リリィと1人の異世界人   作:彩推しのゲーマー

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こんちゃ〜彩推しのゲーマーですって挨拶したいんですけど翔悟君がどっか行っちゃんだよ〜!!やばいやばい!どうしよう…!…でも今更焦っても仕方ない…まずあの子達に真実を伝えるとするか

それでは皆さんごゆっくり…


第13話 落とし物

前回のあらすじ

前回、ヒュージと見なされゲヘナと政府から捕獲命令が出された結梨。しかし翔悟と梨璃は結梨を連れて逃亡、2人には逮捕命令、結梨には捕獲命令が出された。一方一柳隊は翔悟達を保護するべく動く。そしてその裏で百由は結梨の疑いを晴らすため政府にヒュージではない事を説得し最終的に結梨は人間だと認められ、捕獲命令並びに翔悟と梨璃の逮捕命令を撤回し終わった…はずだったのだが、ヒュージが急襲し翔悟と結梨でこれを殲滅した。しかし爆発寸前翔悟を外に飛ばし結梨はヒュージと共に空へ散った

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ヒュージとの激戦から翌日、リリィ達は花を添えていた。

 

リリィ達「…………」

 

『一柳結梨』

 

そう、名が刻まれたお墓に……

 

そしてその一方

 

梨璃「………」

 

地下に収監されている梨璃、その目には光が一つもなかった

 

カフェテリア

 

壱「どうして翔悟と梨璃が罰を受けなきゃならないんですか?」

亜羅椰「結梨が人だって認められたなら翔悟や梨璃のした事だってお咎め無しってことになるのではありません?」

天葉「命令は命令。たとえそれが間違いから出たとしても撤回されるまでは有効よ」

依奈「命令を守ったり守らなかったりでは仲間を危険に晒すことになるでしょう」

壱「そんなの分かってます…けど、リリィには臨機応変な状況判断も認められているはずです」

空葉「そうね、でもそれは百合ヶ丘での話。外にはそれを快く思わない人たちもいるのよ」

依奈「百合ヶ丘にはたとえ形式上でも翔悟君や梨璃さんを罰する必要があるの?」

亜羅椰「ばっかばかしい…」

樟美「翔悟さん、梨璃さん、可哀想……」

壱「それじゃあ…まるで見せしめですよ」

空葉「……それに、その彼はまだ見つかっていないようだし…」

月詩「翔悟……」

 

理事長代行室

 

咬月「彼の捜索は?」

吏房「はい、現在捜索中ですが海面上に彼が戦闘中に使用していたとされる武器を発見しましたが、未だ…」

咬月「そうか…」

 

地下

 

梨璃「………」

夢結「梨璃」

梨璃「………夢結様、どうして…誰とも会えないって…」

夢結「シュッツエンゲルの特権ね、と言ってもほんの10分程度だけど……どうかしら?具合は」

梨璃「分からないです……」

夢結「………そうね、馬鹿な質問だったわ」

梨璃「いえ……そういえば、翔悟さんは?」

夢結「………現在生徒会率いる他のリリィ部隊が捜索中よ。彼が使ったとされる武器は回収できたみたいだけど……」

梨璃「そう、ですか……」

夢結「……髪がボサボサね、こんな時でも身だしなみは大切よ………?梨璃、貴方髪飾りは?」

梨璃「え……?ぁぁそうですね…なくなっちゃったんですね…」

夢結「………」

 

夢結は部屋を出ると楓がいた

 

楓「私の部屋にもこんな自動ドアが欲しいですわ」

夢結「施設科に上信なさい」

楓「いちいち口にしなくたってリリィなどしていれば誰だって何かしら抱えているものですわ」

夢結「?」

楓「お一人様など気取っていないで少しは周りを頼ってみてはいかがと申し上げているんです!」

夢結「……あぁ」

楓「ほんっと面倒くさいお方ですわっ!」

 

一柳隊控室

 

楓「髪飾り…あの四葉のクローバーのですか?」

二水「そういえば無くなっていたかも…」

鶴紗「夢結様、それを探すつもりか?」

ミリアム「とは言え、1人じゃ無理じゃろうな…」

楓「まさか浜辺で無くした髪飾りを探す話とは…思いもよりませんでしたわ〜」

夢結「頼れと言ったのは楓さんでしょ……今の梨璃は心に硬い殻を作ってしまっているわ…後悔や悲しみをその内側に押し込め続ければ、いつかは自分で自分を呪うようになるでしょう」

楓「まるで誰かさんのようですわね…」

夢結「梨璃にはそんな風になってもらいたくないの」

神琳「髪飾りを見つければ梨璃さんが立ち直ると?」

夢結「…………」

楓「……あぁ〜もう!分かりましたわ!やりぁ良いんでしょ!」

神琳「奇跡は自らの手で起こすものです。普通の人なら無理だとしても私達にはレアスキルがあります」

鶴紗「探し物に使えるレアスキルなんてあったか?」

神琳「レアスキルは組み合わせによって無限の可能性を引き出せます。特に私のテスタメントなどは重複系のレアスキルですからそれで知覚系のレアスキルを強化して…」

二水「そっか!私の『鷹の目』を強化して貰えば良いんですね!」

楓「あら?私の『レジスタ』なんて知覚系ですわよ」

ミリアム「ならばわしはフェイストランセンデンスでマギの供給か!雨嘉と鶴紗はなんじゃったっけ?」

雨嘉「私のは『天の秤目』ナノレベルで対象の位置を把握できる」

鶴紗「『ファンタズム』未来予知みたいなもん」

神琳「知覚系が多いのは幸いね、ええっと…夢結様は…あっ!」

夢結「私の『ルナティックトランサー』なんてどうせ馬鹿みたいに暴れるだけで…」

梅「気にすんな!私の『縮地』だって此処じゃ役に立たないから!」

二水「…でも翔悟さんはどうするんですか?」

鶴紗「確かに…まだ見つかっていないんだろ?」

一柳隊「………」

夢結「……大丈夫よ、翔悟なら…きっと生きているわ」

 

現実世界

 

彩「翔悟君が……異世界に?」

彩推し「倒れた直後彼はもう死んでいたけど僕の権限で魂だけを持って行き神様に生き返させるようお願いした」

悠斗「じゃあどうしてこいつの意識は戻らないんだよ!」

彩推し「生き返させることは約束してくれた…けどその後は神様自身の判断ってことになる訳…だから僕にもどうにでもできないんだけどもし何かと戦うことになったりするかもしれないから神様には僕からの特典を渡しておいた…彼を守ってくれるアイテムをね(でも、どうして翔悟君の反応が突然消えたんだろう…まさか…いやいやそんな筈ない!生きていてくれよ!翔悟君!)」

 

1日目

 

神琳「『テスタメント』、参ります!」

 

神琳は『テスタメント』を発動

 

二水「た、『鷹の目』!」

 

ミリアム「『フェイストランセンデンス』!受け取れ!わしのマギ!」

 

神琳、ミリアム二つのレアスキルを二水にぶつけた

 

二水「し、視界が広がって…色々見えます!見えすぎます〜!!はわわわ…!」

 

二水とミリアムは倒れた

 

神琳「二水さんに負荷が掛かり過ぎましたね…失敗ですが良いデータが取れたので今日のところは良しとしましょう」

 

ミリアム「よ、よかないわ……」

 

楓「前途多難ですわ…」

夢結「………」

 

2日目

 

神琳「昨日の失敗を踏まえ、今日は新しい組み合わせで行こうと思います。まず二水さん」

二水「また私〜!?」

神琳「安心して今度は二水さんの『鷹の目』のスキルを皆さんに分担してもらいます。さぁ行きますよ!」

ミリアム「ファイト一発!おりゃ!」

 

ミリアムは神琳のCHARMにCHARMをぶつけて夢結達に『鷹の目』を分担させた

 

ミリアム「ぐへ…」

 

ミリアムまたしても倒れる

 

梅「おぉ!なんか鳥になったみたいだ!」

鶴紗「これが鷹の目か…」

夢結「………」

楓「とはいえ、まだまだ焼き石に水ではなくて?これなら私のスキルの方が……?」

 

楓は何かを見つける

 

楓「これは……」

 

浴室

 

ミリアム「あぁ〜…」

二水「お疲れ様ですミリアムさん」

ミリアム「これ、いつまで続くんかのぉ…」

鶴紗「見つかるか諦めるまで」

雨嘉「楓じゃないけどこんな事で本当に見つかるのかな?」

神琳「努力は続けるべきだわ」

二水「……?あれ?そういえば楓さんは?」

鶴紗「さっき出てった」

二水「珍しいですね…いつもは1番長湯する人なのに」

 

更衣室

 

楓「ゔぇっくし!」

汐里「ひっ!…楓さん?どうしました?」

楓「…あの、ちょっとよろしくって?」

 

理事長代行室

 

咬月「これが?」

吏房「5ヶ月前、ヒュージの体内から回収されたCHARNです」

 

咬月の目の前にはダインスレイヴが置かれていた

 

咬月「これが2年間、ヒュージと共にあったと言うのか……2年前…甲州撤退戦…か」

 

地下

 

梨璃「………」

 

数週間前 

治療室

 

結様「じー…」

梨璃「?」

翔悟「どうした?」

結梨「梨璃のそれ綺麗…」

 

結梨は梨璃がつけている髪飾りをみていた

 

梨璃「あぁこれ?四葉のクローバー、よくあるアクセサリーだよ」

結梨「良いなぁ〜」

梨璃「此処に来る時お父さんに買ってもらったものだから……じゃあ今度私の非番の時お買い物に行こうよ!何かプレゼントしてあげる!」

結梨「本当〜!?じゃあこれから行く!?」

梨璃「あはは…すぐには無理だよ」

結梨「……分かった、じゃあ約束!」

梨璃「うん!」

結梨「翔悟も!」

翔悟「はいはい」

 

梨璃「…何も、してあげられなかった……」

 

3日目

 

楓「さぁ!今日も張り切って参りましょ〜!」

鶴紗「急にどうした」

ミリアム「腹でも壊したか」

楓「千里の道も一歩から、ですわ!」

夢結「さっさと始めましょう」

 

4日目…5日目…6日目と捜索は続くが髪飾りは見つからなかった

 

夢結「………」

 

浴室

 

ミリアム「あぁ〜お湯が骨身に染みるぞい…」

神琳「此処のところ冷えますものね」

二水「あぁどうしよう…明日には梨璃さんの謹慎が解けちゃいます…」

雨嘉「結局見つからないのかな…」

鶴紗「四葉のクローバー…だけに」

 

すると

 

壱「梨璃が戻ってくるのに何が困るの?」

亜羅椰「ねぇ貴方達、最近浜辺で何してるのよ」

二水「それは……」

雨嘉「探し物をしてるんだけど」

樟美「探し物?」

 

汐里「楓さん、今日もですか?」

楓「えぇ、是非お願いしますわ」

 

壱「そっか、梨璃の髪飾りをね」

樟美「私も手伝いたい」

二水「え?良いの?」

亜羅椰「早く見つけないと、いた次のヒュージが現れるのか分からないでしょ?」

壱「また戦闘があったらもう見つからないかも」

神琳「えぇ夢結様達にも話してみましょう」

 

そして7日目…梨璃の謹慎解除日

 

夢結「!」

 

夢結の前には多くのリリィ達が集まっていた

 

夢結「ありがとう…恩にきるわ…」

壱「ブッ!」

空葉「恩にきるっていつの人よ」

夢結「ごめんなさい、こんな時どういえば良いのかわからないくて」

空葉「仲間を失ったのは私たちも一緒よ。だったらせめて落ち込んでいる梨璃のためにもなんとかしたいと思うのは自然な事でしょ?」

楓「ゔぇっくし!」

雨嘉「わっ!いないと思ったら先に来てたんだ」

神琳「大丈夫です?」

楓「いいえ…おがまいなく…」

 

空葉「レアスキルを合成させるなら接触式の方が非接触式よりも効率は良いわ。とはいえ、こんな大勢でやったことはないけど…今よ!」

 

ミリアム 亜羅椰「必殺!『フェイストランセンデンス』!」

 

ミリアムと亜羅椰は周りにレアスキルを発動させ髪飾りを探す……すると一つの光が見えた

 

夢結「!」

 

リリィ達「あったーー!」

 

すると楓は梅にまたがった

 

楓「あそこです梅様!レアスキル『縮地』ですわ!はいよー!」

梅「お、おう!」

 

梅は『縮地』を発動し走り出した

 

鶴紗「な、なんだ?」

 

梅「うおぉぉぉ!」

 

海面を走り髪飾りの元へと向かう

 

楓「もう少しですわ〜!」

梅「いっけぇー!楓ー!」

 

梅は楓を投げ楓は髪飾りを手に入れた

 

楓「ありましたわ〜!」

 

そして地下

 

梨璃「………!」

 

梨璃は部屋から出ると大勢のリリィがいた

 

夢結「ごきげんよう、梨璃」

梨璃「夢結様…皆さん…」

楓「梨璃さん。さ、これを」

 

楓は梨璃に髪飾りを渡す

 

梨璃「……これ」

楓「ささっ!いつまでもご覧になってないでさっさとお付けになって!」

梨璃「これ、どこに売ってたんですか?」

楓「えぇ!?」

リリィ達「?」

夢結「………」

梨璃「私の付けていたのとそっくり…」

二水「そっくり!?」

雨嘉「同じものじゃ…」

梨璃「私のは四葉の1枚にヒビが入ってたの…でもこれには無いし…」

楓「ほ、ほほほ…それはリサーチ不足…」

夢結「どいうことかしら?楓さん」

楓「い、いやですわ〜夢結様、そんな怖い顔をして…おほほ…」

 

夢結は焦げたもう一つの髪飾りを梨璃に見せた

 

夢結「これは?」

梨璃「これ……これ私のです!」

二水「梨璃さんの髪飾りが2つ?」

汐里「新しいのは楓さんご自分で作ったんです」

二水「汐里さん!?」

梅「どう言う事だ?」

楓「………本物は2日目だか3日目だがに浜辺で見つけていましたの……だけどたとえ見つかってもこれでは梨璃さんを余計悲しませるだと…」

神琳「では…今日のお昼、見つけたのは……」

楓「あんな大掛かりに探されては流石に本物のありかがバレてしまいますから、早起きして本物を仕込んでおいたんですの」

ミリアム「わしらまで謀っとったとは…」

楓「で、私が最初にそれを手にして昨夜できたばかりの偽物とすり替えてたという寸法ですわ」

雨嘉「楓が…そんな手の込んだことを!」

楓「えぇ!えぇ!梨璃さんやみなさんを欺いたのは紛れでもない事実ですわ!煮るなり焼くなり好きにしてくださいまし!バレたらバレたで私1人が全ての攻めを負えば済むことですもの!」

壱「思いっきり汐里を巻き込んでるし」

汐里「いえ、私は工作室をお貸ししただけで何をなさっていたかは此処で知りました」

梨璃「………」

梅「楓…」

楓「な、なんですの…?」

梅「お前いい奴だな!」

汐里「うんうん」

楓「え?」

 

すると梨璃は楓を抱きしめる

 

楓「!」

梨璃「ありがとう、楓さん」

楓「ど、どういたしまして…」

梨璃「それに、みなさんも…楓さんの言う通りかも。この髪飾りだけだったら私辛いことしか思い出せないかもしれない…だけどこっちのもあればみんなの気持ちを感じて嬉しい気持ちになれるから…私にはどっちも本物です」

楓「は、はぁ…それは、あれですわね狙い通りって奴ですわね…あはは…」

夢結「お立ちなさい、私からもお礼を言うわ。ありがとう楓さん」

楓「そんな、私は梨璃さんのためにしたんです。夢結様にまでお礼を言われる筋合いはありませんわ」

夢結「シュッツエンゲルとして…姉として言っているの」

楓「あぁそれはあれですわね!梨璃さんは私のものよ渡さないわという私への感性ですわね」

夢結「えぇその通りね」

楓「あぁ!認めましたわね!」

鶴紗「もうやめとけお前はよく戦った」

 

梨璃「ふふっ……あれ?」

夢結「!」

梨璃「どうしたんだろう、嬉しいのに…なんで…う、うっうっ………わぁぁぁぁぁ!」

夢結「お泣きなさい、梨璃。今の貴方に必要なのは…なんでもいい、自分の気持ちを表に表すことよ」

梨璃「私、守れなかったんです!結梨ちゃんを…私が…ちゃんとしなくちゃいけなかったのにっ!」

 

すると夢結は梨璃を抱きしめた

 

夢結「貴方は出来ることだけのことをしたわ。あれは…誰にも防げなかった…それに…彼も…翔悟もきっと貴方と同じ気持ちよ」

 

理事長代行室

 

百由「さて…どこから話したもんですかね〜」

吏房 祀 眞悠理「要点を」

百由「……んじゃあ出来るだけさらっと言いますが…このダインスレイフの術式は何者かによって書き換えられています」

咬月「………」

百由「書き換えられた術式はヒュージになんらかの影響を与えたと考えられています」

咬月「CHARMを解してヒュージを?そんな事が可能なのか?」

百由「詳しいことは何とも…ただリリィもヒュージもマギを共有している以上根は同じ。元々、親和性が高いと言えます」

咬月「…確かこのダインスレイフは白井君の物だったな」

百由「……えぇ、ですが最後の契約者は……」

吏房 祀 眞悠理「!」

咬月「川添君か…」

吏房「はい、回収される前このCHARMを最後に手にしたのは当時の夢結のシュッツエンゲル……川添美鈴様です」

 

そしてその頃

 

海中

 

翔悟「(……ここは…海の…中?……そうか俺……あの時…結梨に押されて…)」

 

 

翔悟『結梨?』

 

結梨『翔悟、梨璃!私、出来たよ!』

 

翔悟「(!……そうだ俺……結梨を…守れなかった…)」

 

すると

 

??『そうだ、お前は誰1人…守ることなんて出来やしない』

翔悟「(誰…だ?……でも…もう…そんなこと…どうでも良いや…)」

 

翔悟から黒いオーラが出ていた

 

お墓

 

梨璃 夢結「………」

 

梨璃「……やっと来る事ができました」

 

梨璃と夢結は結梨のお墓に来ていた

 

梨璃「あの……」

夢結「?」

梨璃「美鈴様にもご挨拶しませんか?」

夢結「……そうね」

梨璃「お姉様は美鈴様の事どうやって乗り越えたんですか?」

夢結「さぁ…でも起きてしまったことは時間をかけて受け入れるしか無いわ…もう起きてしまって…どうしようもない事は…」

梨璃「私はまだまだ掛かりそうです」

夢結「それでいいのよ。人の死の最も残酷な事はその人にまつわる一切のものが、断ち切られてしまうことよ。その思いも願いもあらゆる感情も…永遠に宙に浮いたままとかを止めてしまう…残されたものはそのことにただ…戸惑うことしかできない」

美鈴「上出来だ」

 

川添美鈴が夢結の目の前に現れた

 

夢結「!」

美鈴「大切なシルトを不安にさせちゃいけない…」

夢結「……たとえ幽霊であっても…本人とまた気持ちを交わす事ができるならそれは救いと言えるかもしれないわね」

梨璃「?」

夢結「(……だけど、貴方は…)」




次回予告

??「さぁ…坊主の願いの為に…この世界を壊すとするか」

次回 オルタ
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