プリズマ ☆イリヤ イリヤのペットのイーブイです 作:古明地こいしさん
日差しによって俺は目が覚める。眩しい...カーテン開けてたっけ...閉めてたよな...
重いまぶたをあげて、憎い日差しを見る...外?
「ブイ?(なんで)」
いやまて、今俺なんて言った?ブイつったか?ブイじゃないだろ?
「ブイブイ?(おいおい)」
まさか...こんな...
「ブイィイイイ!!?(なんでぇぇぇぇ!?)」
どうやら俺はポケモンのイーブイになったらしい
[完]
で、終わる訳もなく、とぼとぼと四足歩行で歩いてます。意外と歩けるのがまた憎い。
自分に思ってどうするのか分からないが
「ブイ...」
落ち込み度MAXだよ...いやさ?トレーナーになるのは望めるけど、ポケモンにはなりたくなかった。何が起きてこうなってるのか聞きたいがっ
「ブイ!?」
車に轢かれました。痛い、けど骨とか折れてるような感覚もしないし、ただケンタロスにとっしんされた感覚なのかも。にしても公園から出てきた子供がいたらどうしてたんだよ...普通に死ぬぞ
「...」
犬の集会所だ...行っても獲物扱いだろうし避けよう。
寝床を探さないといけないな。どこに行けばいいのやら
「ブイ...」
いつの間にか学校に来てるし...学校には入らないで置くか。子供に遊ばれる
「ブイッ!?」
なぜボールがどたまに...クラクラする...
その後も踏んだり蹴ったりで色々あった
結局犬に追いかけ回されるわ、猫にも追いかけ回され、カラスから逃げて
疲れ果てて道端で寝たのは覚えてる...だが
人の声...聞いたことある声だな...
「どうしよう...見たことない動物だし...」
「"イリヤ"さん。私めにお任せください」
「わ、分かったよ。元気にしてあげてね。"セラ"」
イリヤ、セラと聞いて頭に浮かんだものはFate、しかしイリヤの事をさんづけするのはプリズマイリヤだけ...つまり俺はイーブイになって、プリズマイリヤの世界にきたってこと?
「ブイ...」
「使い魔の類ではない...しかし見たことも無い種...キメラでしょうか...」
「ブイブイ!!」
頭を振って必死に違うと答える。頼む、伝わってくれ
「まさか、こちらの言ってる事が理解できるのですか?」
「ブイ!」
頭を縦に振る。しかし疲労から力なく横になる
「見たところ泥だらけ、恐らく家の前に来るまでに色々あったのでしょう。手当をするのでじっとしていてください」
小さく応えると、自分は眠る。次に目を覚ます時はいつだろうか...目が覚めたら人間に戻れたらいいな...
と、思ってた時期が自分にもありました!目を覚ますと目をキラキラさせたイリヤスフィールがこちらを見ている
「あ、起きた。おはよう。怪我、大丈夫?」
「ぶ、ブイ...」
ここで応えないとあとが怖い。今どのぐらい進んでるのか知らないが...いや、イリヤの部屋で寝かされてるところから見るとルビーはまだいないようだな
「人間の言葉を理解できる動物ってすごいなぁ...あ、私はイリヤ、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンだよ。長いからイリヤで...って、動物相手なのにいつもの自己紹介しちゃってた...えへへ」
可愛い。しかし俺は愛玩動物である
「イーブイッ!」
「どしたの?」
「ブイ、イーブイッ!」
前足を自分の顔に向けて、全力で名前アピールするが...
「何言ってるか分からないや」
ずっこけた。いや、それはそうなんだが...さて、ニックネーム...どんなの付けられるか...イリヤだからハチャメチャなニックネーム付けそうだな
「あ、貴方は私の家で飼うことに決まったよ!これからよろしくね〜」
前足をあげて、「ブイ!」と、一応よろしくとは言ったんだが...はてさて、この先どうなることやら....