プリズマ ☆イリヤ イリヤのペットのイーブイです   作:古明地こいしさん

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寝るか...


16話 奇跡の体現者

『さぁ、そして今日の運勢最下位は...ごめん!かに座の人!今日は外に出ない方がいいかも?ラッキーカラーはスカイブルー、ラッキーアイテムは赤いステ』

 

そこでイリヤがテレビを消した。

言葉の意味が分かるのでイリヤの顔色を伺ってる

どうもお気に召さなかったようで、イリヤはかに座なので...

 

「行ってくるね。ブイちゃん」

 

「ブブイ!ブーイ!ブーイ!」

 

さて、自分はイリヤの部屋に行きますか

 

「...ッ!?」

 

「おはよ、ブイ。ちょ〜っと行ってくるから、待っててね♡」

 

昨日の...イリヤの分身...もとい、クロ...それが去っていって...って

 

「ブ〜ッイ!」

 

窓から飛び降りて着地してクロを追う。

いまいちこの世界の事を忘れかける

理解した時に全て思い出すみたいで

とにかく走ってクロを追うが炎、流水、電撃が屋根の上から確認できた

匂いを追って、焦げた匂いや水臭い匂いを嗅いで見つけたのはイリヤでもクロでもない。

3つの石。見た目はその辺の石っころと変わらないが

その実、自分には分かるこの石の真価を

恐らくほのおのいし、みずのいし、かみなりのいしだ

 

触ると進化する...よな...無理やり布使って噛んで集めたけど...

 

「ブイ?何してるのよ?」

 

「ッ!....」

 

クロを睨む、お相手様が帰ってきた。

確かこの時間帯はイリヤに攻撃してたはず...

この惨劇もクロが起こした事だし

 

「お家で待ってないとダメじゃない」

 

布を風呂敷みたいに使って進化の石を持って逃げる

 

「帰るなら送るわよ?」

 

「...ブイ」

 

そっぽ向くように布を引きずって帰る

 

「...」

 

進化の石を布で噛みながら並べてみたが...

うーむ、なぜほのお、みず、でんきの3つがここで揃ったのか。

この世界に存在しないはずだけど

いや、自分という存在があるため、こういうイレギュラーもあるよな

 

「ブー...」

 

ゴロゴロしながら考える。

進化かぁ、ついこの間考えたけど、必要な事だよね...うーむ

 

「ブイ...ブイ...ブイ!...ブーイ...ブッ!」

 

「ただいまってブイちゃん何してるの?」

 

「ブイブイ!」

 

進化の石を布で咥えてイリヤの渡す

 

「え?え?この石っころでなにするの?遊ぶのならまた今度で、今リンさんたちに呼ばれてるから私たち行かなきゃ『待ってください!』ルビー?」

 

『むむむ...これは...』

 

「もしかしてこれ、宝石みたいな凄い石なの?」

 

尻尾をフリフリしながらルビーの言うことを期待して待ってる

 

『魔力の籠ってる石です。それも有り得ないはずの...』

 

「有り得ない?確かにブイちゃんがそんな簡単に拾ってくるものなら凄いものなんだろうけど...」

 

『第三魔法の一部がこもってます』

 

「第三魔法?えっと、それは?」

 

『一言で説明するならば、この石は使っても無くならない物質です』

 

やはり自分が感じた存在感、それはポケットモンスターSPECIALの使ってもなくならない進化の石からきてるものか。

あとは自分が進化と退化が...あ...そっか...自分はその感覚を知ってる...

 

「ほぇ...とりあえず持っておけばいいの?」

 

『いえ、私の拡張パーツとして持っておきます。カードと同じように』

 

「うん。お願い、それじゃ行こっか。行くよ!ブイちゃん!」

 

そして聞けば、クロはイリヤを殺そうとしていたと。

そして出力が落ちて弱体化したとのこと

 

「私で良ければ協力するけど...何か手があるかな...」

 

「あるわよ!貴女の了承だけが最後の砦だったのだから」

 

うわぁ、この悪魔。赤い悪魔だわ

 

「ブィッ...」

 

凄い呆れる構図。イリヤが紐で吊るされている

そして下には豪華な料理

こんなので釣られるのもどうかと思うと目の前のクロに言いたかったが

それを伝える術はない

 

「イリヤ!予定通り!」

 

「うん!」

 

「あら、ミユが出るのね。いいわ、相手して...あげる!」

 

クロが美遊を襲う。是・射殺す百頭(ナインライブス・ブレイドークス)...これはヘラクレスの持つ岩剣を全て剣術に変えた剣戟の極地...少し緩いがそれが美遊を襲ってる

 

「くっ...防げ...なっ!?」

 

「はい、ミユ脱落。カレイドの魔法少女の弱点、その1。近接戦闘に弱い事、その2、ステッキが手から離れてから30秒が経てば転身が強制解除される。又は30メートルを離れても強制解除」

 

「っ!」

 

でんこうせっかで美遊の前に立つ。威嚇するようににらみつけるが、離れてくクロ。

美遊には何もしないのは分かるが

 

「ッブィ!」

 

クロと同速で走り、アイアンテールで攻撃しようとするが

 

「ストップよ!ブイ!」

 

「!?」

 

体が止まる、イリヤの命令じゃないのに...イリヤの命令?

クロは...イリヤ...っ!!?自分の天敵じゃないか

 

「ブイちゃんさがって!」

 

「ッ!」

 

飛び跳ねて躱すが

 

「来ると分かってる斬撃なんて怖くないわ。それより貴女、ブイを殺す気なの?避けなかったらブイは死んでたわよ?」

 

「私のブイちゃんはそう簡単に音を上げないよ!」

 

「あら、いつからそんな根性論言うようになったのかしら?それと、そこの2人、沼にハメようとしてるのぐらい分かってるわよ。"その手"にはかからないわ」

 

「「っ!!」」

 

凛とルヴィアが息をひそめていたが、バレた事で動けなくなってる

あの沼か...って、それって最終手段でクロを捕まえた方法だったくない!?

どうすれば...っ!

直ぐにイリヤの下に寄って、地面に絵を描く。絵なんて言えないぐらいの簡単なものだが

 

「これは...」

 

『向こうが全てを知ってるなら、向こうが知らない情報で戦いましょう!』

 

「でも知らない情報って何が」

 

『あります!右足のポケットを!』

 

「これ?ってさっきの石っころ!?これで勝てるの!?」

 

「ブイ!」

 

あの感覚(インストール)を忘れずに、解除の感覚を何時でも使って対応する、そのてきおうりょくを!

 

「...うん、行くよ!ブイちゃん!」

 

「ブィイイイイイ!!」

 

「貴女...何を...」

 

エネルギーが漂う。

熱い感覚、しかしいつでも離れられるこの感覚はきっと

 

「ブースゥウウウ!!」

 

進化と退化の体現。

イーブイ→ブースター→イーブイになれるということ!

 




夜に恐らくまた書きます。
それではおやすみなさい
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