強化された宇宙魔神になった男の話   作:シド・ブランドーMk-Ⅳ(地底の住人)

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神々によるワンピース生活(仮)
ワンピースの世界に神様たちが下見に来たそうですよ。


 

我が名はトール。

雷神であり、ニューアスガルドの王である。そして、最高神(ギャラクタス)が率いている組織の準幹部的な立ち位置を貰っている。

部下にはヴァルキリー率いるヴァルキリア部隊やジンオウガ・バルファルクのような(相棒よりの)ペットが居る。

今現在我々は海賊が蔓延る世界に来ているはずなのだが海賊が一切居ない。

主に聞いてみると、

 

「あー、原作が始まる何百年以上も前に送っちゃったからなぁ。

面白くなるのはもっと後だな。すまん。」

 

と言っていた。正直原作とか何言ってるのかよく分からんかった。

 

だが、我々にとって神々の棲む国に丁度いい島を見つけた。

…空島だ。読んで字のごとく空に浮いている島。

どうだ?いかにも神達が住みそうな場所だろう?

 

俺たちはその場所をニューアスガルドとして住まわせてもらうことにした。

だが、1つだけ問題があった。それは原住民が居たことだ。

 

最初は抵抗していたが、我らの力を見せるとすぐに神様扱いで拝みはじめた。

まぁ、そういうのは嫌いじゃないから許してやった。それに本物の神だからな。

 

どうやら一定の文化はあるみたいだ。ある程度の会話や畑仕事、簡単な家作り位は出来ている。あとは我らで後押しして上達させてやろうと言った。

そしたらめっちゃ喜ばれた。

 

我らは暇な時、何人か連れて地上に出かけている。

 

数百年か数千年か経ったある日、その日も地上に出かけていたのだが

ある変化を見た。いつから居たのだろうか。

 

ドクロマークを掲げた海賊たちが現れ、人々から金品や命を奪っていくようになったのは。

 

そして、正義とカモメのマークを掲げた海軍が現れたのは。

 

……え?数百年、数千年の間とか飛びすぎだろ。何してたんだよ?

って?

空島では王としてやる事やったあとは気の合う奴らと酒呑んでそいつが死んで、それで悲しみまた呑んだ。

 

それの繰り返しだったな。

 

地上では色んな土地に行ってそこの王や村長とかと酒を酌み交わしたり、ワノ国に行って酒呑んで、そこに守り神として何体か同胞たちを配置することにした。

 

伊邪那岐命、伊邪那美命、天照大御神、須佐之男命を初めとした神々だ。

 

言っておくがワノ国だけじゃないぞ?仲良くなった国や村には数名ずつそこの守り神として滞在させることにした。

ただの人間だとはいえ、仲良くなった人々が殺されたりするのは気分が良くないからな。

 

あ、そうだそうだ。忘れていた。先ほど格好つけて現れたのはいつ頃だろうかみたいなことを言ったが、数年(?)前に海軍の連中と世界政府の連中にコンタクトを取った。

 

世界政府並びに海軍設立おめでとう。ってな。

 

まぁ、当然よくは思われなかったな。なんせ一切かかわっていない奴らが急にきておめでとうとか言ってくるんだからな。

 

「急にきて何なんだお前たちは。祝ってくれたことには素直に感謝するが名を名乗ってはくれないか」

 

「我が名は雷神トール。神々が住まう国、アスガルドの王である。そして後ろにいるのが私の部下だ。」

 

「雷神!?アスガルドだと!そんな神話が実在してたまるか!!」

 

「実在してたまるかとか言われてもな…」

 

この時は凄い理不尽なキレ方されたな。

 

まぁ、雷神としての力を振るい無理やり納得させたがな。

海軍でも同じようなやり取りをしたな。

 

ムジョルニアが現れた時と俺の攻撃力を見た時の顔は傑作だったな。

 

─トール達が帰った後──

 

五老星達は頭を抱えていた。

 

「…世界政府に入ろうとしなかった国々は単に宗教国家じゃなかったというわけか。」

 

「だな。このこと(本物の神が居ること)を天竜人たちに知られると面倒なことになる。」

 

「できるだけ奴らのことを天竜人たちに知られないようにしなくては…」

 

「問題は、アイツらの強さだ。あの形状に破壊力。十中八九本物のミョルニル(ムジョルニア)で間違いなさそうだな。他にもあんな神器や、それを扱う者が居るとみた方がいい。」

 

「あぁ、あんなレベルのやつがゴロゴロ居るとなると、下手に手を出したらせっかく作った世界政府も海軍も崩壊しかねん。いや、確実に崩壊するだろうな。」

 

窓の外にあるクレーターを覗きながらそう言った。

 

──そして現在──

 

地上に行った神々からある海賊団が猛威を振るっているという報告があった。

 

ロックス海賊団

 

「へぇ〜、ロックス海賊団ねぇ。エドワード・ニューゲート、シャーロット・リンリン、金獅子のシキ、こりゃあこっちにも名前が届いてくるような(地上にとって)ヤバいやつらばっかりじゃねぇか」

 

どうやらロックス海賊団は、船長のロックスを筆頭に世界で名を馳せている連中の寄せ集めだそうだ。

 

「まぁ、今のところこっちには関係ないな。アスガルドに来たところで暴れるなら無理やり地上に還すだけだしな。」

 

「ん?なんか今帰すの意味違ってませんでした?明らかに殺す宣言してましたよね?」

 

「気にすんな気にすんな。気のせいだ。…それより、他にそいつらの情報はあるか?」

 

「…えぇ、ありますよ(白目)。そいつら、世界政府に加盟している国を襲っているらしいです。襲い終わったら、加盟していない私たちが守護している国にも手を出すかも。」

 

「まぁ、あいつらなら大丈夫だろ。もし負けでもしたら、あいつらにお灸を据えてやる。」

 

「(うわぁ…あいつらってどっちの事だろ。)」

 

「…もう数名ずつ地上に向かわせるか。最悪ここは俺とこいつら(ジンオウガやバルファルク)で何とかなるからな。」

 

「なんだかんだ言って、あの人たちのことが心配なんですね。」

 

「はぁ?んなわけねぇだろ!俺はただこんな辺鄙な星の奴らに負けるなんてことがあったらあの方に顔向けできねぇと思っただけだ。」

 

「...」

 

部下は変なものを見たような顔をしていた。

 

「おい、なんだその変なものを見たかのような顔。」

 

「...雷神様のツンデレとか誰も得しないんでやめてください。(白目)」

 

「…辛辣すぎね?」

 

さすがの俺も傷つくぞ。

 

「…まぁいい。明日から地上に行くぞ。準備しておけ」

 

「分かりました。しかし、急ですね。」

 

「あぁ、久しぶりに地上の飯を食いたくなってな。」

 

「...ハァ…分かりました。」

 

なんだその呆れたような返事は。

 

 

解せぬ。

 

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