七慾のシュバリエ ~ネカマプレイしてタカりまくったら自宅に凸られてヤベえことになった~   作:風見ひなた

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第26話 ぼっこぼこにしてやんよ!

 クロダテ要塞から相当離れた岩塊の上で、シャインはスナイパースコープ越しにアンタッチャブルの姿を捉えた。

 鋼鉄熊は取り逃したシャインが気になって仕方がないのか、落ち着きなく要塞の上をうろうろと歩き回っている。時折要塞に上から掌を叩きつけているあたり、相当苛立っているようだ。

 

 

「おやおや。随分と余裕がなくなってるね」

 

『余程ジョンさんに裏をかかれて騎士様を取り逃したのが気に障ったんですね。これほど落ち着きがなくては、“怠惰(スロウス)”の七罪冠位(しちざいかんい)が泣きます』

 

「その“七罪冠位”ってのが何なのかは、教えてくれないんだよね?」

 

『重要なネタバレ防止措置につきお教えできません』

 

 

 お口の前にバッテンを作るゼスチャーをするディミ。

 まあいいよ、とスノウは頷いた。

 

 

「ボクもネタバレは大嫌いなんだ。テクニックとかを動画で研究するのはいいと思うけど、やっぱりストーリーやボスのギミックは自分で攻略したいよね」

 

『そうですよね。なんでもwikiやプレイ動画で済ませちゃうのは興ざめですよ』

 

「まあそういうプレイスタイルを他人が取るのは否定しないけどね」

 

 

 ゲームするからには本気でやりたい。自分の全力を注ぎこんで攻略に没頭したい。

 だからスノウはスコープでアンタッチャブルを捉えたとき、HPゲージの上に表示される“2/10”という数字が何なのか、ディミに尋ねない。

 

 

(最初は0/10だった。ボクが攻撃して1/10、HPが75%まで削れたときに2/10。あれはギミック進行度? ボスの形態を示している?)

 

 

 まだ8つもの形態を残しているとか、ぞっとする話だが。

 いや、そうじゃないな。多分あれは……。

 

 スノウは苦い顔になると、頭を振って考えないことにした。

 今回は仕方ない。割り切るほかない。

 

 気持ちを切り替えるためにも、アンタッチャブルに攻撃を仕掛ける前にもう一度だけ装備を点検する。ビームスナイパーライフル1点、レーザーライフル1点、高振動ブレード2点。HPは供与された回復アイテムを使用してフル回復状態。

 

 

『【トリニティ】がスナイパーライフルを貸してくれてよかったですね。それにHPの回復までしてくれて』

 

「そうだね。なんだか武器を渡しに来てくれた人が、やたら友好的な感じになってたのが不思議だけど……。『未来の後輩のためですから』って何のことだろ?」

 

『さあ? それよりも気を付けてください。レイドボス出現中は、外部とのアクセスが遮断されます。クランに所属している方々は撃墜されてもリスポーンがありますが、騎士様は【無所属】なので……』

 

「わかってる。戦場から追放されたら、もう戻ってこれない。ボクに関してだけは残機1の縛りプレイってわけだ」

 

 

 ジョンが我が身を犠牲に逃してくれなければ、アンタッチャブルの砲撃でスノウは戦場から追放され、戦闘を続行できなくなっていた。今ここで再戦に挑めるのは、完全にジョンのおかげだ。だからこそ、もう絶対に負けられない。

 

 やがてペンデュラムからの連絡が入り、最後の作戦の開始が告げられる。

 スノウが頷くと、ディミはシステムメッセージを宣言した。

 

 

『レイドボス“怠惰(スロウス)慟哭谷の(アンタッチャブル・)羆嵐(ベア)”エンゲージ!』

 

「シュート!」

 

 

 ビームスナイパーライフルが、遠くに見えるアンタッチャブルの眼球に命中する。グラビティシールドを通さない不意打ちで、ほんのわずかに減るHPゲージ。

 

 

 ――そこにいたか、羽虫。

 

 

 スナイパースコープ越しに睨み返されるかのような、アンタッチャブルの視線。いや、実際に見えているのだろう。

 取り逃した虫けらの姿を捉え、喜悦に染まる瞳の色。

 

 

『GRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR!!!!』

 

 

 アンタッチャブルの咆哮と共に、バチバチと首周りの器官が発光。

 膨大な闇色のエネルギーが口から漏れ出す。

 

 

『敵のグラビティキャノン、発射されます! 着弾まで3、2、1!』

 

「残念だけど、距離が遠すぎるよ! 飛べりゃどうってことないんだよね!」

 

 

 アンタッチャブルの特殊フィールドの外ならば、飛行封印の制限を受けることはない。シャインは何の問題もなく岩塊から飛び上がり、大空へと飛翔する。

 

 先ほどまでいたところをグラビティキャノンが飲み込み、分子の塵に変えた。しかし本来の機動性能を取り戻したシャインにはかすりもしない。

 そのまま空中でスナイパーライフルを構え、アンタッチャブルに反撃を加える。

 

 ヒット。しかし距離減衰もあり、ダメージはまるで入っていない。

 煩わしげに顔をしかめるアンタッチャブル。

 グラビティキャノン(大技)ではさすがに当たらないし、オーバーキルだと判断した鋼鉄熊は、今度は頭上に暗黒球体を展開する。

 

 

『GRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRAAAAAAA!!』

 

「その攻撃はもう見た!」

 

 

 暗黒球体から無数に放出される、大小のマイクロブラックホールの嵐。

 まるで漆黒の雨のように撃ち出されるそれを、シャインは網目をかいくぐるかのように避けて、避けて、避け続ける。

 

 地上では頭上からしか降ってこなかったマイクロブラックホールが、空中戦になったことでさらに角度が変わり、避け辛くなる。だが当たらない。

 

 当たるわけがないのだ。何故なら空こそシャインの領分。

 ()()()()()()ならいざ知らず、銀翼を取り戻したシャインに当たる道理はない。

 ましてや地面に接触するたびにクレーターが生まれる地上とは違い、いくら避けても避けにくくなるなんてことはないのだから。

 

 

「今度はお前が狩られる番だよ、クマ公ッ!」

 

 

 マイクロブラックホールを避けながら、スナイパーライフルでさらに一撃。

 まったく減らないHP、だが不愉快。実に不愉快。

 何よりも羽虫風情に手玉に取られているという感覚が、アンタッチャブルの神経を逆なでする。

 

 

『GRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRHHHHHHHH!!!』

 

 

 アンタッチャブルの咆哮と共に、さらなる巨大暗黒球体が生み出される。

 鋼鉄熊の周囲に浮かぶ3つの暗黒球体から飛び出すブラックホール。弾の密度はもはや暴風雨さながらだ。

 常人ならば回避不能のはずの弾と弾のわずかな隙間を縫い、シャインが展開する銀翼が陽光を反射して煌めく。まるで闇の中を駆け抜ける一陣の光のごとく。

 

 

『まるで弾幕シューティングみたいですね!』

 

「やったことないけど、こんな感じなの?」

 

『3Dにしたらこんな感じなんじゃないですか。人間に回避できるか知りませんが』

 

「現に回避できてるじゃないか!」

 

『騎士様は人間離れしてますよ。ご自覚なさっては?』

 

 

 すいすいと弾と弾の間をかいくぐりながら、楽しそうに掛け合うプレイヤーとサポートAI。

 

 ――なんだこいつらは。アンタッチャブルは困惑する。

 

 まるでそこが生まれついての居場所のように、空を駆ける人間。当然のように弾幕の間を抜けて、あまつさえ自分に脆弱といえど反撃を行ってくる。

 地べたを這いずる人間に、空を飛ぶ機能など備わっているはずがない。ましてや空に満ちた、電脳素子(エーテル)の海を往くことなど。それともこいつが特別なのか。

 

 造物主が自分をここに送り込んだ理由。生贄。七罪冠位を授けるための。

 大気の海の底を這いずるだけの卑小な生物が、自分を凌駕しうると?

 

 ――ありえない。認められない。たかが人間が。

 旧時代に取り残された虫けらごときが!

 

 

 アンタッチャブルは憤激のあまりに絶叫を上げ、虚空に向けて前脚を振るう。

 紫電を纏った爪が大気の壁を砕き、巻き起こるプラズマが迅雷のように空を引き裂きながら、シャインに横薙ぎの一撃として襲う。

 

 

『“プラズマスラッシュ”来ます! 直撃しなくても周囲にダメージを振りまきます、カスリはNGなのでご注意を!』

 

 

 マイクロブラックホールに混じって飛来するプラズマの斬撃を回避!

 アンタッチャブルは怒り心頭といった様子で、ブンブンと連続で前脚を振り回してプラズマスラッシュを連発する。

 

 

「ハッ、プライドが傷つけられたか? 効いてる効いてるッ!!」

 

『ほんと騎士様ってナチュラルに煽りますよねぇ』

 

 

 その言葉が聞こえているのかどうか。

 アンタッチャブルはギロリと憎悪に濁った視線を送り、より激しい攻撃を繰り出そうと咆哮を上げかけた。

 だが、その背中を百を超えるビームライフルの一斉掃射が襲う。

 

 

『GRRRRRRRRRRRAAAAAAAAAAAAAAA!?』

 

「さあ、来たぞシャイン! 俺たちにも一枚噛ませてもらおうか!」

 

 

 瓦礫の山となったクロダテ要塞の上。

 ビームライフルを手に整列する、200騎を超える【トリニティ】の機体。

 

 王に仕える忠実なる騎士(シュバリエ)のように居並ぶその陣頭に、真っ赤にカラーリングされた派手な装飾の機体が立つ。

 それは堂々たる覇王の風格。

 領地を荒らす魔獣を討伐すべく、騎士を親率する偉大な王者のように。

 

 

「ペンデュラム! 横殴りしていいとは言ってない!」

 

 

 おもちゃを横取りされた子供のような顔で抗議するスノウ。

 それを意に介した風もなく、ペンデュラムは肩を竦めた。

 

 

「おや? それはおかしいなシャイン。貴様はレイドボスから得られた素材で新兵器でも作って功績にしろと言ったではないか。つまり、俺たちも狩りに参加していいということだろう。確かに言ったよな?」

 

「……言った」

 

『言いましたねぇ。ログもありますよ』

 

「ならば問題はないな」

 

 

 ふてくされるスノウに笑い返し、ペンデュラムは手を振り上げた。

 

 

「さあ者ども、シャインに続け! あれこそ我らの勝利の女神だ!!」

 

『おおおおおおおおおおおおーーーーーーーーッ!!!』

 

 

 ビームライフルを手に、アンタッチャブルへとガンガン突っ込んでいく【トリニティ】兵士たち。

 

 

 “223/10”。

 

 

 鋼鉄熊はさらなる羽虫が増えたことに、憤怒の相を浮かべる。

 

 

 ――あのしぶとい羽虫だけならまだしも、たかが凡愚の有象無象どもが。

 

 

『GRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR!!!!』

 

 

 アンタッチャブルが放出するマイクロブラックホールの暴風雨が叩き付けられ、【トリニティ】兵士たちを蒸発させていく。

 

 案の定相手にもならないその光景に、やきもきした表情を浮かべるスノウ。

 

 

「ああっ、ほらっ! 弱いくせに出しゃばるなよ、お前たちは!! 無駄死にだ!」

 

「無駄ではないッ!!」

 

 

 一方、ブラックホールをなんとかかわしているペンデュラムは、苦しい状況ながらも、何とかニヤリと笑いを浮かべてみせる。

 

 

「元より及ばぬのは覚悟の上よ……! だが、貴様の援護にはなるだろう?」

 

「シャインさん、今です! ガンガン削ってください!」

 

「私たちも共に戦わせてください! ひとり勝ちなんてナシですよ!」

 

 

 ペンデュラムの配下の中でも腕の立つ者たちが、パブリック通信でシャインに呼び掛ける。

 

 

「ちぇっ……!」

 

 

 シャインは舌打ちして、スナイパーライフルを構え直した。

 

 

「仕方ないな! キミたちも勝たせてやるよ!!」

 

 

 

 さらに射撃!

 

 数の力でチクチクと削られ始めたアンタッチャブルが不快そうな唸りを上げる。

 

 

「……今だ!! “ヘルメス航空中隊”総員! レイドボスを攻撃せよ!」

 

 

 そのとき、要塞下層から【アスクレピオス】の航空部隊が、ビームスナイパーライフルを構えて飛び出してきた。

 フォーメーションを維持したまま遠く離れた位置に陣取り、集団で遠距離からの狙撃を開始する。

 

 光の雨がアンタッチャブルへと降り注ぎ、さらにわずかながらHPゲージを削った。

 

 

「はーーーー!?」

 

 

 シャインは絶叫した。

 

 

「ふざけんなよお前ら! 【トリニティ】はともかく、お前らにまで横殴りを許した覚えはないぞ! 後から出てきて何してくれてんの!?」

 

 

 パブリック通信を介して絶叫すると、航空部隊の隊員たちがホログラム通信を返してきた。全員が全員親指を立てて、イイ笑顔を浮かべている。

 

 

「ふっ、そう言うな。お前たちだけにカッコは付けさせんぞ。無謀な相手に挑む子供を捨て置けるほど、腐っちゃいないのでな!」

 

「シャイン! てめえにいいようにやられた上に、ボスまで独り占めさせるかよ! へへっ、ざまぁみろってんだ」

 

「やっべ、シャイン超カワイくない? ……この勝利をキミに捧げるぜ!」

 

 

「はあああああああああああああああ!?」

 

 

 作戦司令部がログアウトしたまま戻れなくなったため、独自の判断を余儀なくされた“ヘルメス航空中隊”。彼らは考えた。

 このままシャインにいいようにボコられたまま、レイドボスも倒せずにおめおめと帰っちゃ腹の虫が収まらないな。こうなったらシャインに便乗してレイドボスを倒して、レア素材をいただいてしまおう。

 どうせ作戦司令部も見てないんだし。

 

 さらに一部の連中は子供(のように見えるアバター)を矢面に立たせるのに良心が痛んだり、愛らしい顔で煽られるのが癖になってたりといろいろ個々人の事情はあったが、そのあたりはあえて触れない。

 

 とりあえずここにシャイン×【トリニティ】×【アスクレピオス】の三者共同戦線が成立した。成立してしまって、シャインは激怒した。

 

 

「このハイエナどもッ! 隠れてたくせにボクがHPを減らしてからのうのうと出てきやがって! アレはボクの獲物だぞ!! 失せろッ!!」

 

「ハハハハ、そう言うなシャイン! 貴様の戦いぶりに皆惹かれたのだぞ!」

 

「ムキになって暴れるシャインとかカワイくね?」「わかりみ」

 

「うがあああああああああああああああああ!!!!」

 

『援軍が来てこれほど嫌がる人、初めて見ましたよ』

 

 

 “278/10”。

 

 

 図に乗った虫けらどもは、総攻撃を開始する。

 地上から、空から、遠く離れた場所から、殺到する無数のビーム攻撃。

 アンタッチャブルはそれを受けながら、マイクロブラックホールで敵を撃墜していく。次々と分子の塵となって消えていく羽虫の群れ。

 しかし次から次にリスポーンしては、波状攻撃を仕掛けてくる。

 

 

 ――いかにも脆弱な人間どもにふさわしい戦い方。

 

 

 アンタッチャブルはわずかに減った自分のHPを確認しながら鼻を鳴らす。

 所詮ゾンビアタック頼りか、無能どもめ。

 万策尽きた人間は、最後にはこの与えられた不死性に頼る。

 

 集団での無策の突撃。

 だからこいつらは強くなれないのだ。くだらない奴らめ。

 他の七罪の眷属が()()()で勝たせてやっていることも理解できんとは。

 

 だが、アンタッチャブルには負けてやるつもりなどない。

 “怠惰”の系統特有の膨大なHPと装甲を削りきられたことはいまだない。

 今回もタイムオーバーとなるだろう。

 その前に、せいぜいこいつらを焼き殺して楽しもうか。

 

 

 そう思った瞬間、アンタッチャブルの足元が割れた。

 

 

 

※※※※※※

 

 

 

 遡ること数分前。

 

 

「はーい、爆弾設置完了ー。次いくニャ次ー」

 

「右方向から敵が来ますよ。左に迂回してください」

 

「ステルスフィールド展開よし。音を立ててはいけませぬぞ」

 

「りょうかーい」

 

 

 真っ黒に塗装された3騎のシュバリエが、クロダテ要塞を進む。

 1騎目は爆弾を設置し、2騎目は索敵に専念し、3騎目が隠蔽工作に従事するスリーマンセルの隠密行動。

 

 彼女たちはペンデュラムに仕える副官と参謀たち。

 クロダテ要塞の上に集結した地上部隊がアンタッチャブルと戦っている間に、彼女たちはひっそりと要塞内部に潜入を果たしていた。集結した地上部隊がレイドボスと派手に戦うことで、【アスクレピオス】の目は惹きつけられる。

 ペンデュラムがアンタッチャブルとの戦いに参戦したのは、スノウの援護やレイドボス撃破報酬を得るためだけではない。主目的は彼女たちの囮だ。

 

 混乱する【アスクレピオス】の警備の目をかいくぐり、彼女たちは次々に要塞基部に爆弾を設置していく。

 

 

「これで最後だニャ」

 

「OK、離脱と参りましょうか。まあデスワープ(自殺)しても構いませぬが」

 

「いけませんよ。それをするとペンデュラム様が悲しそうな顔されますから」

 

「そうですなぁ」「いつまで経っても泣き虫です」「でもそのギャップが尊くない?」

 

「「「わかるー」」」

 

 

 キャッキャと笑い合いながら、迅速に来た道を戻っていく3騎。

 あとに残されるのは、闇の中でカウントダウンを進める爆弾の数字。

 

 

 ……ペンデュラムこと天翔院天音は国内有数の巨大企業グループ、五島重工の創設者一族に連なる末裔である。

 その直属の配下は、多分野において厳しい訓練を受けた精鋭ばかりだ。

 

 確かにペンデュラム直属の配下に、戦闘を得意とする者はいない。

 しかしコネやおべっかだけの無能が、ペンデュラムに重用され続けるだろうか。

 

 否。断じてそんなことはない。

 戦闘が得意でなくとも重用されるのには理由(わけ)がある。

 

 

 彼女たちは隠密・諜報・工作において優秀な能力を誇るスペシャリストである。

 

 

 静止した闇の中で起爆した爆弾が、クロダテ要塞の基部を吹き飛ばす。


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