プリズマ ☆イリヤ イリヤのペットのイーブイです 作:古明地こいしさん
今日、ある意味運命の日である
なぜならイリヤ一時離脱のタイミングが今日起きるから
「イブァイ!?」
『おやおや、これまで見たことない反応ですね。そんなに私が乗ったことが驚きですか?』
ルビーめ...いきなり背中に乗って...乗っていいのは...いや、ウィンディでもないから誰も乗せられんな
「昨日の事があったから今日はブイちゃんおやすみね。ゆっくり休んで」
「ブ...イ...!?」
なん...だと...!?そこは強いから連れてくじゃないのか!?いや、それは戦闘狂とかが言うセリフだよね。女の子が言うセリフじゃないよな
「ブブイ...」
結局置いていかれた。正直これに関しては自分の怪我が理由であるため、しょうがないとも言えるが...
「イブ!?」
玄関で音がした。そしてその音の中に転身を解除する音が聞こえた
つまり、イリヤは自身の魔力で美遊達を傷つけて、現実逃避を行ったということだ
早く行かなきゃ
「イブイ!ブイ?」
「...ブイちゃん...ごめんね...」
「イリヤさん!どうして...」
セラがやってきた。イリヤの戦いもこれまで...
次の日、自分は体力回復に勤めていた。
今日の夜、戦いに赴くため。そんな中、帰ってきたイリヤが言った言葉は
「これからは戦わなくて大丈夫だよ」
であった。魔法少女辞表を届けたらしい。凛もそれを受け取ったのだろう。
自分がいようがいまいが避けられなかった展開
否、自分が戦いの場に赴いていれば、もっと酷いことになってた可能性はある
「ブイ!」
窓から飛び降り、エーデルフェルト邸のインターホンを鳴らす。跳んで叩いた
カメラが着いているため、玄関先を見るのもあるだろうから数歩離れて見えるように
「...迎えに行かせますわ」
暫く待つと、美遊が扉を開けてくれる。
しかし美遊は問いかけた
「ここから先に足を踏み入れたら、貴方は引き下がれなくなる...イリヤの為に行動してるつもりなら、家でイリヤと一緒にいた方がいい。それでも来るの?」
「...」
静かに頷く。しかし気になることが
逃げたイリヤに対して何か思ってないのか
美遊の様子を伺うように歩いていると
「...私は大丈夫。イリヤと貴方だけは絶対守る。今回の戦いも含めて。任せて」
「貴方、正気?」
「イブイッ!」
「貴方が戦うことで、イリヤが傷つくとしても?」
「...ブイ!」
凛の睨みに、睨み返す。気持ちは変わらないと伝えるために
「...負けた。いいわ、貴方がいてくれるとこちらとしても助かるし」
向かった先は建築中のビル
魔法少女姿の美遊とルヴィア、凛、そして自分がいる
「最終決戦、行くわよ!」
「はい!」「ブイ!」
ジャンプし、鏡面界に来ると目の前にはヘラクレス...バーサーカーが
「ブイは私の指示を聞いてもらうわよ」
頷いて跳んでヘラクレスの前に立つ、強大な敵に小動物が挑む図は中々見られないものだが、そんなのアニポケで散々見てきた。
ピカチュウをリスペクトして
「美遊の前に出なさい!でんこうせっか!」
指示通り走ってヘラクレスに突進するが、効いていない。これは
「怯まないか...いいわ!"まもり"なさい!」
"まもる"を発動させ、ヘラクレスの拳を防ぐ、そして
「今ですわ!美遊!」
「
刺さった。けど十二の試練が健在なのは確認済み、奴は美遊を薙ぎ払うのは分かるから美遊に軽いでんこうせっかでその場から退かす
「っ!助かった。ありがとう」
「ブブイ!」
「死んでない...?」
『いえ、恐らくですが、一度死んで、その後蘇ったものかと。生命活動が停止したのは確認しましたので』
「まさか!?」
『敵は
いつ聞いてもチートだよな...ここからすることは2択ある。逃げるか時間稼ぎか...取るべきは...美遊を見たあとお互い頷いて
「ブイッ!」
アイアンテールで床を叩き、足場を崩す。瓦礫の中をでんこうせっかで行ききして的を絞れないようにする
「イ〜〜ッブイ!!」
真上から"とっておき"をヘラクレス相手に叩きつけた。頭突きに近いのだが
蘇生する気配を確認したらその場を離脱し、美遊の声を聞き取り廊下内を走り回る
「っ!...敵は?」
床を突く。下にいると教えると美遊はクラスカードを取り出した。
イリヤが凛に渡したウチの1枚、セイバーのカードを
『美遊様?ブイ様と合流したので撤退をした方が...』
「サファイア...前に言ったよね。クラスカードの真の使い方をブイがしたと」
『...はい』
「今からそれをっ!?」
ヘラクレスが床を破壊して現れた。自分も予め渡されていたライダーのカードを使用し、突っ切る
「ブイブイ!」
「っ、分かった!告げる! 汝の身は我に! 汝の剣は我が手に! 聖杯のよるべに従い この意この理に従うならば応えよ! 誓いを此処に! 我は常世総ての善と成る者! 我は常世総ての悪を敷く者──! 汝 三大の言霊を纏う七天! 抑止の輪より来たれ 天秤の守り手よ」
何度も聞き続けた呪文、それを聞きながら、かげぶんしんとふるいたてるを使い、すてみタックルを何度も繰り返す。
すてみタックルの仕様がゲームやアニメと同じなら反動を受けるのはダメージを与えた時のみ、十二の試練で1度目は与えられても、2度目はなくなっている。つまり自分が受けるダメージは0で相手を吹き飛ばせる突進になっている
「撤退は...しない!」
「ブイ!」
騎士姿の美遊と、白い色違いイーブイとなった自分がヘラクレスを睨みつける
to be continued
ポケモン交換じゃないけど、凛の手持ちになったブイ...と、思いきや、美遊の手持ちに変わる....
あと2話で無印編終わらせます