カオスなメガテン世界で頑張る土師さん   作:名無しの土師

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今回は主人公と先輩パートです

短めですがどうぞ


第18話

 現地霊的組織からの埴輪製造依頼がようやく収まってきた今日この頃、作りかけの埴輪と試作品であろう未覚醒状態の埴輪で囲まれた部屋にて、俺はガイア連合経理部から送られてきた給与明細、及び通帳に記載されていた金額を前に酷く狼狽えていた

 そこにかかれていた金額はおよそ1億と数千万……とんでもない金額とそこに並ぶ数字の多さに眩暈をしてしまった

 

「桁、間違えてないか……? それと……ぜ、税金はどうなるんだ? 

 経理部の人と話がしたいな……」

 

 ガイア連合経理部に連絡をし、受け取った金額についての説明と税金について相談をすることになった

 どうやら霊装及びアイテム、式神、埴輪による販売は税金の対象外になるだとか

(しかし、表家業でやっている霊長園での収入は税金対象であるらしい)

 そうして税金分の金額と維持費と人件費を引かれた分の霊長園での収入、ガイア連合で開催されてきた展覧会で得た資金と本部に定期的に卸してきた埴輪の収入、おまけにキャピィ達が耕し育てた畑からの収入の一部等の諸々の金額を合わせた金額がこの通帳の額であった

 

 今までの頑張りが通帳にきちんと記されている事に俺はとても感動した……

 

 

「と、とりあえずお金の使い道を先輩に相談しよう……」

 

 先輩は社長という立場を使い、海外の表企業と政府と様々な交渉を行うスペシャリストである

 最近は海外のゴミ問題を解決するべく、東南アジア等のにて問題となっているゴミ問題の解決のため……ひいてはゴミから取れる資源回収を目的に行動しているらしい

 先輩はちょうど海外の様々な企業との会談を終えた所らしく、明日日本に帰国し、空港近くのホテルで食事を取る時間帯に相談してくれる事になった

 

 

 某ホテル、地下特設エリアにて……

 そこは、ガイア連合員エリアが設けられている特設施設である

 地下には飛行機に持ち込める事が出来ない武器の運送手配サービス、防具屋、アイテム販売所、個室で楽しめるレストランが設置されている……嬉しいことに埴輪も販売されている! 

(女性型埴輪は置かれていないが……)

 

 その中のレストランの個室にて久しぶりに出会った先輩は、まさに会社の社長と言える雰囲気を背負った社長夫人であった

 高級スーツを身に着け、胸から垂れ下がるネクタイはショタおじから購入した簡易式神が妖しく揺れていた

 そして、ショタおじ特製の高級式神であるSP風の男性式神は一言も喋らず、しかし主である先輩を護るべく常に周囲を警戒をしてそこに鎮座していた

 某アニメキャラに似たウェイトレス式神に食事の注文を行い、料理が来るまでの間、先輩と話をすることにした

 

「しかし土師、埴輪一筋で凄い儲けたなぁ……埴輪が現地霊的組織に売り始めてたった数ヶ月でここまで売れるなんてビックリだよ」

 

「正直俺もびっくりです……最初は俺の埴輪が受け入れられて感動したのですが、あまりの注文の多さで山梨支部から出る機会がありませんでした……」

 

 そう言った時、先輩は驚いたようで眼を丸くした

 最近の山梨市部は日本の製品ならほぼ何でもある巨大施設になっているため、作業をする上で外に出る機会がなくなってしまったのである

 埴輪製造に必要な土は、個人で手に入れた分の異界の土がまだ1/5残っているし……

(1/5でもまだ数t単位もある)

 

「おぉぅ……だ、誰かヘルプに入らなかったのか? ショタおじの高級式神制作依頼権は使えなくても、作業用式神の製造依頼は出来るだろ?」

 

「ショタおじ曰く、俺の埴輪製造能力は俺に憑いてる悪霊とアラハバキありきの物らしいから無理との事だとか……それに、例のアレが他のガイア連合員というか転生者にバレたら録でもない事になりそうだからヘルプは難しいとの事だとか」

「作業用式神は材料の運搬、焼き上げの準備、運搬までが限界なんですよね……土の選別、配合、粘土の精製とか埴輪の製造、焼き上げは特に俺じゃなきゃレベル有りの埴輪が作れないんですよね……」

 

「土師の負担ヤバイじゃねーか……良く外部の販売を行う気になれたな……」

 

「そこはまぁ、覚醒した肉体とレベルアップによる恩恵が大きいですね」

「それに……最近は転生者達からの購入が減りましたからね」

 

「え……そうなのか?」

 

 そう、最近は転生者用特製埴輪の売れ行きが悪い……女性型埴輪はともかく

 凡庸型は人気のままだが、武人型の売上が下がったのである……

 

「最近式神を自作できるようになった転生者が、自作の式神を転生者達の間で販売が出来るようになったらしいからね」

「しかも……可愛い女性型をね……」

 

「あぁ~……それは仕方ないな……」

 

 そう……見た目が可愛らしい式神と威圧感ある埴輪……選ぶのは必然である

 

「でも外部からの評価がとても高いので、最近は埴輪製作をするのも身が入りますよ! ……依頼量がエグすぎるけど……」

 

「そ、そうか……」

 

『失礼します、ご注文の品をお届けに上がりました』

 

「料理がきたな……後は食ってから話すとしようか」

 

「そうしましょう……」

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(食事中……)

 

 

 

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「ふぅ……久々の日本食は旨かったな……アジア料理は旨いが日本人は日本食が一番だな」

 

「ここの味噌汁、出汁が旨いです……」

 

 料理は刺身定食……追加注文でさばの味噌煮とイカの塩辛を頼んで食事を楽しんだ

 先輩曰く、さばの味噌煮は日本食の中で一番好みであるとか……

 ちなみにイカの塩辛は、先輩の式神の好みだとか

 

「腹が膨れたことだし、ビジネスの話をしようか……1億の使い道ね……」

「はい……ここまで膨大な金額はどうすれば良いのかわからなくて……」

 

 先輩と俺はそう言いながら食後の緑茶を飲みながら呟いた

 

「まずは埴輪製作で使う埴輪の材料……だけどこれは関係ないんだよね?」

 

「はい、材料費はガイア連合から資金を出してくれるので大丈夫です」

 

 ガイア連合製作員には一定の額まで材料費用を立て替えくれるのである

(自分は埴輪なので生体フォルマの使用費用が必要ないため、費用をケチることが出来るためかなりお得である)

 

「次は株だな……ガイア連合傘下の企業、海外の有名企業の株を購入するという手があるぞ……終末が来ると紙屑になるが」

 

「デスヨネー……ほ、他には?」

 

「後は投資だな……」

 

「投資?」

 

 株以外の投資? 何があるんだ? 

 

「ガイア連合本部に投資するとか、経営部にいる転生者個人に投資するというのもあるぞ」

「後は……こういうのがあるぞ?」

 

 と言って先輩は俺に分厚い書類を渡してきた

 そこには様々な情報が記入されていた

 

「先輩、これは?」

 

「俺の式神に頼んで作らせた……そこから選ぶと良いぞ」

「投資する相手の事業と、それによるメリットがそこに記されている」

 

 そう言いながら先輩は帰り支度をした

 

「悪い、そろそろ時間だ……後は土師、自分で決めろよ!」

 

「あ、代金は俺が「先輩の俺が支払う! ……可愛い後輩の為に払わせてくれ」……先輩、ありがとうございます!」

 

 そう言いながら先輩は個室から出ていった

 

 

 先輩……いつも相談に乗ってくれてありがとうございます!




今回はアンケートを取ります

主人公の選ぶ投資先はどれか!
(メリットは秘密です)

主人公の投資先はどこか?

  • 青森支部のイタコの里
  • 青森支部のりんご農家転生者
  • 瀬戸内海支部鬼ヶ島攻略前線
  • 対大破壊用避難所を建設に資金提供
  • ガイア連合のスポンサーになる
  • ショタおじに丸投げ
  • 東京根願寺に(ry
  • 自衛隊と繋がりのある自衛官ニキに(ry
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