翔悟部屋
翔悟「………」
神様『まだ彼女達に言っておらんことがあるじゃろ?』
翔悟「(伝えなきゃ…本当のことを)」
百合ヶ丘女学院
廊下
梨璃「翔悟さんどうしたんでしょうかいきなりカフェテリアに来いって…」
ミリアム「もしかしたらうまい飯でもご馳走してくれるのかの!」
楓「あの人に限ってそんな事…」
夢結「…取り敢えずカフェテリアに向かいましょう」
カフェテリア
百由「やっほー」
夢結「百由、貴方も来てたの?」
百由「まぁね〜後、彼女達も」
百由の横を見ると生徒会メンバーと理事長代行までいた
梨璃「生徒会の皆さんに理事長代行先生…」
祀「こんにちは、梨璃さん」
すると
翔悟「お、全員揃ったみたいですね」
梨璃「翔悟さん…」
翔悟「いきなりお呼びだてして申し訳ありません」
夢結「それで話って何かしら?」
翔悟「集まっていただいたのは…真実を伝えるためです」
百由「………」
翔悟「実は俺は………この世界の人間ではありません」
全員「え?」
楓「ど、どういうことですの?」
翔悟「つまり俺は異世界人ってこと」
雨嘉「ちょ、ちょっと待ってよ翔悟、何を言っているか分かんないよ」
二水「そ、そうですよ!」
翔悟「あまり詳しいことは言えないけど俺はとある事件に巻き込まれて頭部に大きなダメージを負ってそのまま眠ってしまったそして目が覚めたらこの世界にいたってこと」
祀「そんな事って…」
翔悟「信じられないことかもしれないけど事実です」
百由「……やっぱり、そうだったのね」
夢結「貴方、気づいてたの?」
百由「彼のデータ見た時は1発で分かったわ」
翔悟「えぇ、百由様はとっくに気づいていました」
神琳「どうしてこの事を黙ってたのですか?」
翔悟「………怖かったんだバレてしまうのが…バレてしまったら何されるか分からない…もしかしてたら殺されちゃうんじゃないかって…心の片隅でそう思い続けていた……」
梨璃「翔悟さん……」
翔悟「けど、いつか必ず別れはくる…だから消えてしまう前にみんなに話しておきたかったんだ」
眞悠理「ちょ、ちょっと待て、消えるってどういう事だ?」
翔悟「明日の夜、俺はこの世界からいなくなって元の世界に戻る」
全員「!?」
翔悟「…でもこうして話せて良かったよこれで気持ちよく帰れ…「そんな事させませんっ!」!」
夢結「梨璃?」
梨璃「私たちはもやもやしているのに…翔悟さんだけ気持ちよく帰れるなんてそんな事させません!」
神琳「梨璃さん…」
梨璃「決めましたっ!明日百合ヶ丘みんなでラムネパーティをしましょう!」
梨璃以外「え!?」
梅「これは随分と唐突だな…」
鶴紗「ま、それが一柳らしいところでもあるな」
楓「私は大賛成ですわ!」
二水「これはいい記事が作れそうです!」
翔悟「いいのか…?俺は本当は部外者なんだぞ?」
夢結「はぁ…何今更言っているのよ」
翔悟「え?」
夢結「貴方は一生懸命にヒュージと戦いそして守ってくれた、だから貴方は部外者なんかじゃない…貴方は、立派な百合ヶ丘のリリィよ」
梨璃「はい!翔悟さんはたとえ離れていても一柳隊のメンバーです!」
翔悟「夢結様…みんな…うぅっ…」
ミリアム「どうしたお主、泣いておるのか?」
翔悟「な、泣いてなんかない!」
楓「またまた〜ご冗談を〜」
翔悟「本当だってばー!」
次の日
カフェテリア
梨璃「それじゃあ…乾杯ー!」
他のリリィ達「かんぱーい!」
壱「でもまさか翔悟君が異世界から来たなんてお話を聞いた時は耳を疑ったわ」
翔悟「本当に黙っててごめん……でもこうしてみんな受け入れてくれるなんて嬉しい限りだよ」
すると
月詩「うわーん!翔悟〜!行かないでよ〜!」
樟美「私も寂しいです…」
翔悟「2人とも……」
??「翔悟(さん)?」
翔悟「はぃっ!」
後ろを振り返ると空葉と茜がいた
空葉「言ったよね〜?今度うちの樟美と…」
茜「月詩を泣かせたら…」
2人『承知しないって(と)』
翔悟「あ、あの空葉様?茜様?一旦落ち着いて…」
2人「ふふふっ…」
翔悟「ギャアアアアアア!」
空葉「…なーんて冗談だよ」
翔悟「な、なんだ冗談か…驚かさないでくださいよ…」
茜「ふふっごめんなさいね」
翔悟「……空葉様…茜様……」
2人「?」
翔悟「お2人方には沢山お世話になりました。特にオルタに乗っ取られた時に助けていただいて…」
空葉「何言ってるの礼を言うのはこっちだよ…ありがと翔悟、樟美と沢山遊んでくれて」
茜「私もお礼を言うわ翔悟君が来てから月詩とても楽しそうだったから」
翔悟「……ありがとうございます」
祀「翔悟君」
翔悟「祀様…それに生徒会の皆さんまで…」
史房「君には沢山苦労をさせてしまったわね…オルタとの戦い…そしてアルトラ級ヒュージの殲滅まで…」
翔悟「いえ、皆さんを守るくらいならこれくらい…こちらこそオルタの件本当にすみませんでした…3人方には深い傷を負わせてしまいました…」
眞悠理「もう治ってるから気にするな、それにあれはお前は悪くない」
翔悟「……そう言っていただけて嬉しいです」
咬月「水守君…」
翔悟「理事長代行…大変お世話になりました…改めて結梨を庇ってくれて…それに何より自分を受け入れてくれてありがとうございました」
咬月「感謝をするのはこちらの方じゃ…お主がいなければリリィ達を救うことなどできなかった…ありがとう」
翔悟「理事長代行………でも、温泉は男子用作って欲しかったです」
咬月「それは…すまん」
翔悟「変態1号、2号」
楓「その呼び名、最後まで変わらなかったですわね」
翔悟「当たり前だ…あんまり梨璃さん困らすんじゃねぇぞ?…それに2号も師匠を困らせるなよ?」
亜羅椰「ふん、当然よ」
翔悟「でもまぁ…2人がいたから結構楽しい生活が送れたよ、ありがとな楓、亜羅椰」
楓「はいはいそうですか…って貴方今なんとおっしゃって…」
翔悟「ん〜?何のことかな〜?」
楓「しらばっくれないで私の質問に答えなさーい!」
神琳「あ、翔悟さん」
翔悟「やぁ神琳さん、雨嘉さん……こうして2人と話すのって初めてだね」
雨嘉「そうだね……あ、あの翔悟…」
翔悟「?」
雨嘉「ありがとね、一柳隊に入る時…私に勇気をくれて」
神琳「私からも感謝致しますわ」
翔悟「あぁあの時?良いよ良いよ雨嘉さんの力になれてよかったよ」
雨嘉「元の世界でも元気でね」
翔悟「あぁ」
翔悟「はい、チーズッ」
百由「いえーいっ!」
ミリアム「……」
翔悟「よし、上手く撮れましたよ」
百由「ありがとう翔悟君」
翔悟「いやぁまさかお2人がシュッツエンゲルの契りを交わすとは…」
ミリアム「うぅ…恥ずかしいぞ…」
百由「どうしたの〜?グロッピ、照れちゃって可愛いわねっ!」
翔悟「可愛いかったぞ、グロッピ♪」
ミリアム「お主らシバクぞ?」
百由「じょ、冗談よー…」
翔悟「あはは………百由様、ミリアム」
2人「?」
翔悟「2人にもお世話になりました。百由様には新しいバイスタンプやドライバー作ってくれたお陰で皆んなを守ることが出来ました、ミリアムもCHARMの事沢山教えてくれてとても面白かったよありがとな」
百由「……礼を言うのはこっちのほうよ君がいなかったら私たちはここにはいないわありがとね」
ミリアム「ワシも楽しかったぞ!翔悟!」
翔悟「ありがとう」
梅「お、来たな!翔悟」
鶴紗「……」
翔悟「何やってるんですか?……ってあぁ、猫ですか?」
梅「あぁ今鶴紗が猫を触ろうとしてだな…「イテッ!」」
翔悟「あらら…大丈夫?鶴紗さん」
梅「うぅ…どうして…」
翔悟「…鶴紗さん、猫を触るときはね正面から近づかずに背後からそっと近づいて…いきなりお腹じゃなくて顔を撫でると…」
猫「にゃ〜」
鶴紗「す、すごい…」
梅「おぉ〜!流石だなっ!翔悟!」
翔悟「ありがとうございます…鶴紗さん、コツさえ掴めばきっと猫ちゃんもそれに応えてくれるよだから諦めないで頑張って」
鶴紗「あぁ、やってみる」
翔悟「梅様、これからも鶴紗さんを見守っててあげてください。あ、後ベトナム料理美味しかったですよ元の世界でも作ってみます」
梅「おう!」
二水「あ!翔悟さん!」
翔悟「やぁ、二水さん。良い記事書けそうかな?」
二水「はい!こんなチャンス滅多にありませんから!」
翔悟「そうか、それは良かったよ」
二水「そうだ!翔悟さんも撮って良いですか?」
翔悟「うん、良いよ」
二水「はい、チーズッ!」
翔悟「イェーイ!」
パシャ
二水「ありがとうございます!」
翔悟「どういたしましてこれからも週刊リリィ新聞制作頑張ってね。けどあんまり無茶だけはしないでね」
二水「はい!翔悟さんもどうかお元気で…では他のリリィの方たちに取材してきまーす!」
翔悟「いってらっしゃーい!」
そう二水は言い翔悟の元を後にした
梨璃「二水ちゃん張り切っているね」
夢結「あまり他のリリィに迷惑を掛けなければ良いけど…」
翔悟「梨璃さん、夢結様………ありがとうございます俺の為にこんなパーティを開いてくれて…」
梨璃「何言ってるんですか!お別れの日くらい盛大にやらなきゃ!」
夢結「梨璃の言う通りよ今日くらい堂々となさい」
翔悟「……はい!」
ミリアム「おーい3人とも〜!皆で写真撮るぞ〜!」
梨璃「はーい!さぁ行きましょう」
翔悟 夢結「あぁ(えぇ)」
翔悟「…夢結様」
夢結「?」
翔悟「梨璃さんや一柳隊の皆さんをよろしくお願いしますね」
夢結「………えぇ、分かっているわ」
梨璃「お姉様〜!翔悟さ〜ん!早く〜!」
翔悟「はいはい、今行くよ」
百由「それじゃあ行くわよ〜!1+1は〜?」
全員「ニーッ!」
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そして…別れの時
翔悟「みんな今日は本当にありがとう!最後の日にとても楽しい1日を過ごせたよ」
梨璃「翔悟さん…」
翔悟「梨璃さん、最後にこんなパーティーを開いてくれてありがとう。これかも一柳隊のリーダーとしてしっかり頑張って!後、勉強もね」
梨璃「はいっ!」
翔悟「夢結様、あまり無茶し過ぎないでくださいね昔と違って今の夢結様には一柳隊、そして梨璃さんがいますから」
夢結「えぇ」
翔悟「二水さん、リリィ新聞の制作も良いけどヒュージとの戦いも頑張って!」
二水「は、はぃ!頑張ります!」
翔悟「へんた…いや、楓、さっきも言ったけどあんまり梨璃さん困らすんじゃねぇーぞ?」
楓「勿論ですわ!」
翔悟「鶴紗さん、俺が教えた猫の触り方参考にして頑張ってみて」
鶴紗「あぁ」
翔悟「梅様、夢結様のサポートをお願いしますね」
梅「おう!任された!」
翔悟「神琳さん、これからも雨嘉さんと仲良くね。頂いた紅茶とても美味しかったよ」
神琳「はい」
翔悟「雨嘉さん、神琳さんともこれから仲良くね、あとこの間食べた料理美味しかったよ。いつかまた会えたら教えてね」
雨嘉「うん、分かった」
翔悟「ミリアム、エナドリの飲み過ぎには気をつけなよ?百由様とも仲良くな」
ミリアム「おう」
すると翔悟の体が光り始めた
翔悟「そろそろ時間か…おぅ!?」
梨璃はいきなり翔悟を抱きしめた
梨璃「翔悟さん…いつかまた会えますか?」
翔悟「梨璃さん………あぁ梨璃さんが諦めない限りいつかきっとまた会える!」
梨璃「……!はい!」
翔悟「じゃあ…またね、皆んなのこと忘れないよ」
そう言い翔悟は光となって消えていった
??
翔悟「………」
神様「おぉ来たな」
翔悟「はい、皆んなには伝えてきました」
神様「…寂しくはないか?」
翔悟「寂しくないと言ったら嘘ですけど…でもいつかきっとまた会えるって信じていますから」
神様「そうか……それじゃあお主の意識を元の世界に送るぞ」
翔悟「はい」
神様「では…さらばじゃ」
病院
翔悟「…………ここは……」
全員「!?」
翔悟が少し目を開けるとそこには彩達がいた
翔悟「悠斗…智紀…じゅんじゅん…シンジ君…玲君…千聖さん…日菜ちゃん…麻弥ちゃん…イヴちゃん……彩ちゃん…ここは…病院?」
全員「…………」
翔悟「ちょ、皆んな大丈夫?」
千聖「……大丈夫じゃないわよ…全く…」
悠斗「本当だぜ…」
智紀「皆んな心配してたんだよ…」
潤「そうだよ!翔ちゃん死んじゃうんじゃないかって怖かったんだからね!」
シンジ「でもこうして戻ってきてくれてよかったよ」
玲「はい…本当に…」
翔悟「皆んな…」
彩「翔悟君っ!」
彩は泣きながら翔悟を抱きしめた
翔悟「あ、彩ちゃん!?」
彩「良かった……本当に良かったよぉ〜!」
翔悟「…ごめんね、心配かけちゃって…」
イヴ「うぅ…翔悟さ〜ん!」
イヴも抱きついてきた
翔悟「ちょっ!イヴちゃんまで!?」
日菜「楽しそう〜!ほらほら麻弥ちゃんも千聖ちゃんも!」
麻弥「ちょちょ!日菜さん引っ張らないで下さ〜い!」
千聖「もう、しょうがないわね」
翔悟「え、ちょ!3人も!?キャパオーバーだって〜!」
千聖「心配させた罰よ、しかと受け止めなさい」
翔悟「死んじゃうから!尊死しちゃうからー!」
玲「ふふっ翔悟さんとても嬉しそうですね」
シンジ「そうだね……ってどうした?2人とも」
智紀 潤「(う、羨ましい……)」
聡 由香「翔悟っ!」
翔悟「父さん、母さん……」
聡「病院の人から電話があってお前が目覚めたって……何してんだ…?」
翔悟「た、助けて…」
由香「でも本当に良かったわ…貴方が生きていて…」
翔悟「もぉ大袈裟だな母さんはこの通りピンピンしてるよ」
聡「でもあまり無理するなよ?まだ病み上がりなんだから」
翔悟「ありがとう父さん」
医者「明日1日は様子を見てどこにも異常がなければそのまま退院いただいて結構ですよ」
翔悟「ありがとうございます」
その後翔悟にはどこにも異常がなくそのまま退院という形になった
退院日
道中
翔悟「ごめんね皆んな、迎えに来てくれて」
麻弥「気にしないでください、ジブン達も今日たまたまオフでしたから」
翔悟「ありがとう麻弥ちゃん」
千聖「花音や他のバンドメンバー達にも話をしたら皆んなホッとしていたわ」
翔悟「そっか、皆んなにも迷惑かけちゃったな……」
イヴ「そんなことないです!翔悟さんはアヤさんを一生懸命守りました!」
彩「うん!本当にありがとうね!翔悟君!」
翔悟「ばびばぼうぼばいばぶぅ〜!!」
日菜「あははっ!翔悟君酷い顔だよ〜?」
翔悟「だ、だって〜」
悠斗「……そいやあお前、作者から聞いたけどお前寝ている時に異世界に行ってたって聞いたけど」
翔悟「え?知ってたんだ」
悠斗「どんなのだったか教えろよ〜」
翔悟「うーんとね…………秘密!」
悠斗「なんだよそれ〜w」
周りに笑いが飛び交った
百合ヶ丘女学院
梨璃「これでよしっと!」
コンコン
夢結「梨璃〜朝練の時間よ」
梨璃「はーい!お姉様!」
部屋の出口に向かう梨璃、そこには1枚の写真があった
FIN
はい、『リリィと1人の異世界人』これにて完結となります!
応援してくださった読者の皆様誠にありがとうございました!
それではまたお会いしましょう!