七慾のシュバリエ ~ネカマプレイしてタカりまくったら自宅に凸られてヤベえことになった~   作:風見ひなた

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イメージ補完のための設定集です。
読まなくても問題ありません。


メカニック設定集(14話時点)

○シュバリエ全般

 

10の換装可能部位を持ち、パーツ次第で多彩なカスタマイズが可能。

 

基本的なフォルムとしては流線形をイメージした機体が多い。

シュバリエは飛行可能であることを前提としているため、基本的には空気抵抗の減少と揚力を考慮したパーツがよくみられる傾向にある。

 

もちろんVR空間なのでゴテゴテと装飾が乗っていても速度自体は出るし、なんならキャタピラなどの無限軌道で飛ぶことも可能ではある。ダサいけど。

 

一般的にはチームごとに機体のデザイン傾向とカラーを揃えていることが多い。

これはこのゲームがフレンドリーファイアありということを踏まえ、誤射を避けるためである。

レーダー上での敵味方識別や、同陣営の機体にはロックオンしないという措置はあるものの、エイムアシストを切った射撃や流れ弾は普通に味方機にも命中する。

 

 

【換装可能部位一覧】

 

頭部

胴体

腕部

銀翼

脚部

ジェネレーター

センサーモジュール

F.C.S.(火器管制装置)

ブースター

オプションパーツ

 

 

 

【タイプ】

 

戦場で果たす役割に応じて、機体のタイプを選択することになる。

 

タイプによって装備できるパーツは異なる。

 

基本となるタイプは3種類。

 

・フライトタイプ

・タンクタイプ

・ガンナータイプ

 

クランが有する技術ツリーの解禁状況に応じて、選択できるタイプも増えていく。

 

 

○機体デザイン

 

 

 

【無所属】

 

▼“シャイン(スノウライト機)”

 

現在スノウが乗っているものは、ずんぐりむっくりした丸っこいデザイン。

真っ白で腕と脚が太く、全長は一般的な機体よりもやや低い。

ブースター出力は高く、肘やかかとから噴射孔が出っ張っている。

 

通常の初期機体は綺麗な流線形ということ以外特徴がないパーツで構成されているのだが、それを無理やりいじったような感じになっている。

 

 

それもそのはず、これは初期ステータス振りの時点でとにかく装甲とスピードに極振りしてと無理難題を言われたディミが、初期パーツを想定された限界値以上にカスタム化したもの。

半ばヤケクソでオーダーに応えたせいで、出っ張ったブースターなどをはじめ、いろいろと不格好なデザインになってしまっている。

 

しかしスノウ本人は丸っこくて可愛いし、スピードも装甲もなかなかのものと気に入っているようだ。

それでいいのか、主人公機だぞ?

 

こんなネタにしか思えない初期機体になすすべもなくリスキルに追い込まれ、上空から散々メスガキ煽りを聞かされた【氷獄狼(フェンリル)】には、ヤバい性癖の扉を開いた者が続出したという。

 

 

ちなみに装甲とスピードに極振りというのは、あくまで“初期ステータスの配分”の話。パーツを変更すれば、ステータスのバランスは変動していくだろう。

 

 

 

【トリニティ】

 

ペンデュラム配下の機体は西洋の騎士甲冑を元にしたデザイン。

 

居並ぶと整列した騎士のような、清冽で荘厳な雰囲気を漂わせる。

 

 

 

▼“センチネル(ペンデュラム機)”

 

真っ赤な騎士甲冑を思わせる厳めしいデザインで、装甲特化のタンクタイプ。

 

他の機体よりもひと際装甲が分厚く、金のラインが入った鎧や兜の先のふさふさした飾りなど、装飾も派手。

これは自身が戦うのではなく鼓舞することを優先しているためである。

敵から狙われやすいが、それ以上に味方への士気を高める効果がある。

 

主な武装はビームライフル、ランス、大楯。

 

 

 

氷獄狼(フェンリル)

 

トゲ付きの肩パッドや腕輪、ドクロや“仏恥義理”といった頭の悪い漢字のペイントなど、とてもフリーダムでアナーキーなデザインの機体ばかり。

 

統一感はほぼ皆無だが、見た目からして漂う悪役感と、ホワイトブルーの狼のエンブレムをどこかにいれている点は共通している。

 

とんでもなくアホそうなのだが、逆にこんなアホなデザインをするのはこいつらくらいのものなので、敵味方識別という点では役目を果たしていると言える。

 

 

▼“ブラックハウル(アッシュ機)”

 

大型バイクのように鋭角に出っ張った頭部を持ち、流線形のデザインを重視している。

本人曰く「トゲ付きの肩パッドなんざ所詮三下のチンピラが好むものだ。真のエースにふさわしいデザインといや、やっぱりバイクだよ、バイク」

 

……単に本人がバイク好きなだけであった。

 

 

【氷獄狼】の機体にしてはトゲなどのいかにもな飾りが少なく、シャープなデザイン。しかし背中にばかでかいバイクマフラー型ブースターを4本も付けているのはバカ丸出しである。

 

だが、ガチャ産4気筒エンジンを採用したジェネレーターと巨大なブースターの出力は十分以上に実用的で、加速性能・最高速度・旋回性能ともに申し分ない。

ネタに走ったら奇跡的にガチ性能になってしまった一例。

 

ガチャSSRのゴールデンアサルトライフルと高振動ブレードを装備していたが、哀れにもロストさせられてしまった。

 

 

○その他諸々の設定

 

 

▼ストライカーフレーム

 

追加ブースター、増加装甲、強力なビーム砲門などの追加パーツ一式を備えた特殊フレーム。装着すると機体が1~2回りほど大きくなるほどのゴテゴテぶり。

 

レイドボスや要塞攻略などの巨大な敵を相手に使用することが前提となる破格の性能を持つ。間違っても対シュバリエ戦に持ち出すようなブツではない。

 

圧倒的な性能を持つがその代償として運用コストが非常にかさみ、起動するだけで勝利報酬1回分が軽く吹っ飛ぶ。もちろん生産コストもバカ高く、シュバリエ5機分に現状生産できる最高位のフル装備を与えるほどの費用と素材が必要。

 

撃墜されてしまえばロストしてしまうことも踏まえて、運用にはクランの今後の戦略を懸けた慎重な判断が求められる決戦兵器である。

 

指揮官によっては、ロスト時の損害があまりにも大きすぎることから、最初から生産しない者もいる。クラン内の政治関係が複雑なほどその傾向は大きく、ペンデュラムなどはその一人である。


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