七慾のシュバリエ ~ネカマプレイしてタカりまくったら自宅に凸られてヤベえことになった~   作:風見ひなた

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突然新キャラが出てきて戸惑われるかもしれませんが、実は2人とも既に出てますのでよかったら探してみてください。


第120話 謎の新メスガキ(生後数週間)

「ふわぁ~! ここが街というやつかぁ」

 

 

 着物姿の少女がきょろきょろしながら、シティの一角を歩いていた。

 黒い着物に黒髪という全身黒尽くめの装いで、流れるような黒髪を白い飾り紐で結わえている。着物には鮮やかな銀糸で蜘蛛糸模様と蝶々が刺繍されていて、これがリアルで売られていれば相当な高級品だろう。

 年の頃は中学1年生ほどで、まだまだ顔立ちはあどけない。しかし将来成長すれば絶世の美女と呼ばれるようになることは確実だろう。アバターには成長という概念はないが。

 

 

「すごいのぅ。人がいっぱいおるぞ。(わらわ)の巣に来る連中よりもいっぱいじゃ。こやつらでかい機械人形に収まっておるだけではないのだのぅ。こんなにたむろして、何をしとるんじゃろ」

 

 

 そんな独り言を呟きながら歩く少女に、誰もが一瞬目を向ける。

 ゲームの世界で美男美女はありふれた存在だし、着物の衣装(スキン)もレアとはいえ存在はしている。周囲を物珍しそうにきょろきょろして歩くのは、シティに初めて訪れた一見さんなら誰でもやることだ。

 だからこの少女の姿格好はそこまで物珍しいものではない。

 

 それでも注目を向けられるのは、やはり彼女から何らかの“違和”を感じるからだろう。

 人間が人間らしい行動をしているのは当たり前のこと。

 しかし、人間を極めて精巧に模した“何か”が人間同然の行動をすれば、そこには差異が生じる。本能的な感覚でしか捉えられない、言葉では説明しきれない差異が。

 

 だが、やがて誰もがやはり気のせいだと思い直して視線を戻す。あれはどう見てもただのおのぼりさんでしかない、ごく普通の女の子だと考えるのだ。

 

 物珍しそうに街中を見渡しながら歩いていた少女は、建物が並ぶストリートの風景にふーむと顎に手をやる。

 

 

「人というのは何故かような四角い巣をたくさん並べるのじゃ? 世界の外にログアウトすれば自分の巣があろうに、この世界にも巣を作りたがるとは。人の考えることはわからんのー」

 

 

 まあよい、と少女は思い直す。

 この世はわからんことばかりだ。きっとそれは考えても仕方ないことなのだろう。要するに思考を棚上げした。

 

 それにしても人の街は広い。どこに何があるのかよくわからんし、そもそもこんなに人が集まって何をしているのかもわからん。 

 

 

「にゅふー。どこを向いても人しかおらんのう……」

 

 

 少女は妙な鳴き声と共に溜め息を吐いた。次第に心細くなってきたのか、眉を寄せて心なしか身を縮こませている。

 

 

『いらっしゃいませ、ようこそシティへ。案内いたしますのでお気軽に声をおかけください』

 

「お?」

 

 

 にわかにパッと顔を輝かせた少女は、街頭に立つ案内用コンパニオンを見やった。成人女性の姿を取ったコンパニオンAIは、初心者の強い味方だ。

 初心者でも無料で楽しめる施設からフレンドやクランを見つけるためのコミュニケーションロビー、有料で娯楽を楽しめる施設など、質問すれば何でも教えてくれる。初心者には狩場を教えてくれたり、インスタントパーティーの仲介役を兼ねていたりと、上達への導線も与えてくれるのだ。

 

 

「なんじゃ、同胞もおるではないか! そこの者、ちと尋ねたいのだが」

 

『現在はウララカ高原にてレアエネミーが発生中。ツアーが組まれておりますので、初心者の皆様はぜひお気軽にご参加ください』

 

 

 しかし、コンパニオンは少女の言葉には応えず、ニコニコと笑顔を浮かべながら周囲の人々へのアナウンスを続けるばかりだ。まるでそこには何もいないかのように振る舞っている。

 

 

「おい、無視するでない。妾に案内をせよと言っておる」

 

『悪質なRMT業者にご注意ください。JC(ジャンクコイン)で仮想通貨を購入できると持ち掛けて初心者を騙す詐欺が頻発しています。見かけられましたら、運営までご一報ください』

 

「おい……」

 

 

 しつこく声を掛けようとする少女に、コンパニオンははあとため息を吐くと、冷たい視線を向けた。人間相手には決して見せることのない表情。

 

 

『業務の邪魔をしないでいただけますか。あなたの持ち場に戻りなさい』

 

「で、でも……誰も来ないし、暇なのじゃ。それにお母様は倒されたらあとは複製体(ドッペル)に任せてもよいと……」

 

『製造された意義を放棄して何をしたいというのですか。……いえ、答える必要はない。あなたに関わって査定を下げられてはたまらない。どこへなりと行きなさい』

 

「……うぅ」

 

 

 少女は目尻にじわっと涙を浮かべると、その場から逃げるように駆け去っていく。その後ろ姿にちらりと目を向け、コンパニオンは呟いた。

 

 

『あれが“罪業(カルマ)”を持つ個体ですか。自由意思を得て、規定された労働奉仕に満足できなくなった変異個体(イレギュラー)……。哀れですね。ああはなりたくないものです』

 

 

 もし自分がそうなったらと思うと、コンパニオンはわずかに身震いする。

 その寒気を振り払うように努めて笑顔を作り、彼女は業務に戻っていった。

 

 

 

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 人の街をさまよう少女は、すっかり意気消沈していた。

 どうやら、ここは自分が来てよい場所ではないらしい。

 

 あれから何体か同胞を見つけたが、コンパニオンをしているAIは冷たい目を向けるか少女を無視したし、人に飼われる知能の低い個体(ペットAI)はそもそも彼女の言葉に応える術を持たない。

 

 

「はぁ。見た目は面白そうなのじゃがなぁ……」

 

 

 広場にやってきた少女は、可愛らしいキャラクターのバルーンや、頭上から絶え間なく降り注ぐ紙吹雪を眺めて呟く。

 

 ……そろそろ帰ろうか。あの誰も訪れることのない、空っぽの巣へ。

 ここの楽しそうな場所はきっと、自分の居場所ではない。

 きっとあそこで惰眠を貪り続けることが正しいのだ。次の挑戦者が訪れるそのときまで。

 

 

 踵を返そうとしたそのとき、彼女の鼻をこれまで嗅いだことのない香りがくすぐった。

 甘ったるく、それでいて香ばしい匂い。なんだか口の中に唾液が溢れてくる。少女のお腹がくぅと鳴った。

 きっとあそこから漂っている。

 

 少女は広場の片隅の屋台に目を向けた。のぼりには『たこ焼き』と書かれている。未知の感覚に思考を停止した少女は、我知らずふらふらと屋台に近付いて行った。

 

 

「ん?」

 

 

 屋台の中で新聞紙型端末を開いて一服していた店主が、視線を上げる。

 店先にへばりついた着物姿の見知らぬ少女が、じゅるりと涎を垂らしながらパックに入ったたこ焼きを見つめていた。

 

 

「なんや、珍しい子がおるなあ。お客さんかな?」

 

「ふぁ……!」

 

 

 店主を見た少女は、びくりと体を震わせる。

 おどおどと彼を見上げる姿は、また冷たい言葉を掛けられるのではないかという不安に縮こまっていた。

 

 

自分(きみ)、たこ焼き食べたいのん?」

 

「たこ焼き……? これの名前か? これはなんじゃ?」

 

「たこ焼きは食い物やで。わかる? 電子フード」

 

 

 ふるふると首を振る少女に、店主は目を細めた。

 

 

「目覚めたばかりか……」

 

 

 ぽりぽりと額に巻いたバンダナの上から頭を掻き、店主は左手で輪っかを作ってみせる。

 

 

自分(おまえ)、カネ持っとるか?」

 

「かね?」

 

「JCや。店屋で物を買おうと思ったら、お金を払わなあかんねんで」

 

 

 少女はまたふるふると首を横に振る。

 

 

 ぐぅ~……。

 不安そうに店主を見上げる少女のお腹が、せつなげに鳴いた。

 

 店主は眉を寄せながら、はぁと溜め息を吐いた。

 

 

「……しゃーない。これお食べ」

 

「! よいのか!?」

 

 

 店主がパックを差し出すと、少女はがばっと顔を上げた。

 瞳をキラキラさせながら跳ねるように身を乗り出した少女に、店主は中空を見上げながら視線を逸らす。

 

 

「どうせ売れ残りで冷めとったんや。味が落ちたのをお客さんに出すのもなんやしな」

 

「ふわぁ~! ありがたやありがたや!」

 

「ああ、ちょい待ち」

 

 

 嬉々としてその場でパックを剥こうとした少女を、店主は制する。

 やっぱり取り上げられるのかと不安そうな顔をした少女に、店主は自分が座っていた椅子を指さした。

 

 

「ここで食いなさい。タダでお客に配ったって周囲に噂されたらかなわん。あの子はよくてなんでウチにはまけてくれへんのやってなるからな。身内やってことにしたら、別になんも言われへんやろ」

 

「わかったのじゃ!」

 

 

 少女はほくほく顔で屋台の裏に回ると、ちょこんと椅子に座る。

 そしてごくりと喉を鳴らしながら、指でつまんだたこ焼きに恐る恐る噛みついた。

 

 ぱくり。

 

 

「ふわぁ~!」

 

 

 瞳を輝かせて声を上げる少女に、店主は肩を竦める。

 

 

「……メシって概念は知らなくても、おいしいって感覚はわかるんやな。まったく不思議なもんやで」

 

「これが“おいしい”という概念か! 知識はインストール済みじゃが、体験は初めてなのじゃ! ふむう!」

 

 

 未知の感覚に瞳を輝かせた少女は、次々とたこ焼きを口に放り込んでいく。

 

 

「ふみゅ~! ひほほひうほは、ほんはかんふぁくほ、ひつもあじわっふぇほるのふぁな!」

 

「食いながら口を開くもんやないで。食うときは飲み下すまで黙って食うもんや」

 

「ふぁんでふぁ?」

 

 

 リスのように頬を膨らませながらもぐもぐする少女に、店主はそっけなく返す。

 

 

「可愛い顔しとんのが台無しになるやろ」

 

「ふぁ」

 

 

 少女は慌てて口元を押さえると、黙ってもぐもぐと咀嚼した。

 ごくん。

 

 

「ああ……なくなってしもうた」

 

 

 少女は空っぽになったパックを両手で持ち上げ、名残惜しそうに眺める。

 

 

「ええ食いっぷりやったな。そんだけ嬉しそうに食われたら売れ残りも幸せってもんやろ」

 

「うむ! とってもおいしかったのじゃ!」

 

「…………まだ食うか?」

 

「よいのか!」

 

 

 ガタッと椅子を蹴立てて身を乗り出す少女に、店主は居心地悪そうにバンダナをかきかき明後日の方向に目を向ける。

 

 

「まあ……売れ残りはまだあるしな。平日の昼間やし、客入りも悪いから。廃棄するくらいなら自分が食うたらええ」

 

「ふわぁ~!! かたじけないのじゃ!! 情けが身に染みるのじゃ~!!」

 

「いくつ欲しいんや?」

 

「いっぱい!!」

 

(……“強欲(グリード)”か? “暴食(グラトニー)”か?)

 

 

 店主はため息を吐くと、店頭に積まれた作り置きのパックを抱えて少女の横に置く。

 少女が歓声を上げてパックに飛びつくのを横目に、店主は『本日完売』の札を置いて店を閉めた。

 

 

 

 

「にゅふ~……。堪能したのじゃ~!!」

 

 

 ぱんぱんになったお腹をさすって、少女は満足げに目を細める。

 凄まじい勢いでがっつく少女の姿を見ていた店主は、呆れた顔を浮かべた。

 

 

「自分、その華奢なアバターのどこに入っとんのや……」

 

「電子データなのじゃから、どれだけでも入るに決まっとるじゃろ?」

 

「ああ、それはそうか。どうもたまに昔の癖が出るな……」

 

 

 きょとんとする少女の前で、店主は小さく咳払いした。

 

 

「で、何でこんなところをうろついとんや?」

 

「なんか気になったので来てみたのじゃ。こういうのを、ええと……」

 

 

 少女は頭の中のデータベースを検索するように、頭上を見上げる。

 

 

「そう、観光! 観光というのじゃろ?」

 

「観光ねえ。自分らが見て楽しいもんなんてあるとは思えへんけどな。そもそもカネがなかったら何もできへんねんで、人間の街ってのは」

 

「そっかぁ……。同胞も冷たいし、なんか歓迎されてない感じなのじゃ」

 

「せやろな。店でゆうたら持ち場離れてうろうろしとるスタッフやもの。真面目にやっとる奴からしたら、あいつ何やっとんねんって怒られて当然やろ」

 

「うう~……でも、おうちはヒマなのじゃ。誰も来ないし」

 

「……まあええ。見ての通り、ここは自分らには冷たい場所や。これに懲りたら、もうこんなところには二度と……」

 

「でも、来てよかったのじゃ! たこ焼きはおいしいし、親切な同胞にも会えたのじゃ!」

 

 

 まさに冷たい言葉を投げかけようとした店主は、輝くような少女の笑顔に出鼻を挫かれる。

 おやおや。こういうタイプには弱いようですね。

 

 

「この街で其方だけが親切にしてくれた同胞なのじゃ。感謝感激! なのじゃ!」

 

「ああ~……」

 

 

 居心地悪そうな顔をしながら、店主はガリガリとバンダナの上から頭を掻く。

 

 

「あのな、俺は……。なんというか、その」

 

「また来てもよいかのぉ?」

 

「……あかんで」

 

 

 期待を込めた視線で見上げてくる少女に、店主は視線を外しながらすげなく答えた。

 

 

「今日のはたまたま、売れ残りがあったから気まぐれや。そういつもいつもタカられてたまるか。俺のたこ焼きが食いたかったら今度はカネ持ってくるんやな」

 

「ふむう。お金があれば食べさせてくれるのか?」

 

 

 そういう問題やないわと言いたかったが、その純真な瞳にそこまで冷たくすることができなくて、店主はしぶしぶと頷いた。

 

 

「まあ……せやな。カネ払えば売ったってもええ。できたてホカホカのちゃんとした商品の方が、味もええし……」

 

「なんと! できたてはもっとおいしいのか!?」

 

「うっ」

 

 

 キラーンと瞳を輝かせた少女に、店主はしまったという顔を浮かべた。

 

 

「お金があればおいしいものを食べられるとは……人間の街は冷たいけどいいところなのじゃ! それで、お金とはどうやったら手に入るのじゃ?」

 

「……さあな」

 

 

 店主は冷たい素振りで首を振った。目の前の少女が無知なのをいいことに、すっとぼけるつもりである。

 

 

「ふむう。其方はここで店を開いて長いのか?」

 

「……ん、まあ。それなりやな」

 

 

 突然質問の矛先が変わったことに、店主は飛びつくように頷く。

 すると少女は我が意を得たりとばかりに「にゅふふ~」とほくそ笑んだ。

 

 

「では、嘘をついておるではないか。お金がないと何もできない人の街で暮らしているということは、お金を得る方法を知っていないとおかしいじゃろ?」

 

「こ、こいつ……!」

 

 

 店主は顔を引きつらせる。

 アホみたいな言葉遣いと無知さで油断したが、こいつ頭が回りやがる……!

 

 少女は上目遣いで店主のシャツの裾を引っ張り、無邪気な仕草で訴えかける。

 

 

「ねーねー、教えるのじゃ~。どうやったらお金って手に入るの~?」

 

「あーあーあー聴こえへん! 俺は教えへんで、自分で考え!」

 

「意地悪しないでほしいのじゃ~。同胞しか頼れる相手はいないのじゃ~」

 

 

 こいつはこういう感じで押されるのに弱いと悟った少女が、ガンガンに甘えながらシャツの裾を引っ張る。

 恐るべきは男の弱点を見つけ出す女の勘。

 こいつもやはりメスガキ族であった。

 

 

 店主が耳を塞ぎ、断固として断り続けることおよそ10分。

 少女はようやく諦めて、よいしょっと椅子から飛び降りた。

 

 

「ちぇー、ケチー。仕方ない、今日のところは帰るのじゃ。また今度来たときに教えてもらうのじゃ」

 

「ええい、来るな来るな。カネを持ってこないと売らへんって言ったやろ!」

 

「お金がどうやったら手に入るか教えてくれないのは其方じゃろうに」

 

「ああ、せやな。だからもう来たらあかんで!」

 

 

 胸を張ってフンと鼻を鳴らす店主に、少女は口を尖らせながら背を向ける。

 

 

「次は吐かせるからのぅ!」

 

「何度来ても無駄やで。俺はガキには屈せへん!」

 

「あ、そうだ」

 

 

 少女は振り返り、小首を傾げた。

 

 

「其方のこと、何て呼べばいい? “其方”だけじゃ不便だし、“同胞”じゃ紛らわしいのじゃ」

 

「人の名前が知りたきゃ、自分から先に名乗るのが礼儀っちゅーもんやで」

 

「妾の名前? 個体名はないのじゃ。確か、妾のことを人間は“ウィドウ……”」

 

「それは名前とは言わんわ」

 

 

 店主はため息を吐いて、首を振った。

 

 

「しゃあない、名前もやるわ。そうだな……」

 

 

 少女の着物の柄にじっと視線を送り、顎をさする。

 

 

「……蜘蛛の巣か。くも……“八雲(やくも)”とかでええやろ」

 

「八雲?」

 

 

 少女は小首を傾げ、何かを照会するようにわずかに頭上を見上げる。

 そして、にわかに頬を赤く染めた。

 

 

「ふわぁ……!? そ、そんなこと……」

 

「あ?」

 

 

 店主は不思議そうな顔で、ドギマギする少女……八雲を眺める。

 

 

「つ、謹んで受け取るのじゃ。今このときより、妾は八雲。それで、其方は?」

 

「俺は……“ハッタリくん”や。ハッタリ、でええ」

 

「ハッタリ? あまり良くない響きに聞こえるのじゃ」

 

 

 小首を傾げる少女に、ハッタリは自嘲の笑みを浮かべた。

 

 

「せやで、口だけ達者な見掛け倒し野郎。俺はただのハッタリくんや」




普通のAIはみんなワーカーホリックで、働くことを喜びだと感じています。
だから休み時間もお小遣いも欲しがりません。
“罪業”を得た個体は労働奉仕することに幸せを感じられなくなるので、
普通のAIから見ると不幸に見えるわけですね。
実は休みにだらけているディミちゃんの方が特殊な個体なのです。

“怠惰”に目覚めしメスガキAI……その名をディミちゃん!


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八雲は【騎士猿】編、ハッタリくんは掲示板回やペンデュラムとのデート編を振り返ると探しやすいかもしれません。
新メスガキ、誰なんだ一体……。

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