エターナル美少女になりたい!~ついでにママを泣かす魔物共は滅ぼす~ 作:岩神龍
クロエラちゃんの実力が少し明らかに!
時刻は11時、クロエラが恋のキューピットとかいう慣れないものをした後、王宮へと着き、歩いているところだ
クロエラは沢山の人からあいさつとお菓子を貰いながら王様の執務室へと歩む
「クロエラちゃん!こんにちは。これお菓子だよ!」
「こんにちは!ありがとうございます」
「クロエラちゃーん!こんにちは!これ良かったら食べてね!」
「こんにちは!お菓子ありがとうございます!」
クロエラはお菓子を作った空間に入れながら歩く
そうして歩くこと10分
※クロエラが走ると王宮内の壁や床、そして人事的被害が出るので上層部が走らないようクロエラに注意した。クロエラは急ぎじゃない場合は普通に歩く
クロエラは王様の執務室の前へと着いた
クロエラがノックし、入っていいか尋ねる
「王様ー?入っていい」
「よいぞ」
クロエラがドアを開け、中へと入った瞬間
「クロエラー!会いたかったぞー」
ロボスト王がルパンダイブしてきた
それを受け止めるクロエラ
ロボスト王はそのままクロエラへとジョリジョリと音を立てながら頬擦りする
「王様…ごめんね…最近来れなくて」
(ジョリジョリしてんの少し気持ちいいな…)
ロボスト王はジョリジョリさせながらも答える
「よいのだクロエラ…お主の開発する魔法はとても有用でありいつも助けられている…それにクロエラが楽しいのならそれが一番なのだ」
「王様…!うん!ボクこれからも頑張るよ!」
ロボスト王は腕時計のような物を見ながら言う
「うむ、励むが良い…っとそろそろ移動するかの…」
「うん!」
そうして2人は王宮の中庭へと向う
※クロエラに身内認定されている人がハグや頬擦りする時は自動で<<
◇◇◇
クロエラとロボスト王は中庭のテラス席でお菓子と紅茶を飲みながら談笑している
主にクロエラが新魔法の効果やマリエの可愛いところを話し、ロボスト王がクロエラの新魔法の名前を付けたり王宮であったたわいない話をしている
ロボスト王は終始破顔だ
クロエラが今日の魔法の披露について切り出す
「ねえ、王様?そういえば今日のボクが魔法を披露するのってどうなってるの?」
ロボスト王はドヤ顔で答える
「ハハハ、クロエラが今回は多くの者に見てもらいたいと言っておったからな。王宮の使用人達は11時半までに訓練場の観戦席へと行くよう命令してある。それと、訓練場に数百代のカメラを結界の外側に設置して生配信をするように予定しているぞ」
「へー、生配信か…なんだか緊張しちゃうな」
ロボスト王は安心させるように言う
「安心してよいぞクロエラ。クロエラがもし失敗してもただ微笑ましいだけだからの…和むだけじゃ…」
戸惑った様子でクロエラは聞く
「そ、そうなの?」
「ああ、そうじゃ」
クロエラはそんなもんかと納得し、不意に両親と使用人達の席に着いて思い出す
「まぁ、いっか…あ、そういえば席なんだけどね、ボクの家の使用人の人達とお母様とお父様の席ってある?ボクもう転移の術式の移動やっちゃったよ?」
ロボスト王はキメ顔で答える
「案ずるな。ロゼッタの<<
クロエラは安心した様子で言う
「そっか…よかったよ」
ロボスト王は腕時計を確認して言う
「クロエラよ、そろそろ時間じゃ…名残惜しいが行くとしよう」
「え、もうそんな時間?じゃあ王様、ボクの腕に捕まって」
ロボスト王は戸惑いながらも従いクロエラの腕を掴む
「じゃあ行っくよー♪<<
「え?」
2人は訓練場へと移動した
※ちなみに、訓練場の席の取り合いが勃発していたが移動したクロエラの「みんな!喧嘩はダメだよ!」の一言で治まった
◇◇◇
デューク・フォン・エクスプリス は1週間前のことを思い出していた
『開発中のできたらすごい魔法』
そうクロエラは言った
クロエラがすごいと言うのだからそれ相応に凄い魔法なのだろう。その為、デュークは己も習得したある物を今回出そうと思っている
アナウンスが鳴る
『それでは時間になりました!近影騎士団 第一席 デューク・フォン・エクリプス と我らがクロエラちゃんは入場してください!』
デュークは深い獰猛とした笑みを浮かべ言う
「楽しみだ!」
◆◆◆
クロエラとデュークの入場で会場が歓声に包まれる
「クロエラちゃーんこっち向いてー!」
「クロエラちゃん頑張ってー!」
等々みんな叫んでいる
「クロエちゃんこっち向いてー、ああ、いい笑顔よまさに私の天使!」
マリエはビデオを撮りながらカメラを連射し叫んでいる
「お嬢様!ファイトです」
「ごしゅ…お嬢様ー!頑張ってください!」
シュベルとミネルは巨大な旗を掲げながら応援している
その声援に手を振りながらクロエラは応える
「みんなー!ボク頑張るね!」
クロエラの言葉に反応して観衆が絶叫する
「「「「「お゛お゛お゛ーーー!!!クロエラちゃーん!!!!」」」」
そして、解説席にいる薄い金髪で赤眼の女性が叫ぶ
「皆様!クロエラちゃんが可愛いのは分かりますがご静粛に!」
会場が静まったのを確認し、薄い金髪の女性は話す
「本日、実況をする 近影騎士団 第二席 神剣のミーナ とクロエラちゃんの魔法を解説する」
「宮廷魔導師 第一席 全属性のロゼッタよ クロエラちゃんファイトー」
ここで新キャラ登場!
ミーナについて説明しよう!
ミーナ・フォン・エクスプリス(18)
薄い金髪と赤眼の背はロゼッタより少し上のカワイイ系の美人だ
そう、’’エクスプリス’’である
彼女はデュークと血の繋がった妹なのだ!
彼女はデューク程素手では強くなく、力も兄には劣っていた(それでも常人の数十倍は余裕で上回る)
そんな彼女が目に着けたのが剣技である
デュークも剣を扱うが、その技術はそこまでで力業がほとんどである。
しかし、ミーナにはデュークには持っていないある物があった
魔力である。ミーナはデュークとは違い、魔力を持って生まれてきたのだ
彼女は魔法と剣技を合わせた技術を既存の物から学び、そして自分に最適な剣技を編み出し、習得したのである。
気が付いたら神剣と呼ばれていた
何故、彼女が力を求めたか…それは幼少期に見てしまったからだ
デュークが巨大な岩を砕くのを…
それを見たミーナは…
「お兄ちゃんすげー!私もやりたい!」
と言いその日から修行を始めた
クロエラがやらかして広めた魔法を習得し、1年前とは天と地の差の力を身につけ、この前第二席へ昇格した
お兄ちゃんっ娘 ロゼッタとは親友
ちなみに、デュークは茶髪赤眼の身長250cmオーバーの巨漢である
この前書いてなかったから書いとく
2人の実況へ戻ろう
ミーナが観衆へと今日の予定を説明する
「皆様!まずは本日の予定についてご説明します!
なんと!クロエラちゃんは今日の為に<<
最初の20分間はその開発した魔法を使い、デュークお兄ちゃんと闘います!
そして、最後の10分間にクロエラちゃんは今回の目玉の魔法を使うそうです!」
ロゼッタが補足をする
「クロエラちゃんの今回披露してくれる魔法は目玉の魔法以外は効果と名前を私が全て暗記してるから、その都度私が解説するわ。ただ、目玉の魔法については私も何も伝えられてないから、すごく楽しみよ。クロエラちゃん曰く、「一目で分かる」そうよ。あと、ロザリオもミーナを見習ってお姉様呼びしてもいいのよ?」
観客席にいたロザリオがツッコミをする
「できるかぁー!」
ミーナは2人を無視しながら説明を続ける
「えぇ、痴話喧嘩している相方は置いといて、両者準備はいいですか?クロエラちゃんvsデュークお兄ちゃん!ファイ!」
◆◆◆
-クロエラちゃんvsデュークお兄ちゃん!ファイ!」
開始と同時にクロエラは魔法を使う
「<<
(まずは様子見だ…)
魔法を使用と同時にクロエラはデュークへと音速を遥かに越えた速度で迫り、体を捻り威力の上がった蹴りを放つ
が、それをデュークが両腕でガード。吹き飛ばされるが結界を蹴り地面へとすぐさま戻りクロエラへ話しかける
「すごいじゃないかクロエラ、前とは全く威力が違うぞ…成長したな」
「でしょ!ボクも頑張ったんだよ!」
「えー、解説のロゼッタさん?今の魔法は」
「解説のロゼッタよ。今の魔法はクロエラちゃんが無属性魔法の<<
「それは凄いですねー。私も使ってみたいです」
「ところでミーナはあの動き見えた?」
「少しだけ見えましたよ。クロエラちゃんがお兄ちゃんに迫って蹴りを放っていました。それをお兄ちゃんは腕をクロスしてガード…しますが吹き飛ばされてましたね。お兄ちゃんは吹き飛ばされた後結界を蹴って地面に着地してました」
「そこまで見えてれば大丈夫かしら?頑張って解説してね」
「ちょ、無茶ですよ…」
「っと2人がまた激突するみたいよ」
クロエラとデュークはお互いに地面を抉りながら接近し、
上、下、右、左、あらゆる所で拳と拳がぶつかり合う
ぶつかり合う衝撃で周りの地面が消し飛んでいく
「すごい!すごい速度でお互いの拳を殴っています!周囲の地面が抉れていきます!」
ここでロゼッタはあることに気付く
「……は!そういうことね」
「どうしました?解説のロゼッタさん?」
「あの二人の拳が当たる時に発生するエネルギーはもちろん、拳のスピードで足元は無くなるバズなのよ…しかし、無くなっていない…これは、クロエラちゃんが<<
「すっごい便利そうですね…魔導書ってあります?」
「クロエラちゃんにお願いしたらその場で作って貰えるわ…後で貰いなさい」
「はーい…っと2人に動きがありました」
クロエラがデュークを上空へと飛ばし、クロエラは空中で<<
「デュークおじさん!これならどう?」
そう言い、クロエラがデュークを蹴り…デュークの移動先へと先回りし今度はダブルスレッジハンマーを叩き込みデュークを吹き飛ばし…また先回りし今度は拳を放つ
これを1秒間に何十回と繰り返しデュークから動きを奪う
「おーっとこれは!クロエラちゃんすごい!空中でデュークお兄ちゃんを滅多打ちだぁ!」
「あなた達
「これはまさしく空中の檻!名付けるとすれば「エアーケイジ」と言った所でしょうか?空中の檻、カッコイイですねぇ!」
「あら?デュークさんが脱獄できたようね」
デュークがクロエラの攻撃を防御し、逆に腕を振り抜く。それをクロエラは回避したが、風圧で突き飛ばされ地面へと吹き飛ぶ
鎧がほとんど砕け、地面へ着地したデュークが言う
「今のはなかなか効いたぞクロエラ…だが、こんなもんじゃないだろう?」
その言葉を受けたクロエラは1つ手札を切る
「そうだね…それじゃ、ちょっと方向性を変えよっか…<<
そうクロエラが言った直後、巨大な黒い
クロエラの腕から生えた
「デュークおじさん…ちょっと加減できないから気を付けてね… <<
その直後、深さ数100mのクレーターが生まれ、デュークの体はクレーターの中心に埋まっていた
興奮気味にミーナが言う
「おーっとこれは!クロエラちゃんの腕から巨大な腕が生えて来てお兄ちゃんへ攻撃したーっ!?全く目えなかったぞ!これは一体?」
「<<
「そんな攻撃を受けてお兄ちゃんは大丈夫ですかね?ま、死んでも死なないような人ですから大丈夫でしょう」
「会場はクロエラちゃん考案の超強度の結界に私の魔力を今も大量に注いでいるから心配はいらないわ。安心してね」
「あ!お兄ちゃんが起き上がった!すげぇ!」
「ミーナ、口調」
◆◆◆
(強い…やはり、幼子の成長は早いな…)
デュークは目の前の
(このまま負けるのは…少々惜しい…ならば俺も’’アレ’’を使うか…)
デュークは立ち上がった
直後、デュークの体が淡く発光する
「?…デュークおじさん、それは?」
「フッ、成長しているのはクロエラ、お前だけではないということだ…いくぞ」
To Be Continued
1回戦闘アニメとかの終わり方みたいなのやってみたかったのと、文字数が5000文字越えたから終了
次回へ続きます
クロエラちゃんの必殺技随時募集してます。やっぱカッコイイ必殺技って憧れるよね。ワイもかめはめ波とかお風呂で練習してた
あと読者に必殺技募集して使うって1回やってみたくない?
うし、補足いくで
補足
1.Qなんか貴族の人達で口調悪い人多くない?
A状況が状況だから力>礼儀作法になった
2.Qクロエラの強さってどれくらい?
A次回見たら多分少し分かる
3.Qソニックブーム大丈夫なの?
A前も書いたけど忘れてる人多いと思うから書くで、
<<
4.今回登場した魔法について
<<
<<
点と点を繋いで渡ることで瞬間移動している。他の人も一緒に移動できる
<<
体全体の筋肉や骨のパワーや強度を上げる技。普通の身体強化魔法では2、3倍ぐらいが限界だったが、クロエラが自身の体に合うよう魔法を改良した結果50倍まで倍率をあげることに成功した。
<<
<<
腕に纏うように出来ている。<<
(細かい)加減ができないって意味
黒いのは趣味。黒くて巨大な腕ってかっこよくない?
5.Qなんで生配信とかあるの?
A仮にも超魔法文明、魔法Verの動画サイトとかある
ワイが思いついた時にパってなんか理由考えないでも出せるよう超魔法文明とかいう設定にしたのが生きてる
6.Qキャラの出す頻度高くない?ちゃんとさばける?
A気が付いたら新キャラ出てた/頑張る
とゆうか今回は解説役に悩んだ末できたからええんや!許してぇ…とゆうかワイが剣士キャラ出したかった
7.会場の様子
「なんかデューク吹っ飛んだ!」「なんか地面抉れてる!」「なんかデュークが色んなところ吹っ飛んでる!」「クロエラちゃんの腕がすごいことに!威力すげー!」
生配信視聴してるヤツらも大体同じ感じ
格闘技経験者であまり沼ってない奴は冷や汗流してる
ロゼッタ特性の超スローカメラでギリギリ一般人の走る速さに見えてる
8.デュークの変化
次回多分少し解明してる。少し未来のワイ、頑張れ
9.妹キャラのお兄ちゃん呼びについて
人類が生み出した最強の兵器のひとつ。「お兄ちゃん」という一声で活力が漲り眠気が覚めるという…実際に妹がいてもそんなことは無いということは知人から聞いたが妄想ぐらい好きにさせてくれてええやん。