リリィと1人の異世界人   作:彩推しのゲーマー

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こんちゃ〜彩推しのゲーマーです!
翔悟君…何処にもいないなぁ一体何処に行ったのやら…誰か知ってる人いたら教えてくれ!


第14話 オルタ

前回のあらすじ

前回、結梨の死亡後謹慎をくらった梨璃と現在行方不明の翔悟。

梨璃の髪飾りがない事に気づいた夢結は一柳隊……そして多くのリリィ達で捜索し見つけ彼女に笑顔が戻った。

しかしその頃翔悟は…

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浜辺

 

??「………」

 

ある1人が結梨のCHARMの前で不気味な笑みをしていた

 

一柳隊控え室

 

梨璃「翔悟さん、まだ見つかっていなんですか?」

雨嘉「あれからもう1週間は過ぎてるよね?」

神琳「今も探しているみたいだけど手がかりがまだないみたいね」

二水「心配です…」

楓「全く、梨璃さんが元気になったというのにあの方は何をやってらっしゃいますの!?」

夢結「今は信じて待ちましょう…彼の帰りを」

 

 

吏房「本日も手がかりは無し…か……?あれは…」

 

吏房は浜辺の向こうにいる1人を見つけた

 

工廠科

 

百由「え?翔悟君まだ見つかってないの?」

ミリアム「うむ」

百由「彼も相当なショックを受けてるでしょうね…」

ミリアム「最後に結梨の近くにいたのはあいつじゃったからな…今頃何をやっとるやら…」

 

浜辺

 

??「…………」

吏房「…見つけましたよ水守君」

 

吏房は翔悟にCHARMを向ける

 

翔悟「………」

眞悠理「貴方を保護します」

翔悟「………」

祀「翔悟君…?」

翔悟「…あーあ、見つかってしまいましたか…なら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔悟?「殺さねぇとなぁ!!」

吏房達「!」

 

百合ヶ丘

 

『ゴーン!ゴーン!』

 

ヒュージ出現を示す鐘が鳴り響く

 

梨璃「皆さん行きましょう!」

二水「ヒュージの出現場所はって……え!?」

梅「どうした?」

二水「…この反応…ヒュージじゃありません!」

一柳隊「え!?」

梨璃「二水ちゃんどういう事?」

二水「分かりません…私も何が何だか…」

夢結「取り敢えず向かいましょう。二川さん場所は?」

二水「はい反応があった場所は……ってえ?」

鶴紗「今度はどうした」

二水「反応があった場所なんですけど…」

 

浜辺

 

梨璃「ここって…」

夢結「間違い無いわ翔悟の消息が消えてしまった場所、そして……」

梨璃「!あ、あれは!」

 

梨璃は何かを見つける

 

楓「梨璃さん!?」

 

祀「う、うぅ……」

 

梨璃が見つけたのは深い傷を負った祀だった

 

梨璃「祀様!しっかりしてください!」

祀「り、梨璃さん…」

夢結「梨璃どうしたの…って祀!」

祀「ゆ、夢結…梨璃さん…逃げて……翔悟君が…」

梨璃「しょ、翔悟さんが?」

 

すると向こうから歩いてくる1人の男がいた

 

楓「あれは……」

梨璃「?」

 

梨璃は楓が見ている方に顔を向けると翔悟の姿がいた

 

梨璃「翔悟さん!」

翔悟?「………」

二水「翔悟さんです!やっと見つけました!」

梨璃「翔悟さん!どこ行ってたんですか?みんな心配して…」

夢結「!梨璃止まりなさい!」

梨璃「え?」

楓「何か様子が変ですわ」

 

すると翔悟の髪が段々と白なり目が赤へと染まっていった

 

神琳「あの姿はまさか!」

雨嘉「ルナティックトランサー…」

夢結「!」

 

すると

 

翔悟?「…ルナティックトランサー?フッ、そんなちゃちなもんじゃあねぇぜ」

夢結「貴方!一体何者なの!?」

翔悟?「俺か?俺はオルタ。こいつの中に潜む悪魔だ」

楓「悪魔ですって?」

梨璃「今すぐ翔悟さんの体から離れてください!」

オルタ「そいつぁ無理な話だな。俺たちの体は一心同体だからな」

夢結「貴方の目的はなんなの!」

オルタ「俺の目的はこの坊主の願いを叶える事だ」

楓「願いですって?」

オルタ「それは…」

 

するとオルタはリベラドライバーを装着し新たなバイスタンプを手に生み出した

 

オルタ「お前らリリィとヒュージを全て潰しこの世界を破壊し作り直す事だ」

一柳隊「!?」

 

オルタコブラ!

 

オルタはバイスタンプをリベラドライバーにさした

 

What’s coming up!? Revolution!

 

オルタ「変身」

 

オルタアップ…Ruin!Destruction!Disappointment!仮面ライダーオルタ!フハハ!

 

一柳隊「!!」

楓「なんて禍々しい姿ですの…」

オルタ「さぁリリィ共!死ぬか生きるかの戦いを始めようぜぇ!!」

夢結「…やるわよ」

梨璃「お姉様!?」

二水「本気で言ってらっしゃいます!?」

神琳「でもこのまま戦わなければ私たちもタダでは済みませんよ?」

梨璃「そんな…」

 

オルタ「なんだ、こねぇのか?こねぇならこっちからいくぞぉ!!」

 

オルタは楓に一直線に向かい一撃を喰らわせ楓はCHARMでガードしたが耐えきれず飛ばされた

 

梨璃「楓さん!」

オルタ「オラァ!」

 

次は梨璃にターゲットに絞り迫る

 

梨璃「翔悟さん!目を覚ましてください!」

オルタ「無駄だ、コイツにはお前の声など届きやしない!」

梨璃「そんな事!」

 

梅「やあぁぁぁぁぁ!」

オルタ「…無駄な事を…」

 

梅はオルタに攻撃を仕掛けるがそこに姿は無かった

 

梅「何!?」

オルタ「おせぇ」

 

消えたオルタは梅の後ろいた

 

梅「!」

 

必殺承認!必殺!必殺!必殺!

 

オルタ「死ね」

 

オルタコブラ!オルタナティックスマッシュ!

 

梅「があぁぁぁ!」

夢結「梅!」

 

オルタ「お次はテメェだ!」

夢結「!」

 

オルタは夢結に迫った

 

夢結「翔悟…」

オルタ「オラァ!」

 

オルタは強烈なパンチをかますが夢結は軽々と避け攻撃を仕掛けた

 

オルタ「おっと…?…こいつぁ…」

 

オルタは何かを見つけた

 

夢結「はあぁぁぁぁぁ!」

 

夢結はオルタに攻撃を仕掛けるとオルタは何かで塞いだ

 

夢結「!」

 

オルタが待っていた物、それは結梨のCHARMだった

 

オルタ「ハッハッ!良いもん拾ったぜ」

鶴紗「あれは!」

二水「結梨さんのCHARMです!」

梨璃「………」

 

梨璃は立ち上がりオルタの方へ歩いて行く

 

楓「り、梨璃さん…?」

梅「梨…璃…」

 

オルタ「?なんだ?今度はお前が相手をしてくれるのか?」

梨璃「……して…」

オルタ「あ?」

梨璃「そのCHARMを返して!」

 

そしてオルタに向かって走り出す

 

夢結「梨璃!やめなさい!」

梨璃「やぁぁぁぁぁ!」

オルタ「………」

 

梨璃はCHARMで攻めるがオルタに簡単に受け止められてしまう

 

オルタ「お前と俺じゃあ格が違うんだよぉ!!」

梨璃「くっ…!」

 

すると梨璃のCHARMの刃にヒビが入り破れた

 

梨璃「CHARMが!」

オルタ「オラァ!」

 

オルタは蹴りをかまし梨璃は飛ばされた

 

梨璃「あぁぁ!」

神琳「梨璃さん!」

 

梨璃「うぅぅ…」

 

梨璃は起きあがろうするがCHARMの刃を向けられた

 

オルタ「終わりだ」

梨璃「!」

オルタ「愛した者のCHARMで眠れ」

 

オルタは梨璃にCHARMを振る

 

夢結「梨璃!!」

 

するとその時オルタが何者かに攻撃をされた

 

オルタ「?」

 

二水「あ、あれは!」

 

二水が見た向こうには

 

月詩「………」

 

アールヴヘイムの高須賀 月詩が立っていた

 

オルタ「なんだぁ?」

??「私達のことも忘れないでよ!」

オルタ「!」

 

後ろから攻撃を仕掛けられたオルタは咄嗟にかわした

 

壱「大丈夫?梨璃さん」

梨璃「アールヴヘイムの皆さん…」

樟美「無事で良かった…」

 

空葉「翔悟!何やってるの!」

オルタ「翔悟だと?…俺はオルタ。こいつの中に潜む悪魔だ」

亜羅椰「悪魔ですって?」

依奈「貴方の目的は何?!」

オルタ「俺はお前らリリィとヒュージを全て殲滅しこの世界を破壊し作り直す事だ」

月詩「翔悟…」

オルタ「邪魔立てするのであればまずはテメェらからぶっ潰して…」

 

するとオルタの動きが止まった

 

リリィ達「!」

オルタ「な、なんだ……体が動か……まさか!」

 

するとオルタの体の中から誰かの声が聞こえた

 

??『やめ…ろ…!梨璃さん…達に…手を…出すな』

 

梨璃「この声…」

オルタ「チッ!ここまでか…まぁ良い…次会うときは今度こそテメェらを必ず潰す」

 

そう言いオルタは何処かへ去っていった

 

梨璃「行っちゃった…」

夢結「梨璃!」

梨璃「お姉様…」

 

夢結は梨璃に迫り抱きしめた

 

夢結「無事で良かった…取り敢えずガーデンに戻りましょう」

梨璃「はい…」

 

治療室

 

二水「まさか翔悟さんが敵になるなんて…」

雨嘉「やっぱりあんなことになっちゃったのって…」

神琳「恐らく結梨さんが原因ね…」

梨璃「………」

 

すると

 

百由「はぁい皆んな」

梨璃「百由様?」

百由「ちょっと私の部屋に来てくれる?」

梨璃「?」

 

百由の部屋

 

百由「皆んなも知ってる通り、翔悟君は現在やばい状況になっているわ。そのせいで生徒会メンバーのリリィは全員負傷…挙げ句の果てには結梨ちゃんのCHARMを奪われてしまった…」

梨璃「……あの、翔悟さんが使っているアレって…」

百由「……レアスキルよ」

梨璃達「え!?」

百由「『オルタナティックトランサー』…そう呼称するわ。彼が持っている『バーストアップ』それと同じ数値が出ているの」

二水「あり得ません…レアスキルを2つ持っているなんて…」

百由「恐らく、あのレアスキルは翔悟君本人が出しているものではなく悪魔のオルタが出しているものと予想しているわ」

梨璃「翔悟さんを元に戻すことは方法はあるんですか?」

百由「その言葉を待ってました!」

 

百由はある一つのバイスタンプを出した

 

夢結「それは?」

百由「今出来立てホヤホヤの新しいバイスタンプ!その名も『バーストウルフバイスタンプ』よ!」

神琳「それで翔悟さんを元に戻せるんですか?」

百由「んー厳密に言うとそうだけどこれだけじゃあ出来ないんだよね」

雨嘉「え?じゃあどうやって…」

百由「それは、これを使うのよ!」

 

百由はナックルクローを出した

 

梨璃「それ!翔悟さんが持ってた…」

百由「このナックルクローと合体させその技でオルタにぶつけるのよ!そうする事でオルタを体内から破壊されすれば翔悟君を元に戻せるはず!」

ミリアム「でもそれってジャンヌから出てるライダーシステムで動くんじゃろ?ワシらに使えるのか?」

百由「安心しなさいぐろっぴ!ちゃんとリリィに使えるようにしてあるわ……という事でこれを渡しておくわ」

 

百由は梨璃にナックルクローとバーストウルフバイスタンプを渡した

 

??

 

翔悟「………」

オルタ「よお坊主、まさかまだ意識が残っていたとわな」

翔悟「お前は…誰だ?」

オルタ「俺はオルタ。お前の中に潜む悪魔だ」

翔悟「俺の…悪魔?一体何が目的だ」

オルタ「俺はリリィ達とヒュージを殺しこの世界を作り直す事だ」

翔悟「世界を…作り直す?」

オルタ「お前が望んだ世界だ」

翔悟「俺はそんな世界望んでなんかない!ここでお前を倒す!」

オルタ「本当にできるのか?一柳結梨…彼女を守れなかった弱者のお前が」

翔悟「!!」

オルタ「お前は弱い。だからあのリリィどもも元の世界の奴らも…もう誰もお前は守れない」

翔悟「……」

 

翔悟は彩を思い浮かべる

 

翔悟「彩…ちゃん…結梨…俺は……」

オルタ「分かったならとっとと眠れ…永遠にな」

 

一柳隊控え室

 

神琳「翔悟さんを元に戻せる手段は分かったとして…あとはオルタですね…」

ミリアム「アイツ…物凄く強かったからの…」

二水「はい、アールヴヘイムも手を焼かれていましたから…」

雨嘉「私たちに出来るかな…」

梨璃「出来ます!私たちが力を合わせればきっと翔悟さんを元に戻せます!」

夢結「梨璃……」

 

いつかの日

 

調理室

 

夢結『……』

翔悟『珍しいですね夢結様が調理室にいるなんて』

夢結『翔悟…実は梨璃や結梨にお菓子を作ってあげようと思ってて…結構難しいのねお菓子作りって』

翔悟『まぁ確かにお菓子作りって難しいですからね…気持ちはわかります』

夢結『やっぱり…私には…』

翔悟『諦めちゃダメですよ』

夢結『え?』

翔悟『確かに最初は上手くいかないと思います、僕でも最初は苦戦しましたよ。でも諦めず作り続ければいつかはきっとできます!だって…諦めなければ終わりじゃないですから!』

夢結『翔悟……そうね、もう少し頑張ってみるわ』

翔悟『はい!僕もお手伝いしますよ!』

夢結『ありがとう翔悟』

翔悟『それで何作ろうと思ってるんです?』

夢結『ショートケーキを…』

翔悟『また難しいのを選びましたね…』

 

夢結「そうね…『諦めなければ終わりじゃない』。私達で彼を必ず元に戻しましょう」

梨璃「…!はい!お姉様!」

 

すると

 

天葉「私たちも手伝うよ!

 

アールヴヘイムのリリィ達が来ていた

 

二水「アールヴヘイムの皆さん!」

樟美「翔悟さんにもっと沢山料理を教えたいです」

月詩「私も翔悟ともっと格ゲーしたい!」

亜羅椰「あの人に一発ぶち込まないと気が済まないからね」

 

??「私も今まで言われた借りを返さないと行けませんわ」

 

負傷していた楓達もいた

 

夢結「貴方達…でも怪我は…」

梅「これくらいどうって事ないゾ!」

梨璃「皆さん…!ありがとうございます!」

 

すると学院の鐘が鳴り響いた

 

梨璃「皆さん、行きましょう!」

 

崩壊した町

 

汐里「ぐっ…!」

オルタ「オラオラどうしたぁ!その程度かぁ!」

汐里「つ、強い…こんな力一体どこから…」

 

するとその時オルタに攻撃が当たった

 

オルタ「?なんだぁ?」

 

オルタは振り返ると梨璃達がいた

 

汐里「梨璃さん!」

オルタ「来やがったな?今度こそ潰してやる!」

梨璃「オルタ!翔悟さんを返してもらいます!」

オルタ「ハッ!やれるもんならやってみやがれぇ!」

 

梨璃「はぁぁぁ!」

オルタ「オラアァァァ!」

 

オルタ「そんなボロボロなCHARMでこの俺に勝てると思ってるのかぁ!」

梨璃「そんなこと…!」

 

梨璃とオルタはそれぞれCHARMを交わり続け攻防する

 

梨璃「はぁぁぁ!」

 

そしてオルタは攻撃を避ける

 

オルタ「!」

 

オルタは空葉の攻撃を咄嗟に避ける

 

オルタ「ふん、無駄な事を」

空葉「…それはどうかな?」

オルタ「何?…がはっ!」

 

オルタは何処からか攻撃を喰らった

 

雨嘉「………」

 

その攻撃は『天の秤目』を使った雨嘉の狙撃だった

 

オルタ「バカな…」

夢結「…やはり百由が言っていた通りね」

オルタ「なんだと?」

 

百由の部屋

 

百由『あ、言い忘れていたけどオルタの『オルタナティックトランサー』の効果だけど…あれは未来予知よ』

夢結『未来予知?』

百由『そ、次どの攻撃をするのかを予測して攻撃を避けたり仕掛けたりしていく能力のことよ』

梨璃『そんなのどう対応すれば』

百由『心配ご無用!いくら未来予知ができるからと言っても弱点はある。能力を使い続ける事でその力は低下していくだから怯まず攻撃を仕掛ければ…』

雨嘉『隙ができて攻撃ができる』

百由『その通り〜!』

 

オルタ「くっ…テメェらあぁぁぁぁぁ!」

 

オルタはリリィ達に迫っていく

 

夢結「来るわよ!」

 

必殺承認!必殺!必殺!必殺!

 

オルタ「全員塵となれぇ!!」

 

オルタコブラ!オルタナティックスマッシュ!

 

オルタは強力なビームを梨璃達に放った

 

楓 亜羅椰「はあぁぁぁぁぁ!」

オルタ「何!?…グァッ!」

 

楓と亜羅椰はオルタを切りつけた

 

梅「いくぞ、鶴紗!」

鶴紗「はい!」

 

梅と鶴紗も続く

 

オルタ「ぐっ…!」

 

神琳「雨嘉さん、私たちも!」

雨嘉「うん!」

ミリアム「ワシらもいくぞ二水!」

二水「はいぃぃ!」

 

オルタ「て、テメェら…」

 

夢結「梨璃!」

梨璃「はい!お姉様!」

 

そして梨璃達も続く

 

オルタ「く…クソォ!この俺がぁこうも追い詰められてるだとぉ…!」

 

梨璃「空葉様!」

空葉「アールヴヘイムはこれよりオルタにノインヴェルト戦術を仕掛ける!」

梨璃「私たちもノインヴェルト戦術を行います!梅様!」

梅「おう!任された!」

 

梅と空葉は特殊弾を装填し他のリリィに放ちパスを繋いでいく

 

夢結「梨璃!」

亜羅椰「月詩!」

 

梨璃 月詩「はい!」

 

夢結と亜羅椰は梨璃と月詩にそれぞれマギスフィアを渡した

 

月詩「いくよ!梨璃ちゃん!」

梨璃「うん!」

 

オルタ「そう簡単にやらせるかよぉ!」

 

必殺承認!必殺!必殺!必殺!

 

オルタコブラ!オルタナティックスマッシュ!

 

オルタの技と梨璃のマギスフィアがぶつかり合った

 

梨璃 月詩「はあぁぁぁぁぁ!」

オルタ「うおぉぉぉぉ!」

 

しかしオルタの技が梨璃達を攻めていく

 

梨璃「このままじゃ…」

 

すると

 

??『梨璃、諦めちゃダメだよ』

梨璃「この声…結梨…ちゃん?」

??『翔悟を救って…』

 

梨璃「…うん!翔悟さんは必ず助ける!だから、絶対に諦めない!はぁぁぁ!」

 

そして押し返しオルタの技を突き破りオルタに直撃させ大爆発を起こした

 

オルタ「ガアァァァァァァァァ!」

 

夢結「梨璃!今よ!」

梨璃「はい!」

 

梨璃はナックルクローとバーストウルフバイスタンプを出した

 

ナックルクロー!

 

バーストウルフ!

 

梨璃「はぁ!」

 

combine

 

梨璃「行きます!」

 

バーストウルフ!ブレイミングストライク!

 

梨璃「やあぁぁぁ!」

 

技をオルタに直撃させた

 

??

 

翔悟『…ここは…?』

??『翔悟』

 

翔悟は振り向くとそこには

 

翔悟『結…梨?』

 

結梨がいた

そして翔悟は抱きつく

 

翔悟『結梨ごめん!…俺は…君を…守ることが出来なかった…』

結梨『ううん、翔悟は私の事をいつも守ってくれたよ…最後まで』

翔悟『でも、俺はこもう…誰かを守ることなんて…』

結梨『諦めちゃダメだよ!翔悟!』

翔悟『!』

結梨『翔悟が教えてくれだんだよ、『諦めなれば終わりじゃない』って!だから翔悟も諦めちゃダメ!』

翔悟『結梨…』

結梨『それに翔悟にはまだ守るべき人がいるでしょ?』

翔悟『え?』

 

??『翔悟さん!』

翔悟『?』

 

そこには梨璃達がいた

 

翔悟『梨璃…さん?…みんな…』

梨璃『帰りましょう!みんなと一緒に!』

 

翔悟『……結梨、出来るかな?俺に』

結梨『大丈夫…翔悟ならきっと…』

翔悟『……分かった、頑張ってみるよ結梨』

結梨『うん、遠くから見守ってるよ!』

翔悟『うん…そうだ最後に聞いていい?』

結梨『?』

翔悟『結梨は生まれてきて後悔してない?』

結梨「…ううん、してないよ!だって翔悟や梨璃達に会えて幸せだったから!』

翔悟『そっか…ありがとう。その言葉が聞けて嬉しいよ……それじゃあ行ってくる』

結梨『うん、またね翔悟』

 

そして彼は一歩一歩梨璃達の方へ歩み続けた

 

オルタ「ぐ、ぐあぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

一方その頃オルタは苦しみ翔悟の体から黒いオーラが抜けていき翔悟は倒れた

 

梨璃「翔悟さん!しっかりしてください!」

翔悟「………梨璃さん……みんな、ただいま」

梨璃「〜!翔悟さーん!」

 

梨璃は翔悟に抱きつく

 

翔悟「ちょ、梨璃さん苦しい…」

 

こうして翔悟も元に戻った……だがこれで終わりでは無かった。




次回予告

美鈴「ふーん君が梨璃か…初めまして」

次回 ユリ


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