たった1本のお酒から起きた過ち   作:黒トリガー使い

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この回は少しキツイかもしれませんが、我慢してもらえると助かります。


リーネちゃんの逆襲

リーネは別室に気絶した宮藤を連れ込み、椅子に縛り付けた。

 

拘束して少しすると、宮藤は目を覚ます。

 

宮藤「・・・あれ?ここは」

 

リーネ「あ!芳佳ちゃん起きたんだね〜。」

 

宮藤「リーネちゃん!何ここ!それになんで私を拘束してるの!」

 

宮藤が手と足をを動かそうとするが、両手は後ろ手にされて手錠をされており動かすことが出来ず、両足は椅子の足に鎖を使い巻かれていた為立つ事が出来なかった。

 

リーネ「今から芳佳ちゃんにはお酒を飲んで悪酔いして皆に迷惑を掛けたから躾をするんだよ。二度と変な事をしないようにね。」

 

宮藤 「何言ってるの、リーネちゃん!あれはハーブティーだってリーネちゃんが言ってたじゃん!」

 

リーネ「私は少し芳佳ちゃんをからかおうと思って、ほんの少しお酒を混ぜたんだよ。確かに、嘘をついたのはあれだけど、まさか彼処まで信じるとは思わなくてね。」

 

宮藤「・・・じゃあ何?リーネちゃんは私に嘘をついたの?」

 

宮藤の目には少し涙が浮かんでるが、リーネは気付いていなかった。

 

リーネ「だから、騙した事は悪いと思ってるよ?それに、本当に飲んだ時は少し後ろめたさもあったんだよね〜。そこはごめんね芳佳ちゃん?」

 

リーネが片手を上げて謝る仕草をすると宮藤が泣き出してしまった。

 

宮藤「酷いよリーネちゃん‎‎...私、リーネちゃんの事信じてたのに。...こんな事するなんて」

 

リーネ「あわわわ!!よ、芳佳ちゃん?まさか、私も芳佳ちゃんが引っかかるなんて思ってなくてさ。...ほら!今度は芳佳ちゃんの好きな飲み物をいっぱい買ってあげるから!」

 

宮藤の涙を見たリーネは流石に驚いたのか慌てて謝った。

 

宮藤「もう知らない!そんな見え透いた嘘の謝罪なんて信用出来ない!リーネちゃんなんて大っ嫌い!」

 

宮藤がリーネから顔を逸らすとリーネの目から光が消えた

 

リーネ「えっ...芳佳ちゃん?・・・あぁやっぱり、芳佳ちゃんはバルクホルンさんの方が良いんだね。...あんな周りくどい事しなくても最初っから手を掛ければ良かったんだ」

 

リーネはそう言うと地面に置いていたライフルを手に取った。

 

宮藤「・・・リーネちゃん?なんでライフルなんか持ち出して私に銃口を向けてるの?」

 

宮藤の顔が恐怖に染っていくが、リーネは変わらず答えた。

 

リーネ「だって。芳佳ちゃんが私の事嫌いって言うから、ここにいる芳佳ちゃんは芳佳ちゃんの格好をした人型ネウロイだと思ってね。ネウロイなら駆除するのがウィッチの役目だからね」

 

リーネが笑みを見せると宮藤は反論をする

 

宮藤「やめてリーネちゃん!目を覚まして!私はネウロイなんかじゃない!だから...ングゥ」

 

リーネはライフルの銃口を宮藤の口に押し込んだ

 

リーネ「さようなら芳佳ちゃん。...いや、人型ネウロイさん」

 

リーネはそう言うと躊躇いなくライフルの引き金を引いた。

 

銃弾が宮藤の口を貫通すると、宮藤は悲鳴をあげる事も出来ず項垂れて口から大量の血を流す。

 

リーネが引き金を引いてから1分もせずに銃声を聞いたバルクホルンが部屋に駆け付けた。

 

バルクホルン「おい!今の銃声はなんだ!」

 

リーネ「あ、バルクホルンさん。ちょっと私を騙す人型ネウロイが居たので仕留めたんですよ?」

 

リーネは血塗れになったライフルを片手に狂気じみた目でバルクホルンを見る

 

バルクホルン「嘘を言うな!そこで、血を流しながら宮藤が項垂れてるじゃないか!宮藤!大丈夫か!しっかりしろ!」

 

バルクホルンが血塗れの宮藤に駆け寄り手錠と鎖を壊すが、反応はなかった。

 

リーネ「アッハハハハハハハハハ!芳佳ちゃんが壊れちゃった!なら、私も芳佳ちゃんの所に行こうっと!」

 

リーネはそう言うと腰に付けてたハンドガンを頭に近付けて自害しようとするが、バルクホルンにハンドガンを奪われて阻止された。

 

バルクホルン「そんなことはさせない!宮藤に手をかけてその罪から逃れるなんてこの私が許さない!必ずお前には罪を償ってもらう!」

 

リーネ「貴方が悪いんですよ?バルクホルンさん。私の芳佳ちゃんを奪った泥棒猫さん。・・・死ぬなら、貴方も一緒にです」

 

リーネがそう言うと、血塗れになった宮藤の右手がゆっくりと動きバルクホルンの腕を弱々しく掴んだ。

 

バルクホルン「宮藤!まだ、息があったのか!直ぐに医務室に連れていくからな!・・・悪いが、この馬鹿への制裁は後でだ!」

 

バルクホルンはリーネの腹に魔法力を込めた拳で殴って気絶させ、宮藤に使われていた鎖を使い柱に巻き付けた。

 

 

宮藤を抱えて部屋を出たバルクホルンは道中でハルトマンに出会った。

 

 

ハルトマン「トゥルーデ!?なんで、宮藤が血塗れになってるの!」

 

 

バルクホルン「詳しい事はわからんが、リーネの馬鹿に撃たれたんだ!ハルトマン!今日は医務室に医者がいない!出来る限りでいい。宮藤の治療を頼めるか?私はミーナと坂本少佐にこの事を伝えてくる!」

 

ハルトマン「わかった!止血と輸血をできる限りやってみるよ!」

 

ハルトマンは宮藤を受け取ると急いで医務室に走っていった。

 

医務室に着いて1時間もすると、できる範囲の止血を行い輸血を行っていた。

 

ハルトマン「なんとか、出来たけど、血液のストックが無さすぎるし、バイタルも不安だ。・・・兎に角、急いで病院に運ばないと!」

 

ハルトマンが狼狽えながら、考えていると報告に行ったバルクホルンが戻ってきた。

 

バルクホルン「どうなった、ハルトマン!」

 

ハルトマン「なんとか、止血は出来たよ!けど、輸血用の血液のストックが足りないし、バイタルも不安なんだよ!だから、今から宮藤を近くの病院に運ぶつもり!」

 

バルクホルン「わかった!格納庫にリベリアンが居たはずだ!彼奴なら20分もしないで行けるはずだ!」

 

ハルトマン「分かった!急いで宮藤をこのまま格納庫に運ぶよ!」

 

2人は宮藤をストレッチャーに載せ替えて格納庫に急いで押して行った。

 

格納庫に着くと何時ものようにストライカーの整備をしていたシャーリーが2人の慌てようを見て、2人に聞いた

 

シャーリー 「どうしたんだ、2人とも!一体、宮藤に何が!」

 

ハルトマン「説明は後!急いでストレッチャーが乗る車を何でもいいから用意して!宮藤を近くの病院に運びたいんだ!」

 

シャーリー「分かった!3分で用意するから待ってろ!」

 

そう言うとシャーリーは急いで格納庫を飛び出して2分もしないうちに昇降代が着いた車を格納庫のシャッターの前に付けた

 

シャーリー「持ってきたぞ!急いで乗せろ!」

 

バルクホルン「分かった!任せろ!」

 

バルクホルンが、昇降代を使わずに宮藤が乗ったストレッチャーを持ち上げて荷台に載せ、ストレッチャーの固定までを迅速に行った

 

ハルトマン「流石トゥルーデ。ありがとう!」

 

バルクホルン「私もついて行きたいが、ミーナと坂本少佐がリーネの尋問をするから、私が代わりに司令室に居ないといけなくなった。すまないが、二人で行って来てくれ!」

 

シャーリー「任せろ!必ず宮藤を無事に病院に送り届けてやる!」

 

シャーリーはそう言うとハルトマンが乗ったことを確認すると、車を病院に向けて発進させた。

 

バルクホルン「頼んだぞ、ハルトマン、リベリアン。」




え〜、すいません。本当にすいません。キャラ崩壊もいい所ですよね。本当にすいません。これでもいいという方がいらしたらお付き合い下さい!
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