プリズマ ☆イリヤ イリヤのペットのイーブイです   作:古明地こいしさん

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2話 イリヤのペットです...ポケモンは友達じゃ?

「ん〜...」

 

主の声で、目が覚める。耳が敏感ってのも考えものだな

 

「ブィ...」

 

眠い...けど自分が寝ちゃあ、イリヤを起こす人がいなくなる。人じゃないけど

 

「ブイ」

 

ぺちぺちとイリヤの顔を叩く、肉球が柔らかいため、気持ちいいだろう。俺はもふもふしてるからぁ!?

 

「ブブイ!?」

 

抱きとめられる。人形じゃないぞ!?抱き枕でもないぞ!?

 

「もふもふ...ブイちゃん気持ちいい...」

 

し、仕方がない。ここは"わざ"を使わざるえないな。あまり使いたくなかったが

 

[イーブイのしっぽをふる!イリヤのぼうぎょがさがった!]

 

「くすぐったいよブイちゃん!」

 

起きたか、毎回これやって起こしてるから懲りないものかと思ってる。

ベッドから飛び降りて扉に近づく。

そのままジャンプしてドアノブを回して扉を開ける

この身体になって、分かったこと

俺って絶対6Vだな

 

「ブイブイ!」

 

下で待ってると言って、階段を飛び降りる

 

「ブ〜イ!」

 

前足をあげてみんなに挨拶する。とことこと歩いて

 

「おはよう。ブイ、イリヤ起きたのか?」

 

首を縦に振り、頷く。そのままリーゼリット(リズ)のとこに来るといつものをねだる

 

「んー?ブイブイ、ご飯だよね。待ってて〜」

 

イーブイになってよかったかもしれない。結構快適な暮らしだ。

ただし太らないように気をつけないとな。デブブイになっちゃう

 

「ほい、肉だぞ〜」

 

「...」

 

しかしこの待遇は許せん。リズは人を...ポケモンをなんだと思ってるんだ?...あ、愛玩動物だったわ

 

「...ブイ」

 

リズを無視して士郎の所に行く、ズボンの裾を引っ張って気を引く

 

「リズ、やりすぎだ。ブイ、俺が取ってきてやるよ」

 

座って待ってる自分は完全に犬だ。いや、そもそもイーブイって、ペット専門みたいなとこあるから...???

 

「はい、おあがり」

 

「ブイ!」

 

右前脚をあげてお礼を言うと食べ始める。しばらくするとイリヤが降りてくる

 

「おはよ〜...」

 

「おはよう。イリヤ」

 

「おはようございます。イリヤさん」

 

「グッドモ〜ニング。イリヤ」

 

みんなバラバラだな。そんな中、自分の挨拶は...

 

「ブイブブイ!!」

 

ピッピカチュウみたいな挨拶だが、これが自己流の挨拶なのだ。

 

「おはようブイちゃん。今日ももふもふだね」

 

撫でられて自分も気持ちよくなっている。猫や犬が撫でられるってこういう気持ちなんだな。主に撫でられると嬉しいって気持ちはでかいな

さて、これからの議題なんだが、自分はどうやってこの世界を生きていくか...だ

なんせ魔術師がわんさか...なのかは知らんがいる世界で、この身体は地球上に存在するものではない。

一種の神話生物にも等しい(知らんけど)

だから、隠れて生きてく必要がある...が

 

「ブイちゃん、散歩に行こ」

 

これである。確かに太りたくないし、運動は大事だけど...いや、イリヤが犬と言い張れば!

 

「ブイ!」

 

主には逆らえないのである

 

「私、ペットとか初めてだからお手柔らかにね?」

 

その意味深な言い方どうにかなりませんか?

さて、散歩用の服を着る。

え?なぜ服を着る必要があるかって?

士郎が用意してくれた!

 

「ブ〜イ!」

 

嬉しくて飛び跳ねる。

あれから分かったことだが、直ぐに感情が行動に出るようだ

 

「行こっか!」

 

「ブイ!」

 

リードがないのは嬉しいな。リードがあったら完全なるペットだったからな。いやまぁ愛玩動物ってのは変わらないんだが

これが今の日常である。

しかし、こんな日常も壊れるのを、イーブイは忘れていた

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