立派な医者になりました!
宮藤がローザンヌ大学病院の精神科に研修医として就職して、3年の月日が経ち、宮藤は研修医を終えて1人の医者として今日も真面目に勤務していた。
宮藤「ふぅ。今日の診察はこれで終わりっと。」
宮藤は今日の診察が終わったので腕を伸ばしていると、看護師が入ってきた
看護師「宮藤先生少し宜しいでしょうか?」
宮藤「どうしましたか?急患ですか?」
看護師「いえ、宮藤先生にお客様です。サーニャさんと言う方が来られています。」
宮藤「サーニャちゃんが?どうしたんでしょうか。通してください。」
看護師はそういうと、診察室の外に待機させてたサーニャを呼び中に入れると、サーニャを先頭にエイラとハルトマンの2人もやって来た。
サーニャ「芳佳ちゃん。久しぶり〜。」
宮藤「サーニャちゃん!ハルトマンさん。エイラさん!お久しぶりです!エイラさんを連れてきて、やっぱり何か問題ありましたか?」
ハルトマン「いや〜、違うよ〜。ただ、宮藤が研修医を終えて正式なお医者さんになったて聞いたから都合がついた3人でお祝いを言いに来たんだよ。」
宮藤「そうだったんですね~、てっきりエイラさんがおかしくなったのかと思いましたよ~」
エイラ「ウガー!酷いんだな宮藤!私ももう20歳を過ぎた大人なんだぞ!」
宮藤「流石にもう昔のような態度はとれませんよね~。それにしても、もう全員あがりですか、時が経つのは早いですね~」
サーニャ「うん。私も2年前に上がりを迎えた。けど、上がりを迎える直前にオラーシャを完全解放出来たから嬉しかった。」
宮藤「おめでとう!これでネウロイの脅威はなくなったんだね!」
サーニャ「ありがとうね。芳佳ちゃん。」
ハルトマン「私は来年の春からローザンヌ医学校に通うつもりだよ。宮藤と6年も差が開いてるから、頑張っていかないと追いつけないな〜。」
宮藤「医学の6年はあっという間ですよ~。一応、試験はきちんと受けないと後から響きますよ?…後、ローザンヌは眼科と消化器科の先生は優しいですが、外科と小児科の先生は厳しいと聞きますので」
ハルトマン「うぐっ!・・・入学まで半年はあるし、入学までは勉強漬けで頑張ろうかな」
宮藤「ハルトマンさんも編入コースですか?編入なら少し早く医学校が終わりますけど?」
ハルトマン「いや。驕りをなくす為に1から学ぶために最初からだよ」
宮藤「なるほどです。それは殊勝な心がけですね!もしかして、バルクホルンさんからだいぶ教育されました?」
ハルトマン「いやいや。宮藤も医療での驕りは大きなミスに繋がるのは知ってるでしょ?それに医師免許とる時に禁忌踏んだら他でどんなに点とっても1発でドボンじゃん。」
宮藤「確かにそうですね。だから今までの自堕落さを改めたんですね!」
サーニャ「…それにしても芳佳ちゃんの白衣姿とっても似合ってるね」
宮藤「サーニャちゃんありがとう。褒められると照れるな~」
ハルトマン「そうだね〜。まるで天使が目の前に居るみたいだよ〜。」
宮藤「天使が見えたら、患者さんが勘違いしちゃいますね。」
ハルトマン「確かにね〜。・・・そうだ宮藤。この後って時間空いてる?今日はもう終わりだよね?」
宮藤「そうですね。私の勤務時間は今日はもう終わりです。後は引継ぎをすれば帰れますね」
ハルトマン「だったらさ〜、4人でご飯でも食べに行かない?この辺りに色んな国の料理を扱ってる美味しいレストランがあるって聞いたからさ。」
宮藤「ぜひ行きたいですね!久しぶりですし、一緒に行きましょう!」
ハルトマン「それじゃあ、病院の入口で待ってるからね〜。」
宮藤「わかりました。今から引継ぎをしてきますね。」
そして、それから30分程して
宮藤「ハルトマンさん。サーニャちゃん。エイラさんお待たせしました〜」
ハルトマン「おつかれ〜宮藤。それじゃあ早速行くよー!」
ハルトマンは意気揚々と宮藤の車椅子を押して歩き出した。
病院から歩いて10分もすると目的のレストランに到着した。
ハルトマン「は〜い。宮藤。レストランに着いたよ〜」
宮藤「うわぁ、いい店ですねぇ。本当にいいんですか?」
ハルトマン「いいんだよ〜。私が軍を退役した時にそれなりのお金貰ったんだから今日は奢るよ!」
宮藤「すごいです!やっぱり腐ってもカールスラントの四強はダテじゃないんですね!」
ハルトマン「酷いな〜宮藤。そんなこと言う奴には奢ってやらないぞ〜」
ハルトマンは笑いながら宮藤に返した。
宮藤「ごめんなさい、ハルトマンさん。カールスラントのエースをお祝いしたいですよ~」
ハルトマン「現金なヤツめ〜。まあいいよ。この未来の天才医師が特別に宮藤にも奢ってやろう!」
宮藤「ありがとうございます!医療の世界でも、ハルトマンさんはカールスラントの英雄になれると思いますよ!」
ハルトマン「ま、そうなれるように頑張るよ!それじゃあ何注文する〜?この店、本当に世界中の料理が食べれるから。」
宮藤「本当にすごいですね~、あっ、扶桑食膳なんてあるんですか!私これにします!」
ハルトマン「早いね〜。そう言えば宮藤はお酒は飲まないの?私は月一位でビールを飲んでるけど。」
宮藤「私あまり飲めないんですよね。リーネちゃんのせいでトラウマにもなってますから。けど、前に勇気を出して一杯飲んだらそれだけで気持ち悪くなって…。下戸の疑いありなようです」
ハルトマン「そうなんだ。まあ、飲めないなら仕方ないや。すいませ〜ん。取り敢えずこの、カールスラント御膳を1つ。ふかし芋の盛り合わせが1つ。それと、赤ワインをお願いします。はい私はいいよ。宮藤達も好きなの注文していいからね」
宮藤「なら私は扶桑食膳をひとつに、緑茶と干し芋をお願いしますね」
サーニャ「私はオラーシャ定食ひとつ…。あとウォッカとピロシキを…」
エイラ「スオムス定食ひとつ、あとシュールストレミングをいただくんダナ」
店員 「すいません、お客様。シュールストレミングは先程、他のお客様が1人で全て注文されてしまって本日は在庫が無いのです。申し訳ございません。」
エイラ「ンナー!あれを1人で頼むなんて、相当の勇者なんダナ…。仕方ない、サルミアッキとヤロヴィーナを頼むんダナ」
店員「分かりました。少々お待ち下さい。」
20分後
店員「お待たせしました。」
店員は料理とお酒を次々とテーブルに並べていく
宮藤「うわぁ~豪華ですね~。これは美味しそうですよ~」
ハルトマン「それじゃあ宮藤、乾杯の音頭をお願いね」
宮藤「それでは、今更ながら、オラーシャの完全解放とハルトマンさんの医学部進学を祝って、かんぱーい!」
3人「カンパーイ!」
サーニャ「ンッンッンッ・・・ふぅ。やっぱり、ウォッカはストレートに限るね。」
エイラ「サーニャは結構酒強いナ。飲酒解禁されてからもかなり飲んでいたからナ…」
宮藤「ウォッカをストレートで飲めるなんて流石オラーシャ人ですね」
サーニャ「オラーシャでは…、ウォッカは暖房器具兼飲用水だから…」
宮藤「度数40度のウォッカが飲料水なんて・・・もしかして、旧501ではサーニャちゃんが1番お酒強いんじゃないんですか?」
エイラ「そう言えば、サーニャと前お酒飲んだ時は沢山飲んでもほとんど酔わなかったんダナ」
それから1時間ほど食事をしながら談笑していた
宮藤「そう言えばハルトマンさん。さっきは言いませんでしたけど、ローザンヌ医学校の新入生は2回だけ新任の医師からの特別授業を受けるんですけど、その講師が実はハルトマンさんの時は私なんですよね〜。」
ハルトマン「え、そうなの?宮藤すごいじゃん!それは楽しみだね~」
宮藤「もし、居眠りしてたら質問を投げちゃうかもしれませんね〜。」
ハルトマン「ヒエ~、それは勘弁だよ~。トゥルーデに殴られる方がマシ~」
宮藤「寝なかったら当てないと思いますよ〜・・・あれ?エイラさんグラスを持ったまま寝ちゃってますね。飲みすぎたんでしょうか?」
サーニャ「…エイラ…、エイラはあまり強くないのに、無理して飲むから…」
宮藤「そういう、サーニャちゃんはこの短時間で700mlのウォッカをボトルで三本飲んでて平気そうな顔してるね。」
サーニャ「…まあ、美味しいからね…。楽しくなるとどんどん空くよ…」
ハルトマン「それじゃあ、エイラは寝たみたいだし、早いけどそろそろ帰ろっか。」
4人は会計を済ませてレストランの外に出た。
宮藤「今日は本当にありがとうございます。楽しかったですよ~」
ハルトマン「良いってことよ。それじゃあ宮藤次会うのは同僚としてじゃなくて学生と先生としてかな。」
宮藤「そうかもしれないですね~。ちゃんと授業聞いてくださいよ~?」
ハルトマン「聞くに決まってるよ〜。それに聞かなかったら単位落とすじゃん。」
宮藤「そうですね。やっぱり医学部はほとんど試験点で決まりますからね。出席点なんて申し訳程度にしかないですよ~」
ハルトマン「やっぱり試験が大事なんだね〜。・・・さてと、私はこっちだから3人ともまたね〜。」
宮藤「ハルトマンさん入試、頑張ってください~」
サーニャ「ハルトマンさん…、ありがとうございます…」