リリィと1人の異世界人   作:彩推しのゲーマー

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こんちゃ〜彩推しのゲーマーです

今回は前回の続きです!
最近翔悟くんがおかしいのは何故?

それではどうぞ!

翔悟「ラブラブ〜!」


第10話 結梨

前回のあらすじ

前回任務で海に来ていた一柳隊と翔悟。そんな中一柳梨璃と水守翔悟は1人の少女を発見し百由の調査の結果少女がリリィと判明した。一方その頃翔悟たちの知らない所で何かが起こっている様で…

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治療室

 

梨璃「あ!いっけない!明日の実技の練習忘れてた!」

 

梨璃が行こうとすると少女は梨璃の制服の袖を掴んだ

 

少女「…梨璃…ない…ない!」

梨璃「え?…大丈夫だよ。また来るから」

少女「梨璃…行かない!」

祀「梨璃さんはもう行かなかちゃいけないの代わりに私で我慢して」

少女「ない!いーー!」

祀「あぁ…ハートブレイク」

翔悟「(ドンマイです、祀様)」

梨璃「私、いた方が良いんでしょうか…」

祀「じゃあこうしましょう梨璃さんは当面この子のお世話係になって。貴方の学業やレギオンの事は学院側からフォローして貰うわ。勿論翔悟君、貴方もね」

翔悟「…そういうと思ってましたよ。了解です祀様」

梨璃「そんな…そこまでまして貰わなくても…」

祀「この子の事は理事長代行直々に任されているのよ。梨璃さんがいてくれれば私も安心だしレギオンの人達には私が伝えておくから」

梨璃「あ、いえそれは私から言わせてください」

 

レギオン控室

 

雨嘉「あの子リリィだったの?」

翔悟「そうみたい」

梅「何処の誰だがわかったのか?」

梨璃「それは…何も思い出せないみたいで…」

神琳「差し出がましいですが梨璃さん。少々入れ込みすぎではありませんか?」

梨璃「あの子にだって家族や大切な友達が何処かにいるんです。それを思い出せないって、自分の全部が無くなっちゃうのとおんなじだと思うんです。だから…せめて一緒にいてあげたくて…」

楓「だとしても、それが梨璃さん役割である必然性のない事は分かってらっしゃいます?」

梨璃「それは…そうなのかもしれないけど…」

夢結「…貴方は一柳隊のリーダーよ。その穴は、誰にも埋め合わせることは出来ません」

梨璃「………」

夢結「埋められないものは埋まりません…が、それでもなんとかするしかないでしょう。心配しないで梨璃」

梨璃「!は、はい!ありがとうございます…私のわがままで…」

夢結「わがままでは無いわ、それは思いやりよ堂々となさい」

神琳「こんな時代だもの誰だって身近な誰かが傷ついているわ」

雨嘉「手の届くところにいるなら手を伸ばしたいよね」

梅「そうだ!梅は羨ましいぞ!」

鶴紗「気持ちは分かる」

楓「私だって異存ございませんわ」

ミリアム「なんでも申してみ!」

二水「私もお手伝いします!」

梨璃「みんな…ありがとうございます!」

翔悟「良かったな、梨璃さん」

梨璃「はい!それでは行ってきます!」

翔悟「それじゃあ僕も失礼します」

 

そう言い2人は部屋を出た

 

夢結「…一度言い出したら聞かなくてそれでいて一度にいくつのものをこなせるほど器用では無いのだから」

楓「本当に退屈のしないお方ですわ…?」

 

すると何故か机が揺れている

 

楓「……」

 

楓は夢結の足を揺らしているのを見た

 

楓「どうかなさいまして?夢結様…」

夢結「何か?」

楓「夢結様、そうは言ったものの何処か落ち着かないのではありません?」

夢結「多少…」

楓「胸の内がザワザワと?」

夢結「かも…しれないわね」

楓「ささくれがチクチクと痛むような?」

夢結「何故それを…」

楓「夢結様、それはヤキモチです!」

夢結「ヤキモチ?私が…誰に?」

楓「勿論梨璃さんの大事なあの子に、ですわ!」

夢結「……楽しそうね楓さん」

楓「えぇそれはもう、一匹狼として仲間からも恐れられた夢結様が梨璃ロスで禁断症状とは…ぷぷーですわ!」

夢結「梨璃ロ…!」

楓「事この事にかけては私に一実の長がございましてよ!」

鶴紗「威張ることか?」

二水「うーん…ただ…不思議なんですよね」

雨嘉「?」

二水「あの子がリリィなら何処に行方不明のリリィがいるはずなんですけど…厳密には行方不明になったリリィは過去に何人もいますけどあの子の特徴に一致する方は何処にも…」

神琳「最近リリィに覚醒したとか?」

二水「あぁそれなら…でも…」

楓「それなら私のお父様にも聞いてみますわ!超一流CHARMメーカーの『グランギニョル』の情報収集能力はこの学院以上ですもの」

梅「うぇ〜いけ好かねぇ…」

楓「事実ですわ」

 

一方治療室にて

 

少女「梨璃!あーん!」

梨璃「もう自分で食べられるでしょ?」

少女「梨璃が良いんだもん!あーん!」

梨璃「自分で食べるの!」

翔悟「よし!ならこの翔悟お兄さんが食べさせてあげようじゃないか!」

少女「やった!」

翔悟「ほい、あーん」

少女「あーん!」

翔悟「(なんかこの子見てると昔の有咲を思い出すなぁ…)」

梨璃「もう…翔悟さん…」

翔悟「まぁまぁいいじゃないの。誰にだって甘えたい時だってあるさ、梨璃さんだって夢結様に甘える事あるじゃないか」

梨璃「それは…そうかもしれないですけど…」

翔悟「ならこの子だって同じさ…僕には2人の従妹がいるんだけどその1人が昔はこんな感じだったよ俺にベッタリくっついて『将来翔悟お兄ちゃんと結婚する!』なんて言っててさ…まぁでも今はツンデレになってるけど」

少女「翔悟!あーん!」

翔悟「はいはい…ほれ」

 

すると

 

祀「ふふっ…2人ともなんだか夫婦みたいね」

少女「夫婦…」

翔悟「祀様…変なこと言わないでください…」

梨璃「そうですよ!せ、せめて姉さんって言ってください!」

少女「お姉さん…」

祀「ねぇ、そろそろ名前をつけてあげたら?」

梨璃「たら…?」

祀「名前がないと何かと不便でしょ?」

翔悟「俺たちがですか?」

少女「?」

 

その後梨璃と翔悟は少女のリバビリをやりながらも少女の名前も考えていた

 

月詩「どうしたの?習字道具なんて使って」

翔悟「あ、これ?」

月詩「何々…『美玖』…『こころ』…『コッコロ』…『ラブコフ』?もしかして例の子の名前?」

翔悟「そう、梨璃さんも考えているんだけど…月詩はどれがいいと思う?」

月詩「うーん最初の3つはまだ良いとして最後の『ラブコフ』はちょっとな…」

翔悟「そう?良い感じだと思うんだけどな〜『ラブコフ』」

月詩「もうちょっとマシな名前考えなよ…」

 

一方夢結と楓は梨璃ロスを起こしていた

 

そして数日後…

 

カフェテラス

 

夢結「………」

梨璃「ごきげんよう、お姉様」

 

するとそこへ梨璃が現れた

 

夢結「!」

梨璃「お隣…いいですか?」

夢結「…えぇどうぞ、梨璃」

梨璃「…うぅ…ご無沙汰してましたお姉様〜!」

 

梨璃は夢結に抱きついた

 

夢結「どうしたの?シャンとしなさい」

梨璃「……あぁ!それ私の教本!お姉様が持っててくれたんですか?」

夢結「さぁ?偶々よ」

梨璃「ありがとうございます〜!」

 

そしてそのすぐ裏で

 

楓「全く…聞いていられませんわ!」

神琳「さぁこれで涙を」

楓「泣いてませんわ!」

 

夢結「……。?」

 

夢結は反対側見ると1人の少女がいた

 

夢結「貴方、この間の」

ミリアム「おぉ元気になったか」

二水「その制服!」

 

翔悟「そう、正式的に百合ヶ丘の生徒にして貰えたんです」

雨嘉「編入されたって事?」

翔悟「ま、そんな感じ」

神琳「まぁ可愛い」

 

梨璃「ほらご挨拶してこちらは夢結様だよ」

少女「夢結?」

梨璃「もう、ちゃんと練習したでしょ?自己紹介しようよ」

少女「なんで?」

 

ミリアム「なんじゃ梨璃とこの娘」

二水「姉と妹です」

 

楓「ちょっと貴方達狭いわよ〜」

鶴紗「もっと詰めろ」

梅「梅も見たいぞ!」

 

すると少女はテーブルに置いてあったスコーンを見る

 

少女「これ何?」

夢結「スコーンよ食べたいの?食いしん坊さんね。誰かさんの用だわ」

梨璃「私ですか!?」

翔悟「そういう夢結様だってこの間僕の作ったこのスコーンが美味しすぎて暇な時でいいから作ってきてもらえな「翔悟?」…おっとこれ以上は僕の命が危ない」

梅「夢結にもう1人シルトができたみたいだ」

少女「食べて良い?」

夢結「ちゃんと手を拭くのよ」

雨嘉「妹というか…」

翔悟「まるでお母さんと娘みたいだ」

少女「夢結、お母さん?」

夢結「産んでないわよ」

少女「じゃあお父さん?」

翔悟「いやそれ性別変わってるから」

楓「んでこの子の名前は分かったんですの?」

梨璃「あぁそれが…まだ記憶が戻ってなくて…」

梅「それじゃあ今までなんて呼んでたんだ?」

梨璃「え!?」

二水「1週間近くありましたよね?」

梨璃「それは…」

翔悟「……ぷっ…あはははははっ!」

鶴紗「どうしたお前」

翔悟「いやwちょっと名前思い出してwあはははっ!」

夢結「…それでなんて呼んでいたの?」

少女「結梨」

夢結「ブッ!」

翔悟「ゼェハハハハハ!!」

ミリアム「今度は笑い方は可笑しくなったぞ」

梨璃「あぁ!それは!」

結梨「私、結梨。梨璃が言ってた」

梨璃「それは本名で思い出すまでの仮の名前で…」

翔悟「じゃあこれはどうかな?」

 

翔悟はボイスレコーダーを出して再生させた

 

梨璃『結梨ちゃーん!ご飯ですよー!』

梨璃『結梨ちゃんご本読もうか』

梨璃『結梨ちゃん一緒にお風呂行こー!』

 

翔悟「ね?」

梨璃「しょ、翔悟さん!?いつの間にこんなものを!?」

翔悟「いや〜面白くてつい…」

 

※盗聴は犯罪です

 

二水「というかそれ、私が付けた梨璃さんと夢結由様のカップルネームじゃないですか!」

翔悟「まさか二水さんのカップルネームがここで役に立つとは」

梨璃「い、いえ!あの…それは〜!」

神琳「あら〜良いんじゃないでしょうか〜!」

雨嘉「似合ってる、と思う」

梅「なんか愛の結晶って感じだな!」

鶴紗「一緒に猫缶食うか?」

翔悟「こら人に猫缶を勧めないというかそんなの食ってるの!?」

楓「いつの間にやら既成事実が積み重ねられていますわ…」

翔悟「いや、作ってないから」

ミリアム「じゃあ決まりじゃろ?」

二水「その名前でレギオンにも登録しちゃいますね〜!」

梨璃「二水ちゃん!?」

翔悟「これで11人…サッカーできるね!」

鶴紗「なんだそれ食い物か?」

翔悟「違う」

二水「苗字は取り敢えず一柳さんにしときますね〜!」

梨璃「えぇ〜!?」

夢結「まぁ、良いんじゃないかしら?梨璃」

結梨「おいひい…」

 

命名 『一柳結梨』

 

理事長代行室

 

史房「彼女を生徒にするとは…思い切りましたね」

咬月「身元がどうあろうがリリィであればリリィとして正当に扱われるべきじゃからな」

史房「…影で探っている人たちもこれで表舞台に立たせる敢えなくなるでしょうね」

 

??「…………」

 

 

夢結「………」

翔悟「夢結様〜!」

夢結「翔悟、待っていたわ」

翔悟「すみません日程ずらして頂いて」

夢結「良いのよ別に、結梨のお世話係をしたのでしょ?」

翔悟「えぇ祀様に頼まれて」

夢結「そう…それで話とは?」

翔悟「………最近、見えるんです」

夢結「見える?何が?」

翔悟「貴方の…お姉様が」

 

翔悟は夢結の隣を見るとそこには川添美鈴がいた

 

美鈴「やぁまた会ったね翔悟」




次回予告

二水「次回は結梨さんに試練が訪れます!」
梨璃「頑張って結梨ちゃん!」

次回 結梨の試練
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