To Be Continued
と、思っていたのか?
◆◆◆
場面は生放送が終わった後の――
「神次元」、そのまた神の最高幹部達の集会場から始まる。
その日、神達は騒然としていた。
「ちくしょう!アイツについてのデータは取れたか?」
「ダメだ、全てレジストされる!」
「クッ、新人はどうなっている?何故連絡がない!」
「
「馬鹿言うんじゃあない!我々の手で乗り切り、
「そうだな……その通りだ!」
十人十色、とはまさによく言ったものだ。
歳若い青年の姿をしたものや、異形の姿をしたもの、形を保っていない者もいる。
神達もそれぞれがそれぞれ個性や考えがあり、「個」があるというのが伝わってくる。
だが、この場にいる全員がこの事態を早急に解決するために考えを巡らせていということに変わりはない。
「よし!こうなれば我々が直接……」
だが――
「それはダメだね」
それらをまとめあげる者が存在する。
その存在の声は、よく通る声をしているが、少しモザイクが入っているようにも聞こえる。
その姿は、見るモノによって様々だ。
強面の男だったり、女だったり、それこそ生物ではないようなモノだったりする。
そんな謎な存在だが、一つだけ確かなことがあるとすれば――
「お待ちしておりました。
神の中で1番強いということだろうか。
この場の全ての存在が平伏し、各々の頭と呼ばれる部分を垂らす。
そうして下げること数十秒程経った頃。
その、
「みんなお疲れ様。……僕の休暇中に、なんだか大変なことになっているっぽいね」
その
「
だが、
そして、一瞬のうちに読み終わると
「上位存在……しかもいきなり上位クラスになった……いいじゃないか!面白そうだ」
その言葉に、厳つい老人は曖昧な返事を返すことしかできない。
「は、はぁ……」
「ふむ、そうだねぇ……''クロエラ・フォン・エフォールノ''……彼女と出会える日が待ち遠しいよ」
To Be Continued
正直、こういう裏でなんか物事が進む時の演出大好きなんだけど、自分でやると難しいんすねぇ……。後半をすっげぇ短くしたのはわざとですが……。
前半はギャグパートみたいなもんなんで、適当に「クロエラ(幼女)ちゃん可愛い!」とでも思っていてください。
ともあれ、ともあれです!物語が今回ですっごく進みました!(作者視点)
正確に言うと、進むための鍵がかなり揃った感じです。
後、今回は話し合いしてましたよね?(圧)
いやぁ……小説内の一日のスケジュールがキツキツすぎてそろそろキンクリを使った方がいいかなぁって思った結果こうなりました……いや、まぁ次回ぐらいに話し合った結果さえ出てればいっかぁ(脳死)
あ、ネタバレ聞きたいよ!って人もし居たら割烹(活動報告)の「何でも」に聞きに来てください!
それでは以上!以下補足!
補足
1.Q
Aめっちゃ強い
2.Q
Aくっそ強くて1人だけ次元が違く、ワンマンで色々解決出来るところを他の神達とかにやらせて成長させてったらクッソ神達から信仰されてた神のトップ。
図式的には
人間→覚醒者→神→
って感じで信仰されてる
後、主《GOD》は名前を名乗ってなく、誰もその名を知らないってのも理由のひとつってかこれが大半を占めてる
3.Q
A今度絶対に出てくるからまた今度ね
4.Qクロエラと
Aさぁ?どうでしょうねぇ
5.Qえ……クロエラが……能天気じゃない!?
Aせやで
クロエラって石橋ぶっ壊した後に惑星を反対に1周りするレベルで慎重なんだけど、強すぎて石橋を渡る必要がなく、ジャンプとかで越えられるから結果的にギャグみたいになった
6.Qえ、クロエラ(4歳)って時止めできるん?
Aせやでぇ、この小説内って結果は同じだったり似てるするものでも過程が違うって物が結構あって、そしたらクロエラ(4歳)でもルート次第では時止めできた……まぁ、本当の意味で時止め出来るやつは少ないだろうけどさ……(匂わせ)
7.Qクロエラが考え込んで何がやばいの?
Aブータと闘いながら他の上位存在(下位~中位)と舐めプして能力クッソ制限して闘って一切ボーッとしないクロエラが考え込んで周りが見えなくなるんだぜ?(ここまでほとんど裏話)
後は分かるな?()
8.Q魔族達影薄くない?
Aしょうがないやろ!これ以上アイツら出したらクロエラが本当に主人公か作者が疑い始めそうになっちゃうんだよ!
9.Qクロエラとクロエラ(幼女)ってどんな関係なの?
Aお前ら右手と左手で全力ジャンケンしてみろ
それだ
10.幼女の上目遣い お兄ちゃん/お姉ちゃん 呼びについて
ただでさえ創作においてお兄ちゃん/お姉ちゃん呼びというのは高火力を出せる代物なのだが、そこに幼女要素が加わることにより破壊力が 高火力×高火力 になった。
そこから更に 可愛さ×ギャップ 要素を加味した結果、 最高火力×最高火力×最高火力(以下限りなく無限)へと×火力や式などが色々変わっていった。