エターナル美少女になりたい!~ついでにママを泣かす魔物共は滅ぼす~   作:岩神龍

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彼女の名前が明らかに…!登場人物紹介回になってもうたスマソ
あと久々にアイツらが登場!ぜってぇ見てくれよな


五話 お父様と爆発/幼女キューピットになる

場面はクロエラがミネルの変態性を看破しSMプレイを楽しんだ後

シュドルの自室-つまり執務室でマリエとシュドル、そしてクロエラが会話している所から始まる

 

シュドルは笑みを浮かべながら話があるとだけ言ってメンバーを集めたクロエラへ質問する

「それでクロエラ、話ってのはなんだい?何か困り事かい?」

 

クロエラがわざわざ人を集めて話をするというのは基本無く、いつも食事の時やクロエラが突撃してお願いなどを言うのがほとんどである

 

そんなクロエラは一息着いてから質問に答える

「…そのお父様…実はお父様達に見てもらいたい魔法があって今日集まってもらったんだ」

 

その言葉を聞いてマリエが質問する

「とゆうことはクロエちゃん、今から魔法を披露してくれるの?」

 

 

「ううん、違うよ母様。ボクが今回開発した魔法はできるだけ多くの人に見てもらいたくて…明日使用人の人達とかにもできるだけ全員に見てもらいたいから呼べるか確認をしたいんだ…」

 

その言葉にシュドルはなんとでもないように返す

「そんなことかい?じゃあ全員規定の時間に集めるよう指示を出すけど…もしかして広い場所が必要とかかい?」

 

「ううん、場所は決まってるしそこに繋がる転移の術式もあるから大丈夫だよ…あと、明日お父様達の予定とか聞いてなかったからその確認をしたかったんだ…明日の12時ぐらいに集合なんだけど来れる?」

 

「ああ、大丈夫だよ」

 

「私も大丈夫よ」

 

「そっか…よかったよ…」

 

シュベルが一応聞く

「クロエラ?ちなみに披露してくれる場所ってのはどこなんだい?」

 

「王城」

 

「え?」

 

「王城の訓練場だよ?」

 

「く、クロエラ?嘘は良くないよ…?え?本当?」

 

その様子を笑うのに必死に耐えてたマリエが返答する

 

「フフ…クロエちゃんが言ってることは本当よ…と言うかあなた?いくら貴族の交流が少なくて情報が入ってこないからってうと過ぎるわよ…」

 

「え?なに?クロエラって何か外でやってるのかい?」

 

「知らないの?クロエちゃんが外でどれだけの人気を誇っているのかを」

 

「え?…どれぐらい人気なんだい?」

 

マリエがキリッとした顔で答える

「1000万人」

 

「え?」

 

ドヤ顔でマリエは言う

「クロエちゃんには1000万人のファンがいるわ」

 

「え?」

 

「名をクロエラファンクラブ…僅か半年程前にできたこのファンクラブは8桁を越える会員数を誇るわ…」

 

そしてマリエは懐からあるカードを取り出しシュルドへと渡す

 

シュルドは戸惑いながらも聞く

「これは?」

 

「クロエラファンクラブ、会員番号No.2のカードよ…受け取りなさい」

 

「な、なぜマリエ、キミが…まさか…!」

 

「フフ、そのまさかよ…私はクロエラファンクラブ会員番号No.1にしてクロエラファンクラブ創設者…マリエ・フォン・エフォールノよ」

背景にバァーンとかいう文字が着きそうなポーズをとるマリエママだった

 

そんな二人の会話を聞いていたクロエラは

「あの母様?ファンクラブってなんですか?」

 

「あ」

 

※何とかクロエラを誤魔化すことができた…クロエラは身内の嘘には基本気付けないのである

 

クロエラを誤魔化したあとも会話は続く

シュルドはハッとしてクロエラへと問い掛ける

「そういえばクロエラ…なんで王城と直接繋がっている転移の術式を持っているんだい?」

 

「くれた」

 

「え?」

 

「王様が王城と王宮に来れやすいようにってくれたんだ」

 

「そ、そうか」

シュドルの胃へ200のダメージ

 

ここでシュドルは気付く

「え?行きやすく?…もしかして頻繁に王城へ行ってるのかい?」

 

「うん!そうだよお父様!…けどまあ最近は魔法の開発に夢中で行くの忘れてたけどね…」

 

「そ、そうなのかい」

シュドルの胃に300のダメージ

 

シュドルは話を変える為に話題を変えようとして

「クロエちゃん、王城と王宮で何が1番楽しい?」

マリエがそれより早くクロエラへと質問した

 

クロエラは本当に楽しそうに答える

「デュークおじさんと闘うことだよ!お母様!」

 

マリエは薄ら笑いを浮かべながら聞く

「あら、クロエちゃん、デュークというのは近影騎士団 第一席 豪傑のデュークかしら?」

 

それに対しクロエラは元気に

「そうだよ!そのデューク…ずっと引き分けが続いてるから早く勝ちたいんだけどね…」

 

シュドルの胃に500ダメージ

 

シュルドの胃は爆発した

 

「お父様ー!」

※胃とか諸々の処理はクロエラが瞬時に行った

その後、シュドルはクロエラがやらかしたエピソードを聞いて何回か胃を爆発させたが、聞き終えることに成功した

 

 

 

◇◇◇

クロエラがシュドル達を誘って翌日

時間は午前10時頃

 

クロエラは王城の転移ボックスの中にいた

 

クロエラが何をしているのかというと転移の術式の移動である

 

転移ボックスから訓練場までの道をショートカットさせるためにクロエラは先に予定より早く来ていたのだ…王様と会う時間も考慮してだ

 

エフォールノ家の転移の術式は大広間に固定して時間になったら転移できるようクロエラが細工した

 

クロエラが転移の術式の移動を終え、王様に会いに行くため王城を歩いていたところから始まる

 

クロエラが王宮に行こうとしていたらある人物が挨拶と同時にハグしてきた

「クロエラちゃん!おはよう!」

 

それをクロエラは回避せずに受け止める

「おはようございます!ロゼッタお姉ちゃん!」

 

ロゼッタと呼ばれた赤髪で金色の目をしている身長がちょい高めな美女はハグが終わると空間に手を伸ばし詠唱破棄で魔法を発動する

「<<空間創造(Spatium creationis)>>」

 

ロゼッタが魔法を発動すると空間に亀裂ができ、その中からある物を取り出す

 

「はい!クロエラちゃんお菓子よ!後で美味しく食べてね!」

 

それは超巨大プリンだった…トリ〇に出てくるプリン山の少し小さいぐらいのものだった

 

だが様子がおかしい…そうプリンが浮いているのである

 

 

 

これはなにか、答えは簡単だ…風魔法を極めた物が使える<<浮遊(Curabitur tristique)>>をプリンに施しているのである

なんと、無駄な使い方か…

 

 

 

IQ260000を誇る君たち読者ならもう気付いただろう

そう彼女こそ宮廷魔導師 第一席 ’’全属性’’ のロゼッタだ

 

毎度ながらここでロゼッタ・フォン・ロッツハーヒ について説明しよう

ロゼッタ・フォン・ロッツハーヒ(18)

彼女は宮廷魔導師の第一席に着いている

そんな彼女の二つ名は「全属性(All attributes)」でその二つ名の通り彼女は全属性に適正がある

彼女、ロゼッタは幼き頃から自分の才能を理解し、ロボスト王国が安泰を手にするために、自らを魔法関係で鍛え上げた

ワイがシリアス苦手だから特に重い過去とかないけどなんで彼女は力を求めたのか、それは憧れたからである。超強力な魔法を用いて魔物共を気散らすことに

彼女は幼少期からクロエラと同じく最高効率で魔力を出し入れし続け各属性火・水・風・土・雷・回復・無の魔法の習得を満遍なく行った

そして彼女は気が付いたら宮廷魔導師 第一席 に着いていた

 

 

適正について軽く説明しよう

まず、言っておくと適正が無くとも各属性の魔法は使える…が威力が違うのだ

適正を1~100で分けると

1~40がなし

41~70が微妙

71~100があり

となっている

 

適正があればある程その属性との親和性が高く、魔法の威力は高くなる

ちなみにロゼッタの適正は全ての属性が90を越えている

ヤバい(語彙力低下)チートかな?理由はある

クロエラは1話で書いたよう回復属性のみ適正があり、数値は80を越えたぐらい

大体1人1属性は適正がある

 

そんな脳筋(ロゼッタ)脳筋(クロエラ)の出会いは…ロゼッタが回復魔法でも何か火力はないかと考えていたらクロエラの論文に目を着け、この子天才!と思ったロゼッタがクロエラへと迫り、出会いへと繋がる

その時、クロエラは<<空間創造(Spatium creationis)>>等の魔法を習得した。食べきれないお菓子とかは全部ここに入っている。あと、中は時間停止状態のため腐ったりしない。めっちゃ便利

 

クロエラファンクラブNO.3にして創設者の1人

現時点のクロエラとは互角。ただ、お互い闘わず魔法について話すのに留まっている

 

※ <<未来予知(Visus futuri)>>を使いクロエラがここに来ることを把握していた。ド貧乳

 

 

クロエラがロゼッタのプリン山もどきを<<空間創造(Spatium creationis)>>を使い収納しながら返事をする

「うん!ロゼッタお姉ちゃん!お菓子ありがとう!」

(おぅ…貧乳…貧乳も素晴らしい)

 

「いいのよクロエラちゃん…クロエラちゃんの笑顔を見るとそれだけで活力と魔力が(みなぎ)ってくるもの…さっきのハグだけで1年は活動できるわ」

 

クロエラが分かってないように言う

「ロゼッタお姉ちゃん…ちゃんとご飯食べなきゃダメだよ?」

(だから胸も…心が痛むZE)

 

それを見てロゼッタは吐血した後自分で治した

「フフ、クロエラちゃんのそういうところも可愛いわ…ゴフ…ハアハア」

 

そして危ない感じのロゼッタがクロエラへ再び近づこうとして

 

1人の魔導師がロゼッタへと迫った

「ちょ…今いいとこr」

 

ロゼッタへ迫った若い魔導師が喋る

「何やってんすかリーダー!クロエラちゃんに何しようとしてんですか!」

 

焦ってロゼッタは答える

「な、何もしないわよ…ただ、ちょっと?頭を撫でようと…」

 

「いや絶対他のことしようとしてましたよねリーダー?とゆうかこれ何回目ですか?」

 

「う、うるさいわよ!クロエラちゃんが可愛のがいけないのよ!あとそれからリーダーじゃなくてロゼッタお姉様かロゼッタお姉ちゃんとお呼びと言ったでしょロザリオ!」

 

「言えるかぁ!」

 

ツッコミをする青年

ロザリオについて説明しよう!(今回2回めぇ!)

ロザリオ・フォン・ラオーハーヒ(16)

青髪蒼眼の好青年で二つ名は「深海」水属性最強の魔法を乱発してくるヤバいやつでロゼッタ以外の宮廷魔導師には圧勝できる

ロゼッタとタイマンをギリギリ張れるヤバいやつ

ロゼッタに無自覚に恋をしていることをまだ本人は気付いてない

※ボケが渋滞してツッコミ要員を安直に増やしたんじゃないんだからね!()

 

そんな2人の痴話喧嘩を見ていたクロエラの内心は

(2人ともお似合いなんだけどなぁ…そうだ!この俺が愛のキューピットと言うやつになるしかないな!)

とゆうものだった

 

クロエラが2人へと話しかける

「ねえ、2人とも」

 

その言葉に喧嘩をしていた二人の動きは止まる

「なんだい?」

「なに? クロエラちゃん」

 

首をコテンと1回倒してからクロエラは言う

「うーんとね。ボク、2人がすっごく仲良く見えたから気になったんだけど。2人は付き合ってるの?」

 

その問いに2人は

「ないない」

「クロエラちゃん、そんなことないわ」

「そ、そうだよ」

「あ、あああありえないわ」

「そ、そうだこんな脳筋だけど意外と繊細でよくみんなのことを思って動いてくれる美人で天才で貧乳なヤツ好きなわけないだろう?」

「そ、そうよ。こんな生意気だけど可愛げもあって打てば響くような頭脳を持っていてたまに見せる笑顔がかっこいいなんて思ってないんだからね!」

 

終始グルグルお目目で言っていた

 

「やっぱ仲良いじゃん!」

 

言い返そうとする2人だが更にクロエラは爆弾を投下する

「2人とも…自分の気持ちに素直になってよ…じゃないとボク…」

 

涙目うるうるである

人類最強の兵器にして人類の到達点の1つ

しかもやったのは美幼女のクロエラ。しかも背の関係で上目遣い

破壊力は足し算ではなく掛け算となり2人の脳を破壊する

 

「グォ」

「ぐふっ」

 

2人は倒れた

 

 

 

 

クロエラが2人を治療し、ロザリオが起きた所でクロエラは話す

 

「2人ともなんかごめんね?あと、そのね…そろそろボク王様の所に行かなきゃ行けないんだ…」

 

そう言い、クロエラが移動しようとした所をロザリオが止めようとする

「ちょ、ちょっと待ってクロエラちゃん。さっきのってどういう…」

 

クロエラは微笑みながら言う

「自分の気持ちに素直になったらきっと分かるよ。あとこれあげる」

 

「これは?」

 

「秘密さ…ロゼッタお姉ちゃんと2人の時に一緒に飲んでね!それと今度結果を教えてね」

 

「わ、わかった」

 

「危険なものじゃないから安心していいよ。あと、正午の闘い、出来れば見に来てね!」

 

そう言いクロエラは王宮へと向かって行った




なんでだろうなぁ今回書きたかったこと書く前に5000文字近くいってたんやけど…
2人の恋の行方はいかに…
ほな補足いくで

補足
1.Qロボスト王国の人口ってどれぐらいなん?
A2000万人ぐらい。国の大きさは北海道ぐらい。

2.魔法の適正について
習得はできるが威力が結構変わってくる。クロエラの適正は無属性と回復属性以外ボロクソ。ただあのクロエラやぞ?わかるな?
ポケモンのタイプ一致技とでも思えばいい

3.Qクロエラがロザリオに渡した薬ってなんなん?
A素直になる薬や。自白剤作る過程でできた副産物。シュベルに試しながらあれ?これ魔法でよくね?ってなって結局自白剤は作られてない

4.Qなんで魔力の出し入れみんなしないの?
Aクッソ痛いのだ。普通にやってたら何も感じないが効率よくするとめっちゃ痛いのだ。ちなみに、10から100に上がるまでは5ずつ増えていたのが100から1000に増える際は50ずつ増える1000から10000に増える際は500ずつと、実数値ではないがこんな風に魔力が増えれば増えるほど、魔力は上がりやすくなっていく。痛覚OFFぐらい幼少期(クロエラは今も)の2人はでき、やってのけてる

5.涙目うるうる
人類が保有する最強の兵器のひとつにして人類の到達点の1つ
対人最強で心のないやつが見ても心を取り戻しギュッと抱きしめて頭を撫でる
美幼女 美少女がやるとポタラ計算になり美人とかだとフュージョン計算になる。ただ、普段クール系の人がめっちゃ可愛く涙目うるうる+上目遣いするとギャップ萌えでポタラ×超サイヤ人3計算になる 老界王神談()
個人的には合体系だとゴジータが1番好き。最強のフュージョン皆も聴こうぜ

6.魔法について3
火・水・風・土・雷・回復・無の属性がある
どの属性が最強かはずっと議論されている
相性勝負とかではなく、ただ単純に威力が強ければ勝てる
脳筋かよ(諦め)
威力は込める魔力量で変わる
つまり、魔力量が多いやつが強い
脳筋かよ(諦め)

7.クロエラファンクラブについて2
遂に国民の約半分を取り込むことに成功した
会員登録は無料だが、プレミア会員が存在し日本円で1000円からこれに入会できる
会員の殆どがこれに入っている
月1入金で1ヶ月で100億円…まじか…
マリエがクロエラの可愛さを広めるために創設した
ロゼッタも1枚噛んでいる
クロエラの微笑ましい画像が貼られている
ただ、掟として街でもしクロエラを見かけてもあいさつとお菓子をあげることだけに留まるという物がある
画像は無駄に超魔法文明なので、魔法版スマホみたいのがあり、それで見れる
プレミア会員は他の人より1週間早く新しい画像を見れる
皆癒しが欲しいのである

8.今回登場した魔法
<<空間創造(Spatium creationis)>>
自分だけの空間を作り、ものを収納したり擬似的な瞬間移動もできる
中の空間の設定や区分わけなどは任意でできる。めっちゃ便利
<<浮遊(Curabitur tristique)>>
風属性の最上位魔法の1つ
自分や他のものを浮遊させることが出来る。ほかの魔法と組み合わせてジェットエンジンみたいに早く飛べる

9.Qなんでロゼッタ流行病治さなかったの
Aロゼッタが任務で出ていた隙に広まり、対魔物の人材でもっとも多くの魔物を借り尽くせる彼女を万が一潰さないよう国王が命令して帰らせなかった

10.Qロゼッタとクロエラが互角ってマ?
A’’今’’の状態だったら互角…わかるな?()

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