強化された宇宙魔神になった男の話   作:シド・ブランドーMk-Ⅳ(地底の住人)

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最強の魔王と最強(になる予定)のスライム
最強格の魔王は(宇宙)魔神の配下でした


俺の名前はシルバーサーファー。ギャラクタス様の命令により魔王とやらが10人いる世界に来ている。ギャラクタス様を含めたら11人だが。俺は現在その代理を務めている。

 

ギャラクタス様にはこう命じられた。

 

『ジュラの大森林に国が出来たら報告してくれ。興味が湧いたら俺も行く。』

 

そして今日、ジュラの大森林に国ができたと魔王たちと話している。

 

「私挨拶に行ってくるのだ!」

 

「…俺も行こう。」

 

「珍しいな。お前が行くなんて。」

 

「あぁ、あの方から下された唯一の命令だからな。あの方が来る前に下見くらいしておかないとな。」

 

「…なるほど。あいつはこうなることを知っていたってことか。」

 

「そういうことだ。」

 

「早く行くぞシルバーサーファー!私は早く会ってみたいのだ!!」

 

「あぁ。」

 

──ジュラテンペスト連合国──

 

ジュラテンペスト連合国は今日も平和…のはずだった。

 

「なぁ、大賢者?とてつもない魔力がとてつもない速さでこっちに近づいている気がするんだが…。」

 

『はい。高エネルギー反応を2つ検知しました。』

 

「…誰と誰か分かるか?」

 

その問いはリムルにとって絶望のうむものであった。

 

『解。魔王ミリム・ナーヴァと魔王代理、シルバー・サーファーです。』

 

「…魔王が2人も!?なんで!?……ちょっと待て。シルバー・サーファー!?大賢者!今シルバー・サーファーって言ったのか!!…シルバー・サーファーってMARVELに出てくる全身銀色のシルバー・サーファー!?」

 

『解。MARVELがなんのことか分かりませんが、そのシルバー・サーファーです。』

 

シルバー・サーファーというアメコミのキャラクターがこの世界に居るという事実に絶望しつつ、更に嫌なことが頭によぎる。

 

「なぁ…大賢者。もう1つ聞いていいか?」

 

『はい。』

 

「シルバーサーファーのことを魔王代理って言ったよな?それはつまり真なる魔王が居るってことだろ?その真なる魔王ってさ…もしかしてギャラクタスって名前か?」

 

『解。その通りです。』

 

「あぁぁぁ!やっぱりかぁぁぁあ!!」

 

無理だろ!?…ハッ!そんなことしてる場合じゃない!!あいつらには絶対に手を出すなって言わないと!!

 

もしシルバーサーファーに手を出したなんてギャラクタスに知られたら国どころか星が終わるって!

 

そもそもシルバーサーファーに殺られるかも!?

 

……と思っていた時期が俺にもありました。

 

新しい国(つまりジュラテンペスト連合国)に挨拶にやってきたというシルバーサーファーとミリム。

 

ベニマル達が死なない程度どころか重症にもならない程度にボコられたあと、自己紹介されて握手を求められた。

 

「そ、それはいいんですけど、何故俺の部下をボコボコに?」

 

「こやつらが話を聞かないからだ!!挨拶をしに来ただけだと言っているのに襲ってくるから仕方なくだ!」

 

「ほんっとうにすみません!!」

 

俺は全力で土下座した。

 

「お詫びと言ってはなんですがこちらを差し上げます!」

 

俺は魔王とは思えない見た目と性格が幼い女の子だなという感想から

「味覚も見た目相応なんじゃね?」という期待を込めて蜂蜜をあげてみた。シルバーサーファーの方はダメだったらあとでなんか考えることにする。(ただの現実逃避である)

 

「なんなのだこれは?」

 

「蜂蜜っていう食べ物です。一口食べたらヤミツキになると思いますよ。」

 

「私の口に合わなかったらどうなるか分からないぞ〜?」

 

…パクッ。

 

「…!!うっま〜!!なんなのだこれ!?こんなに美味しいもの食べたことないのだ!!今回のことは不問にしてやるのだ!!こんなに美味しいものをくれるやつが悪いやつなわけないのだ!!友達になってやっても良いぞ!!」

 

…え!?蜂蜜1つでこんなに進むことある!?魔王のくせにちょろすぎね?とは思うが敬語無しで言ってみることにする。

 

「こちらとしては魔王と友達になれるなんて願ったり叶ったりなんだけど…ほ、ほんとに良いのか?」

 

「うむ!私に二言はない!改めてよろしく頼む。」

 

「こちらこそよろしく頼むよ。…それで、シルバーサーファーさんの方は?」

 

ぶっちゃけこっちの方がやばい。せっかく波に乗ってきた2度目の人生も即パーになる可能性が非常に高い。

 

「俺か?俺はいい。蜂蜜はミリムにやる。俺はそもそも怒ってはいない。ただ俺は、お前たちの行動1つでこの星が無くなるか、無くならないかが決まるということを忠告しに来ただけだ。」

 

「そ、それってつまり…」

 

「あぁ。近い将来、本来の魔王、宇宙魔神ギャラクタス様がこの国にやってくる」

 

「やっぱりかー!」

 

その後、俺たちは2人を連れて国に戻り、国の住民たちに紹介した。

何故か友達からマブダチにランクアップしていたが…。

 

ギャラクタスが来る運命は変わらない。

あいつの見た目や能力を思い出し、ベニマル達に情報共有しなくちゃな。

 

何がなんでも俺たちにとってのバッドエンドは避けなくては……

 

今はその最悪なシナリオにならないようにと祈ることしか出来なかった。

 




なんか無理やりな気もするけどご了承ください
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